「写ルンです」30%以上値上げ 来月から カラーフィルムも2019年05月09日 00時00分00秒

国立新美術館(東京・六本木):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

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なんか10連休のダメージがまだ続いています(泣)。しかも自分は10連休じゃなかったし(泣)。そんなところに、記事を書かないといけないようなニュースが…。

NHKのニュースサイトによると、「写ルンです」30%以上値上げ 来月から(2019年5月9日 16時16分)なのだそうだ。

富士フイルムは、レンズ付きフィルムを来月から30%以上、値上げします。ピーク時に比べて需要が大幅に減り、生産コストが上昇しているためだとしています。

富士フイルムは、来月1日から「写ルンです」の名前で販売しているレンズ付きフィルムの出荷価格を30%以上、値上げすると明らかにしました。

レンズ付きフィルムはスマートフォンやデジタルカメラに押される形で需要がピークだった1997年と比べて、20分の1以下に減少していますが、若い世代にもフィルム独特の味わいがかえって新鮮だと受け止められ、一定の愛好者がいるということです。

しかし、生産量が激減した影響で原材料費のコストが上昇していることや、配送にかかる物流費も上がっているため、大幅な値上げに踏み切ることになりました。

自分の周囲では、「写ルンです」は、多くの個人がデジカメやスマホに移行後も、学校などで使われていた時期があったように思う。スマホの持ち込み禁止や(コンパクト)デジカメが高価であったためと思われる。しかし、最近は小学校などでも学校の備品としてコンパクトカメラがあるようになったり、行事の時だけカメラ持参OKとなったりしていて、学校需要は激減していたように思う。

これだけスマホが普及してしまうと、さすがに写ルンですを買う人も少ないだろうなとは思う。記事にもあるように「一定の愛好者がいる」状態でしかない。

会社では合わせて、カメラ用のカラーフィルムについても値上げすることにしています。

写真フィルム製品の価格改定について(2019年5月9日富士フイルム株式会社)によれば、値上げの対象は、以下のようだ。

種類サイズ製品名称
カラーネガフィルム135フジカラー 100
135フジカラー SUPERIA PREMIUM 400
レンズ付フィルム135フジカラー 写ルンです シンプルエース
プロ用ネガフィルム135/120フジカラー PRO 400 H
120フジカラー PRO 160 NS
リバーサルフィルム135/120/CUTフジクローム Velvia 50
135/120/CUTフジクローム Velvia 100
135/120/CUTフジクローム PROVIA 100F

これって、現行フィルム製品全部が30%以上の値上げということか。30%程度じゃなくて30%以上だからね。はあ…。

かくいう私もフィルムでは少しずつ撮ってはいるのだが、重いデジカメを同時に持って行っているので、なかなか全部撮りきれない。写ルンですもASTIA100F(!)も途中までになっている。早く撮り切らないと1本のフィルムに正月からクリスマスまで入ってしまう。(高級)コンパクトフィルムカメラがほしいのだが、高くて手がでない(泣)。


写真は記事とは関係ない。まあ富士フイルムスクエアの近くだが。
国立新美術館(東京・六本木):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF

国立新美術館の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」 に行ってきた。♪ジタバタ するなよ! 世紀末が 来るぜ!♪(違) 個人的にはクリムトやエゴン・シーレよりも、啓蒙主義時代やビーダーマイアー時代の、まるでカラー写真のような緻密でリアルな絵や機能的なデザインの家具や家財(軍隊用の生活用具含む)の方に惹かれた。かっちりくっきりすっきりだものね。

この国立新美術館って初めて行ったが、なんかイベントスペースみたいな建物だなぁ。カメラ人類に分かりやすく言うとCP+の会場のパシフィコ横浜みたいな感じ。調べたら国立新美術館はコレクションを持たない美術館らしい。どうりでイベントスペースっぽいはずだ。

「ウィーン・モダン」自体は、展示品の数も多く、十分見応えのある展示なので、興味ある方にはお勧めだ。フランツ・シューベルトが寝るときも掛けたままだったメガネの実物(横一線に割れているので遠近両用かと思ったが違うようだ笑)とか、クリムト愛用のスモックの実物が興味深かった。「ウィーン・モダン」2019年4月24日(水)~8月5日(月)毎週火曜日休館。

【追記】
ついでに書くと、この火曜日定休というのが結構貴重だ。たとえば学校行事が週末にあってお子さんが月曜日学校お休みということがあると思うが、その場合に博物館・美術館で月曜定休のところが多いのだ。ここは火曜定休なので、そういう場合に助かるだろう。同じく火曜定休の鉄道博物館(さいたま市)や岡本太郎記念館(東京・南青山)と順番に巡れば、鉄分の濃い爆発芸術家の道が拓けるかも(笑)。【追記ここまで】


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