アライツアークロス3のTXピンロックブローシールドをクリアに交換した2020年06月16日 00時00分00秒

アライ ツアークロス3用TXピンロックブローシールド(ライトスモーク)と(クリア)、TXピンロックシート(クリア)

今日もバイクネタですまん。このブログはGoogleの統計によると「ピンロック 寿命」という検索キーワードで訪れる方が結構多いようだ。と思っていまそのワードで検索したらピンロックシートの寿命 ― 2015年10月28日がなんと1位やん。あれま。

それで、その後ピンロックシートの寿命その後 ― 2017年08月29日の後ピンロック120を交換 ― 2018年06月29日で交換したTX ピンロック 120を2年弱付けっぱなしにしていたら、縁のシリコンがへたってきて二重窓状態を維持できなくなってきているようだ。

梅雨入り前のある宵のうちにヤマト運輸に宅配便を発送したいと思ったのだが、近くのコンビニの当日発送時刻を過ぎていた。それでバイクでヤマト運輸の営業所まで持っていけばまだ当日発送受付に間に合うと思って、荷物をCRF250Lのリアのトップケースに入れてバイクで出かけた。

なんだか夕立の来そうな天気だったのだが、少し走ったところでもう雨が降ってきた。しかし雨男である私Haniwaはこんなこともあろうかと既に合羽を着たまま乗っていたのだ。「はっはっは勝利だぜ」と思う間もなく、シールドが上部から曇ってきた(泣)。あらら、ピンロックシート付けてるのに。下道で信号になんども掛かるので止まっている時間が長い。どんどんシールドが曇ってくる。シールドとピンロックの間が曇っているので、手で拭ったりできない。仕方が無いので、シールドを半分上げて、シールドの下半分とシールド無し部分で見ながら運転した。

帰宅してからアライツアークロス3ヘルメットを点検してみた。ピンロックシートの二重窓を維持しているシリコンがぺったんこになっていて、上の方が隙間ができていた。これじゃあ上半分が曇るはずだ。この場合でも、ピンロックの偏芯ピンで調節して、シールドとTXピンロック120の密着具合を調節すればまだ使える可能性はある。

アライ TXピンロックブローシールドのピンロック調整用偏芯ピンのねじ頭がつぶれかけているところ

しかし、私のTXピンロックブローシールドの偏芯ピンは、プラスチック製ネジがつぶれかけていてねじ切れそうになっているのだった。以前に調整したときにぐにっとなったのであった。だから2箇所ある内のネジがねじ切れそうになっている方の偏芯ピンは調節しづらい。これはもう新しくシールドも買った方がいいと思った。

今年に入ってCRF250Lのタイヤを自分で交換して、廃タイヤの処理を某所の某バイク用品店に頼みに行ったときにTXピンロックブローシールド買おうと思ってお店で見たのだが、そのお店はオフロード用品はほとんどいていない店舗だった。それでそのままになっていたのだった。

今回、TXピンロックブローシールドとTXピンロック120を新しく買うことにした。

それで、ツアークロス3に標準品として付いてきたTXピンロックブローシールドは「ライトスモーク」だったので、こんどは「クリア」を買うことにした。アライの説明によると以下のようである。

Q8 標準で装備されているシールドの濃さは何ですか?

A 四輪用フルフェイス及び一部の二輪用※ヘルメットを除き、「ライトスモーク」が標準装備されています。※RX-7X・アストラル-X・XD・ベクターX・クアンタム-Jは「クリアー」が標準装備(2018年4月現在)

クリアー、ライトスモーク、セミスモーク、スモークは、可視光線透過率がそれぞれ約90%、約70%、約50%、約20%となっています。
夜間や悪天候時などは、クリアーかライトスモークのシールドをご使用されることをオススメいたします。

また、ミラーシールドは、構造上ベースとなったシールドよりも可視光線透過率が低下するため暗く見えます。(低下する割合はミラーのカラーによって異なります)

https://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q8

普段自分が被っているツアークロス3は可視光線透過率約70%のライトスモークが標準装備品なのだった。タンデム用に買ったアライQuantum-Jは可視光線透過率約90%のクリアが標準装備品だった。

【左】ツアークロス3用TXピンロックブローシールド(クリア)、【右】ツアークロス3用TXピンロックブローシールド(ライトスモーク:標準添付品)とTXピンロック120装着

90%のクリアでもまぶしくなさそうだし、70%のライトスモークは暗いトンネルの中でヘッドライトが照らしていないところが見づらいのだった。夜中に街灯もないような真っ暗な道だと、ヘッドライトが照らしているところや反射材のあるところ以外はあまりよく見えない。若い頃からずっとライトスモークはなんだかなぁと思っていた。今回ピンロックシートを調整するプラスチック製ネジが壊れそうなので交換する踏ん切りが付いた。

それで、TXピンロックブローシールド(クリア)とTXピンロック120をWebikeという通販で買った。TXピンロックブローシールド(クリア)が税込み¥4,840で、ピンロック120(クリア)が税込み¥3,038だった。ちょっと高いなといつも思う。

ライトスモークに比べてクリアだとどのくらいまぶしくなるのか晴れた昼間に乗って見たが、以前クリアのゴーグルをしていたときはこんな見え方だったなと懐かしくなった。ライトスモークよりはまぶしい感じがするのは当たり前だが、ヘルメット被らないで歩いているときと同じまぶしさだからこんなものだろう。以前ゴーグルをしていたときは夜の林道もすっ飛ばして帰宅を急いだものだ(怖)。イノシシと併走したのもそんな夜の林道だった(遠い目)。ツアークロス3は庇も長いのでクリアでいいんじゃないかなぁ。

標準品のライトスモークをヘルメット買ってすぐにわざわざクリアに買い換える気にはならないが、傷が増えたりピンロックの偏芯ピンが痛んだりしたら、迷わずシールドも替えるのがよいと思う。これで暗い夜道も安心だぜ。あんまり夜は乗らないけど。なお、自分は若い頃から比較的夜目は利く方であった。加齢による低下は自分ではよく分からない。

まとめると、TXピンロック120は付けっぱなしだと2年ぐらいでシリコンがへたってくる、シールドは真っ暗な道を走ることがあるならばライトスモークよりもクリアの方が安心だということだ。

ちなみに新しいTXピンロックブローシールド(クリア)も偏芯ピンのネジは内側にあるし、マイナスネジだし、固くて動きにくいしで、新品なのにまたネジがつぶれそうな感じがした。あまり吹き付けたくはなかったのだが、ネジの根元にシリコンスプレーを拭いて滑らかに回るようにして調節した。この偏芯ピンはねじ頭を外側にしてプラスねじにして欲しい。Quantum-Jの偏芯ピンはねじ頭が外側だしプラスねじになっている。ツアークロスはロングセラーだけどこういうところは途中でマイナーチェンジしていいのになぁ。古い方が売れ残るのが嫌でずっと古い規格のままにしているのだろうか。

【追記:2020年6月17日】
新しいシールドとピンロックシートなのだが、どうも相性が悪く、偏芯ピンを一番間隔が空くように調整しても、ピンロックシートがきついようで、ピンロックシートの一部分がシールド面に押しつけられて密着する部分がでる(シリコンの凸部分はシールドに密着していないといけないが、シールド面とピンロックシート面は間隔があいていないとくもり止めにならない)。

そこで初めてピンロックシートを買ったときのように(アライTXピンロックシートをツアークロス3に取り付けた ― 2014年12月05日参照)、偏芯ピンが入るU字型の溝をそれぞれ0.5mmほど削った。そうしたら、偏芯ピンも回しやすくなり、ピンロックシートとシールド面が密着してしまうことはなくなった。削らなかったら、また偏芯ピンが壊れるところだったかも知れない。このツアークロス用のピンロック調整用偏芯ピンの部分は改良して欲しい。

【関連追記:2020年6月17日】
アライTXピンロックシートをツアークロス3に取り付けた ― 2014年12月05日
ピンロックシートの寿命 ― 2015年10月28日
ピンロックシートの寿命その後 ― 2017年08月29日
ピンロック120を交換 ― 2018年06月29日
Amazonプライム無料体験は即時退会できない ― 2018年06月30日

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