ニコン接写リングPK-11A・PK-12・PK-13とBR-3・BR-5・BR-6が旧製品に ― 2020年10月15日 00時00分00秒
八百富写真機店のツイッター(ヤオッター)によれば、ニコン接写リングPK-11A・PK-12・PK-13とBR-3・BR-5・BR-6が旧製品になったそうだ。
生産完了とは……驚き
— 八百富写真機店 ヤオッター (@yaotomicamera) October 14, 2020
NIKON Fマウントを構成する歴史あるアクセサリーの一つが旧製品になっていた。接写リングモデルKに始まったNIKONマクロフォトアクセサリー…残念無念
NIKON PK-11Ahttps://t.co/IsSMQ2AkSE
NIKON PK-12https://t.co/OmdoDa8QMV
NIKON PK-13https://t.co/vIqP1NpwLm pic.twitter.com/jLfWow5Dgb
加えてこの3つも旧製品扱い
— 八百富写真機店 ヤオッター (@yaotomicamera) October 14, 2020
「使う使わない、それは大したことでない」
「あるから私は買うのだ」
「買ってから使いようは考えたらいい」
そんな思いにさせてくれたアクセサリー達。万感の思いは諸行無常
BR-3https://t.co/Kh0YHL5tff
BR-5https://t.co/LbzWF5Owed
BR-6https://t.co/56rHV6J7m6 pic.twitter.com/5ukAIhdoSR
これに関連して以前からずっと気になっていたことがある。ニコンは絞り環をなくして、また電磁絞りに移行していったが、絞り環ないレンズや電磁絞りに対応した接写リングやリバースリングはずっと出さないで来た。どうして出さないのか。
Zマウント用にも出ていない。
レンズ交換式のカメラは、色々なレンズがあり、そのレンズも、なんと!接写リングを使うともっともっと寄れて拡大して写るんですよ!→接写リングPK-11A、PK-12、PK-13があります!
レンズを逆向きにつけると等倍以上では正向きよりも画質がよいんですよ!→BR-2Aがあります!その際にこういうアクセサリーが撮影を快適にサポートします!→BR-3・BR-5・BR-6があります!
というのがなくなってしまったんだよね。要するにそういう撮影は知らん、と。
ちなみにこのブログや私のツイッターのアイコンに使っている埴輪の写真は実物が高さ45mm・幅10mm程度の小さなもので、Ai AF Nikkor 50mm F1.4DをBR-2Aで逆向きにカメラに付けて撮ったものである。ほぼ等倍のはず(1/1.1倍)。BR-3を使ってフードやフィルターを逆向きにしたレンズのマウント部分に装着して撮影している(35mmフィルムで撮影したものをNikon SUPER COOLSCAN 5000EDでスキャンしたもの)。
接写リングPK-11A・PK-12・PK-13は、あまり使うことはないが、3個とも持っている。AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S などマニュアルフォーカスのマイクロレンズは単体では0.51倍ぐらいまでしか撮影倍率が稼げず、PK-13を使ってはじめて等倍になるようになっていた。AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sも旧製品にしたから、いまからレンズだけ中古で買ってPK-13の新品買って済まそうというのを阻止しようという魂胆なのかな。以前は本体が販売終了になってもアクセサリーはずっと永くラインナップしていたものだ。ニコンがそういう会社でなくなって久しい。
BR-3は上述のように、反対向けにつけたレンズの、もとはカメラの方に嵌まっていたマウント側に、ねじ込み式のフードやフィルターをつけられるようにするものだ。これ自体がフードみたいな形なので、レンズの後ろ玉を傷つけたりしないためにもBR-2Aと一緒に持っていた方がよいアクセサリーだ。自分はBR-2AとBR-3は一緒に買った。
BR-5リングは、フィルター径が62mmのAi Nikkor 20mm F2.8Sをリバースするために買った。20mmレンズを逆向きにすると撮影倍率が3.4倍になって撮影がかなり難しいのであまり使っていない。ベルボンマクロスライダーを中古で買った ― 2020年08月11日ので、20mmレンズのリバース撮影に挑戦しようかな。
オートリングBR-6は持っていない。これはベローズ撮影するときにあった方がよいアクセサリーだが、ベローズを持っていないので買っていないのだ。
接写リングPK-11A・PK-12・PK-13とBR-3・BR-5・BR-6のどれも単品ではそんなに値段の高い物ではないので、撮影の幅が広がるので持っておいて損のないものだと思う。
このあと、Gタイプや電磁絞り用の接写リングが出ないのなら、ニコンはこういう分野の撮影を捨てたということなんだろう。
【今回旧製品になったもの】
AI オート接写リング PK-11A
AI オート接写リング PK-12
AI オート接写リング PK-13
BR-3リング
BR-5リング
オートリングBR-6
【まだ現行品のもの】
BR-2Aリング
写真は記事とは関係ない。新宿大ガード西:Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/518.4秒、ISO50、プログラムAE、AWB
これ、もうちょっと右に振って撮ればよかった。車の切れ目に合わせるのに注意がいってしまっていた。さて、この交叉点のビルが以前から気になっていた。立ち止まってよく見ると後ろの大塚商会の広告の載ったビルは手前の低い3つのビル(まねきねこや東京調理菓子やその左のビル)を取り囲むように建っている。3つのビルはかなり古いビルのようだが、りそな銀行のATMが入ったり多くのテナントが入っている。交差点に面している角地なので絶対に手放したくはないんだろうな。いろいろと興味をそそるビルなので、末永く維持して欲しい。でも耐震性とか大丈夫なのかなぁ。前歩いてたら地震で倒壊とか洒落にならんから…。後ろの大塚商会の看板のビルは上部が何かで3フロア分ぐらいの高さで囲ってあるが中はどうなっているんだろう?興味は尽きない。
コメント
_ ノーネームしたん ― 2020年10月15日 13時50分22秒
_ みっち ― 2020年10月15日 15時04分51秒
>これ、もうちょっと右に振って撮ればよかった...
昨今のスマホは、これができるようですね。標準のカメラで撮っている時も、広角のカメラで同時に記録しており、あとから、撮影範囲を拡げようなんて思ったら、できてしまうという。(驚)もちろん、つなぎ合わせ部分の処理は、それなりにやってくれるし、どうせ画面端だから、あまり問題にはならないという。撮影してる時だって、レンジファインダーみたいに、撮影範囲の外が見えています。やるもんですなぁ。
>AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sも旧製品にしたから、いまからレンズだけ中古で買ってPK-13の新品買って済まそうというのを阻止しようという魂胆...
う~ん、そんな野暮なことは考えていないと思いたいです。もっとも、みっちはどちらも中古で買いましたが。(爆)
フィルムのデジタルデュープ化は順調です。今はライトボックスの上に、手作りの木製フレームを置き、その上にカメラを垂直に乗せて、デュープしています。要はレンズ先端からフィルム面までに、50-60mmほどのクリアランスが取れればよいので、三脚とかコピースタンドとか、大げさなものは必要ないです。等倍撮影とは云っても、多少周りに余白を残したりするので、実際に得られる画像はα7R3を使うと、3800万画素(7600x5000ほど)くらいになります。5300dpi相当ですので、解像度的には十分でしょう。LomographyのDigitaLIZA活躍してます。また、Negative Lab ProはV2.2.0にアップされ、NLPの中でグレーポイントの指定もできるようになって、一段と使い勝手が上がりました。
_ タロウカジャ ― 2020年10月15日 15時20分50秒
ただニコンはライカと同じで中古機材が潤沢なのとライセンスの有無は存じませんがレンズ等メーカーが提供している機材も潤沢にあるのでなかなか利益が上がらないのでしょう。
Zレンズのほとんどの商品が10万円超えなのでFマウントからの乗り換えもおいそれとは決断できません。
以前も書きましたが自分を含めて写真機材は十分に持っておられるので実は不自由しない。
ニコンのカメラ部門が大赤字なのも理解できるような気がします。
_ kgr2007 ― 2020年10月16日 10時09分14秒
>絞り環ないレンズや電磁絞りに対応した接写リングやリバースリングはずっと出さないで来た。
…要するに、残念ながら「売れないからやめる」ということでしょうね。こういう報せは、残念と同時に歯痒いですね。
確かに、あっても滅多に使わないかもしれませんが、あるから工夫をする・知恵を絞って応用的な使い方を覚える・咄嗟の時に閃くわけで、手元に無い人は永久に頭に浮かびません。知らないまま一生過ごすのとは大きな違いがあり、一度覚えれば確実にその人の引き出しが増えるんですけどね。
_ 酒飲老師 ― 2020年10月16日 13時04分41秒
_ Haniwa ― 2020年10月16日 13時27分02秒
>開発側(まあ商品企画側)がそれらを必要がある撮影をしないのと、
>本質的にカメラとかを好きではないから関心が無い、
>という事では?、
>よく要望が無いというのも話に出てきますけどお客さんがなぜそういう要望を出さないか?、
>も自動的にわからなくなります、
>そして短期的には成果が上がる選択と集中とか切り捨てる経営をします、
>その結果が中~長期の地獄が始まります。
仰るとおりだと思います。
1 NIKKORレンズの絞り故障がますます頻発しているようですが、思い起こせばCOOLPIX S30で同様の故障が先に出ていました。ニコンはこれを所有者に確認もなく勝手に新品に交換して送り返していました。
COOLPIX S30、3年半で壊れる ― 2016年01月21日
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2016/01/21/7997569
これの「修理」と称した新品交換も委託業者に任せていたようで、故障はフィードバックもされずに捨て置かれていたのでしょう。カメラ以外にはステッパーぐらいしか主要事業がない会社にしては本当にお粗末です。そういう地獄が始まっているんでしょうね。ニコンがアクセサリーなどを大粛正してもう17~8年ぐらいになりますし。
>なので3代目で潰す云々がよく言われるのですが、3代目がどんなにしっかりしていても叔父叔母とかが足枷で……、はよく聞きますよ。
それ、うちの親戚であったような…(笑)。直系の嫡男が駄目駄目で騙されそうになったところをただ一人相続放棄しなかった叔父さんが頑張って反対したので変なところに売らなくて済んだという結果だったみたいですが。たいした価値のある不動産でもなかったようですが。
>でもまあ外壁はちょっと覚悟を…………
やめて(泣)。そういえばビル全体を網で覆ったような古いビルとかありますよねぇ。
_ Haniwa ― 2020年10月16日 13時37分47秒
>昨今のスマホは、これができるようですね。標準のカメラで撮っている時も、広角のカメラで同時に記録しており、あとから、撮影範囲を拡げようなんて思ったら、できてしまうという。(驚)もちろん、つなぎ合わせ部分の処理は、それなりにやってくれるし、どうせ画面端だから、あまり問題にはならないという。撮影してる時だって、レンジファインダーみたいに、撮影範囲の外が見えています。やるもんですなぁ。
それ、いいですね。デジタルだからこそという感じです。
このときは、手前の道路に車が通ると向こうのビルの足元が写らないので車が途切れることばかり考えていたらこんな写真になってしまいました。こういうときはやっぱりファインダーを覗くタイプの方がいいなぁと思いますね。手を前に出して撮るとどうしてもフレーミングが甘くなります。
そういえばHUAWEI P20liteも文書などを撮るときに、「動かさないでください。ブレを補正しています」などと出て、画角が微妙にふらふらと動いているときがあります。内部で複数ショットをとって合成しているっぽいです。出来上がった写真は細かい文字もぶれずに鮮明に撮れています(手持ち)。
>>AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sも旧製品にしたから、いまからレンズだけ中古で買ってPK-13の新品買って済まそうというのを阻止しようという魂胆...
>
>う~ん、そんな野暮なことは考えていないと思いたいです。もっとも、みっちはどちらも中古で買いましたが。(爆)
まあ程度のよい中古が潤沢にあるので無理に新品で買うことはないですね。この辺りのフードは同じものを複数持ってたりしますね。
>フィルムのデジタルデュープ化は順調です。今はライトボックスの上に、手作りの木製フレームを置き、その上にカメラを垂直に乗せて、デュープしています。要はレンズ先端からフィルム面までに、50-60mmほどのクリアランスが取れればよいので、三脚とかコピースタンドとか、大げさなものは必要ないです。等倍撮影とは云っても、多少周りに余白を残したりするので、実際に得られる画像はα7R3を使うと、3800万画素(7600x5000ほど)くらいになります。5300dpi相当ですので、解像度的には十分でしょう。LomographyのDigitaLIZA活躍してます。また、Negative Lab ProはV2.2.0にアップされ、NLPの中でグレーポイントの指定もできるようになって、一段と使い勝手が上がりました。
よいですね。フィルムスキャナを使うよりも時間が掛からないように思います。フィルムスキャナのスキャン時間って馬鹿にならなくて、膨大なフィルムをスキャンするうちに人生が終わってしまうような気がします(笑)。私もデュープしてみたいです。
_ Haniwa ― 2020年10月16日 15時39分44秒
>Aiマニュアルレンズの全て、Dレンズの大部分を販売終了とした流れでしょう。
>ただニコンはライカと同じで中古機材が潤沢なのとライセンスの有無は存じませんがレンズ等メーカーが提供している機材も潤沢にあるのでなかなか利益が上がらないのでしょう。
レンズの販売終了即アクセサリー終了って最後に買ったユーザーはフード同梱でないことに気づいて買いに行ったらもう売ってないということになりますよね。なんだか親切ではないというかこんなメーカーになってしまったんですね。
ニコンは純正信仰が結構強いメーカーなので、コアなユーザーほど高い純正レンズ買ってくれてたと思うんですね。実際に過去の製品は明らかにサードパーティ製とはレベルの違う性能を出していましたし、耐久性も高かったです。
>Zレンズのほとんどの商品が10万円超えなのでFマウントからの乗り換えもおいそれとは決断できません。
Dタイプの単焦点レンズなどはコンパクトでお手頃価格でそれでいて写りはよいので、それと比べると新しいレンズはたしかに性能はさらに上がっているんでしょうけど、考えてしまいますよね。
>以前も書きましたが自分を含めて写真機材は十分に持っておられるので実は不自由しない。
>ニコンのカメラ部門が大赤字なのも理解できるような気がします。
ニコンのカメラ部門が大赤字なのはここ最近のことではなかったでしょうか。中古を買う人も多かったですが、その中古も多くの人が新品で買って流れていったものですし。ニコンについてはいろいろとポイントとなる時点があって、そこでの経営判断などのちのちどなたかが解説してほしいものだと思っています。カメラに詳しい経済学者の方とか。
_ Haniwa ― 2020年10月16日 15時49分52秒
>…要するに、残念ながら「売れないからやめる」ということでしょうね。こういう報せは、残念と同時に歯痒いですね。
キヤノンは電子接点持ったエクステンションチューブ出してますよね。
ttps://cweb.canon.jp/ef/accessary/detail/9199a001.html
もうキヤノンの万能撮影には適わないということなんですよね。
ニコキャノと並び称されていましたが、あれこれなにするにも制限の多いややこしいメーカーというだけですね。
>確かに、あっても滅多に使わないかもしれませんが、あるから工夫をする・知恵を絞って応用的な使い方を覚える・咄嗟の時に閃くわけで、手元に無い人は永久に頭に浮かびません。知らないまま一生過ごすのとは大きな違いがあり、一度覚えれば確実にその人の引き出しが増えるんですけどね。
レンズって前に出すだけでこんなに拡大するんだ、とか逆につけるとこんなに…みたいな素朴な光学体験がどんどん失われていくますね(レンズ外して手に持ってやればいいんですが)。せっかくのレンズ交換式の優位性がどんどん失われていきますね。
_ Haniwa ― 2020年10月16日 16時01分40秒
>かつては小物の拡大を安価に実現するツールとしてカメラマンの基礎知識でもあったリングたち、小生の職場の備品にもありましたが、不要と判断されて処分されました。
マクロレンズが普及して要らなくなったんでしょうかねぇ。
>拡大してくっきり見たいの「くっきり」は、センサーサイズが小さいほうが見かけの被写界深度が深く有利で、キーエンスをはじめとする深度補正つき計測機に、さらに手軽さでスマホに駆逐されてしまいました。
スマホはあの大きさで何でもできますからね。大きくて値段高いのになんでできないの?と撮影していて知り合いに聞かれたことがありました(泣)。
>字が小さいときスマホを虫眼鏡にして使うようになりましたが、あれを接写リンクですると考えると立派な変態で、そう考えるとむしろしたくなる変態さん(小生含む)の需要など中古でも賄えてしまうんでしょう。これからはカメラ老人会のネタとして不滅の道を。
コンパクトなレンズにBR-3をつけてルーペ代わりにするとなかなかよいのではないかと。
そうするとサーボパーティがストラップホールつけたBR-3もどきを作ったりするとなかなかよいかもしれません。世の中に溢れている50mmレンズをルーペのように首から提げるのです。流行るぞー(笑)。Kenkoが先かハクバが先か。
_ めがねのパイロット ― 2020年10月16日 19時02分32秒
生産終了は残念ですが、仕方ないかなと思います。
市中の中古在庫もそうですし、ネットで探せば「同等品」も新品でありますから、メーカーが敢えて資産として在庫を持つ必要も、あまりないと思います。
こういうものを使って撮影をする人もかなりのマイノリティーで、また案外ほどよい中古をありがたがることもありそうですから、そろそろ潮時、何でしょうね。
とかいう私は、リバースリング類は去年かそこらに新品で買いましたが(笑)
思い返せば、PN/PKリングは全部中古で買いました。
新品で買う意義はなかったですね。
接点付きの延長リングも、ケンコーが出していたかと。
敢えて、高い純正がそこへ挑むいわれは、私は少なく感じます(でもあったら純正買うかも・(笑))。
Zマウントもケンコーが早速延長リングだしましたが、すぐに買ってたまに使っていますが、何の問題もないので、今更高い純正出されても「?」という感じはします。
_ Haniwa ― 2020年10月17日 13時24分53秒
>生産終了は残念ですが、仕方ないかなと思います。
>市中の中古在庫もそうですし、ネットで探せば「同等品」も新品でありますから、メーカーが敢えて資産として在庫を持つ必要も、あまりないと思います。
こういう撮影グッズは日常的に使う人もいれば急に必要になる人もいるので、カメラメーカーがちゃんとラインナップしておくべきだと思います。今回のAi方式連動のみの接写リングの販売終了は仕方ないにしても、これだけ長期間に亘ってCPU方式やレンズ内モーターのレンズを出しておきながら(しかも新製品はそれしか出さなくなって何年にもなります)、それらのレンズ用の接写リングは全く出していないというのが問題だと思います。
ニコンの悪いところは、どんどん方式を変えていって互換性があるようにみえて少しずつなし崩し的に仕様を変えていって、あるときパタッと切ることだと思っています。他のメーカーはあるときにばっさりと切るんですが、そのときに最大限の互換性を持たす製品を出しますし、以前と同じように使える後継品を出しています。ニコンはそういう後継品がないままにやめていっていることがあまりにも多いです。私がこれから新しくカメラを買う人にニコンを勧めないのは、随分前からそういう会社になっているからです。カメラに凝るようになってから「あれもできないこれもできない、だってそれは廉価版だから」と知るのはあまりにも酷です。
> とかいう私は、リバースリング類は去年かそこらに新品で買いましたが(笑)
リバースリングは持っていて損はないと思います。
50mm F1.4を逆向きにつけると、明るくて接写できる夢のレンズになりますから。
逆向きにつけて性能が出るのは、正向きでちゃんと像面の平坦性やその他の収差をきちんと補正しているからでもあります。
>思い返せば、PN/PKリングは全部中古で買いました。
>新品で買う意義はなかったですね。
わたしもPKリング3本は中古だったと思います。たしか我楽多屋さんで3本まとめて1500円だったかと。新品同様で説明書まで付いていました。ただし箱はなかったです。
>接点付きの延長リングも、ケンコーが出していたかと。
接点付きは、単に情報をそのまま伝えるだけならそうでもないですが、ちゃんと距離情報や実効F値などを伝えようとしたら、仕様が公開されていない以上サードパーティにはなかなか難しいものがあります。だからこそ純正の接点付きレンズ連動の接写リングなどが必要だと思います。距離情報や実効F値の問題があって面倒だから純正が出さないのかもしれませんが、だとしたらキヤノンはどうやって純正のリングを出しているのでしょう。その辺適当なんですかねぇ(笑)。
ニコンはその辺を真面目に考えすぎているのか、あるいは余力がないのか、なかなか興味深い点ではあります。従業員の中にそれでは困る、AF-S Micro-NIKKORで接写リング使わせろとかいう人居ないんですかねぇ。
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開発側(まあ商品企画側)がそれらを必要がある撮影をしないのと、
本質的にカメラとかを好きではないから関心が無い、
という事では?、
よく要望が無いというのも話に出てきますけどお客さんがなぜそういう要望を出さないか?、
も自動的にわからなくなります、
そして短期的には成果が上がる選択と集中とか切り捨てる経営をします、
その結果が中~長期の地獄が始まります。
>交差点に面している角地なので絶対に手放したくはないんだろうな。
親から引き継いだりすると継いだ子以外の兄弟との配分の事でややこしいから手放さないとかもありますね、
継いだ人の会社にしておいて換金しないで役員に…、とか、
そして建て替えレベルの投資が必要になると経営リスクもありますから継いだ人に多く配分していき徐々に集約とか…、
まあ動きづらいんですよね口を出す人が多いと、
なので3代目で潰す云々がよく言われるのですが、3代目がどんなにしっかりしていても叔父叔母とかが足枷で……、はよく聞きますよ。
>でも耐震性とか大丈夫なのかなぁ。
高さとか階数とか点検修繕の履歴とかいろいろと絡んできますから…、
でもまあ外壁はちょっと覚悟を…………