「赤城耕一の『カメラはデザイン勝負』ニコンDf」(CAPA2021年2月号) ― 2021年01月26日 00時00分00秒
写真家の赤城耕一氏が写真雑誌CAPA2021年2月号の連載「カメラはデザイン勝負」でニコンDfを取りあげている(92~93ページ)。
以前から書いているが、Nikon Df はその写りが当時のフラッグシップD4と同じで私の好みの写りだ。ただ、動画撮影機能が省かれているので私はそこを残念に思っていた。しかし、当時の動画の写りはよいとしても当時の動画のオートフォーカスが全然駄目だから、いまから考えるとまあ動画機能はそんなに重要ではなかったのかなと思った。まあ貧乏性なのでカメラ買うとしたら1台で何でもできるに越したことはないのでそう考えたのだ。
またD300でスポーツ写真撮っていて周囲の人に「そのカメラは動画撮れるのか」私「撮れません」「なぜそのカメラは動画が撮れないのか」などとよく訊かれたので、次に買う機種も動画撮れないのはなんか嫌だなと思っていた面もある。まあ一般人からしたら、スマホやそれ以前のガラケーでさえ動画撮れるのになんでそんな値段が高くて嵩張るカメラが動画撮れないのか意味不明だと思うのも無理はない。性能が高くなればなるほど同時に満たせない機能が増えるというのは、マニア経験のない人には分からないのだろう。ニコンってこういうところの一般人心理に配慮がない会社だったな(なぜか過去形)と思った。
さて、CAPAの記事だ。CAPAを買うのはおそらく15年ぶりぐらいかも。CAPAはかつては学研が出していたのだと思うのだが、今奥付を見ると「ワンパブリッシング」と書いてある。2019年か2020年までは学研だったのが最近変わったらしい。バイク雑誌もそうだが、最近は雑誌の移籍が多いなぁ。
十分前置き長かった(すまん)。赤城耕一氏の「赤城耕一の『カメラはデザイン勝負』ニコンDf」なのだが、ニコンDfの魅力は十分に伝わってくる。その中でも「ああ、ニコンDf欲しいな」と思わせる赤城耕一氏の必殺フレーズはこれだ。
ちなみに、FXフォーマット(35ミリフルサイズ)のニコンの一眼レフでは、Dfは現時点で最も小型軽量だ。
35ミリフルサイズのニコンのDSLRで最も小型軽量…、35ミリフルサイズのニコンのDSLRで最も小型軽量…と頭の中でこだまする(笑)。
えー、D600とかD610とかD750あたりが最も小型軽量なのかと思っていた。
Df | D600 | D610 | D750 | |
---|---|---|---|---|
寸法(幅×高さ×奥行き) | 約143.5×110 ×66.5mm | 約141×113 ×82 mm | 約141×113 ×82mm | 約140.5×113 ×78mm |
質量(本体のみ) | 約710g | 約760 g | 約760g | 約750g |
おお、本当だ。横幅はDfが少し長いが、ほかはすべてDfが短いし軽い。軽いのか。これはお散歩写真で重要な点である。話は逸れるが、重量ではなくて質量というところがニコンらしい。
うーん、これだけでDf欲しくなってしまった。写りはD4と同等だし。あとはブラックかシルバーかだよな(←ヤバイ)。
所有しているパンケーキのAi Nikkor 45mm F2.8Pがシルバーなのでボディもシルバーかなぁ(←かなりヤバイ)。
まあ問題は、今カメラ買っても外で写す機会がほとんどないことだ。はやく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)収束しないかねぇ(←ちょっと冷静になった)。
【関連追記】
Cameraholics(カメラホリック)Vol.4 ― 2020年12月13日
赤城耕一の「アカギカメラ」第8回:ニコンDfとFマウントニッコールを再検証(予備知識編)(デジカメWatch) ― 2020年10月20日
ニコンDfには絞り環つきレンズを!(赤城耕一写真日録) ― 2013年12月17日
【関連追記ここまで】
JR鶴見線国道駅:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm(35mm判換算27mm相当)、F3.5開放、1/160秒、ISO 200、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF(周囲9点加味) 、高感度ノイズ低減:標準、NEFファイルをCapture NX-Dで現像(アクティブD-ライティング)
国道駅の鉄骨アーチが美しい。Df買ったらこういう写真がCarl Zeiss Distagon T* 28mm F2 ZFで撮れたりするのか(←またまたヤバイ)。
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