キヤノン、EOS唯一のフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」を販売終了(デジカメWatch) ― 2018年05月31日 00時00分00秒
キヤノン、EOS唯一のフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」を販売終了 修理対応は2025年10月31日まで(デジカメWatch)なのだそうだ。
フィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」販売終了と修理対応期間延長に関するお知らせ(キヤノン)をみると不思議なことが書いてある。
また、本商品をご使用いただくお客さまへのサービス・サポート向上を目的として、弊社修理サービス規約の修理対応期間後も、2025年10月31日まで修理対応を行います。
※ 弊社修理サービス規約の修理対応期間(2020年10月31日)以降は、部品の在庫状況により修理をお断りする場合がございます。
キヤノンの修理サービス規約の修理対応期間だと2020年10月31日までなのだが、修理サービス規約の修理対応期間後も、2025年10月31日まで修理対応を行うと。
キヤノンってカメラの販売終了後2年しか修理対応してくれないんだっけ?と調べてみたら、公益社団法人 日本写真家協会(JAPAN PROFESSIONAL PHOTOGRAPHERS SOCIETY)のデジタル機材の修理対応期間を探る(出版広報委員会委員・関 行宏 氏)という記事によると、キヤノンは製造終了後から原則として7年間なのだそうだ。日本写真家協会のサイトって、どうしてテキストをコピペできないようにしているんだろう?そんなのソースからコピーすれば意味ないのに。上から透明の画像を被せるのが好きなのか?そのくせPDFはテキストをコピーし放題だぞ。
とすると、修理サービス規約の修理対応期間だと2020年10月31日までということは、その7年前の2013年10月にはEOS-1vの製造は終了していたということになる。この5年間は在庫を売っていただけだったのか。
たしか、京セラがカメラ事業から撤退するときにもそんなことがあった記憶がある。CONTAX G1とG2は併売されていたのだが、実はG1はとっくに製造が終了していて、カメラ事業撤退するときに急に短い修理対応期間が提示されたことがあった。実際には修理対応期間をかなりすぎても部品がある限り対応してくれたのでよかったのだが。
CONTAX G1を京セラに修理に出した ― 2010年08月27日
CONTAX G1がシャッターレリーズボタン修理から戻ってきた ― 2010年09月06日参照。
今回のキヤノンの修理対応延長は、製造終了後7年だったものを、販売終了7年後にしてくれたということになる。販売終了が製造終了後5年経ってからという通常とはかなり違う状況だったからだろう。常識的な対応でよいですな。
ニコンは、フィルムカメラとしてF6とFM10がラインナップされているが、これももう製造していなくて在庫のみの可能性はあるなぁ。FM10で使えないレンズが増えているのは仕方ないにしても、電気カメラのF6でも使えないレンズがどんどん増えてきているのはどうしたものか。ここらへんがキヤノンEOSと違うところだなぁ。まあ、ニコンのレンズ買うなら、絞り環付いたもの、特にMFレンズに限るということだな。【期間限定】MF旧製品メンテナンスサービスを見ると、第二弾は2018年 9月3日(月)~2018年12月28日(金)に受け付けるようだ。
写真は記事とは関係ない。ラグビーワールドカップ2019告知(横浜市西区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F3.2、1/50秒、、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF
フィルムの作例でなくてすまん。2019年9月20日に開幕するラグビーワールドカップ2019日本大会を告知する垂れ幕。ガラス越しに撮影。
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