RWCバイク用ナビRM-XR550XLにWnn Keyboard Labをインストール2020年03月08日 00時00分01秒

【写真1】RWCバイク用ナビRM-XR550XL android 4.4.2 のGoogle日本語入力画面(QWERTYキーボード)

先日房総半島の上総中野駅にバイクで行った話をした。
タイヤの皮むきを兼ねて千葉の鉄道終点探索 ― 2020年03月06日

その際にRWCバイク用ナビRM-XR550XLをいつものように使ったのだが、行き先を入力するのに手間取った。

自分のRWCバイク用ナビRM-XR550XLは液晶保護シートを貼り換えているせいか、タップした場所とタップされたと認識される位置がずれているのだ。タップしたつもりの位置の上に3mmぐらいずれた場所がタップされたことになる。またandroid 4.4.2ではタップ位置の修正はできないのだ。

アイコンなどが大きければそんなに問題はないのだが、画面の下の方にある小さなアイコンなどはうまくタップできないし、アイコン同士が密集していると誤タップが頻発する。

それで一番困るのがGoogle日本語入力のQWERTYキーボードを使った入力である。写真のようになぜかキーが小さくて押しにくい。上総中野と入力しようとしてkazusanakanoといれたつもりが、kasusqnakanoとかになって「かすsqなかの」になる。【写真1】

【写真2】RWCバイク用ナビRM-XR550XL android 4.4.2 のGoogle日本語入力画面(QWERTYキーボード)

バックスペースで戻るとその上の-を押したことになって「かす---」とかになる。これで10分ぐらい時間を食ってしまった。携帯用のタッチペン(スタイラス)を使ってもこんな感じなのである。【写真2】

それでキーボードスタイルを変えたいと思ってもGoogle日本語入力でQWERTYキーボードを選ぶとこれしかない(最初から入っていたこのバージョンの場合)。

一方スマホのHUAWEI P20 liteではGoogle日本語入力ではなく、プリインストールされていたiWnnという入力方法に変更して使っている。iWnnはGooglePlayにはアップされていないが(端末製造会社にオムロンが販売しているものだと推測する)、同じオムロンのWnn Keyboard Labはアップされているので、HUAWEI P20 liteにインストールしてapkファイルを取り出してRWCバイク用ナビRM-XR550XLにコピーしてインストールしてみた(RM-XR550XLはWiFiでネットにはつながるがGooglePlayは使えないので)。

【写真3】RWCバイク用ナビRM-XR550XL android 4.4.2 にWnn Keyboard Labをインストール後の入力画面(QWERTYキーボード)

相変わらず3mmほどタップ位置はずれているのだが、Wnn Keyboard Labだと誤入力がない。それはなぜかというと、キーが一列ごとに半分ずつずれているからだ。半分ずつずれている方が見やすいし誤タップしにくい。【写真3】こんな当たり前のことがGoogle日本語入力にはできていないのだ。それにGoogle日本語入力だとキーボード部分の大きさも小さくてなぜか上方に大きな入力エリアが広がっている。Wnn Keyboard Labはナビの検索窓のままでその下に大きなキーボードがはっきりと出ている。使いやすい。もっとはやくにWnn Keyboard Labに入れ替えればよかった。

【写真4】RWCバイク用ナビRM-XR550XL android 4.4.2 にWnn Keyboard Labをインストール後の入力画面(テンキーボード:フリック入力)

Wnn Keyboard Labだとフリック入力でも誤入力がなさそうなので、テンキータイプのフリック入力にしてみた。地名や施設名で英字を入力することは少ないのでこちらの方が早く入力できる。【写真4】

これで出先でも地名が入力しやすくなる。いままではあんまり入力がしにくいので、地点名や施設名では検索せず、地図で行きたい場所を示してそこへ行くという設定の仕方をしたりしていたのだ。地点名検索や施設名検索もRWCバイク用ナビRM-XR550XLはあまり優秀ではないのだが、さすがに上総中野と入れて上総中野駅が出てこないことはないので。でも「かすsqなかの」とか「かすsqんqの」では検索できなかったのだ(泣)。Wnn Keyboard Labのお蔭で快適になった。

ちなみにWnn Keyboard LabのWnnはウーンヌと読むらしい。難しいな。
【追記】Wnnは、「Watashino Namaeha Nakanodesu」と入力して正しく「私の名前は中野です」と一括変換できるような連文節変換を実現することを目指して開発されたことから、その文字列の頭文字を取ってWnnという名前が付けられたそうだ。『私の名前は中野です』 を一発で変換して欲しいと主張・・・・・・・参照。奇しくも(くしくも)、上総中野と開発者の中野さんが同じであった。これも何かの縁なのだろう。Wnn恐るべし。【追記ここまで】

【さらに追記】RM-XR550XLはスクリーンショットを撮る方法がないようで、仕方なくGRで撮ったが近距離の像面湾曲で端がボケ気味。P20liteで撮った方がよかったか。これからもRM-XR550XLの記事を書くようならスナップショットを撮れるアプリを入れようかな。【さらに追記ここまで】

コメント

_ ノーネームしたん ― 2020年03月09日 14時59分44秒

P20liteはAndroid 10対応どうなんでしょう。

知り合いの某スマホが10にしてなぜか電池が持たないという状態だそうで…。

_ Haniwa ― 2020年03月09日 17時03分56秒

ノーネームしたん様
HUAWEI P20 liteのサポート終了日自体は2022年5月31日のようなのですが、andoroid10へのアップデートは明言されたことはないようです。2020年2月6日のHuawei Mobile (JP)@HUAWEI_Japan_PRでも未定と回答しています。
ttps://twitter.com/HUAWEI_Japan_PR/status/1235888735528480770
「ごめんなさい、現時点ではP20liteのAndroid10へのアップデートは未定です。お声があった旨、担当部署へ申し伝えます!(。>д<)」

>知り合いの某スマホが10にしてなぜか電池が持たないという状態だそうで…。

何かがずっと動いているとかなんでしょうかねぇ。
HUAWEIのandroid9は、電池持ちをよくするためにやたらとアプリを休止させてしまうので、机の上に置いておくとLINEが即時に来ないとかあります。使っていなくても持ち歩いているとちゃんと即時に届くのですが、静止状態で使わないでいると勝手にアプリを休ませてしまうようです。どっちがいいのか難しいですが、ユーザーの好みに合わせて設定できるようにしてほしいですね。

勝手にアプリを休止させることへの対策として自動巻き時計の動く時計置きみたいなのにP20liteを付けてぐるぐる動かしておくとか、プラレールを机の上に丸く線路を敷いてP20liteを載せて回らせておくとか思いつきましたがまだ実行していません(笑)。

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