「eneloop」と「充電式EVOLTA」のデザインをパナソニックロゴに統一 ― 2013年03月01日 00時00分00秒
SANYOを吸収合併したPanasonicだが、「eneloop」と「充電式EVOLTA」のデザインをパナソニックロゴに統一したようだ。
パナソニック、繰り返し回数が伸びた「eneloop」と、容量が増えた「充電式EVOLTA」~デザインはパナソニックロゴに統一。待機電力ゼロの共用充電器も(家電Watch)
パナソニックは分かってないね。EVOLTAのときにさんざん指摘したけれども、充電式と充電式でない電池を分からなくするのはよくない。
EVOLTAの名前で充電式と充電式でないものがあるのがよくないと思っていたが、こんどはせっかく充電式で有名なeneloopを小さな字にしてPanasonicを大書きする。そうしたらPanasonicブランドの充電できない電池と混同するじゃないか。もっとよくない方向に行っている。Panasonicって本当にアホな会社だな。
一言で言えば、充電式EVOLTAをやめて性能の優れた充電池として有名な「eneloop」に統一すればいいのだ。素直にそれができない会社なんだとみた。
私と同じような意見は、eneloop のラインアップとデザインが刷新、「eneloop」の代わりに「Panasonic」(スラッシュドットジャパン)にもたくさん書かれている。
【追記】
Panasonic、エネループブランドを追いやったダサい電池を発売(togetter.com)
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
引退する東急9000系電車(クハ9001):Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/290秒、ISO64、-0.3EV
写真の東急9000系電車(クハ9001)は、3月16日からの副都心線乗り入れ対応改造工事を施工していないので、「さよなら 東横線9000系 FINAL RUN 1986-2013 元住吉電車区」と書かれたマークが付いている(写真は見えにくくてすまん。急に来たもので…)。沿線でも写真を撮っている人が多い。上りの「渋谷」表示の写真の方がさらに貴重なんだろうな。
ニコンAF-S NIKKOR 85mm F1.8 G(デジカメWatch) ― 2013年03月05日 00時00分00秒
戴いたコメントのお返事が遅れてすみません。もう少しお待ちください。
デジカメWatchに交換レンズ実写ギャラリーニコンAF-S NIKKOR 85mm F1.8 G(デジカメWatch)が掲載されている。写りなどに特にコメントもないのだが、言いたいことはひとつ。単焦点レンズには絞りリング付けてくれませんかねぇ。どれだけ光学性能がよくてもまったく購入意欲が湧かない。
あと、記事中気になったのは以下の2カ所。
実際、開放からビシッと決まる高い解像感はこのレンズの優れた部分のひとつ。大口径の中望遠レンズのなかには、開放で撮影するとどこにピントが合っているかわからないものも少なくないが、本レンズはそのようなことは無縁といってよい。もっともクラスとしては抑え目の開放F値であることが理由として大きく、それゆえ安心して絞りを開くことができると考えてよいだろう。
AF合焦後MFでのピント合わせを可能とし、静粛性に優れたSWM(超音波モーター)を採用。距離目盛りと、絞りF16時の被写界深度指標を備え、レンズが繰り出さないIF方式を採用しているのも上位モデルと同じだ。フォーカスリングの操作感は、プラスティッキーなザラッとした感じがするが、クラスを考えると不満は感じない。
「大口径の中望遠レンズのなかには、開放で撮影するとどこにピントが合っているかわからないものも少なくないが」とのことだが、えっ、そうなの?中望遠は被写界深度も浅めでピントの合ったところはわかりやすいと思うのだが、具体的にどのレンズとどのレンズがどこにピントが合っているかわからないのか教えて欲しい。85mmでF1.8やF2だとそういうレンズはあまりないはずだし、F1.4やF1.2でも、撮影時にピント位置が分かりにくいレンズはあるが、撮った結果がどこにピントがあるのか分からないレンズというのはここ40年ぐらいのレンズだとないんじゃないかなぁ。ただ、大口径広角レンズだと絞り開放でどこにピントが合っているのか分かりにくいレンズはある。絞り開放の描写がシャープでないのと被写界深度が深いためだ。中望遠でそんなレンズがあるとは思わなかったので、どのレンズがそうなのか知りたい。
「AF合焦後MFでのピント合わせを可能」ということだが、「AF合焦後」なの?従来のニコンのAF-Sレンズのうち「M/Aモード」のあるものは、「オートフォーカス中でもフォーカスリングを回せば、タイムラグ無しでマニュアルによるピント合わせができるモードです。ファインダーをのぞいたまま、瞬間的にピントの調節を可能にします。」とあって、「AF合焦後」ではなくAF作動中(合焦後に限らない)でもマニュアルフォーカスができるものであったはずだ。
http://www.nikon-image.com/products/lens/about/technology.htm#m/a参照。
AF合焦後でないとMFできないのであればかなりの機能後退だが、本当にそうか?これ、使う上で重要な点なんだぞ。
写真は記事とは関係ない。
大倉山公園(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F8、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
まだ梅は全部咲いていなかった。いつもより遅めか。昨日今日は暖かいので開花が進むと思われる。
ビデオからの写真切り出し ― 2013年03月06日 00時00分00秒
この間、例のごとく週末にNikon D300とAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とでスポーツ撮影に行ったのだが、別のところでももうひとつスポーツ撮影の必要があった。もうひとつの方は家人にビデオカメラを託すことにした。しかし、ビデオを回していると試合がよく見られないと家人がいうので、だったらビデオを三脚に付けて回しっぱなしにすることを勧めた。
ただ、うちのSONY HDR-CX590Vだと広角端が35mm換算26.8mm相当なので、端っこのプレーが入らないと家人が文句を言う。それでワイドコンバージョンレンズを買うことにした。HDR-CX590Vに対応しているワイドコンバージョンレンズは、VCL-HGA07BとVCL-HGE08Bの2種類だった。
VCL-HGA07Bの方は希望小売価格18,900円で高くて重いが、ズーム全域で使用可となっている。約0.75倍で4群4枚、約175gだ。
VCL-HGE08Bの方は希望小売価格12,600円でちょっと安くて軽いが、ワイド端でのみ使用可となっている。約0.8倍で「1枚1郡」(←コラッVCL-HGE08B)、約38g。
検索するとどうもVCL-HGE08Bの方が画質がいいらしい。というかVCL-HGA07Bの作例は画角の長方形にちょうど入る円から外れたところの像が流れている。四隅が流れているんじゃなくて、円から外れた隅っことは言えない部分にも像の流れが見られる。これはアカン。
ズーム全域で使えなくてもワイド端でしか使わないからVCL-HGE08Bの方を買った。なお、VCL-HGE08Bを買ってみて使うと、ズームで半分(5倍)ぐらいまではピントがあって使えるようだ。
さて、HDR-CX590VとVCL-HGE08Bとを三脚に付けて回しっぱなしにしてみた。21.4mm相当で端っこまで写っていて試合の流れは分かる。像の流れもない。しかし、写っている選手が小さい。当たり前だ。それでファインプレーのところなどを写真に切り出そうとしたが、ビデオがコンパクトデジタルスチルカメラ画質なものだから、等倍で切り出したらノイズリダクションで輪郭がとろけた写真しかできない。もちろん、画面全体をそのまま写真に切り出すとか手前に大きく写っているものを切り出したりする分にはなんとか見られる写真になる。しかし、小さく写っているものを切り出すととろけたモザイク写真になる(泣)。うーん、これは写真としては使えないなぁ。
それでふと思ったのだが、デジタル一眼レフの高画素の動画で撮りっぱなしにしたらどうなんだろう、と、20mmレンズとか18mmレンズとかつけて。D800に18mm F2.8つけて動画で撮りっぱなしにしてあとから写真を切り出したら使えるんじゃないか。
そう思うとニコンの高画素傾向も悪くないかもと思い始めた。そんな使い方想定されていないか。でももうデジタルなんだからワイドレンズで常時撮りっぱなし、あとから切り出しという、ドライブレコーダーみたいな使い方でいいんじゃないの、と思う。ファインダーだってあんなピントが見えないものになり果ててるんだから、覗く必要のない魚眼レンズで高画素で記録しまくる。シャッターチャンスもなにもない。すべて何コマ/秒でひたすら記録しまくる。
Nikon D800の動画性能を調べてみると、動画は1920×1080ピクセル(207万画素)なんだね。静止画が7360×4912ピクセル(3615万画素)もあるのに、動画はしょぼい。うーん。夢の全時間完全記録にはほど遠いですな。HDR-CX590Vが動画時有効画素数502万画素なので、ビデオの方が画素数多いなぁ。まあ等倍切り出しの画質はセンサーサイズの違いが出てくるとは思うが。うまくいきませんな。
写真は記事とは関係ない。
大倉山公園(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F8、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
ちょっとごちゃごちゃしすぎの写真ですなぁ。反省。
パンケーキ人気は本当なのか2(赤城耕一写真日録) ― 2013年03月07日 00時00分00秒
ちょっと前の記事ですまんが、写真家・赤城耕一氏のブログに赤城耕一写真日録というものがあった。
でも、一部のものを除けばパンケーキレンズはユーザーからの希望は多いんだけど、いざ発売してみるといまいち売れないというのが定説である。で、早めに製造中止するとこんどは騒ぎとなりプレミアがついたりするのも笑える。たしかテッサーT*45ミリF2.8は一度製造中止されたのだけど、再発売の声が多くて、再度復活したのではなかったか。Aiニッコール45ミリF2.8PもGNニッコールの焼き直し的なレンズであることは間違いない。でも、しばらく経って、一部の店で在庫処分とかしていたように思う。
すまん、うちにあるAi Nikkor 45mm F2.8Pはその「一部の店で在庫処分」で買ったものだ(笑)。Ai Nikkor 45mm F2.8P入手 ― 2005年12月22日参照。なぜか東京・中野のフジヤカメラにだけ在庫が次々と現れ、廉価に売られていたのだ。一部にはフジヤカメラの棚の裏の部屋でAi Nikkor 45mm F2.8Pを作っているんじゃないかと冗談が言われたほどだ(笑)。
Ai Nikkor 45mm F2.8Pは2005年8月に製造中止になったのだが、その年の暮れになっても一部の店にはまだ売れ残っていた。ブラックの方が先に捌けたのだが、すぐになくなったわけではなかった。シルバーはさらに捌けが悪かったらしく、ブラックよりも安く売られていた。
結局Ai Nikkor 45mm F2.8Pシルバーを買ったのだが、実用的にはブラックの方がよかった。それでもシルバーを買ったのは、シルバーの方が安かったのと、シルバーの方が「ある意味」珍しいと思ったからだ。
前者は、結局この手のパンケーキレンズってなかなか常用レンズになりにくいし、既に50mmレンズを持っていたりして買う必然性がないということだ。50mm F1.8だと型によっては薄くて1段以上も明るいわけで、45mm F2.8で最薄とか言われてもその値段じゃあなぁというのがある。だから、投げ売りの中でもさらに投げ売りのシルバーの価格でようやく「あんまり使わなそうだけど、その値段なら買っておくか」となったのだ。
後者の「『ある意味』珍しい」というのは、Ai Nikkor 45mm F2.8Pに関してはもともとシルバーしか発売されておらず、あとから要望に応えてブラックが発売されたという経緯があるので、シルバーの方がおそらく製造本数は多いと思う。もっと長期間発売されていたらブラックの方が製造本数で追い越していったかもしれない。でもニコンFマウントのレンズ全体でみた場合、全部がシルバーのレンズというのは珍しいわけで、それでシルバーにしたというのがある。キャップもフィルターも底キャップも全部シルバー(底キャップは明るいグレーだが)だった。
そんなわけで赤城耕一氏の仰るようにパンケーキレンズって人気ないんだよね。薄さを最優先にするので、画角とか開放F値とか画質とか価格とか外装の質とかどこかに不満が残るんだろうと思う。ちなみにAi Nikkor 45mm F2.8Pに関しては画角以外には不満はない。画質は素晴らしいし、焦点移動も被写界深度内に納められているし、全金属製でかっちりとした質感もあるし、安く買えたから。
ただ、45mmの画角ってどうも苦手で常用レンズにはならないんだよねぇ。RICOH XR RIKENON 28mm F3.5 ASPHERICみたいな28mmでパンケーキレンズが出ないかなぁと思う。28mmのパンケーキだと今度は画質的に不満が出るかもしれないが。
写真は記事とは関係ない。
大倉山公園(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F11、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
こういうことする奴がいるんだよねぇ。若い人でこういうことをやっているのはみたことがない。必ずこのぐらいの年齢以上の人だ(http://gallery.nikon-image.com/184413499/albums/1918/photos/8004203/参照)。柵で仕切られているのに入って撮ろうという発想が分からない。しかもこの場合、レンズの光軸を延長した後ろの通路のところから同じ構図で撮れるんだよね。そういうときのために望遠レンズってあるんじゃないのかね。
アローカメラ&我楽多屋のウェブ・ブログURL移転 ― 2013年03月08日 00時00分00秒
東京の「アローカメラ&我楽多屋」のウェブ・ブログのURLが変わるそうだ。
【重要】ブログの引越し!!(arrow-camera.weblogs.jp)
2013/03/07
【重要】ブログの引越し!!
ホント!重要なお知らせです!
このたび、アローカメラ&我楽多屋のウェブ・ブログを引越すことになりました。
www.camera-kaukau.com でブックマークされていらっしゃる方はそのままでも大丈夫ですが、それ以外のURLでブックマークされていらっしゃる方はお手数ですが、以下のURLにご変更の程、よろしくお願い申し上げます。
「アローカメラ&我楽多屋」ウェブトップページ → http://camera-kaukau.lekumo.biz/
「二代目ブログ」メインページ → http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/blog_index.html今後ともよろしくお願い申し上げます!
最近ではこういうURL移転って珍しいよね。URLが変わるとすぐには検索エンジンに反映されないので、しばらくはアクセスが激減してしまう。商売で使っているとかなりのダメージになる。まあアローカメラ&我楽多屋さんの場合、ネットで何かを売り買いしているわけではないし、知っている人は知っているので問題ないんだろう。「www.camera-kaukau.comでブックマークされていらっしゃる方はそのままでも大丈夫です」とあるので、以前から並行してやっていたのかな。私は今回なくなってしまうらしいURLの方にアクセスしていた。
そういえばこのブログも2005年5月16日開始なので同じURLで7年以上同じことを言ってるんだなぁ(苦笑)。最近は「壊れたレコードみたいに」って言わないから、こういうのをなんて言うんだろう(笑)。
大倉山記念館(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F11、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
1932年(昭和7年)竣工。クレタ・ミケーネ様式(プレヘレニック様式)で、長野宇平治氏が設計とのこと。
桜の撮影にチャレンジしませんか?(富士フイルム) ― 2013年03月11日 00時00分00秒
富士フイルムのサイトに桜の撮影にチャレンジしませんか?という特集が載っていた。
ピンク色の花を表現しましょう桜の花びらの色は、咲き始めが濃く、満開に近づくにつれて色が薄くなり、散り際には白っぽくなる特徴があります。
桜の色(ピンク色・桜色)を表現するには、五分咲き~満開までのタイミングを狙うのが良いと言われています。
そうだったのか。しかし、ちまたにあふれている桜の写真はどうも私のイメージよりは濃い色の印象だ。でも色の薄い桜の花びらって再現が難しい。リバーサルフィルムで露出補正をオーバーにしすぎて白っぽくなったことも多々…(泣)。
撮影する時間帯はいつがいいの?桜の撮影は朝の時間帯が良いと言われています。桜の花は下に向かって咲く特徴があります。昼近くになると、太陽が真上に位置するため、花に強い影が出てしまうことがあります。
昼近くになると、人出も多くなりますので、ゆっくりと撮影したい方は、朝7時から10時くらいの時間帯に撮影してはいかがでしょうか?また、三脚を使っての夜桜の撮影も、趣があってよいものです。
桜の撮影は朝の方が良いとは意識していなかった。たしかに斜光線の方がいいね。これは参考になった。早起きして撮ろう。
今年の梅は寒かったので開花が遅めだったが、急に暖かい日が多くなったので(今日は寒いが…)、桜の開花は早めのような気がする。フィルムで桜を撮れればいいなぁ(忙しくて撮れない年もあるので…)。
写真は記事とは関係ない。
大倉山記念館(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F11、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
「シャープの端末、iPhoneに敗北」とザウルスが朝日新聞に ― 2013年03月12日 00時00分00秒
今日はカメラネタでなくてすまん。昨日(2013年3月11日)の朝日新聞東京本社版朝刊の経済面に「イノベーション『ネット時代の仕掛け描けず』」「シャープの端末、iPhoneに敗北」として5段抜きでシャープ・ザウルス(SHARP Zaurus)の記事が出ていた。朝日新聞デジタルの方では会員でないと最後まで読めない。
(限界にっぽん)第2部・雇用と成長:12 イノベーション■シャープの端末、iPhoneに敗北(朝日新聞デジタル)
ちなみに無料会員でも1日に3つまでなら記事全文を読める。私は紙の朝日新聞の購読者だが、朝日新聞デジタルは無料会員でしかない。
こうして1993年に発売された初代ザウルスは、まだ「電子手帳」といった趣だったが、やがて通信機能が加わり、2000年ごろには電子書籍やゲーム、音楽、さらには株取引ができる新機能が加わった。ザウルスはその名の通り、恐竜のような進化を遂げた。
「進化の最終形は、携帯電話だった」
名井さんはそう振り返る。
ザウルスの技術開発を担った羽田勇さんは何度か通信会社に働きかけたものの、通信大手はザウルスの携帯電話化を渋って実現しない。やがてザウルスの開発部隊は、シャープの携帯電話部門に移って「カメラつき携帯」の開発に関わり、日本初の「写メール」文化をつくった。
液晶画面に手入力、カメラなど多様な機能とくれば、後にスティーブ・ジョブズ氏がアップルで提案した「iPhone(アイフォーン)」に通じる。
iPhoneは、新しい機能があったわけではないが、とても使いやすかった。だから07年に発売されると全世界で支持され、「スマホ」というイノベーションを巻き起こした。
「ついに来るべきものが来た」と羽田さんは思った。自宅には歴代のザウルスがある。小さいときからそれを手にし、いまは成人した娘が言った。「お父さんが作ろうとしてたんはスマホやったんやね」と。
残念ですなぁ。ザウルスは途中からOSをLinuxにして、あとこれに通話機能が載ればまさにいまのAndroid(これもLinuxベース)端末になれたのに。結局ザウルスの進化を阻んだのは携帯電話会社であったか。
「投入が早すぎた」アップルに16年間勤務し、「僕がアップルで学んだこと」の著書のある松井博さんも、ザウルスの愛好者だった。
「日本メーカーにイノベーションの芽はあったと思う。でもザウルスを投入したのはネット環境が整う前。少し時代が早すぎた」
WILLCOMからシャープのW-ZERO3というスマートフォン端末が2005年に発売されたが、OSはWindows Mobileだった。聞いた話では、WILLCOM側がLinuxみたいなマイナーなOSは嫌だ、Windowsでなくてはならないと譲らなかったという。PC用のOSであるWindowsとWindows Mobileって全然違うOSなのに、WILLCOMは「Windows」に拘ったらしい。結局シャープは携帯・PHS会社(キャリア)を説得できずにザウルスを見殺しにしてしまったということか。
私はいまもZaurusの最終版であるSL-C3200を愛用しているが、欲しいのは新しいブラウザだよね。NetFront3.1やOpera7.25ではうまく表示できないサイトが増えてきた。Javascriptを切ったりCSSを読み込まないようにしたりでなんとか使っているが、それでもうまく表示できないサイトがある。
あとの機能やソフトウェアはそんなに不満はない(Office2007以降との互換性やWindows7での同期とかの問題もあるが)。radikoがFlash Player前提で作られていて、Zaurus用のradiko公式アプリケーションがないのが寂しいぐらいか。もっとどんな端末でもradiko聴けるようにした方がいいと思うんだけどねぇ。ほかにはSkypeもZaurusで使えればスマホのように使えるのになぁ。Skypeは常用してはいないのだが、災害時に音声通話の通信制限を受けたときに、データ通信として通話できるので用意しておいた方がいいと思っている。
ちゃんとしたキーボードの付いたスマートフォンがなかなかでないし、スマートフォンの通信代は馬鹿にならないので、当分の間フィーチャーフォン(ガラパゴス携帯・ガラケー)とザウルスを持ち歩くことになるんだろうなぁ。Zaurusのキーボードの付いたスマホがあればそれに移行してもいいとは思っているのだが、Androidのバーションアップの早さとサポート終了の早さは気に掛かる。
ViewNX 2 Ver.2.7.4 とNEF Codec Ver.1.18.0 リリース ― 2013年03月13日 00時00分00秒
ViewNX 2 Ver.2.7.4 がリリースされた。
ViewNX 2(nikon-image.com)
【Ver.2.7.3 から Ver.2.7.4 への主な変更内容】
・デジタル一眼レフカメラでAF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR を取り付けて静止画を撮影した場合のレンズ名表記に対応しました。
ただし、下記の場合は G タイプレンズとして [エディット] パレットの [メタデータ] に表示されます。
- Nikon 1 シリーズ と FT-1 を使用して撮影した場合
- デジタル一眼レフカメラで動画を撮影した場合
以上はWindowsとMacintosh共通の変更内容。
以下はMacintosh用のみの変更内容。
・Capture NX 2 の Ver.2.3.0 および Ver.2.3.1 にて JEPG 形式で保存した画像が、ViewNX 2 で開けない現象を修正しました。
【追記】
NEF Codec Ver.1.18.0(nikon-image.com)もリリースされたようだ。
Ver.1.18.0の変更内容
D7100, COOLPIX A で撮影したRAW(NEF)画像に対応しました。
かさばるフィルムを、かわいく、スマートに収納!(女子カメWatch) ― 2013年03月14日 00時00分00秒
女子カメWatchにかさばるフィルムを、かわいく、スマートに収納!という記事があった。
紹介されているのは、ポパイカメラオリジナルフィルム缶で、2本セット640円(35mmフィルム用)、880円(ブローニーフィルム用)とのこと。
35mmフィルムはパトローネもあるし、買ったときに付いているプラスチック製のフィルムケースがあるので、このような缶の必要性を感じない。パトローネは変形しやすく、変形すると光線漏れするので何らかのケースがあった方がよいのは確かだが。
ブローニーの方はパトローネがないので、缶があったら撮影後現像前などに安心だろうとは思う。
ラベルシールも付属しているので、撮影済みかどうか、またフィルムの種類などを記載しておけて便利です。
うーん、35mmはフィルム買ったときに付いているフィルムケースにマジックで書いておくか、あるいは3Mのメンディングテープを貼っておいて鉛筆やボールペンで書く方がよいような…。実用的にはブローニー用しか売れないような気が…。まあ趣味だから、こういう入れ物に凝るというのもアリなんだろう。以前はサードパーティ製のフィルムケースって結構あったのだが、売れないのか最近はあまり見ないし。
そして何よりもよいのが、女子カメWatchは結構フィルム関連を取り上げることが多いことだ。ありがたい。女子に限らず、オッサン、おにーちゃんもフィルム使おう。
写真は記事とは関係ない。
大倉山公園(横浜市港北区):Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F8、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
自分でもなんかイマイチな写真だと思う(なら、載せんなよ>自分)(泣)。
Think Tank Photo、レインカバー用アイピース(デジカメWatch) ― 2013年03月15日 00時00分00秒
Think Tank Photo、レインカバー用アイピースに「EOS-1D X」「EOS 5D Mark III」「α77」対応モデル(デジカメWatch)が出たそうだ。
Think Tank Photoレインカバーというのはよく知らないが、驚いたのはそのアイピースの値段だ。なんと4,200円もする。レインカバーじゃなくて、レインカバーをカメラに装着するときのアイピースが4200円なのだ。
ちなみに私が愛用中の「二コン レインジャケットプロフェッショナル S」は4800円だった。もちろんニコンの各カメラに取り付けるアイピースも付いての値段である。
それからすると、このthink TANK Photoハイドロフォビア70-200って本体だけで¥16,800もするのはどうなのよ。しかも「※各カメラボディ用のアイピースは別売となります。アイピースはニコンおよびキヤノンの主要機種用のみとなります。」とあって、D300用にアイピースを買うとEP-N ニコン用アイピースが¥4,200もする。買う人いるのかと思ってしまった。
しかし、ニコンダイレクトの方を見ると、なんとレインジャケットプロフェッショナル Sもレインジャケットプロフェッショナル Mもなくなっていて、レインジャケットプロフェッショナル L しかない。もう販売終了なの?これは困ったねぇ。代替品が16,800 + 4,200 = 21,000円もするレインジャケットしかないなんて。そりゃあんまりでしょ、ニコンダイレクト。ちなみにキヤノンは純正レインカバーがあって9,450円なので、純正品を買えばよい(キヤノン、レインカバーやハンドストラップなどアクセサリー7種類(デジカメWatch)参照)。ニコンって、なんだかなぁ。
レインジャケットってスポーツ撮影には必需品なので、レインジャケットプロフェッショナル SとMの再販売を強く望む。
【関連】
二コン レインジャケットプロフェッショナル S購入 ― 2012年03月08日
二コン レインジャケットプロフェッショナル Sを小雨の中使ってみた ― 2012年03月19日
写真は記事とは関係ない。
東急東横線大倉山駅:Nikon F3、Ai Nikkor 50mm F1.2、F11、1/500秒、Kodak PORTRA 400、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありROCなしGEMなし、Nikon Scan 4.0.3、Windows7 Professional SP1 64bit)
東急東横線の現渋谷駅も今日が最後ですな。明日からは東京メトロ副都心線との直通地下ホームになってしまう。東急東横線は横浜-桜木町間が横浜高速鉄道みなとみらい線直通で廃線になり(2004年)、横浜駅は地下ホームに、頭端式の東急桜木町駅は廃駅に。今回の東京メトロ副都心線との直通で東急渋谷駅の頭端式もなくなって、両端の終点がなくなってしまった。子どもの頃、頭端式の終点が大好きでよく見に行った。阪急梅田駅や南海なんば駅や国鉄天王寺駅阪和線ホーム、近鉄あべの橋(大阪阿部野橋)駅など。またひとつ頭端式ホームがなくなる。
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画番外編 ― 2011年07月08日
田中長徳氏、ニコンD3に意表を突いたタムロン28-200mmを装着 ― 2008年05月23日
ニッコール千夜一夜物語第四十一夜 Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF) ― 2009年12月22日
↑どれも肝心の頭端部分が写ってませんな(泣)。
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