旧eneloopを再発売して欲しい2013年10月07日 00時00分00秒

115系(中央線):Nikon COOLPIX S30、4.1mm、F3.3、1/100秒、ISO80、AWB、Haniwa家族撮影

普段ニコンD300にはMB-D10を付けて旧eneloopを8本入れて使っている。まれにMB-D10から給電のはずが本体内の専用電池からのみになったり、MB-D10から給電で連写速度が落ちてきたりするのだが、そういうときはMB-D10を抜いて、中の旧eneloopをぐりぐりやると復活する。

それで、ちょっと前の記事ですまんが、家電Watchに、
Panasonicロゴの新eneloopと新充電式EVOLTAの実力【前編】
Panasonicロゴの新eneloopと新充電式EVOLTAの実力【後編】
という記事が掲載されていた。

それによると、eneloop標記の「旧eneloop」とPanasonic標記の「新eneloop」は中味も性能も違うようだ(今回EVOLTAは無視)。

【前編】では、気になったのは以下の部分。

新旧タイプで大きく変わったのは、冒頭でも述べたとおり繰り返し利用回数。従来の1,800回から2,100回に増えている。

気になったのは電圧だ。測ってみると、旧eneloopはニッケル水素電池の中でもとりわけ高い電圧(負荷未接続時)が高く、1.4V以上を見せていたが、新eneloopは1.37Vと、フツーのニッケル水素電池なみの電圧まで落ちている。

たかだか0.1V未満の話と思われてしまうかもしれないが、電池が空になったとされる終止電圧が1.0Vなので、ニッケル水素電池における0.1V近い電圧差は、利用時間を左右する要因となる。旧eneloopの乾電池代わりに使えるほど高い電圧が好きだったのだが、魅力が半減してしまった感じだ。

【後編】では、気になったのは以下の部分。

特徴的なのは、一番長く利用できる新eneloopの電圧の低さだ。実験開始10分後ほどから、すでに電圧は1.1Vまで下がってしまっている。その後、長時間にわたり1.1Vを保持して、最終的にはその粘り強さで一番長く使えたようだ。言い換えると新eneloopの電圧は、「細く長く」という感じだ。

デジカメは旧eneloopがダントツ

結果、一番長持ちしたのが旧eneloopで、続いて新eneloopとなった。旧eneloopは、電圧も高く、長持ちしていることがグラフから見て取れる。続く2位は新eneloopで、電池残量が半分になってからの粘り強さがあり、新充電式EVOLTAよりも長持ちだ。最下位は、もはや指定席となった新充電式EVOLTA。eneloopはもとより、旧充電式EVOLTAよりも利用時間が短くなってしまっている。

しかしココまで実験してきた結果から見ると、新旧eneloopは別物と見たほうがいいだろう。

ということで、新eneloopの方がいいという人もいるだろうが、私は初期電圧が高くて、中ぐらいから低電力消費の機器で長持ちの旧eneloopがよい。しかし、旧eneloopの品質に相当する現行品がないため、旧eneloopを再発売して欲しい。ロゴを変えただけでも立腹ものなのに、やっぱりパナソニックは余計なことをしてきたな、という気持ちだ。EVOLTAなんか早くやめて、eneloopのラインナップきちんとやってくれ。

【関連】
「eneloop」と「充電式EVOLTA」のデザインをパナソニックロゴに統一 ― 2013年03月01日


写真は記事とは関係ない。
115系(中央線):Nikon COOLPIX S30、4.1mm、F3.3、1/100秒、ISO80、AWB、Haniwa家族撮影

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