無事です2019年10月13日 07時07分38秒

台風19号(2019年) NHKニュース防災アプリより P20 lite

おはようございます。無事です。被災された方にはお見舞い申し上げます。

個人的には台風15号の方が風は強かった。台風19号は風速60m/秒といわれていたので風を警戒したが、実際には雨の方がすごかったようだ。

浸水被害などは台風通過後もあるので、みなさまどうぞご無事でありますように。

コメント

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2019年10月13日 14時40分59秒

あちこち水害ですね、風はそんなに強烈ではなかったようですが…、
ハニワニワのの超音波兵器のみ破損されていることを祈る!。

_ めがねのパイロット ― 2019年10月14日 18時00分46秒

 Haniwa様、皆さま

 お変わりありませんでしょうか?
 扇状地の扇央部、水に困るゆえに水害からは縁遠く、建物に害が及ばず平穏でした。
 知り合いは床下浸水に車水没と悲惨になっていました・・・

 逃げてください、という防災連絡も、逃げる場所があるのかわからなくなりそうな災害が続きますね。

 明日は我が身、防湿庫いっぱいのカメラたちは、どれからカバンに詰めて逃げるのか、トリアージの脳内訓練でもしておかないと・・・

_ Haniwa ― 2019年10月15日 08時28分08秒

被災された方の一日でも早い復興を願っています。

■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下

>あちこち水害ですね、風はそんなに強烈ではなかったようですが…、
>ハニワニワのの超音波兵器のみ破損されていることを祈る!。

風も強かったようで、超音波発生器が転がったりしてました。

水害はかなりひどいですね。
今後こういう災害が増えるんでしょうか。心配です。

■ めがねのパイロット様
ありがとうございます。私の周囲は無事です。
今回の被害は甚大でしたので、関西の親戚から心配の連絡がありました。普段の台風ではそんな連絡はないんですが、関西でも大きく報道されてたのでしょう。

>逃げてください、という防災連絡も、逃げる場所があるのかわからなくなりそうな災害が続きますね。

土砂崩れや浸水被害のありそうなところはあらかじめ避難しておくことが重要なのでしょうが、いままで何十年もそういうことがなかったら避難はなかなかしないでしょうね。避難所も自治体によるのでしょうが、場所だけでほかに何もあるわけではないですからね。

>明日は我が身、防湿庫いっぱいのカメラたちは、どれからカバンに詰めて逃げるのか、トリアージの脳内訓練でもしておかないと・・・

いつでも持ち出せるようにと思ってカバンに入れておくと私みたいに黴生やさせてしまいますから、難しいところですね。

携帯・スマホも防水のものがよいのかなぁとも思いますね。ガラケーのG'zOne TYPE-Xは防水・防塵・耐ショックですが、スマホのP20 liteは安価な製品なので防水ではなくいざというときに使えるのか心配ですね(P20 liteを水没させても使えるという外国のYoutubeを見たことがありますが…)。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月15日 11時53分38秒

Haniwa様、皆様

ご無事で何よりです。

「気候危機」の時代に突入し、これまでずっと人も環境も犠牲にしてきた「経済成長」の嘘や欺瞞、虚構・虚実を、世界中の子どもたちは知っている:

国連気候行動サミットにおけるグレタ・トゥーンベリさんのスピーチ(日本語字幕版)
2019/09/26
ttps://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=QDFde9dkPDU

時代に即した、あるいは、そのずっと先を見て、生きていかなければ。(出来ることなら、カメラ/写真の技術や文化も含めて)

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月15日 13時13分40秒

追記

クローズアップ現代
2019年9月26日(木)
16才の少女が訴える 温暖化非常事態
ttps://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4333/index.html

抜粋ここから

グレタ・トゥーンベリさん
「私たちは温室効果ガスの排出を止めなければなりません。止めるか、止めないかです。1.5℃の温暖化を止めるか、止めないかです。」

世界の空気が変わりつつあることを実感しているといいます。

ソニー担当者
「海外の事業所からは、まわりはもうみんな(再エネを)入れているよ、なんで日本はやらないのという感じで言われていて。皆様の知恵も借りながら、日本で再エネを増やしていきたいなと。」

2040年までに再エネ100%を達成すると宣言したソニー。半導体を生産する主力工場では、屋上に太陽光パネルを設置するなど取り組みを強化。しかし、膨大な電力を賄うにはとても足りません。

そのため、グループ内で再エネを融通する新たな取り組みを始めました。電気の使用量が少ない関連会社の倉庫の屋上にも、太陽光パネル7000枚を設置。余った電気を既存の電線を通して、必要とする生産工場に送って使用します。今回、電力会社と共同で初めて実現させました。

ソニー執行役員 佐藤裕之さん
「グローバルでビジネスをやっている企業は今、気候変動対応とかっていうのが非常に求められているものであって、こういったものを避けては通れない世の中になってきている。」

日本の総電力の約1%、実に原発1基分の電力を消費する流通最大手のイオン。去年「RE100」に加盟した背景の1つに、豪雨や台風など、相次ぐ異常気象への危機感があります。

「去年2018年度、我々イオングループは72億円の損失を受けています。(福岡県)小郡店は台風で、2年連続こういう状況になって。」

2050年までに脱炭素を目指し、再エネの割合を増やしていこうとしています。しかし、日本の発電に占める再エネの割合は、およそ16%。2030年度の目標も22~24%と、海外に比べはるかに低いのが実情です。

イオンでは、店舗の壁一面に太陽光パネルを設置。さらに、電力会社と協力して新たな取り組みを始めました。着目したのは、個人の住宅で発電した再エネ。それを買い取り、買い物に使えるポイントで還元しようというのです。

イオン 執行役 三宅香さん
「再エネが欲しいんです。普通に買っている電気だと、再エネ率がやっぱり低いんですね。それを変えていかなきゃいけない。」

RE100に加盟する企業は、国に対して対策を強化するよう訴えています。

リコー担当者
「2030年時点の日本の電源構成、再エネ比率を50%にすべきである。」

イオン 執行役 三宅香さん
「他の国がみんな100って言っている時に、私たち30でいいですって言ったら負ける話なので、そこの目標が変わったら、やっぱりそれを達成するためにみんなが動くんですよ。当然、仕組みも、いろんな、何でも全部。」

“非常事態”いま何ができるか

武田:その再生可能エネルギーの導入。日本は現状も、将来の目標も、各国に比べて低くなっています。課題だと思うのですが、江守さん、資源の乏しい日本は再エネだけでなく多様な手段で電源を確保しなければならないとも言われていますよね。科学者としてはどう捉えますか。

江守さん:もちろん、それはすごく大事なことです。しかし、同時に日本も2050年までに排出量80%、少なくとも削減することをすでに目標にしているんですね。しかしながら現在、石炭火力の計画というのがまだあると。これは、2050年に80%削減するんだったら、非常に全力で減らしていかないといけないということと整合しないと思います。再生可能エネルギー、太陽、風力は今、コストがどんどん下がって、世界では火力発電とか原発を新設するより、太陽、風力の方がずっと安いというのが増えてきているので、日本でも大量導入をより本格的に目指すべきだと思います。

抜粋ここまで

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2019年10月15日 13時55分25秒

Haniwaさん!、
某タワマンの様に庭をフンだらけの先駆者になるのです!、
それにしても津波で懲りてるはずなのにいろんな施設を水が入りやすい構造で地下に置きすぎ、
タワマンとかああいうレベルの建築物なんか場所も含めてやりよう他にあるのに…。

_ kgr2007 ― 2019年10月16日 09時02分48秒

おはようございます。
西日本なので今回は直接の被害はありませんでしたが、かつては毎年2~3本は強烈なのが来ていましたから、豪雨や台風と聞くと今でも胃が痛くなる思いです。

台風は地震と違って来ることが予め分かってはいますが、どれぐらいの勢力なのかは来てみないと分からない怖さがあります。去った直後は「命があっただけでも」…とは思っても、復旧に要する時間の膨大さから次第に「いつまでかかるんだよ」に変わり始めます。特に今回は15号の傷跡がまだ消えぬうちでしたから尚更でしょう。せめて、被災者の方々の心だけは折れないことを祈るばかりです。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月16日 10時56分56秒

追記

アル・ゴアが叱る “省エネ大国ニッポン”はどこへ?
2019年10月15日 17時00分
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132281000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_004

抜粋ここから

「日本の環境政策は変わってしまった」

これはゴアさんが、インタビューの最初に発した言葉です。

来日したのは、東京都内で講演するためでした。その名も「地球温暖化対策に取り組むリーダー養成講座」。政府関係者から学生まで、800人以上が参加しました。

実はこの講座、すでに中国やインドを含む世界13か国で開かれ、延べ2万人以上が参加しています。

日本は1997年、京都議定書の採択を主導し、世界に先駆け“省エネ大国”として環境問題に取り組んできました。

それを考えると、日本でもっと早く開催してもよかったのでは?

その疑問をぶつけたところ、返ってきた答えが冒頭のひと言でした。

京都議定書の採択には、ゴアさんもクリントン政権の副大統領として力を尽くしました。当時、日本は環境問題でリーダーシップを発揮していましたが、日本はそのときと変わってしまったと言うのです。

いったい何が…?

抜粋ここまで

_ Haniwa ― 2019年10月16日 12時29分14秒

■ いつもとおりすがり様
ありがとうございます。

>「気候危機」の時代に突入し、これまでずっと人も環境も犠牲にしてきた「経済成長」の嘘や欺瞞、虚構・虚実を、世界中の子どもたちは知っている:

グレタ・トゥーンベリさんの主張は胸にぐさりと来ますね。

>時代に即した、あるいは、そのずっと先を見て、生きていかなければ。(出来ることなら、カメラ/写真の技術や文化も含めて)

生活を根本から見直していかないといけないんだと思います。
皆、このままでいいはずはないと薄々感じているはずなんですよね。

>「私たちは温室効果ガスの排出を止めなければなりません。止めるか、止めないかです。1.5℃の温暖化を止めるか、止めないかです。」

のうのうと用もないのにバイクで出かけるのも罪悪感を持たなければいけない時代になってきたように思いますね。困ったなぁ。

>2050年までに脱炭素を目指し、再エネの割合を増やしていこうとしています。しかし、日本の発電に占める再エネの割合は、およそ16%。2030年度の目標も22~24%と、海外に比べはるかに低いのが実情です。

これは現政権になってから顕著なんですよねぇ。選挙できちんと争点化する必要があると思います。

>再生可能エネルギー、太陽、風力は今、コストがどんどん下がって、世界では火力発電とか原発を新設するより、太陽、風力の方がずっと安いというのが増えてきているので、日本でも大量導入をより本格的に目指すべきだと思います。

それを制度的に後押しする必要があるんでしょうね。

>「日本の環境政策は変わってしまった」

>これはゴアさんが、インタビューの最初に発した言葉です。

これも政権の特徴だと思います。

引用された後の部分に「福島の事故のあと、日本はなぜ、石炭火力発電所の増設という方向に向かったのか。理解できない」とありますね。

「一人一人が、電気を消したり、水筒を持ち歩いたりすることは大切だ。しかし、もっと大切なのは、政策や法律を変えることだ。世界に石炭火力発電所を建設しようという日本の方針をやめさせるべきだ」

_ Haniwa ― 2019年10月16日 12時58分23秒

■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
>某タワマンの様に庭をフンだらけの先駆者になるのです!、

猫糞は人糞の比じゃなく臭いですからね(泣)。
ただ、今年に入ってまだ一回しか糞はされていないように思います。ゼロを目指すぞ!

>それにしても津波で懲りてるはずなのにいろんな施設を水が入りやすい構造で地下に置きすぎ、
>タワマンとかああいうレベルの建築物なんか場所も含めてやりよう他にあるのに…。

私もそう思います。川崎市のハザードマップ見ましたらタワマン付近は洪水浸水想定区域に該当していますね。
ttp://www.city.kawasaki.jp/530/cmsfiles/contents/0000018/18174/03nthm.pdf

分電盤が上層階にあるのでそこに直接外部から電線をつないでそこより上は電気使えるようになったらしいですね。だったら最初からそこに変電設備を置いて上下に分配しておけばよかったんですよね。洪水浸水想定区域の地下に変電設備を置くとか何を考えたらそうなるのか…。

■ kgr2007様
去年の台風24号と今年の15号、19号と風が強い猛烈な台風が関東地方を次々と襲っていますね。ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2018/10/02/8967747

>台風は地震と違って来ることが予め分かってはいますが、どれぐらいの勢力なのかは来てみないと分からない怖さがあります。

そうですよね。緊急メールももう風が強くなっていまさらどこにも行かない方がマシみたいなときに着信しますしね。
しかも、住んでいる場所は簡単には引越しできないことが多いですからね。
自然災害の多い日本で住宅を所有するのはリスキーという人もいますが、高齢になったら賃貸住宅を貸してもらえなくなるリスクがありますからね。難しいところです。

これから新しく住居を求める人は、自治体のハザードマップをよく参照することが重要ですね。ただ、「ハザードマップでなにも書いていないところが安全というわけではない」と自治体の担当者が言っていました。「分かっていないところは何も書いていませんから」とのこと。

>去った直後は「命があっただけでも」…とは思っても、復旧に要する時間の膨大さから次第に「いつまでかかるんだよ」に変わり始めます。特に今回は15号の傷跡がまだ消えぬうちでしたから尚更でしょう。せめて、被災者の方々の心だけは折れないことを祈るばかりです。

泥水が室内に入って家財がぐちゃぐちゃになっているニュース画像を見て、復旧は本当に大変なことだと思います(いや、それ以上に家屋が流された方など…)。私も心が折れないことを祈ります。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月17日 12時00分49秒

Haniwa様

>生活を根本から見直していかないといけない
>のうのうと用もないのにバイクで出かけるのも罪悪感を持たなければいけない

温室効果ガス排出の大部分は産業界なので、社会全体のシステムを変えないことには、どうにもならないかと。とにかく、日本国内で大幅に再エネが増えないことには、火力や原発も止められないので、解決出来ない。

日本は、それを3.11で見誤り、その後の「道」を完全に踏み違えた。3.11以前の(旧民主党政権時でも)原発や火力の過剰投資ゆえの従来の「経済成長」路線に戻ろうとした財界や産業界の「悪あがき」だけでなく、「温暖化対策は原発推進に利用される」などと「脱原発」一本調子で続けてきた市民運動にも問題があるのは自明:

AmebaTV
原発事故がキッカケで語られなくなった!?”地球温暖化”の現実は今どうなっているのか
2019.08.26 11:00
ttps://times.abema.tv/posts/7016497

抜粋ここから

国立環境研究所の江守正多氏は、「Googleトレンドのグラフを見ると、日本の場合2008年の洞爺湖サミットの頃に盛り上がったが、リーマンショックがあって、温暖化どころではないという雰囲気が生まれたし、翌年のコペンハーゲンでの国際交渉もあまりうまくいかず、国際的に盛り下がってしまった。そこに3.11が来て、"脱原発"の人が増えた。彼らの中で、"温暖化は原発推進の口実だったのではないか。陰謀なのではないか。嘘だと言っている科学者もいるし"という形で、温暖化懐疑論・否定論が脱原発に援用されるようになっていったことが考えられる。また、温暖化のリスクよりも、地震や放射線のリスクへの心配の優先順位が高くなったということもあるかもしれない」と推測する。

抜粋ここまで

今でも「温暖化は嘘」と口にする、あるいは、口にしなくても思っている日本人、とくに、オッサンオバハン世代には多く、その上のジジババ世代は、何かと「エアコン使うな」「我慢しろ」などと本質から外れ過ぎで、話にならないくらい。人口減少とか「日本は頑張っている」は、何もしないでいい言い訳にはならないのに。

対照的に、世界では、この半年程の「グローバル気候ストライキ」で、選挙権の無い子どもたちが「気候危機」対策を選挙の主要争点に押し上げ、欧州では緑の党が躍進したり、大人たちも日常で飛行機に乗るのを止めて鉄道利用に変えたり、日常に様々な変化が。また、F1レース関係者らも車両の「脱炭素」化の議論をし始めているとか、石油会社幹部の子どもも学校でストライキに参加しているとか、OPEC、トランプ、プーチンもグレタの存在を無視出来ないくらい、「地殻変動」が起きている。

NHKのインタビューで、ゴアに「日本にも、グレタ・トゥーンベリさんはいないの?」「「日本人はコミュニティーを尊重するから、デモといった形は難しいのかもしれない。しかし、日本の科学者や若者は、同じくらい、気候危機を訴えたいという強い思いを持っている。日本らしい訴え方を見つけられることを願っている」と言わせてしまうくらい、日本は完全に落ちぶれ、半分見放されていることに、危機感を持たなければ。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月18日 10時34分44秒

これは、象徴的:

A Wet Plate Portrait of Greta Thunberg
Oct 15, 2019
ttps://petapixel.com/2019/10/15/a-wet-plate-portrait-of-greta-thunberg/

_ Haniwa ― 2019年10月18日 17時58分18秒

いつもとおりすがり様
>温室効果ガス排出の大部分は産業界なので、社会全体のシステムを変えないことには、どうにもならないかと。とにかく、日本国内で大幅に再エネが増えないことには、火力や原発も止められないので、解決出来ない。

ゴア氏の言ったとおりなんですね。

>日本は、それを3.11で見誤り、その後の「道」を完全に踏み違えた。3.11以前の(旧民主党政権時でも)原発や火力の過剰投資ゆえの従来の「経済成長」路線に戻ろうとした財界や産業界の「悪あがき」だけでなく、「温暖化対策は原発推進に利用される」などと「脱原発」一本調子で続けてきた市民運動にも問題があるのは自明:

成長を前提にした社会ではなくて、持続性を基調にしないといけないんだと言われて久しいですが、そうなっていないですねぇ。

>彼らの中で、"温暖化は原発推進の口実だったのではないか。

多くの国では、温暖化の対策として原発は挙げられていないので、日本の場合はということでしょうね。

>対照的に、世界では、この半年程の「グローバル気候ストライキ」で、選挙権の無い子どもたちが「気候危機」対策を選挙の主要争点に押し上げ、欧州では緑の党が躍進したり、大人たちも日常で飛行機に乗るのを止めて鉄道利用に変えたり、日常に様々な変化が。また、F1レース関係者らも車両の「脱炭素」化の議論をし始めているとか、石油会社幹部の子どもも学校でストライキに参加しているとか、OPEC、トランプ、プーチンもグレタの存在を無視出来ないくらい、「地殻変動」が起きている。

近代以降の社会を維持しながら環境負荷を減らして地球と「つきあっていく」のが大事なんでしょうね。現代社会は自然を「克服」しようとしていますから。洪水も堤防で防ぐのには限界があります。

>A Wet Plate Portrait of Greta Thunberg
>Oct 15, 2019
>ttps://petapixel.com/2019/10/15/a-wet-plate-portrait-of-greta-thunberg/

グレタさんが商業的に消費されてしまわないか心配です。まあ親が一般人ではないそうですから大丈夫だとは思いますが。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月19日 05時56分57秒

Hanwia様

>成長を前提にした社会ではなくて、持続性を基調にしないといけないんだと言われて久しい

もちろん、電力を再エネに変えたり、肉食を減らすなどの努力は、個人生活にも課せられた課題であり、実践可能。そこから、また新たな経済・政治モデルも生まれる。(例:サンダースらのグリーン・ニューディール政策)

>多くの国では、温暖化の対策として原発は挙げられていない

フランスのような原発大国では難しいでしょうが、これだけ異常気象や気象の激甚化が進む中、今年の熱波でまた原発停止になったくらいなので、インフラとして危ういのは確か。

日本の場合、3.11後も「電気は足りている」が、それは火力と原発がほとんどで、それが深刻な問題(気候危機の要因)だという認識が共有されない限りは、何も変わらないだろうと。温暖化懐疑論が幅を利かすのは、社会全体が「火力依存」に慣れ過ぎ、安心しきっているから。

>グレタさんが商業的に消費されてしまわないか心配

非常に戦略的なので、それは大丈夫かと:

by Douglas Greenwood; translated by Ai Nakayama
29 July 2019, 2:56pm
英人気ポップバンドTHE 1975とグレタ・トゥーンベリがコラボソングを発表
ttps://i-d.vice.com/jp/article/43jjmj/greta-thunberg-the-1975-song

Greta Thunberg - Inspiring Others to Take a Stand Against Climate Change | The Daily Show
2019/09/14
ttps://www.youtube.com/watch?v=rhQVustYV24

_ Haniwa ― 2019年10月21日 08時30分34秒

いつもとおりすがり様

>もちろん、電力を再エネに変えたり、肉食を減らすなどの努力は、個人生活にも課せられた課題であり、実践可能。そこから、また新たな経済・政治モデルも生まれる。(例:サンダースらのグリーン・ニューディール政策)

サンダース氏とオカシオ=コルテス下院議員が協力関係に入ったそうで、新しいうねりになりそうですね。

>日本の場合、3.11後も「電気は足りている」が、それは火力と原発がほとんどで、それが深刻な問題(気候危機の要因)だという認識が共有されない限りは、何も変わらないだろうと。温暖化懐疑論が幅を利かすのは、社会全体が「火力依存」に慣れ過ぎ、安心しきっているから。

トランプが声高に主張していますからね。まあトランプの「逆張り」が「正解」って分かりやすいですが(笑)。

>英人気ポップバンドTHE 1975とグレタ・トゥーンベリがコラボソングを発表
>ttps://i-d.vice.com/jp/article/43jjmj/greta-thunberg-the-1975-song

あえて広告塔にもなる覚悟なんですね。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月21日 16時00分38秒

Haniwa様

>サンダース氏とオカシオ=コルテス下院議員が協力関係に入った
>トランプの「逆張り」が「正解」って分かりやすい

サンダース現象と山本太郎現象は何が違うのか? 社会を変えるために本当に必要なもの
2019.09.22
ttps://hbol.jp/202261

抜粋ここから

日本のマスコミや評論家はサンダース現象を分析し、アメリカ社会の階級格差が広がるなかで、「雇用を創出します」、「再配分政策を実施します」といった反緊縮政策を掲げたサンダースのリーダーシップがあの人気につながったと主張しましたが、実際はそうではありません。

むしろ話は真逆で、リーダーシップを発揮したのは社会運動のほうです。政治家個人は社会運動の要求を実現するための一つの駒にすぎません。サンダースの場合、2011年のウォール街オキュパイ運動にかかわった人々が彼を支えました。その後も、反黒人差別運動、#MeToo運動、あるいは気候変動対策を訴える運動などと、サンダースは対話を通じ、人々が何を求めているかを学び、それを政策に反映させていったのです。ここには、リーダーシップ像の転換があることが重要です。
 
そのため、仮にサンダースが態度を変え、ウォール街の言いなりになるようなことがあったとしても、サンダースが見捨てられるだけで、この社会運動が縮小することはありません。この動きはサンダース個人のカリスマ性や力量に依存しているわけではないからです。

一方、日本では、立憲民主党の枝野さんを日本版サンダースに見立てる人たちがいましたが、背後に社会運動がない以上、「サンダース」とは雲泥の差がある。

では、社会運動の当事者たちを参議院議員の候補者にたてた、れいわ新選組はどうか。山本太郎さん自身は、反原発運動をはじめとする社会運動の現場を地道に回っている人で、ここに新しい可能性があります。とはいえ、れいわ新選組は太郎さんのカリスマ性に依存しています。

もし山本太郎というリーダーがいなくなってしまえば、社会運動を政治に結びつけようという、れいわ新選組の勢いは一気に萎んでしまうでしょう。ここがサンダース現象とれいわ現象の違いです。

抜粋ここまで

豪雨災害報道で拭えない「不自然な印象」
2019年07月05日(金)16時00分
ttps://www.newsweekjapan.jp/reizei/2019/07/post-1096_2.php

抜粋ここから

気候変動の問題です。例えばプエルトリコでのハリケーン「マリア」による壊滅的な被災を受けて、アメリカでは「グリーン・ニューディール」という排出ガス削減政策の議論が始まっています。ですが、日本の場合は、これだけ異常な気象災害が頻発して、明らかに気候に変動が生じているのに、排出ガス削減論議は盛り上がりません。

日本では参院選が始まりましたが、新たに結党された左派政党の公約に「エネルギーの主力は火力」という言葉が出てくるなど、まったく信じられない状況があるわけです。以前とは違って、排出ガス問題では中国の方が、省エネ化、エネルギーの多様化、EV化などを率先して進めています。日本でも、今回の豪雨など異常な気象現象を受け止める中で、温暖化の議論を再スタートする必要があるのに、メディアはまったく取り上げないという点にも、違和感を覚えざるを得ません

抜粋ここまで

「新たに結党された左派政党」は、れいわ新選組のことですが、エネルギー政策では、トランプさながらの「逆張り」というか、時代に逆行。

では、立憲民主党がマシなのかと言えば、「枝野さんを日本版サンダースに見立てる人たちがいましたが、背後に社会運動がない」ので、かなりソフト路線。

ついでに、「ソフト路線」だと、この発言も見逃せない:

「天気の子」新海監督、ハリウッドで登壇 「気候変動危機も考えて」
毎日新聞2019年10月20日 18時58分
ttps://mainichi.jp/articles/20191020/k00/00m/040/130000c

抜粋ここから

映画は雨が続き、豪雨も頻発する東京が舞台。主人公の家出少年と、祈ることで天気を晴れにできる力を持つ少女が出会い、運命に翻弄(ほんろう)されながらも自らの生き方を選択するという内容だ。新海監督は「あくまでボーイ・ミーツ・ガールの物語が軸。自分の政治的主張のための映画になってしまわないよう、気候変動や地球温暖化という言葉は使わないよう注意した」と明かした。

抜粋ここまで

ハリウッドのあるカリフォルニア州では、気候危機によって大規模な山火事等が頻繁に発生しているのに。

「日本的」というか、日本人のメンタリティを映し出しているのは、間違いない。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月21日 19時56分03秒

追記

次の衆院選が、いつになるのか判りませんが、それまでに気候危機を主要政策課題に押し上げることが出来るとは、非常に考えにくいかと。

なぜなら、れいわ新選組は「原発即時禁止」でも「主力は火力」を譲らず、「野党共闘」の「政策協定」は市民連合を介した要望書に過ぎず、原発ですら意見がまとまらないのに、火力の議論が出来るとも思えないなど、「安倍一強」と闘うには戦略がなっていないので。

どうせまた、消費税の税率や廃止をめぐって野党各党が揉めたり、「憲法改悪」云々の話になれば、有権者らも原発問題を後回しに。安倍政権と対峙する前に、野党勢がいがみ合い、もつれ合って潰し合う構図。それを、あたかも「政局」であるかのように報じるメディアも共犯で、世間を欺き、安倍政権の延命に手を貸している。

政治が、ここまで体たらくだから、エンタメも同じように「やるせない」感じにしかならず、子どもたちが希望を見出せずに、大人たちの真似ばかりして、社会全体が内向きかつ悲観的で、袋小路に。

_ いつもとおりすがり ― 2019年10月22日 00時26分15秒

追記

3.11後の日本は、余りにも世界的潮流を無視し過ぎているというか、何があっても無視せざるを得ないというのが、離合集散を繰り返して「自己保身」に走る政治家らの「本音」かと:

気候危機を回避せよ!激変する金融の世界
2019年10月21日
ttps://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/173/

抜粋ここから

 グレタ・トゥーンべリさんの涙の演説が注目されたニューヨークの国連本部で、9月22日、画期的な署名式が行われました。130の銀行が、「責任銀行原則」と呼ばれる新しい方針に署名、今後、気候変動への影響を考慮しない融資は行わないと誓ったのです。グテーレス国連事務総長は、5000兆円を超える総資産を持つ世界の銀行のトップを前に語りかけました。

 「私が最も強くお願いしたいのは、気候変動対策に投資し、化石燃料への投資をやめることです。1つ1つの銀行が、自分たちのビジネスを責任銀行原則という目標に合わせていけば、変革を起こすことができます」

 この原則は、「温暖化対策の国際合意であるパリ協定の目標達成に整合性のないような融資は行わない」ということを意味します。

 日本で署名した銀行は、三菱UFJ、みずほ、三井住友、三井住友信託の4つのグループで、大きな期待が寄せられています。ただ、署名したということは、本当に約束を守っているかが問われる、ということでもあります。グテーレス国連事務総長は、地球温暖化を1.5℃未満に食い止めるためには、2020年以降の石炭火力発電所の新設を禁止すべきと訴えています。日本の三大メガバンクも石炭火力への融資を見直す方針を発表しましたが、すでに計画を進めている発電所への融資は撤回せず、慎重に検討するとしています。このため世界のNGOは、脱石炭への動きが十分ではないと批判しています。果たして今回の署名を受けて、どこまで本気で地球のミライを守るリーダーシップを取れるのか、大きな注目が集まっています。

抜粋ここまで

_ Haniwa ― 2019年10月28日 09時07分54秒

いつもとおりすがり様
情報ありがとうございます。

>むしろ話は真逆で、リーダーシップを発揮したのは社会運動のほうです。政治家個人は社会運動の要求を実現するための一つの駒にすぎません。サンダースの場合、2011年のウォール街オキュパイ運動にかかわった人々が彼を支えました。

>そのため、仮にサンダースが態度を変え、ウォール街の言いなりになるようなことがあったとしても、サンダースが見捨てられるだけで、この社会運動が縮小することはありません。この動きはサンダース個人のカリスマ性や力量に依存しているわけではないからです。

勉強になります。そうですね、日本には、運動があってその代理人として誰かを立てるというものはほとんどないかもしれませんね。

>日本の場合は、これだけ異常な気象災害が頻発して、明らかに気候に変動が生じているのに、排出ガス削減論議は盛り上がりません。

>日本でも、今回の豪雨など異常な気象現象を受け止める中で、温暖化の議論を再スタートする必要があるのに、メディアはまったく取り上げないという点にも、違和感を覚えざるを得ません

住むところの地理的な差だと思われている(思わせている?)フシがあるんだと思いますよ。
たしかに場所の差が災害の大きさに関係していますが、そもそもの気象などに向かった報道はあまりないですね。

>どうせまた、消費税の税率や廃止をめぐって野党各党が揉めたり、「憲法改悪」云々の話になれば、有権者らも原発問題を後回しに。安倍政権と対峙する前に、野党勢がいがみ合い、もつれ合って潰し合う構図。それを、あたかも「政局」であるかのように報じるメディアも共犯で、世間を欺き、安倍政権の延命に手を貸している。

野党の中のかなりの部分は本当は「改憲派」だからでしょうね。憲法を改めると言ってもどこをどのように変えるのかが重要なのに、変えたい部分をはっきり主張しないで変えることだけを訴えるのがおかしいと気づかないといけないんですが。

>日本で署名した銀行は、三菱UFJ、みずほ、三井住友、三井住友信託の4つのグループで、大きな期待が寄せられています。ただ、署名したということは、本当に約束を守っているかが問われる、ということでもあります。グテーレス国連事務総長は、地球温暖化を1.5℃未満に食い止めるためには、2020年以降の石炭火力発電所の新設を禁止すべきと訴えています。日本の三大メガバンクも石炭火力への融資を見直す方針を発表しましたが、すでに計画を進めている発電所への融資は撤回せず、慎重に検討するとしています。このため世界のNGOは、脱石炭への動きが十分ではないと批判しています。果たして今回の署名を受けて、どこまで本気で地球のミライを守るリーダーシップを取れるのか、大きな注目が集まっています。

この4つのグループだけで日本の企業の融資のかなりの部分を占めていると思います。本当に約束を守るのかきちんとみていかないといけないですね。

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