富士フイルム、黒白フィルム「ネオパン100 ACROSII」を2019年11月22日から発売 ― 2019年11月21日 00時00分01秒
先週の記事だが、忙しくて見落としていた。富士フイルム、黒白フィルム「ネオパン100 ACROSII」を発売なのだそうだ。発売日は明日2019年11月22日だ。
こんな時代に、富士フイルムが黒白フィルム「ネオパン 100 ACROS II」を今秋新発売! ― 2019年06月10日で2019年秋に35mmサイズとブローニーサイズを発売予定としていたもの。
富士フイルム株式会社は、黒白フィルム「ネオパン100 ACROSII」を2019年11月22日より国内で発売する。ラインアップは、35mmサイズ(36枚撮り)とブローニーサイズ(12枚撮り)の2種類。価格はオープン。店頭予想価格はどちらも税別950円前後の見込み。
(中略)
独自技術「Super Fine-Σ粒子技術」により、ISO 100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性を実現したほか、被写体の濃淡がはっきりと表現できる立体的な階調再現や優れたシャープネス性により、被写体の輪郭を強調しながら、質感の細部に至るまできめ細やかな描写が可能だという。
これらにより、「ネオパン100 ACROS」(生産終了品)に比べ、ハイライト部にメリハリがありながらも立体的な階調再現が可能だとしている。
以前の「ネオパン100 ACROS」よりもやや硬調なのか。値段が税別950円、税込だと1045円だが、ヨドバシカメラでは税込1040円で予約開始している。Kodak T-MAX100(TMX) 135-36がヨドバシカメラで税込896円なので、やや高い。ISO400のコダックTRI-X 400 135-36が税込1050円、Kodak T-MAX400(TMY) NEW 135-36が税込1070円なので、コダックのISO400モノクロフィルムと同価格帯の国産ISO100モノクロフィルムということになる。
蔵CURA、1液で現像処理が完了できる現像液 モノクロフィルムの現像を手軽にというお手軽現像液も新発売になっているみたいなので、モノクロフィルムがブームになればいいね。
【追記】そういえばWindows10にしてからフィルムスキャナを作動確認していないな。このフィルムを明日買ってすぐに撮影して現像に出してNikon SUPER COOLSCAN 5000EDを動かしてみるか。
コメント
_ kgr2007 ― 2019年11月21日 13時47分26秒
_ タロウカジャ ― 2019年11月21日 15時12分20秒
完璧な棲み分けですね。
昭和40年代は、トライXが高くてネオパンSSS(ISO200)を増感してISO320で使用した時代を思い出します。
廃液処理と自分の歳を考えると自家処理は出来ないですね。以前家内に持ち掛けた時に廃液処理で却下されました。
何はともあれISO100のブロニーフィルムが手軽に買えるのはうれしいですね。さて、何を撮影しますか、著名な写真作家も既にデジカメです。大量にどの分野で使われるのかな。富士フィルムは、事前に調査しているでしょう。
_ めがねのパイロット ― 2019年11月21日 20時35分41秒
ついに出ましたね。
一説には、イルフォードに製造委託しているとの話も聞きましたが、パッケージ見ていないのでなんともですが・・・
さて、どんな感じなのか気になりますね。
この現像液も含めて。
まだアクロスが残っているので、すぐに手を出すことはないですが、作例が上がるの楽しみです。
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2019年11月21日 20時36分36秒
皆で富士フィルムを褒め称えよう!。
>お手軽現像液も新発売になっているみたいなので、モノクロフィルムがブームになればいいね。
Haniwa氏が率先垂範してブームを作るのです!!、
ネオパン100 ACROSIIで猫の写真とか撮影していいぞ、
我々が許可してやろう(笑)。
_ Haniwa ― 2019年11月22日 16時06分53秒
なんと本当に新発売です。
>ハイライト部にメリハリということは、明部はさほど粘らせずに飛ばすとも受け取れますね。
>増減感で特性がどう変わるのか、ちょっと興味があります。
昨日見たところではまだデータシートがネットには上がってなかったです。
今見ましたらありますね。
ネオパン 100 ACROS Ⅱ データシート(135)
ttps://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/datasheet/ff_neopan100acros2_135_001.pdf
ネオパン 100 ACROS Ⅱ データシート(120)
ttps://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/pack/pdf/datasheet/ff_neopan100acros2_120_001.pdf
>もう1つの蔵CURAも面白そうです。以前も丸いボトルのがあったようですが、今回初めて知りました。1液で済むのなら非常に楽ですが、
>蔵CURAのHP上にあるサンプルが真面目に撮ったものではないのがちょっとアレですね(笑)。
そうなんですよね。お手軽はいいですが、どこまでちゃんとしているのか気になりますね。
>それはそうと、ツーリングセローを買いました。10/20から乗り始めていますが、30年ぶりの復活は予想をはるかに超えた超難関です。
>齢取ったなぁ…ま、その話はまた今度(笑)。
わー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/おめでとうございます!
ツーリングセローいいですよね。オプション品がいろいろあるのがヤマハのいいところです。
セローなら、毛無峠の群馬県側に降りて行けそうですね。
30年ぶりはなかなかきついかもしれませんね(笑)。
私もリターンして数年になりますが、20代のころのようにはいきませんね(笑)。記憶の中だけが若いという…。
またお話聞かせてください。
■ タロウカジャ様
>アクロスⅡの実勢価格は、トライXとほぼ同じですね。
>完璧な棲み分けですね。
Kodakの方が輸入品で高いという長年の先入観が崩れますね。
とフジフィルムなので南足柄産と思い込んでいましたが、なんとイギリス製のようです。
>廃液処理と自分の歳を考えると自家処理は出来ないですね。
>以前家内に持ち掛けた時に廃液処理で却下されました。
Haniwa家も自家現像は禁止とまではいきませんがよい顔をされませんので自粛です。
普通の感覚だとそうだろうと思います。
現像も楽しみのうちとはおもいつつも今回も外注します。
>何はともあれISO100のブロニーフィルムが手軽に買えるのはうれしいですね。さて、何を撮影しますか、著名な写真作家も既にデジカメです。
>大量にどの分野で使われるのかな。富士フィルムは、事前に調査しているでしょう。
どういう当てがあって新発売に至ったのかどこかがインタビューしてほしいですね。
■ めがねのパイロット様
>一説には、イルフォードに製造委託しているとの話も聞きましたが、パッケージ見ていないのでなんともですが
情報ありがとうございます。Made in UKでした。おそらく仰るようにイルフォードの製造でしょうね。
独自技術「Super Fine-Σ粒子技術」と言っていますから、イルフォードが作ってもフジのフィルムの味なんでしょうね。
ツァイスはどこで作ってもツァイスのように。
■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
>富士は素晴らしく良い会社だと前から思っておりました!、
>皆で富士フィルムを褒め称えよう!。
ふ~じ~は日本一の会社ぁ♪
>Haniwa氏が率先垂範してブームを作るのです!!、
>ネオパン100 ACROSIIで猫の写真とか撮影していいぞ、
>我々が許可してやろう(笑)。
ノラ猫のやさぐれた雰囲気をSuper Fine-Σ粒子技術で再現ですね!
でもうちに来るノラ猫は懐かないので岩合さんみたいに撮れないんですよ(笑)。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
まさかここにきて新生アクロスとは、フジも思い切りましたね。ハイライト部にメリハリということは、明部はさほど粘らせずに飛ばすとも受け取れますね。増減感で特性がどう変わるのか、ちょっと興味があります。
もう1つの蔵CURAも面白そうです。以前も丸いボトルのがあったようですが、今回初めて知りました。1液で済むのなら非常に楽ですが、蔵CURAのHP上にあるサンプルが真面目に撮ったものではないのがちょっとアレですね(笑)。
それはそうと、ツーリングセローを買いました。10/20から乗り始めていますが、30年ぶりの復活は予想をはるかに超えた超難関です。齢取ったなぁ…ま、その話はまた今度(笑)。