Gホロゴンはα7/7Rに付くのか!?(metalmickey's blog)2013年11月18日 00時00分00秒

横浜市電保存館(横浜市磯子区):Nikon F3、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF(28mm F2)、F2.8AE、Kodak PORTRA160、Kenko L37 Super PRO、専用バヨネット丸形フード、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3

待望の35mmフルサイズ・ミラーレスデジタルカメラのSONY α7/7Rにマウントアダプター経由でCONTAX G用のHologon 16mm F8を装着して撮影できるか、の話題。ライター・写真家の澤村 徹氏が私財をなげうって試してくれている。
Gホロゴンはα7/7Rに付くのか!?(metalmickey's blog)

撮れました。どうやらまだ生きてます(笑)。が、しかし、このあと落とし穴が待ち構えていました。カメラが水平もしくは上向きの場合はシャッターが切れます。カメラを下向きにすると、シャッター幕と干渉します。シャッターボタンを押した瞬間、鈍い音がします。下向きで当たるって、重力!? 重力のせいなの? マウントアダプターやレンズの個体差にもよるかもしれませんが、オールクリアでシャッターが切れるわけではありません。むしろ、干渉しなければラッキーぐらいの感じ。すごくビミョー。撮れるけど、ひとにお薦めできない。斜俯瞰NGのレンズってどうなんでしょう。しかも、周辺色かぶりはマゼンタではなく、青。青かぶりですよ。ナンかもう輪をかけてビミョーだなあ。

さ、ら、に、無限遠に届いていませんでした(泣)。使用したマウントアダプターはGビオゴン21mmおよび28mmでフツーに無限遠撮影できる個体です。所有するGホロゴンも良品コンディション。シャフトのテンションがフランジバックに影響しているような気がするのですが、このあたり、どうなんでしょう。GホロゴンはF8固定ですから、これ以上絞って被写界深度を深くすることもできません。マイッタね(笑)。

というわけで、もろもろビミョーな結果に終わったGホロゴン試写、リスクポイントをまとめておきます。

●マウントアダプターのシャフトがレンズマウント面と干渉。マウントアダプターからレンズが外れなくなるリスクがある。

●カメラが水平および上向きのときはシャッターが切れるが、下向きにするとシャッター幕と干渉。カメラ故障、ならびに後玉を傷つけるリスクがある。

●シャフトのテンションのせいか、無限遠が出ない。

うーん、微妙ですなぁ。ホロゴンのレンズガードを削ればいけるんだろうけど、色被りと無限遠がでないというのは何ともしがたい。

そうそう、Gビオゴン21mmと28mmですが、これらは無干渉でα7/7Rに付きます。NEXより安全に使えるのでお薦めです。これらの試写はまた近々に。

おお、Biogon 21mm F2.8とBiogon 28mm F2.8は物理的に干渉しないのか。これは試写結果が楽しみですな。


写真は記事とは関係ない。
横浜市電保存館(横浜市磯子区):Nikon F3、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF(28mm F2)、F2.8AE、Kodak PORTRA160、Kenko L37 Super PRO、専用バヨネット丸形フード、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3

リニューアル前と違って車体の塗装にバリエーションが出た。時代の違う塗色になった車体も多い。車庫内の照明が増えて明るくなった。でも、横浜市電が走っていた当時を知る資料展示が減ったことは残念だ。資料よりも実物車両展示と運転シミュレーターと鉄道模型に力を割くのは最近の傾向なんだろうけれども。ザ・ワークス Vol.53 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G(nikon-image.com) ― 2013年10月21日参照。

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