Agfa Vistaフィルムが生産終了(デジカメWatch) ― 2018年05月01日 00時00分00秒
Agfa Vistaフィルムが生産終了 35mmネガカラーフィルム 4月末が最終入荷(デジカメWatch)によると、カラーネガフィルム「Agfa Vista」が生産終了なのだそうだ。
Agfa Vistaは、AGFAのフィルム部門が倒産してからはどこかのOEMで再発売されていたように思う。最近は"Made in Japan"表記だったようなので、富士フイルムのOEMだったのだろう(国内でカラーネガフィルムを作っているのはもう富士フイルムしかない)。富士フイルムがISO200のカラーネガをやめたのかもしれない。
マイナーなフィルム(赤城耕一写真日録)
ISO200のカラーネガフィルムは、富士フイルムの国内ラインナップにはなかった(35mmカラーネガフィルム(富士フイルム)参照)ので、もとになるフィルムは何だったのだろう?海外からのOEM需要に合わせてISO200のフィルムを作っていたのだろうか。
今回、ISO200という選択肢が減ったのは残念だ。自分は子どもの頃に当時のコニカがISO400のカラーネガを出して以来、カラーネガの基本はずっとISO400だったのだが、カメラによっては明るい日中屋外でシャッタースピードの制限や表現上絞りたくないなどの理由でもう1段暗いフィルムの方がありがたいという場面はあったはずだ。もしかしたらヨーロッパではそういうISO200の需要が日本よりもあったのかもしれない。
いずれにしても、またフィルムの選択肢が減った。ただ、他方で再生したKodakが着々とフィルムラインナップを増やしていっているので、写真フィルムは意外とまだいけると思う。案外単体のデジタルカメラよりもフィルム生産・販売の方が長く残ったりして…。
写真は記事とは関係ない。マルクス・エンゲルス(東京メトロ神保町駅A6階段広告):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/40秒、、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 800)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF
岩波ホールで4/28(土)~6/15(金)の間上映している『マルクス・エンゲルス(THE YOUNG KARL MARX)』を見てきた。
一般料金は1800円なのだが、前売り券だと1500円になる。身内で複数人で観に行ったのだが、ローソンチケットで事前に前売り券を買って行った。前売り券はローソンやプレイガイドの場合、公開が始まっても前売り券を売っている。岩波ホールは自由席なので、前売り券は日付指定もなく、買っておくと期間中の任意の日の任意の回に使える。
ただ、今回一緒にいった身内の中に一般料金でない人が混じっていた(シニア・学生・小中高校生など)。それで、前売り券は一般料金しかないので、それらの割引券購入の人は1階の券売場で並んで身分証提示の上で購入する必要がある。岩波神保町ビルの入口が開く前(10:00以前)は、前売り券を持っている人と当日券購入の人は同じ列に並んでいるのだが(写真2枚目)、入口が開くと、前売り券を持っている人は10階のホール入口に直接行ってよいと言われる。そうすると、10階で早く並んだ人の方が早い番号の整理券をもらえるので、良い席で観られることになる(自由席のため)。なお、券売り場は10:30からである。30分の間に前売り券を持っている人がどんどん若い番号の整理券をもらっていくので、当日に窓口で券を買う人は良い席で観られる確率が下がっていく。
わがHaniwa一族はほとんどが前売り券所持だったにもかかわらず、ほんの一部の割引券購入者のために先に10階にいけなくなった。これ、たとえば小学生連れだったら、小学生を券売場に残して先に行けないでしょ。シニアなら置き去りにするけど(笑)。
それで、現場で思案の結果、それらの割引を使わず岩波ホールの近くのローソンで前売り券を追加購入して全員先に10階に行く作戦を採ることになった。一般1800円、シニア1500円、学生1500円だから、シニアや学生なら、前売り券をローチケで買った方が同じ値段で早く入れて得である。小中高校生は1200円だから、前売り券との差額がまだ300円あるが、全員が前売り券使って割り引かれているから、若い整理券番号をもらって良い席で観るためにそれぐらい損してもよいという判断になった(総額では損していないという判断)。なお、当日は混雑していたので券売場は10:20から券を売り始めた(ローソンに行って前売り券買って戻ってきたら10:15だった、危なかった)。前売り券と当日券の扱いの差は、券売場が混雑して手間だからなるべく前売り券を買ってくれということなんだろう。
早く着いた前売り券所持者は10階のエレベーターホールで待たされる(番号の付いた整理券もここで配られる)。エレベーターホールが満員になる前に岩波ホール入口が開けられてロビーに入れる。そして上映15分前になると整理券番号10番ごとに呼ばれて観覧席のある中に入れることになる。ちなみに岩波ホールのスクリーンは舞台の奥にあり、そんなに大きなスクリーンではないので(この映画はスコープサイズ)、前の方の座席の方が良い席である。映画館によっては大スクリーンが座席のすぐ前にあって前の方に座ると画面全体が一度に見渡せないということがあるが、岩波ホールはそうではない。前方中央付近が良い席だ。ということでHaniwa一族で良い席を占めた。
休日だったが、観客はシニアが多い。おそらく団塊の世代とその少し下の世代の人がほとんどだろう。50歳代以下はあまりいない。小中高校生はほとんどいない。
内容は、イケメンのマルクスとエンゲルスが知り合って、きれいな奥さんが出てきて、正義者同盟に加入して主流派となり共産主義者同盟に改名して綱領「共産党宣言」を採択するところまでの話だ。フランス・ドイツ・ベルギー制作の映画なので、台詞はフランス語とドイツ語と英語がでてきて日本語字幕が付く。映画オリジナルの字幕は基本的にフランス語だった。サイトには118分とあるが、現地では上映時間2時間5分(125分)と案内している。2時間5分には予告編の分も入っているのだろう。
ということで、早い上映時間の回は混んでいるようなので、前売り券をうまく使ってよい席で観て下され。次回上映作品の『ゲッベルスと私』(6/16土~8/3金)も観に行きたいなぁ。
【追記】
余談だが、帰りに駿河台の明治大学の近くで信号待ちしていたら、前にいたオジサンが若い人に「明大前の岩波ホールってどこですか?」と聞いて、若い人が「い、岩波ホール?…」と固まっていたので、「貴様ら、この界隈で岩波ホールも知らんのかっ、そこへ直れ!」と言いたいのを我慢して(違)、横から道を教えてあげた。誰だよ、「明大前の岩波ホール」なんて教えたのは。「神保町の岩波ホール」だ。貴様ら、歯を食いしばれ(違)。
【関連】
『マルクス・エンゲルス』公式サイト
↑配給元の公式サイト。岩波ホール以外の上映館や上映時期はこちらから。下の表は2018年5月1日(火)現在。
都道府県 | 劇場名 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
北海道 | シアターキノ | 011-231-9355 | 6/2(土)~ |
東京 | 岩波ホール | 03-3262-5252 | 4/28(土)~ |
群馬 | シネマートたかさき | 027-325-1744 | 順次公開 |
長野 | 長野松竹相生座・ロキシー1・2 | 026-232-3016 | 6/23(土)~ |
長野 | 東座 | 0263-52-0515 | 順次公開 |
石川 | シネモンド | 076-220-5007 | 順次公開 |
愛知 | 名演小劇場 | 052-931-1701 | 4/28(土)~ |
静岡 | CINEMAe~ra. | 053-489-5539 | 順次公開 |
三重 | 伊勢進富座 | 0596-28-2875 | 6/30(土)~ |
大阪 | シネ・リーブル梅田 | 06-6440-5930 | 5/12(土)~ |
京都 | 京都シネマ | 075-353-4723 | 6月公開 |
兵庫 | シネ・リーブル神戸 | 078-334-2126 | 6/9(土)~ |
熊本 | Denkikan | 096-352-2121 | 順次公開 |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 0985-28-1162 | 順次公開 |
コメント
_ みっち ― 2018年05月01日 16時56分08秒
_ Haniwa ― 2018年05月02日 09時56分00秒
>ほぉ、Haniwa一族の陰謀ですな。(笑)
「こんなもののためにコダクロームやエクタクローム、コニカクロームは死なねばならなかったのか!?」と編笠に隠していた富○フイルム会長の首を放り投げる(違)。
Haniwa新陰流とかないです(笑)。
岩波ホール、たしかに文化拠点ですよね。ここでしか観られない映画も多いですし。
ロビーに貼ってある数々の過去上映作品のチラシも見ていると(;´Д`)ハァハァ してきます。
>そして、Agfa Vistaの終了には、もう皆さん平静で、白髪首一つ飛ばないのであります。(泣)
まあ、かつてのAGFAのこってりとした色再現でもないですし、普通の日本製ISO200のカラーネガフィルムですからね。実際には10年以上前に終わってたんですよ。仕方ないですね。
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月02日 13時16分32秒
アグファのフィルムの件ですが、フジのOEMだったという噂で、だから、終わったのだと:
Film News: Hasta la Vista baby, another fan fav takes a dirt nap
ttps://www.japancamerahunter.com/2018/03/film-news-hasta-la-vista-baby-another-fan-fav-takes-dirt-nap/
フジが"Fujifilm"ではなくて"Fujital"だと揶揄されるのも、自然な流れ。いくら「ブランド」イメージを強化しようが、中身が伴っていないのが事実。(まるで、「戦争放棄」のはずの日本の自衛隊が、イラクで「戦闘」をおこなっていた事実が明るみになったのと、同じ展開。関係者らは、知っていた話)
そもそも、オリジナルのアグファとフジは発色が異なっていたので、何とも言えませんが、現行のロモグラフィーやコダックので代用するしかないようですね。(モノクロなら、イルフォードでも)
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月03日 09時07分12秒
今時、事務機器分野を拡大しようとするフジの経営自体が、おかしいような:
<富士フ>海外戦略に打撃 米ゼロックス買収、見通せず
ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180502-00000079-mai-bus_all
_ Haniwa ― 2018年05月03日 10時12分34秒
>フジが"Fujifilm"ではなくて"Fujital"だと揶揄される
笑いました。でも、売れないものは仕方ないんですかねぇ。私もここ数年ほとんどフィルム撮影できなかったので偉そうなことは何も言えません。ただ、スポーツ撮影するのでなければ、スナップや記念写真はフィルムで撮りたいとずっと思っています。だいたい、デジタルカメラって、カメラ・レンズが高コスト製品寿命も短いですし。
フィルムの技術で化粧品を…というのはあまり軌道に乗ってないんですかねぇ。
フィルムは全盛期であっても前のフィルムがディスコンになって新しくなると買いだめはできるにしても、それもなくなるとそれを買うしかなかった訳で、無くなったとなれば似たような代替品を買うしかないですよねぇ。
>今時、事務機器分野を拡大しようとするフジの経営自体が、おかしいような:
リコーもコピー機関係が儲からなくて困っているというのに、どうしてゼロックスに突っ込むかなぁ、と思いますね。東芝が原発に入れ込むのと同じ自滅願望があるのかしら。
富士フイルムは、写真関係にとっては重要な企業ですから、ここでコケてもらっては困る、「しっかりせんかいっ」と言っておきます。
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月03日 10時55分00秒
「富士フイルムホールディングス」の「自滅」的経営は、アベノミクスが要因でしょう。会長の古森は、安倍のロビイストですし。東芝における原発に相当するのが事務機器分野であり、過去にコダックの破綻もみていたからこそ、投資家の後押しで、あえて「博打」に出た、と。
富士フイルムの不振ゼロックス買収、報じられない重大リスク…成長戦略と逆行か
ttp://biz-journal.jp/2018/02/post_22197_2.html
記事より抜粋:
富士ゼロックスでは昨年、海外の販売会社2社で375億円の不正会計が発覚。この問題が米ゼロックスに飛び火して、アイカーン氏は間接的に富士フイルムHDに揺さぶりをかけた格好となった。
「最近起こった富士ゼロックスでの会計スキャンダルを踏まえて、合弁事業の終了、もしくは有利な条件での再交渉をすべきだ」
アイカーン氏は、こう主張していたという。同氏の真意は、どこにあるのか。アイカーン氏は、ゼロックスが経営破綻したイーストマン・コダックの二の舞になることを懸念しているとされる。コダックは写真フイルムで一時代を築いた米国を代表する名門企業だったが、デジタルカメラの普及への対応が遅れ、12年1月に連邦破産法(日本における民事再生法に相当)を申請した。
先進国を中心にペーパーレスの動きが加速し、複写機・複合機の成長が鈍化している。米ゼロックスがコダックにならない前に、米ゼロックスを富士フイルムに買収させようとしているとの観測が駆け巡っていた。そして実際、アイカーン氏の主張通りの展開となった。
抜粋 ここまで
何かしらの「刺激」策が無ければ、こんな無謀な経営は出来ないはず。(リコーも、似たり寄ったりな感じかもしれません)
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月03日 11時14分54秒
富士フイルム、ゼロックス買収に「黄信号」灯る
ttps://maonline.jp/articles/fujifilmhd0503
記事より抜粋:
買収計画をめぐって異論を唱えたのが米ゼロックス株の9%超を持つ筆頭株主カール・アイカーン氏。同じく大株主のダーウィン・ディーソン氏と共同で買収に反対する声明を発表した。さらに米ニューヨーク州の裁判所に買収の差し止めを求めた。アイカーン氏は“物言う株主”として知られるが、「(米ゼロックスを)1セントも支払わずに手に入れようにしている」などと買収スキームについて痛烈に非難した。
富士フイルムHDによる買収金額は6710億円と巨額。だが、現金の外部流出がない独自のスキームを用いる。子会社の富士ゼロックスがまず、富士フイルムHDの保有する全株式(所有割合75%)について6710億円で自己株買いを実施したうえで、米ゼロックスと統合。続いて、富士フイルムHDは富士ゼロックス株の売却で得た6710億円をもとに、統合後の新ゼロックスの新株発行61億ドル(6710億円相当)を引き受ける。同時にゼロックスは既存株主に25億ドル(約2700億円)の特別配当を行い、時価を下げる。これにより議決権ベースで50.1%を取得し、傘下に収める。
これにかみついたのがアイカーン氏らで、「(ゼロックスを)過小評価している」と批判していた。同調する株主が増えれば、買収計画そのものが立ち行かなる可能性もかねて指摘されてきた。
抜粋 ここまで
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月03日 11時33分47秒
富士フイルム・古森会長、独裁色強まる…狂う世界一へのシナリオ、社長解任説広まる
ttp://biz-journal.jp/2017/01/post_17742_2.html
記事より抜粋:
00年、富士写真フイルム(現富士フイルムHD)社長に就いた古森氏は、稼ぎ頭だった写真フイルムの市場が大幅に縮小するという「本業消失」の危機に直面していた。このままでは早晩、経営は行き詰まる――。そこで、事業の構造転換を伴う新しい成長戦略を策定した。06年10月、持ち株会社制に移行し、富士写真フイルムから富士フイルムHDに商号を変更した。
液晶用フイルムに代表される高機能材料や、子会社の富士ゼロックスが手掛ける複合機などのドキュメント、後に医薬品や化粧品にまで業容が拡大したメディカル・サイエンスなど、6つの事業分野を新たな成長の核に据えた。
抜粋 ここまで
_ Haniwa ― 2018年05月08日 10時37分22秒
色々と詳しくありがとうございます。
富士フイルムによるゼロックス買収はどうなるか分からなくなってきましたね。
「先進国を中心にペーパーレスの動きが加速し、複写機・複合機の成長が鈍化している。米ゼロックスがコダックにならない前に、米ゼロックスを富士フイルムに買収させようとしているとの観測が駆け巡っていた。そして実際、アイカーン氏の主張通りの展開となった。」
ttp://biz-journal.jp/2018/02/post_22197_2.html
ということは富士はババを引かされようとしているということなんですかねぇ。
東芝の原発事業とそっくりじゃないですか。
アメリカの不振企業を押しつけられる構図、ですかねぇ。
後世に、安倍政権の政策とともに検証されることを望みます。
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月08日 12時16分31秒
「東芝の原発事業とそっくり」だとは思いますが、「アメリカの不振企業を押しつけられる構図」というよりは、フジの系列の中の問題で、不正発覚によって、外部に足元をみられたという展開かと。いずれにせよ、経営トップの責任。
富士ゼロックスと東芝・WHの共通点
ttp://blogos.com/article/231164/
記事より抜粋:
稼ぎ頭の富士ゼロックスに対し、富士フイルムHDは、小林陽太郎さんの手腕もあって、経営に口をはさめない状況になっていた。一方、富士ゼロックスも、本社から「不正があるのではないか」といわれても、「大きな問題ではない」というばかりだった。つまり、富士フイルムHDは正しい報告がされていなかったし、遠慮からか求めなかった。
つまるところ、東芝と同様、子会社に対するガバナンスの欠如です。
東芝や富士フイルムに限らず、過去にはオリンパスでも不正会計事件がありました。直近では、リコーが、2012年3月期に米子会社の特別損失1078億円を適時開示していなかったとして、今月22日に報告しました。
いずれも、「コーポレートガバナンスの欠如」です。
抜粋ここまで
_ ノーネームしたん ― 2018年05月08日 15時51分29秒
もとになるフィルム作れるぐらいなら売りなよ…。
>わがHaniwa一族
>小中高校生はほとんどいない。
数年前プラレールで遊んでいたHaniwa氏の子供さんがこの映画に連れていかれるという……、
そんなHaniwa氏の子のゴールデンウイーク……
_ Haniwa ― 2018年05月14日 08時29分36秒
■ いつもとおりすがり様
>不正発覚によって、外部に足元をみられたという展開かと。いずれにせよ、経営トップの責任。
企業の不正、多いですねぇ。特に、不正会計って市場主義に反するものだと思うんですが、なぜか市場主義者はあまり起りませんよねぇ。
>いずれも、「コーポレートガバナンスの欠如」です。
こういうのは「終わりの始まり」なのでしょうね…。
■ ノーネームしたん様
>もとになるフィルム作れるぐらいなら売りなよ…。
日本ではISO200は売れないと決めて掛かっていたんでしょうね。
>数年前プラレールで遊んでいたHaniwa氏の子供さんがこの映画に連れていかれるという……、
>そんなHaniwa氏の子のゴールデンウイーク……
いやいや、プラレールは大人になってからが本番ですよ(笑)。
ほとんど値上がりしていないですし、HOに準じた扱いやすい大きさ。
ポケットマネーで増殖する危険な存在なんですよ。
青少年には、次期上映の『ゲッベルズと私』を観て欲しいですね。
ttps://www.sunny-film.com/a-german-life
_ Haniwa ― 2018年05月14日 08時45分53秒
正しくは『ゲッベルスと私』ですね。
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月15日 09時33分22秒
フジの件、やはり、無謀過ぎたようです。
乱暴で稚拙だった富士フイルムの買収スキーム
米ゼロックスが買収契約を破棄、原因はどこにあったのか
2018.5.15(火)
ttp://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53094?page=4
記事より抜粋:
もっとも、富士フイルムによる買収が失敗した場合でも、同社の株主にとってはむしろ朗報となるかもしれない。
米国は時代の変化が早く、FAXはオフィスからほぼ完全消滅しており、複合機はもはや社内印刷用の用途しかない。ゼロックスと競合するリコーが、北米複写機市場の急激な縮小で巨額損失を計上している現状を考えると、ゼロックスの買収が逆に富士フイルムの足を引っ張る可能性は十分にある。
斜陽産業であっても規模の大きい企業を買収すれば、短期的には業績を拡大することができる。しかし、それは本当の意味での利益成長とは異なる。
抜粋ここまで
なんていうか、M&Aの発想が一時のライブドアのように、すでに時代遅れな感じが否めません。
それに、今時、海外でFAXにこだわる理由が分かりません。(日本国内でも、せいぜい、安倍が拉致問題で北朝鮮に抗議する際に使うくらいしか、「需要」など無いのでは?)
_ Haniwa ― 2018年05月21日 08時34分32秒
お返事が遅れてすみません。
>米国は時代の変化が早く、FAXはオフィスからほぼ完全消滅しており、複合機はもはや社内印刷用の用途しかない。
まあ、そうでしょうね。自宅にもFAXはありますが、ほとんど使っていません。
>それに、今時、海外でFAXにこだわる理由が分かりません。(日本国内でも、せいぜい、安倍が拉致問題で北朝鮮に抗議する際に使うくらいしか、「需要」など無いのでは?)
いまどき仕事でもFAX使うのは日本の企業や役所ぐらいかもしれませんね。
何をどう判断してこんなことになっているのか、まだ釈然としませんが。
富士フイルムには生き延びて欲しいものです。
_ いつもとおりすがり ― 2018年05月21日 10時20分51秒
>何をどう判断してこんなことになっているのか、まだ釈然としません
悲観的な見方と楽観的な見方、それぞれあるようです。
富士フイルム、ゼロックス買収頓挫で露呈した「脇の甘さ」
5/21(月) 6:00配信
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180521-00170471-diamond-bus_all&pos=4
記事より抜粋:
さらに、富士フイルムHD側にも危機が迫る。そもそもアイカーン氏は、昨年発覚した富士ゼロックス子会社での会計不祥事を理由に、合弁契約の解消を訴えていた。現在HDの連結利益の40%を稼ぐ富士ゼロックスがもし合弁解消という事態にでもなれば、HD経営への打撃は甚大だ。“夢の買収”が悪夢に転じかねない事態である。
抜粋ここまで
米ゼロックス統合 混迷に「富士フイルム」安堵の声のワケ
5/21(月) 5:58配信
ttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180521-00542244-shincho-bus_all&pos=1
記事より抜粋:
「“ゼロックス買収難航”のニュースが流れると、社員の間からは“無理することはない。逆に良かったかも”と安堵の声さえ上がっています。事務機器に比べて、ライフケアの世界市場は年々拡大を続けている。20年は311兆円を見込んでいるが、30年には525兆円まで膨れ上がるとの試算もある。富士フイルムHD傘下には、有望な医療・医薬品メーカーが多いので、そちらに資金を投下した方が賢明だと思います」(同)
抜粋ここまで
_ Haniwa ― 2018年05月21日 14時28分26秒
社員まで買収難航で安堵の声がって、なにかおかしいですよねぇ。
>現在HDの連結利益の40%を稼ぐ富士ゼロックスがもし合弁解消という事態にでもなれば、HD経営への打撃は甚大だ。“夢の買収”が悪夢に転じかねない事態である。
それだけ富士ゼロックスに依存していては、「買収してしまえば…」という胸算用が出てくるのも無理がないのですかねぇ。
あまり長期的視点はなさそうな…。
ライフケアでなんとかしのいで、カメラやフィルムも続けて欲しいものです。
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ほぉ、Haniwa一族の陰謀ですな。(笑)
さては、文化の拠点たる岩波ホールを占拠する狙いだな。(違)
かくなる上は、野良猫衆を放って、黒幕Haniwaの首を...(大違)
そして決めセリフはこれです「これは夢じゃ、夢でござる...」(爆違)
はい、それはともかくとして、「明大前の岩波ホール」とか「岩波ホールなんて知らねぇ−」なんて輩には天誅ですなぁ。といっても、どっかの役人みたいに、首だけ飛ばしても、退職金で焼け太りというのも。(困)
そして、Agfa Vistaの終了には、もう皆さん平静で、白髪首一つ飛ばないのであります。(泣)