バイク用エアバッグhit-airを購入(Honda CRF250L)2020年11月04日 00時00分00秒

無限電光 バイク用エアバッグhit-air MLV-Pブラック

バイクネタですまん。SONY α7Cに物欲が湧き起こったのだが、色々と評判を見ているとアレなところが見えてきてだったらα7IIIの方がとか考えていたら、α7IIIって新品と中古の価格差があまりないのに気が付いて正気に返ったHaniwaです。この緩んだ物欲をどう消化しようかと思っていたら、そういえばバイク用のエアバッグを以前から買いたいと思っていたが、少し高いので躊躇していたのを思い出した。こんなんα7Cに比べたら安いやん(←完全に財布の紐が緩んでいる)。

ということで、安全が金で買えるんなら安いやんというスローガンの下、無限電光というメーカーが出しているバイク用エアバッグhit-airを買うことにした。

色々種類があるのだが、ウェアに仕込んであるタイプはそれしか着られないので、ベストタイプかハーネスタイプになる。ベストタイプは夏は暑そうなので、ハーネスタイプにすることにした。その中でもヨーロッパの警察や日本の白バイ隊が採用しているMLV-Pにすることにした。ハーネスタイプで反射材が付いたタイプだ。反射材以外の部分の色はイエローとブラックがあって、イエローの方が昼間の視認性が高そうなのだが、汚れたときのことと、下に来ているアウターウェアとの相性を考えてブラックにした。なお、日本の白バイ隊は青の特注MLV-Pを使っていて、背中部分に「警視庁」とか「神奈川県警察」などと書いた横長の反射材が追加されているようだ。青のMLV-Pは一般人には売ってくれない。

それで、このMLV-Pは定価45100円(税込)するのだが、だいたい税込み4万円前後で買えるようだ。検索すると税込み3万5千円というネットショップがあったのでそこで買うことにした。オートメリッサという店舗だ。調べると自動車・バイクメーカーのスズキの関連会社のようで、信用できるようだ。ほかよりも5千円も安いのはありがたい。ただ、在庫はなく、注文後に発注するので4~5日掛かるとある。それで購入時に最短日の指定(5日ほど先)をしてしまったのだが、これが失敗だった。注文したら2日ほどで発送されたのだが、佐川急便なので、指定日よりも前倒しできないのだ。近くの佐川急便に2日も留め置かれて指定日に配達された。オートメリッサでhit-air買うときは配達日の指定無しにしておいて後から都合のよい時間に変更した方がよい。

届いたhit-air MLV-Pブラックはちゃんと新品で、アマゾンの混合在庫のように返品されたものが送られて来たような形跡はなかった(Yahoo!店で購入)。そうそう、オートメリッサは、オートリメッサ 楽天市場店とオートリメッサ アマゾン店とオートリメッサ Yahoo!店とがある。私は最初に検索したときは楽天だったのだが、次に検索したときにはYahoo!店の方で、最終的にはYahoo!店の方で買った。買っている途中でTポイントとかPaypayとか言ってくるので変だなと思った。各自の利用しているサービスに応じてポイント等が付与されるのでお好きなネットショップで買うのがよいと思う。ただ、アマゾンは混合在庫の可能性があるので私はお勧めしないが、オートリメッサ アマゾン店は店舗からの直送のようだ。あと、今見たら、アマゾン店は値段が違うようだ(3千円超ほど高い)。

さて、このバイク用エアバッグは、バイクとワイヤーで繋がっていて(脱着可能)、それが強く引っ張られると外れてガスボンベからエアバッグにガスが発射されて膨らむというシステムになっている。そのため車体のどこにワイヤーを付けるのかが重要になってくる。

無限電光 バイク用エアバッグhit-air MLV-Pブラックの伸縮ワイヤーをHonda CRF250Lのシート下フレームに取り付けたところ

ボンベは右側に付いているので、車体の右側に付けろとある。普通はバイクのシートを外してシート下のフレームに取り付けてシート下からワイヤーを出す方法がとられるようだ。Honda CRF250Lにも最初そのように取り付けて、10kmぐらい走ってきた。

無限電光 バイク用エアバッグhit-air MLV-Pブラックの伸縮ワイヤーをHonda CRF250Lのシート下フレームに取り付けてシート下から出したところ

車体側の伸縮ワイヤーが太腿に当たって不快だ。これで長時間乗るのはちょっと嫌な感じだ。

CRF250Lのシートを外して前方ガソリンタンク部分をみたところ(この写真は後述の右側フレームに無限電光hit-air用伸縮ワイヤーを取り付け済み)

もっと車体の前の方からワイヤーを出したいのだが、CRF250Lのシートはタンクの上の方に乗り上がるようになっているので、前方はガソリンタンクでどこにもワイヤーを取り付けるところがない。シート下の前方フレームに付けて、シートの前側からワイヤーを出すにしても、前方に引っかかるところがないから、結局真横から出てくることになる。

CRF250Lの車体右側ガソリンタンク下のフレームに無限電光hit-air用伸縮ワイヤーを取り付けて前の方から出すところ(サイドカウルは外してある)

仕方ないのでCRF250L車体の前の方でワイヤーを付けるフレームを探した。写真のようにガソリンタンクの横のフレームにワイヤーを取り付けて、少し前の方のサイドカウルの空間から出すことにした。その際にプラスチック製のカウルにワイヤーの力が掛かると、事故時に強く引っ張られたときにプラスチックが割れて、ボンベが作動するのが遅れる可能性がある。それで、カウルを止めているネジの根元のフレームに引っかけてからカウルの空間からワイヤーを出すことにした(クリップ型のボルト受けが錆びててすまん)。この作業が各バイク毎各ライダー毎に違うので、ちょっと面倒だが、確実に動作させるためにはよく考えて取り付ける必要がある。

無限電光hit-air用伸縮ワイヤーをHonda CRF250Lのタンク下フレームに取り付けてサイドカウルから出したところ。ワイヤーはフレームのサイドカウル取付け部突起の下側を通している。

それで、この伸縮ワイヤーは使っていないときはぶらぶらしてしまうので、これを留めておく「バックル型収納用ワンタッチコネクター」というのがあるのだが、MLV-Pには同梱されておらず(伸縮ワイヤーは1本同梱)、別売となる。1000円ほどする。オートメリッサはhit-air本体は安いのだが、こういう付属品を扱っていないという弱点がある。

無限電光hit-air用バックル型収納用ワンタッチコネクター

タンデム(2人乗り)時に後ろの人にMLV-Pを付けるには、後ろの人に丁度よい場所に伸縮ワイヤーを付ける必要があり、当面もう1個MLV-Pを買うかどうか迷っているので、伸縮ワイヤーももう1本よそで買うことにした。Webikeで伸縮ワイヤー2本とバックル型収納用ワンタッチコネクター2個を買った。合わせると5千円超えた。まあ本体が5千円安く買えているのでよいのだが、エアバッグ本体に比べて、ワイヤーやワイヤーを留めておくコネクターがちょっと高いような気がする。あと、収納用のコネクターは本体に同梱しておいてほしいな。常時hit-air着るからワイヤーは収納しないだろということなのかもしれないが。

あと、伸縮ワイヤーの取付けについて、バイク用品販売店の動画があるが、参考にしない方がよい。南○部品の動画だと、伸縮ワイヤーのフレームへの取付け部を調整しないままに取り付けていたが、これは正しくない。無限電光の動画や無限電光の付属説明書を見てきちんと取り付けて欲しい(確実な作動確保と伸縮ワイヤーの盗難防止のためにも)。

ということで、しばらく使ってみてよいようなら後部乗車人員用にもう1個hit-air買うかも。

【追記】ちなみにMLV-Pのサイズだが、Lと2XLしかない。服やレインウェアの一番上にhit-airを着用するので、冬のことを考えると大きい方を買うことになる。普段日本サイズのLやXLを着ているので、hit-air MLV-Pは2XLにした。横のマジックテープ付きのベルトで調節できるので、薄着で2XLを着てみたが、ちゃんと調整すればぶかぶかすることもなく着用できた。調節範囲が広いので、迷ったら大きい方を買うので大丈夫だと思う。サイトのサイズ表をよく見て決めてくだされ。あと、子ども用にはhit-air SKVという製品がある。【追記ここまで】

ちなみに、hit-airのサイトにある事故遭遇体験レポートの一般道で100k/hで転倒した事例は、参考にはなるがどうなのよと思う。60km/h制限だったら40km/hオーバーなわけで、これ赤切符(6点)やろ。6点って一発免停だぞ。まあ事例としては貴重な体験だろうが、ちょっとねぇ。

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