富士フイルム「FILM&IMAGE」来春で休刊 ― 2013年06月26日 00時00分00秒
富士フイルムの季刊誌「FILM&IMAGE」が来春刊行の33号で休刊するそうだ。少し前に届いていたのだが、忙しかったり腰痛で開封していなかった。
2013年6月
『FILM&IMAGE』休刊のお知らせ
拝啓 向暑のみぎり、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。さて、突然のお知らせで恐縮ではございますが、本情報誌『FILM&IMAGE』は、来春刊行の33号をもちまして休刊させていただきます。2005年秋の創刊以来、多くの皆様にご愛読をいただき、現在まで31号を刊行してきましたが、この数年間に写真のデジタル化がいっそう速まり、読者数が著しく減少し、刊行の継続が困難な状況となりました。読者の皆様には何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。長い間ご愛読いただきありがとうございました。
定期購読システムにつきましては既に終了しておりますが、今号で定期購読が満了となる方には次回32号および最終33号を、次回で満了となる方には33号を無償でお届けいたします。
なお、フイルムなどの銀塩感光材科は継続して製造販売できるよう、これからも最大限の努力を続けて参りますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
フォトイメージング事業部 営業推進部
プロ営業支援グループ
残念ですなぁ。しかし、富士フイルムのフィルムラインナップがこんな状態なのに、季刊誌でこのフィルムを使おうとかこのフィルムの特長は…とかやりにくいだろうね。読者数が著しく減少しているのかもしれないが、もともとそんなに多くなかったでしょ。
富士フイルムはアスティアがなくなり、センシアがなくなり、リアラエースがなくなり、PRO400がなくなり、一体何のフィルムを使えばいいんだ状態なので、「フイルムなどの銀塩感光材科は継続して製造販売できるよう、これからも最大限の努力を続けて参ります」とか言われても全然信用できない。
超広角レンズ付けた超高画素ビデオで高速度撮影しっぱなしなんていうのが実現する前にフィルムはなくなってしまうんだろうなぁ。前の技術を凌駕する新しい技術ができる前に、前の技術が廃れていくんだよねぇ。
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