Zeiss Ikon - A Tribute(Carl Zeiss Camera Lens Blog) ― 2013年12月03日 00時00分00秒
皆様、戴いたコメントのお返事ができていなくてすみません。もう少しお待ちください。m(_ _)m
Carl Zeiss Camera Lens BlogにZeiss Ikon – A Tributeという記事が載っていた。
去年の暮れに製造中止となったフィルムカメラのZeiss Ikonへの賛辞となっている。
Zeiss Ikonの開発のエピソードなど色々と書かれているが、注目は以下の部分。
The high quality and durability of both the camera and especially the ZM lenses mean photographers will continue to be able to create fantastic images with the Zeiss Ikon for years to come. The production of the Zeiss Ikon has been discontinued end of 2012 but we will continue to be open to new ideas and follow both the needs of sophisticated photographers as well as the latest market developments.
(Googleによる翻訳)高品質と耐久性の両方のカメラ、特にZMレンズは写真家がこの先何年もツァイスイコンとの幻想的なイメージを作成できるようにしていきますを意味します。ツァイスイコンの生産は2012年末に廃止されましたが、我々は新しいアイデアに対してオープンで、洗練された写真家のニーズだけでなく、最新の市場動向の両方に従っていきます。
ZMレンズはフィルムでしか使えないわけでもないし、なにかまたカメラを考えてくれているのかもしれない。もっと安くてシンプルな、ライカMマウント互換フィルムカメラは、ベッサシリーズ(これもどんどん終息していっているが)があるので新たに出ることはないのかもしれない。しかし、35mmフルサイズのデジタルカメラは今後どんどん可能性が広がるので、デジタルカメラとの相性をも考慮したZMレンズなら、新しいデジタルのボディが出るのを期待していいのかもしれない。ZeissとCosinaとEPSONあたりが協力していいものができないかなぁ。
写真は記事とは関係ない。
波止場会館(横浜市中区):Nikon F3、Ai Nikkor 45mm F2.8P、F5.6AE、Kodak PORTRA160、専用NC フィルター、HN-35、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
「波止場」っていう言葉がいいよねぇ。最近あまり聞かなくなった言葉だけれども。しかし「はとばかいかん」って打つと「波止場快感」になるのは日頃の入力具合が知れて…。
Nikon D300のファインダーにカビ・くもりが… ― 2013年12月10日 00時00分00秒
皆様、コメントのお返事もできずに申し訳ない。今週末がヤマなのでもう少しお待ちください。
さて、表題の通り我がニコンD300のファインダーにカビが生えたようだ(泣)。10月の週末が毎週のように微妙な雨で、雨の中某アマチュアスポーツを撮影していたのが原因のようだ。一応二コン レインジャケットプロフェッショナル Sを装着していたのだが…。逆光でファインダーを覗くとものすごくフレアっぽいので気づいた。
ルーペでD300の接眼部を覗くと、目に近い側の接眼レンズの内側とそのもう1枚中のおそらく視度調整用のレンズの2枚に黒い点々と薄いくもりがあるようだった。レンズのAi AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>方は黴びたりはしていないようだ。
それで修理をどうするかちょっと悩んだ。ファインダーなので黴びていても写りは関係ない。フレアっぽくなるのも完全ど逆光のときだけなので、普段はあまり気にならない。しかし、光学ファインダーは一眼レフの命だし、このまま使い続けるともっとカビが増殖しないとも限らない。ウェブ上のニコンの修理見積もりでは20,500円の修理見積もりと出た。ちょっと清掃するだけにしては高いが仕方ない。次の週末は仕事があるので某アマチュアスポーツは撮りに行けない。修理するなら今だ。
それで昨日新宿近辺に用事があったのでニコンの新宿サービスセンターに寄ろうかと思ったのだが、ネットから申し込むとニコンイメージングプレミアム会員は修理料金が10%割引になるというので、持ち込みにせずにニコンピックアップサービスを利用することにした。20,500円の1割引に消費税が乗って19,373円の見積もりになった(20500×0.9×1.05=修理代金18450円+消費税923円=19373円)。持ち込みにすると、見積もりに2時間(昼休み挟むと3時間)ぐらい待たされることがあるので(病院みたいにずっと待ってなくてもいいのだが)、貧乏暇なし状態の今の私にはピックアップサービスの方がよさそうだ。
ニコンピックアップサービスは、以前COOLPIX 2500の修理の際に利用したことがあって不満足だったので(大丈夫か、ニコン ― 2006年04月05日参照)、それ以来なるべくサービスセンターに持ち込むようにしていた。今回はちゃんと修理してくれるといいのだが。
ウェブ上の修理申し込みの記入欄には、「黴びたり傷のあるファインダー部品は交換してください」と書いておいた。カメラを開ける技術料が結構な割合を占めていると想像するので、どうせ開けるのなら部品がなくなる前にすっきり交換してもらいたい。ちゃんと意見が通るかやや心配だが…。
D300は、今年の春に修理費約4万円でオーバーホールしたばかりなのになぁ。Nikon D300、「ミラーアップ」で「入院」 ― 2013年04月30日参照
【追記】
ちなみに、これを機会にもう1台デジタル一眼レフを・・・という野望は、家族の猛反対で却下されました(泣)。どうも我が家では「デジタル一眼レフ=金食い虫」というイメージがあるようで…。「デジタル一眼レフ→サクサク撮る(撮りすぎる)→HDDがすぐにいっぱいになったりPCもっさりの原因→HDDやメモリ買う」とか「「デジタル一眼レフ→サクサク撮る(撮りすぎる)→やたらと修理代が掛かる」という印象があるようで…。やっぱりフィルムがよいですな(泣)。【追記ここまで】
【追記:2013年12月11日14:07】
ニコンから「修理品確認完了」メールが来た。「見積り金額(税込):\ 19,373、修理完了予定日:2013年12月20日」だそうだ。年内に直るようでよかった。【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
大桟橋(横浜市中区):Nikon F3、Ai Nikkor 45mm F2.8P、F5.6AE、Kodak PORTRA160、専用NC フィルター、HN-35、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
ニコンDfには絞り環つきレンズを!(赤城耕一写真日録) ― 2013年12月17日 00時00分00秒
戴いているコメントのお返事が進まずすまん。少しずつお返事して参ります。
さて、我らが赤城先生がニコンDfには絞り環つきレンズを!(赤城耕一写真日録)を書いておられる。
ニコンDfは供給が間に合わないほどの売れ行きだそうで、たいへん結構なことだ。 デジタル時代になってからも、機能だけではない何かを人はカメラに求めていたと いうことの証明になったわけで、これは評価すべきであろう。
ひとつだけいえるのはやはりDfには絞り環つきのレンズが似合うということである。しかもCPU内蔵じゃないほうがいい。それはなぜか、AFニッコールのS、D、PなどのレンズはDfに使う場合は絞り環を最小絞りに設定せねばならないから。
つまり、Dfの基本はダイヤル方式だから、カメラ上部から、シャッターダイヤルや露光補正、絞り値までを一度にさっと眺めたいからだ。絞り値だけ上部の液晶ディスプレーで確認するって、けっこう長時間使ったけど、いまだ違和感が拭えない。手もとにある ディスタゴンT*35ミリF1.4ZF2レンズをDfに装着してみたところ、これもCPU内蔵レンズだから絞り環は最小絞り値にセットせねばエラー表示が出てしまう。ああ絞り環使って絞りを設定したいぜ(笑)。ってわがままな人はMFのAiニッコールレンズ使うしかないのかなー。ツァイスのZFレンズもいいですねえ。この際、ニコンFマウントのMFレンズならば、種類は選ばず片っ端から装着してみたい衝動にかられている。
そうだそうだ、まったくだ。赤城耕一先生、一生付いていきます(迷惑)。
と、書いたら、「絞り設定」さんから記事の間違いのご指摘があり感謝。「説明書p262の、 メニューf7「コマンドダイヤルの設定」の「絞り値の設定方法」でOffの状態(「絞りリング」 OK)にすると、AまたはMモード時に、CPUレンズでも絞りリングで絞りの設定が出来ます。」 とのこと。
がくっ(笑)。まあF100やD300でも設定でできたんだから、Dfもできておかしくないよねぇ。Dfはライブビューなどに制限はないのかな。取扱説明書は、PDFをダウンロードして、スマホやタブレットに入れて持ち歩くのが便利かも知れない。Zaurusだとファイルの大きなPDFは処理能力の関係で閲覧が不安定なのでこういうときはNexus7か。ノートPCを持って行くようなときはノートPCにも説明書PDFを入れておくといいかも。取り扱い説明書のPDFってファイルサイズが結構大きいので、出先でダウンロードするのは色々ともったいないし。
使用説明書 PDF ダウンロード(ニコン)
写真は記事とは関係ない。
無題:GR DIGITAL、5.9mm(28mm相当)、F3.5、1/570秒、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB
都内某所の古風な建物。いつぐらいに建てたものだろうか。大きな地震に耐えられるのか心配。
あの“ニッコールタンブラー”が再登場!新サイズも追加!(ニコンダイレクト) ― 2013年12月18日 00時00分00秒
2年半前に発売された「ニッコールタンブラー」が再登場して新サイズも追加になったようだ。
ニコン、「ニッコールタンブラー24-70」をリニューアル(デジカメWatch)
ニッコールタンブラー 24-70(スタンド付) (ニコンダイレクト)
ニッコールタンブラー Micro 60(スタンド付) (ニコンダイレクト)
ニッコールタンブラー用スタンド (ニコンダイレクト)
ニッコールタンブラー 24-70 ニコンダイレクトで発売 ― 2011年04月07日
さっそくポチッといってしまった(笑)。今回はニッコールタンブラー Micro 60(スタンド付)を買ってみた。あと、前回のタンブラー用にスタンドも買ってみた。これだけだと5000円にならないので送料が掛かる。ほかにもうちょっと買い物をしたら、ニコンカレンダーのプレゼントも送ってくれることになったようだ。
前回のタンブラーは、ビールを入れると、普通のガラスコップよりも美味しく飲める。内側がステンレス製なのがよいのかもしれない。ただ、外側を濡らさないようにという注意書きがあって、それが面倒くさい。あと、パッキンに信頼性がないので、飲み物を入れたまま持ち歩いたりはしたことがない。水筒のような安心感があるといいんだけどねぇ。
ニッコールタンブラー 24-70の方は、前回よりも容量が増えているらしい。24-70も買おうかと思ったが、それでなくても我が家のキッチンで邪魔者扱いされているニッコールタンブラーなので、一気に3倍に増殖するとどんな祟りがあるか分からないので、今回はニッコールタンブラー Micro 60(スタンド付)のみ増殖だ(泣)。
ニコンからD300修理完了メールが来た ― 2013年12月19日 00時00分00秒
ファインダーにカビ・くもりが出ていて修理に出していたニコンD300だが、昨晩ニコンから修理完了メールが来た。
Nikon D300のファインダーにカビ・くもりが… ― 2013年12月10日参照
修理代金は、16,358円(税込)だそうだ。
見積もりは19,373円だったので3,000円ほど安くなっている。
ウェブから修理を申し込んだので、ウェブから修理の詳細が確認できる。
修理:進捗状況照会入力(ニコン)
それによると、修理費15,579円(+消費税:779円)で内訳は以下のようだ。
工料:13,950円
部品代:1,629円
特別加工:0円
部品補充:0円
あと、メールには「発送日:2013年12月18日」とあるのだが、宅配便の伝票番号などの記載はない。昨日発送なら今日着くが、今日発送なら当初の予定通り明日20日着になる。代金引換なので、到着日・時間ははっきりして欲しいなぁ。ニコンの修理申し込みの際にヤマト運輸の事前通知サービスにメールアドレスを登録するという部分があって、そこには今回届いたメールとは別のメールアドレスを登録しておいたんだが、何の音沙汰もない。やっぱり今日発送、明日到着なのか。すっきりしないぞ。
【追記】事前通知サービスは、記憶違いのようだ。ニコンダイレクトの注文にはそういう欄があった。そして、普通の代引きと同じように直前に電話があって、さっき届いたようだ。結局、伝票番号とか届くまで分からないままだった。【追記ここまで】
Nikon D300 帰還&ニッコールタンブラー Micro 60お越しやす ― 2013年12月21日 00時00分00秒
修理に出していたニコンD300が12月19日に戻ってきた。
Nikon D300のファインダーにカビ・くもりが… ― 2013年12月10日参照
ニコンからD300修理完了メールが来た ― 2013年12月19日参照
処置内容
1.ファインダー内、スクリーン部清掃及び接眼レンズキズのため部品を交換いたしました。
作業上擬革/外観ゴムを交換いたしました。
部品名称、個数、単価、金額
グリップゴム部組、1、\1,053、\1,053
外部接点側ゴム部組、1、\477、\477
底カバーゴム部組、1、\99、\99
部品代合計 \1,629
ご請求金額
修理料金 \13,950
部品代 \1,629
小計\15,579
消費税 \779
合計 \16,358
ご丁寧にD610発売記念キャンペーンとNIKKOR発売80周年記念ファイナルキャンペーン(例のNIKKORレンズクロックの当たるもの)とD5200 D5300ニコン双眼鏡『アキュロン』(うちのIMEはなぜか「あきゅろん」と入れると「阿Q論」と出た)のパンフレットが入っていた。Dfは勧めてくれないんですか、そうですか(笑)。でもD300ユーザーにD5200、D5300ってなんかずれてないか。D7100なら分かるが。
さて、ニコンダイレクトで買ったニッコールタンブラー Micro 60の方は、12月20日に届いた。前の24-70に比べるとかなり小さい。2年前のニッコールタンブラーに比べて、今回のニッコールタンブラー Micro 60は、銘板の金色が黄色っぽい。前回のニッコールタンブラー24-70とうちにあるAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの銘板は同じ色調でもうちょっと赤っぽい。本物のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの銘板はこんな風にちょっと黄色っぽいのだろうか。今度実物のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを見てこよう。
あと、今回から付いたスタンドだが、現行の底キャップLF-4だときつくて底まで入らない。LF-1だと隙間ができてカタカタいう。ニッコールタンブラーのLF-1もどきだとぴったり入る。今回のニッコールタンブラー Micro 60のLF-1もどきも外れるようになっている。ここに水気が入るので、LF-1と同じじゃないならば一体成形にしてもよかったんじゃないかなぁ。
原鉄道模型博物館は館内撮影自由になったのか? ― 2013年12月25日 00時00分00秒
コメントのお返事ができてなくてすみません。年を越さないようにとは思っているのですが、なんか忙しいです(泣)。
さて、アローカメラ・我楽多屋のブログ(原鉄道模型博物館)を見たら、原鉄道模型博物館の館内が撮影自由と書いてあった。
以前2度ほどこの博物館に行ったことは書いた(原鉄道模型博物館(横浜) ― 2012年07月12日参照)。それで、一切撮影禁止だったのがものすごく不満だった。あれじゃあ客足は伸びないと思っていたら、いつの間にか撮影可能になってたんだ。
でも、写真撮りにまた行こうとは思わないぞ(笑)。残念でした。
日本新聞博物館の方は、写真撮影可能だったのに禁止だと勘違いしたので、また撮りに行こうとは思うけどね(92歳の報道写真家 福島菊次郎展(日本新聞博物館) ― 2013年10月17日参照)。
ニッコール千夜一夜物語 第四十九夜 Nikkor-S Auto 55mm F1.2 ― 2013年12月29日 00時00分00秒
ニッコール千夜一夜物語の第49話が少し前にアップされている。
ニッコール千夜一夜物語 第四十九夜: ~大口径レンズF1.2への挑戦~ Nikkor-S Auto 55mm F1.2
第48話までは前のURLのままだが、第49話からデザインもURLも変わっている。
Nikkor-S Auto 55mm F1.2は、Ai改造してもF-501やFAやF4に装着できないものがあるので(※)、中古屋さんで見かけてもスルーしていた。いまならスマホやタブレットで、F4などに装着できないシリアルナンバーがすぐに見つけられるので、店頭でこれは装着できるものかどうかすぐに分かってよいですな。
【追記:2013年12月29日】
自分で書いたNikon FA、F-301、F-501、F4で使用できない改造Aiニッコールレンズ ― 2008年07月16日を見ると、55mm F1.2はAi Nikkor 55mm F1.2を除いてすべてF4やF-501等に装着不可のようだ。Ai改造後も不可のようだ。非Aiの55mm F1.2は、私の場合、F3やF100で楽しむしかないですな。
【追記ここまで】
F1.2の標準レンズは、当時としては、かなりチャレンジャングなテーマでした。光学メーカー・カメラメーカー各社から、F1.2のレンズが発売されるのは1960年代まで待たねばなりません。キヤノンは1962年にキヤノンR58mm F1.2を発売しています。やはり、50mmでは設計できなかったのです。その後、1968年55mmに改良されますが、50mmになるには1980年まで待たねばなりませんでした。
一方、ニッコールは1965年に55mm F1.2を発売します。やはり50mmは困難でした。しかし、5mmだけ焦点距離を伸ばすことで、F1.2を実現しています。50mmになるのは1978年のAIニッコール 50mm F1.2発売まで待たなければなりません。しかしながら、ニッコールは比較的早く50mmという焦点距離でF1.2を達成したことになります。
私の持っているF1.2は、その1978年発売開始のAi Nikkor 50mm F1.2だ。
このレンズの収差的な特徴は、まず球面収差にあります。F1.2という大口径で、良好なシャープネスを得るには、まず球面収差を極限まで小さく押さえ込んでおく必要があります。このレンズは非球面なしで、強い曲率の面を駆使して、高次の球面収差を発生させ、「毒をもって毒を制す」方法で球面収差を良好に補正しています。また、像面湾曲にも設計思想が見受けられます。サジタル像面よりも若干メリジオナル像面の方が補正不足(アンダー)の傾向があり、像高5割位置まではメリジオナル像面とサジタル像面はほぼ一致し、非点収差が少ない特徴があります。
また、このレンズは、他の一般的なガウスレンズと同様に、近接撮影では、収差が軒並みアンダー(補正不足方向)に変化します。この現象は、シャープネスを低下させるものの、背景ボケの描写には好ましい方向です。一般に、ガウスタイプのレンズが、ポートレート用、接写用に良く使われる理由が理解できます。
55mm F1.2はポートレートによさそうだなぁ。F-501やF-301の出番も少ないので、シリアルナンバーを意識せずに、55mm F1.2を見つけたら買ってみたい気がしてきた。
作例1の拡大写真をご覧ください。三次元的な描写にすぐれていることが分かります。あごの消え入るような描写、線の細いぼけた髪の毛、立体感のある瞳のぼけ方、どれをとっても良好で、申し分ありません。このレンズは三次元的にハイファイなレンズと言えるかもしれません。作例2は、あえて逆光で格子状の反射物の前で撮った作例です。後ボケに破綻がなく、二線ボケの発生を抑えています。また、ピント面のシャープネスも良好で瞳や髪の毛の再現性も豊かです。
よいですなぁ。しかし、Ai Nikkor 50mm F1.2もNIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改)ももっと使い込まないといけないなぁ。
日産フェアレディ240ZG(1972年:HS30型):Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/133秒、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB
日産グローバル本社ギャラリーに展示されているフェアレディZ。期間限定なので来年(2014年)の1月6日までの展示のようだ。ニッコールの記事なのに、GR DIGITALの写真ですまん。
皆様、よいお年を ― 2013年12月31日 00時00分00秒
今年は後半かなり忙しくなって、あまりブログが更新できず、また戴いたコメントへのお返事も遅れ気味ですまんかった。それでも皆さんに読んで戴けてありがたかった。感謝、感謝。
さて、実は今旅行中で、写真にもあるように北陸地方某所に来ている。北陸地方でレンズに絞り環あるべきだと布教するためだ(嘘)。
今回は、関東地方南部某所→(東海道新幹線)→名古屋→(ワイドビューひだ)→富山→(はくたか)→越後湯沢→(上越新幹線)→関東地方南部某所という一筆書き切符で来ている。ワイドビューひだは名古屋・富山間4時間弱で、米原経由で北陸線の特急しらさぎの方が距離はあっても所要時間は短いのだが、ここはやっぱりディーゼル特急で高山本線全線走破でしょう(笑)。飛騨高山は寄らなかったがこんど寄ってみたい。
持ってきたカメラ関係機材は、Nikon F100 + Ai Nikkor 20mm F2.8S、Ai Nikkor 105mm F2.5、Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、 Ricoh GR DIGITAL + ワイコンの3台である。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRってGタイプで絞り環ないやんどこが布教やねん(笑)。スピードライトは持ってこなかった。
F3ではなく、F100にしたのは荷物を減らしたかったため。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRだとF3では全く使えず、F100だと24~55mm間で使えるからだ。
こっちは雪かと思って期待していたんだが、なんか雨だ(泣)。連日雨だ(泣)。もっと山に近い方に行かないと雪ではないようだ。数日前に降った雪も雨でどんどん溶ける始末。でも関東地方南部よりも寒い。なんか半端で日頃の行いが…。
ということで、皆様よいお年を!
特急ワイドビューひだ(キハ85系、富山駅): Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、1/125、F5.6、ISO200、-0.3EV、PORTRAIT、NCフィルター、HK-2
北陸新幹線工事中のせいかもしれないが、もうちょっとホーム幅の広いゆったりとした到着ホームにしてほしいなぁ。名古屋からはるばる4時間近くも快適なキハ85系に乗って着いた駅のホームがこれじゃあなぁ。今後は「快適な」北陸新幹線を使わせようという魂胆か(笑)。キハ85系の快適さはまた別記事で。
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