あけましておめでとうございます-あっという間に本を電子化 大日本印刷と東大が共同開発2013年01月02日 00時00分00秒

あっという間に本を電子化 大日本印刷と東大が共同開発(自炊マシン)

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

コメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m

元旦の朝日新聞(朝日新聞デジタルも)に、あっという間に本を電子化 大日本印刷と東大が共同開発(asahi.com)という記事が載っていた。いわゆる「自炊」用のスキャナだが、原理的にそんなに難しいものではないので(高速でめくりながらスキャンして歪みを補正するのが大変なんだと思う)、もっと早く実用化していてもよかったと思うんだが。あと、もっと小型で個人用の安価なものももっと出てもいいと思う。おそらく技術的な問題よりも著作権的な問題の方が大きいのだろう。

ところで、この「自炊」マシンについているレンズは、ニコンFマウントのシグマ製レンズのように見える。しかも絞り環のあるレンズのようだ。

ニコンもシグマも新しいレンズには絞り環が付いていないから、今年は反省して絞り環ありレンズをリリースしてもらいたいなぁ。

SONY ICレコーダーをUSBポートに刺したまま再起動したらWindowsが起動しなくなった2013年01月04日 00時00分00秒

皆様、お返事が滞っておりましてすみません。PCにトラブル発生です(泣)。

SONY ICレコーダーICD-UX534Fを購入して、ICD-UX534F内部にある付属ソフトSound OrganizerをUSB経由でインストールした。

再起動を求められたので、ICD-UX534FをUSBポートに刺したまま再起動したところ、Windows XPのロゴのまま前に進まない。

検索したら以下のような驚愕のFAQが。

http://qa.support.sony.jp/solution/S1110278036107/

Q 本機をパソコンに接続したまま、パソコンを起動しても問題ないですか?

A 本機を接続したままパソコンを起動すると、パソコンや本機がフリーズしたり、パソコンが起動しない場合があります。
本機をはずしてから、パソコンを起動してください。

問題が発生した場合、パソコンから本機をはずしてパソコンの再起動をおこなうと復旧する場合があります。

文書番号:S1110278036107更新日:2012/10/15

セーフモードでは起動する。
システムの復元でSound OrganizerをUSB経由でインストール前に戻す。
再起動後もXPロゴから起動せず。
セーフモードでさらに前の復元ポイントに。
やはりXPのロゴから前へ進まず。

修復インストールを決意。
PCに付属していた XPのCDを用意。
ところがプロダクトIDが違うといわれる
PCに貼ってあるプロダクトIDはWindows7のものようだ。
このPCはWindows7のダウングレード権行使でXPにしている。
他のXPマシンのプロダクトIDでよいという検索結果。
以前のXPマシンのプロダクトIDを使って修復インストール開始。
修復インストールが途中で止まる(画面真っ暗反応なし)
仕方なく強制終了(電源ボタン長押し)

セーフモードすら起動せず(修復中に強制断だから当然)。
念のためMEMTESTでメモリチェックするがエラーはない(BIOSは起動する)。

今後:新しくHDD買ってきてOSを新規インストール、旧HDDからデータ救出(ただしメールデータ以外は別HDDにあるので問題なし)。
OSはXPにするかWindows7にするか。
しかし、ダウングレード前のOSはWindows7の32bit(XPを32bitにしたければ元のOSは32bitしか選べなかった)。
どうせ新規インストールするならWindows7 64bitだろう。
Windows7 64bit DSP版買うか←今ココ

【関連追記:2013年1月5日】
DELL VOSTRO 430にWindows7 PRO SP1 64bitをインストールした ― 2013年01月05日

DELL VOSTRO 430にWindows7 PRO SP1 64bitをインストールした2013年01月05日 00時00分00秒

Windows7 Professional SP1 64bit DSP版と1TBのHDDを買ってきて、DELL VOSTORO 430に新規インストールした。この記事は新しいOSから書いている。今回も手堅くHDDにした。64bitはいいですな。4GBのメモリが4GBちゃんと使える。

Windowsのインストール自体はあっけなく終わったのだが、アップデートが長かった(泣)。また、DELLのサイトからドライバ類をダウンロードしたのだが、展開してもデバイスマネージャから「みつかりません」と言われる。仕方なく買ったときについてきた「DRIVERS AND UTILITIES」というDVDから変なプログラムをインストールしてドライバを入れた。どうして仕方なくかというと、このDVDを開くとRescueなんとかをインストールしますか?と聞かれるからだ。そんなものを入れたいのじゃなくてドライバがほしいだけなのに。それでサイトから新しいドライバをダウンロードしようとしていたのだ。ドライバ入れないとネットにもつながらなかったので最後にあきらめてRescueなんとかを入れたらすんなりドライバが入った。

あと、以前のCドライブだったHDDからデータを抜き出すのが面倒だった。HDDをUSB接続してフォルダを開こうとすると権限がないとか言われてアクセスできない。結局今ログインしているアカウントに権限を付与したのだが、その権限付与が延々続くのだ。
Windows を再インストール後、元からあるファイルにアクセスできません参照

メールはそうやって抜き出したのだが、Windows Liveメールにインポートしたあと、元のフォルダにメールを移動させるのが面倒だった。Outlook Expressもそうなのだが、「すべて選択」コマンドがないので、Shiftを押しながらメールを延々選択しないといけない。なんとかしてくれ。あと、Windows Liveメール2011の新規メール作成が遅い。メールをたくさんインポートしたせいかもしれないが、ぱっと作成画面にならない。

ということで、なんとかメールやネットやデジカメの画像転送ぐらいはできるようになった。

昨年からのコメントにまだお返事をしておりませんが、すみませんがもう少しお待ちください。m(_ _)m

【関連】
SONY ICレコーダーをUSBポートに刺したまま再起動したらWindowsが起動しなくなった ― 2013年01月04日

PCからレンズのピント調整などを行なう「SIGMA USB DOCK」(デジカメWatch)2013年01月08日 00時00分00秒

凍結:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、48mm、1/15秒、F5.3開放、VR:ON、ISO200、-0.3EV、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、WB:晴天日陰、HK-2、Nikon NCフィルター

昨日は結局更新できなかった。すまん。デジカメWatchによると、PCからレンズのピント調整などを行なう「SIGMA USB DOCK」(デジカメWatch)が発売なのだそうだ。

シグマは、フォトキナ2012で開発発表した「SIGMA USB DOCK」の発売を正式に発表した。シグマ用とキヤノン用を3月に発売。ソニー用、ニコン用、ペンタックス用は発売日未定となっている。価格は未定。

シグマ製対応レンズをPCに接続し、ファームウェアのアップデート、合焦位置の調整などを行なえる。PCとはUSBで接続。調整は専用ソフト「SIGMA Optimization Pro」より行なう。

なおピント調整は、単焦点レンズの場合が撮影距離4領域、ズームレンズの場合(焦点距離4領域)×(撮影距離4領域)の計16領域をそれぞれ任意に調整できる。

また、カスタムモードスイッチを備えたSportsラインでは、3段階のAF速度調整、フォーカスリミッターの制御、手ブレ補正機構OSのモード選択が可能となっている。

SIGMA Optimization Proの対応OSは、Windows 7/8、Mac OS X 10.7/10.8。

以前から思っていたのだが、レンズごとにピント位置を調整できるのは便利そうだが、本来はどのレンズもどのボディもどの組み合わせで使ってもちゃんとピントが来るのが当たり前であるべきだ。ニコンD300にも「AF微調節」があるのだが、私は使っていない。D300の前の所有者は2本のレンズを「AF微調節」に登録していたようだ(中古購入後即消した)。

ニコンの人も「基本的にはなくてもよい機能」と言っている。

──まずは「AF微調節」機能をD300に搭載された経緯をおきかせください。

この機能を搭載した理由としましては、お客さまのニーズにお応えする形で搭載いたしました。しかしながら、レンズによってAF精度のバラツキがあるわけではありません。ニコンとしましては、AF機能もレンズも当然そのような機能は必要ないということで設計、製造を行なっています。

──メニューではセットアップに入っていますね。

あまりこだわりなくセットアップメニューに搭載することにしました。しつこいようですが、基本的にはなくてもよい機能と考えております。

気になるデジカメ長期リアルタイムレポートニコンD300【第6回】AF微調節の使い方(デジカメWatch)

シグマの場合、サードパーティにあたるからこういう調節の必要性は純正よりもあるかもしれないが、それでも基本は純正のボディにきちんと合わせて出荷するのが筋だと思う。

あと、対応OSが少ないのも気になる。Windows XPはかなり古いOSかもしれないが、いまでもシェアがありマイクロソフトのサポート中のOSでもあるので、きちんと対応して欲しかった。Vistaすら入っていないというのはいかがなものか。

この対応具合だと、将来の対応も心配だ。ある時点でシグマのサポートが打ち切られて自分の新しいPCからは使えなくなるのではないかという心配がある。そういうスタンスだと、また新しいレンズには新しいSIGMA USB DOCKを買わないといけなくなるんじゃないかという心配もある。

色んな意味で、考えさせられる製品だと思う。まあ、シグマだからチャレンジしてくれ、という気持ちはあるが、ちゃんとサポートしないとユーザーに見限られるぞ。OSに依存する製品を出すということはそういう覚悟が求められるということだと思う。


写真は記事とは関係ない。
凍結:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、48mm、1/15秒、F5.3開放、VR:ON、ISO200、-0.3EV、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、WB:晴天日陰、HK-2、Nikon NCフィルター

一昨日の日曜日朝、久々に「バケツ稲」残骸の水が凍った。このバケツ、3.11以前から屋外にあるので土の表面で0.19μSv/h ある。はやく処分したい(泣)。

前回撮影時にD300のISO感度変更をボディ左肩のボタンから行った。その際に左側にあるWBボタンを間違えて押したらしく、ホワイトバランスが知らないうちに「晴天日陰」になっていた。この写真は晴天日陰なのでまだいいのだが、このあと撮った日向の写真が全部黄色くなってしまった。それをPhotoshop Elementsの自動カラー補正を使って修正したら(この写真はリサイズのみ)、フィルムで撮った写真っぽくなった(笑)。邪道だが使える技かも(笑)。

Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の再修理完了2013年01月09日 00時00分00秒

フォーカスリングに引っかかりがあって修理したAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>が、ズームリングが軽くなって戻ってきたので、再修理に出していたのが戻ってきた。
最近のニコン駄目だな、修理したAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のズームリングがゆるい ― 2012年12月22日
Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>修理完了 ― 2012年12月19日
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>のピントリング故障 ― 2012年12月09日

1回目の修理から戻ってきたときは、ズームリングを80mmにしてレンズを静かに立てると、レンズの中の光学群がすーっと降りていき、ズームリングも回る状態だった。ズームリングは途中で止まって、200mmまで行くことはないが、レンズを上に向けた状態で80mmに固定するためには手でズームリングを押さえないといけない状態だった。

戻ってきたAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>はほとんど1回目の修理前と同じで、固からず緩からずで、上に向けて立ててもズーミングしない。これが普通だろう。

納品書の「処置内容」には、以下の記述があった。

1.ズーム作動不具合のため、関連部を調整いたしました。

ニコンの新宿サービスセンター窓口では「不具合」とは認めず、お客様のご要望に合わせて無料で再調整しますというスタンスだったが、納品書にははっきりと「ズーム作動不具合のため」と書かれている。そうだろう、あんなゆるゆるズームはありえない。このレンズは鏡筒が伸びるタイプの高倍率ズームではないのだ。古いモデルだが(まだ現行品だ)、F2.8通しでEDレンズも使った旧「大三元ズーム」の一本なのだ。上に向けただけでズーミングするのは不具合なのだ。

結局、最初のピントリングの修理から丸1ヶ月かかったことになる。こういうのはお互いに無駄だし損だろう。最初からちゃんとやれ。

Microsoft Security Essentialsのアイコンがタスクトレイに表示されないことから考えたこと2013年01月09日 00時00分01秒

PCネタなのだが、セキュリティに関係しているので記事にしておく。

新しくインストールしたWindows7のデスクトップPCにはアンチウィルスソフトとして無料のMicrosoft Security Essentialsを入れている。なぜMicrosoft Security Essentialsなのかは今回の件に関係ないが、あとで書く。

そのMicrosoft Security Essentialsはタスクトレイに常駐することになっている。セキュリティソフトだからタスクトレイで状況を知らせた方がいい。ところが、いろんな設定を変えたりドライバ入れたりソフトウェアをインストールしているうちに、Microsoft Security Essentialsのアイコンがないのに気づいた。隠れているインジケータというところにもない。しかし、タスクマネージャでみるとMicrosoft Security Essentialsはちゃんと動いているし、「スタート」の「すべてのプログラム」からMicrosoft Security Essentialsの設定画面を呼び出すこともできる。しかし、タスクトレイにアイコンが出ない。おかしい。

そして何かの時に再起動したら、

タスクバーの通知領域へのアイコン登録に失敗しました。
ScreenManager Pro for LCDを終了します。

というメッセージが出る。ははあ、モニター関連だな。

きっかけは、ビデオドライバが一瞬落ちて回復(一瞬真っ暗)になったので最新ビデオドライバに更新したことだった。 GeForce R310 Driver(2013.01.05リリース)というのを入れてから、タスクトレイからMicrosoft Security Essentialsのアイコンが消えたのだ。

ScreenManager Pro for LCDは買ったときについてきたDVDのバージョンのままだった。それで最新のモニターコントロールユーティリティ ScreenManager Pro for LCD (DDC/CI) 2.3.2(2012年12月26日リリース)にしたら直った。

ScreenManager Pro for LCDで検索すると、タスクトレイにアイコンが出ないという相談がいっぱい引っかかる。ScreenManager Pro for LCDって要らないソフトかもしれない。


さて、では、なぜアンチウィルスソフトをMicrosoft Security Essentialsにしたのか、だ。今のデスクトップPC(DELL Vostro 430)に買い換えたときにNorton Internet Securityの試用版が入っていたのだが、入れずにMicrosoft Security Essentialsを入れていた。ノートンは以前はずっと愛用していたのだが、今のデスクトップPCにしたときに見限った。なぜか。

Norton Internet Security 2002か2003あたりまでは、詳細なログがあって、かなり細かい設定ができたのだ。基本的に全部のアウトバウンドを遮断して、使いながらひとつひとつ許可していくというようなやりかたもできた。しかし2005年版あたりだったか、ファイヤーウォールがかなり簡素化されて、ノートンが最初からOKというソフトは素通りするようになった。お任せになってしまったのだ。もちろんまだ設定の余地は残っていたのだが、ファイヤーウォールのログがかなり簡素化されたので、ログを元に自分なりのファイヤウォールルールを作るのが難しくなった。簡単に言うと、広告会社などのサーバーにはつながらないようにしたかったのだ。WEBでうざい広告を出す会社はいくつかあって、それへのアウトバウンドを遮断すれば、広告を取りに行かないから表示されないし、変な情報も流れない。インバウンドで広告を遮断するものはいくつかあるが、アウトバウンドで遮断するものは少ない。怪しい会社につながってたまるか。

新しいバージョンではもうノートンにお任せになってしまった。こだわりの設定ができないのなら、ほかのこだわったソフトに移るか、もう簡単で無料のものに移るかどちらかだ。私は無料の方を選んだ。もう、いいや、と。

どうしてこういうことを持ち出したかというと、カメラも同じだと思ったからだ。あのレンズだとどんな写りかな?このフィルムはどうかな?そういったこだわりと、こだわりを支えていたカメラやレンズの仕様が、カメラにお任せになってきている。お任せは便利だし人間がやるよりも早くて正確なこともあるので、あっても構わない。しかし、それがすべてで人間が変更できないようなおまかせ仕様のものなのだったら、もうそんな重たいカメラやレンズはやめて、軽くて安いカメラでええやん、となる。

私の周囲でこの10年のあいだに写真趣味をやめた人はみなそのパターンだった。デジカメに移行しようとカメラ屋で一眼レフのファインダーと値段を見て愕然とした人。レンズに凝っていたのに京セラがカメラ事業をやめてしまったこと。ほかに移ろうとデジタル一眼レフのファインダーを覗いて愕然、レンズのピントリングをさわって愕然、ありゃ絞り環もない…。もうコンパクトデジカメでいいか。今だったらスマホでいいか。

これって、私がセキュリティソフトをお金で買うのをやめたのと同じやん、と思った。こだわっていたものが勝手に簡素化されたらもうほかのもっと簡素で安いやつの方がいい、となる。日本の業界ってカメラ以外にもこういうのが多くないか。人間、こだわっているものには無駄と分かっていても金を出すものだ。それがなくなったとき、さっといなくなると思うぞ。

Windows7 64bitでCOOLSCAN 5000 ED (Nikonscan 4.0.3)2013年01月11日 00時00分00秒

Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED

昨日は更新できずすまんかった。って書くと、昨日(2013年1月10日)の朝日新聞東京本社版夕刊5ページの「小池龍之介の心を保つお稽古」の「失望されることを恐れるな」で批判されているのに該当するようだ(笑)。

コメントのお返事はもう少しお待ちください。m(_ _)m

ようやくWindows7 Professional SP1 64bitでフィルムスキャナNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDを使えるようにセットアップした。実はWindows7については、32bitは公式に動作確認されている。

フィルムスキャナー

下記の機種とNikon Scan 4.0.3 の組み合わせにおいて、32bit版のWindows 7上で、基本動作に問題が無いことを確認しました。64bit版のWindows 7 についてはスキャナーが認識されないため使用できません。なお、今後の対応予定はありません。

SUPER COOLSCAN 9000ED, SUPER COOLSCAN 8000ED, SUPER COOLSCAN 5000ED, SUPER COOLSCAN 4000ED, COOLSCAN V ED, COOLSCAN IV ED
Windows 7 対応についてのご案内(nikon-image.com)

スキャナー用ソフトウェアダウンロードのNikon Scan 用ソフトウェアのところにVistaまでしか書かれていないので、Windows7 32bitで動かないと思っている方もおられるようだが、ニコンはNikonscanのダウンロードページを修正したり、Windows 7 対応についてのご案内(nikon-image.com)へリンクを張るつもりもないようだ。「基本動作に問題が無い」であって、完全に検証していないからかもしれないが、ニコンのフィルムスキャナに対するスタンスがよく分かる対応だ。

それで、「そのWindows 7 についてはスキャナーが認識されないため使用できません。」の部分が、実はちょっとしたことで認識できるのだというのがNikon COOLSCAN用Windows 7・Vista 64bit用非公式ドライバやまろ様バージョン ― 2010年02月23日であった。Nikon Scan 4.0.3をWindows7 Prpfessional 64bitで動かす(yamaro.asablo.jp)を参照して、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 EDをWindows7 64bitで認識させるのに成功。やまろ様ありがとうございます。

さて、問題のネガカラーフィルムでのICE(ゴミ・傷取り機能)ありスキャンなのだが、Windows7 64bit環境下でもやはりエラーが出てスキャンできない(DELL Vostro 430)。COOLSCAN 5000 ED(Nikon Scan4)のICEありバッチスキャンに失敗する ― 2009年12月27日参照。おそらくハードウェアに関連した何かがうまくいかないのだと思う。こんどUSB 3.0のボードをつける予定なので、そのボード経由でICEありスキャンに挑戦してみる。

Nikonscan 4.0.3なのだが、やや反応が悪く、環境設定を変更してOKを押すと無応答になったりする。ただ、環境設定以外のスキャンに関係した設定はちゃんと反応するので、環境設定はデフォルトのまま触らないことにする。さて、Windows7 64bitでメモリが4GBでスキャンすると、ネガカラーでICEなしGEMなしROCなしだと本スキャンが速い。1コマ約27秒だった。しかしVMware PlayerでWindows 2000 SP4(メモリ割り当て2GB)下でNikonscan 4.0.2を動かすと、ICEなしGEMなしROCなしで1コマ約60秒以上掛かる。ただ、ICEありでも1コマ120秒ぐらいなので、ICEありなしで60秒ぐらいの差だったらまあ許せるかなぁという感じだ。

問題はICEなしのスキャンで、Windows7 SP1(RAM 4GB)直下でNikonscan動かすのと仮想環境(VMware Player)下でWindows 2000 SP4(RAM割り当て2GB)とで約2倍のスキャン時間の違いがあるということだ。いやー、27秒で1コマのスキャンが終わるのを体験すると、ちょっと1コマ1分とか2分とか耐えられませんわ。スキャンしているときの音からして違うもの。

メモリを買い足してホスト側で8GBにしてゲスト側にもう少し割り当てを増やしてみようとは思うが、これはもうICEを諦めた方がいいかもしれない。よほど傷が多い古いフィルムならICEありでスキャンも仕方ないが、そうでない新しいフィルムは、ICEを諦めてWindows7直下でサクサクスキャンした方がよいように思えてきた。時間は有限だし。

しかし、このPCでICEさえ使えたら最高のフィルムスキャン環境なのになぁ。何が原因なんだろう。

【関連追記:2013年1月18日】
NikonScan4のICEありバッチスキャンでエラーのでない条件を発見 ― 2013年01月18日

【関連追記:2023年4月16日】
Nikon Scan 4.0.3 Full Version - Windows Vista only(nikonimgsupport.com)
Nikon SUPER Coolscan 5000EDのドライバが当てられなくなる ― 2021年07月14日

昨年の振り返りでも。D800とPM-4000PXのお話。(Epson Proselection Blog)2013年01月15日 00時00分00秒

今朝のハニワニワ:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/100秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO200、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

昨日の関東地方南部の大雪は平日でなくてよかったですな(成人式やお仕事だったかたは大変だったと思うが)。さて、エプソンプロセレクションブログに、昨年の振り返りでも。D800とPM-4000PXのお話。(Epson Proselection Blog)という記事があった。

◆ハイアマチュアユーザーとのお話① D800を持っている人が多い!

昨年10月、実は「それいけ!写真隊」で秋田にお邪魔し、久々に現場でハイアマチュアユーザーさんと接する機会がありました。「変わったなー」と思ったのは、皆さんのカメラのフルサイズ化がもの凄い勢いで浸透していること。私どもは「カメラを選ばない」というプロモーションの通り、どのメーカーさんのカメラでも綺麗にプリントできまっせ!という姿勢でおりますが、特にニコンさんのD800、D800Eの普及のはやさには驚きです。。私の趣味仲間の先輩もD800を使っているのですが、「君はこの解像感が分からないのか〜。だめだな。引いて撮っても機関車のヘッドマークに取り付けられているネジがプラスかマイナスかまで分かるんだぜ」と自慢されるほど。画素数=高画質ではない、と私なんかは言い続けてきましたが、俯瞰などの風景写真で画素数に不満を抱いていたハイアマチュアユーザーのニーズを、素直に汲み取ったニコンさんのマーケティング力はさすがです。

私は拡大して細部を見る趣味はないのだが、何かの際にあれはどうだったかな、写ってないかな、と等倍で細部を見ることはある。まあ機関車のヘッドマークのねじがプラスかマイナスかは調べないが(笑)。そういうときに画素数の多いことが有利なのはわかる。

しかし、エプソンは触れていないが、この高画素を全部プリンタ側で利用しているのか、が問題なのではないか。モニターで拡大する分にはねじのプラスマイナスが見えるかもしれないが、プリントする際に間引かれたり、リサイズされていないのか、そこをきちんと説明するべきなんじゃないかなぁ。なんとなく一番大事な部分を逃げているような…。

さて一方で、7Vに関して書かれたブログを読んでいると、早稲田摂陵写真部さんのブログで面白い記事が。

以下転載。

「4000PXでは明度・彩度の低い赤が表現されていたのが、7Vでは完璧に黒になってしまったのである」

PX-5Vの弟分であるPX-7Vはなるべくコントラストを強く出す画像処理になっております。ポジフイルムのようにダイナミックレンジが狭く、濃い発色が好きな方にはこちらをおススメ。同じ顔料でもインクの素材も画像処理も全く異なるのです。価格が安いだけでPX-7Vを選ぶのだけは避けた方がいいです・・ね。PM-4000PXのユーザーさんがおそらくPM-4000PXの光沢版がPX-7Vと!と予想して店頭で確かめて、「えー?PX-5VとPX-7Vで色傾向が違うのか、PX-5Vはモノクロが得意なだけかと思ってた!」と勘違いされていたという話もよく聞きます。PX-5VとPX-7V、選び方は慎重に・・・。

どこからどこまでが早稲田摂陵写真部ブログからの引用で、どこがエプソンプロセレクションブログの言及なのかがわかりにくいので、早稲田摂陵写真部ブログを確認して二重引用にした。

PX-7Vってそんなに癖があるんだ。これって要するにPX-5V買えってことだよなぁ(笑)。PX-5Vはヨドバシで¥70,800、PX-7Vは¥59,700。1万円ちょっとの差で深みのある赤になるのか黒つぶれするのかの差は大きい。そんなんでいいのか。しかし、このエプソンプロセレクションブログは正直だなぁ(笑)。

【追記:2013年1月21日】
エプソンプロセレクションブログのけんたむ様から応援メッセージを戴いている。Lightroom4でレタッチがめちゃくちゃ簡単になっている(2013年01月17日エプソンプロセレクションブログ)参照。ありがとうございます。

いつもニコンファンの視線でブログを更新されているHaniwaさん。ほぼ毎日拝見しております。当ブログのお話をしてくださってありがとうございます。関係の無い話ですが、私も長年のニコンファンとしてニッコールの絞り環復活を期待している一人です。

絞り環復活へのご賛同ありがとうございます。ああ、EPSON PX-5V買わなければいけない流れに(笑)。
【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。

今朝のハニワニワ:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/100秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO200、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

マニュアルレンズの正しいしまい方(使える機材 Blog!)2013年01月16日 00時00分00秒

ガーデンバリア:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/60秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO200、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

使える機材 Blog!【カメラお作法! 】マニュアルレンズの正しいしまい方という記事が載っていた。

プロカメラマンの皆さんだったらこれは常識な話ですが、アマチュアの方は意外と知らないみたいですから。あえて記事にします。(しかも、こんなこと教えてるブログは他に見当たらなかったし・・・)

マニュアルレンズを、どーやっておいておくのが正しいのでしょうか?なるべくレンズに負担をかけないようにする方法です。撮影時以外のレンズのデフォルト状態は何が好ましいのか?ということ。(保管や持ち運ぶときも含めて・・)

【最適な絞り値】

トップ写真では絞りがF16まで絞られています。この状態のままだと、絞り羽根に負担がかかります。 ですから・・・。

絞り羽根に負担をかけないようにするには開放状態にするのが好ましいです!

ニコンの絞りリングが付いているAFレンズは、最大絞りでオートが効くようになっていますが、使わないときにはロックを外して開放にしておく方が好ましいです。(絞りリングの付いていないAFレンズのことは知らない・・・)使うときにいちいち最大絞りにしてロックかけなきゃいけないけど,レンズの健康のことを考えるとやはり開放状態で保管しておきたいものです。

うーん、どうなんだろう。ニッコールレンズの場合、新品で購入するとF5.6になっていることが多いように思っている。カニ爪がF5.6が中心に付いていることも関係しているのかもしれないが、箱に長期間入っているかもしれないのにF5.6になってるんだからと、私も次に使う予定がないレンズはF5.6で保管することが多い(見た目もバランスがいいし)。

ニコンに修理に出した場合は、返却時の絞り値はばらばらのことが多い。最近だとAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の1回目の修理の時はF22でロックが掛かっていた。2回目の時は同じくF22だったが、ロックは掛かってなかった。

絞り環のないGタイプレンズは、ボディから離したとき単体では常に最小絞りに絞り込まれていることを考えると、ニコンは最小絞りで保管することを考えているんだと思う。少なくともGタイプレンズは最小絞りで保管して問題ないように作っているはず。

問題は、Gタイプ以外のNIKKORレンズの絞りをどういう状態で保管するか、だ。別にどうでもいいんじゃないかという気もする(笑)。ニコンの場合、絞り羽根が出た状態が一番バネにテンションが掛かってないのだから、バネのことを考えたら最小絞りなんじゃないかなぁ。

記事中にある「絞り羽根に負担がかかります」というのが分からない。たたんでおいた方がショックなどでばらけたりする危険性は減るだろうが、絞り羽根がばらけるぐらいのショックを与えたら光学系も無事では済まないだろう。あまり意味のない考慮のような気がする。

記事後半の、レンズは「『無限大』でしまう」というのは異論はないが、あえて表現にケチをつけるのなら、レンズは一番短くなる状態で保管・運搬しよう、だろう。レンズによっては無限遠で最短にならない特殊なものもあるかもしれないからだ。ズームレンズもズーミングの途中でレンズ長が最短になるものがあるので、その場合は一番短くなる焦点距離に合わせておいた方がショックで壊れる可能性が減らせるだろう。

ということで、ニッコールレンズの絞り値はいくつで保管するのがいいんだろう。今度SCに行ったときに聞いてみることにする。


写真は記事とは関係ない。
ガーデンバリア:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/60秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO200、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

かき氷が食べたくなった(笑)。さすがに野良猫は見かけなかった。

35mm用レンズを実焦点距離で使用できるマウントアダプター(デジカメWatch)2013年01月17日 00時00分00秒

JR桜木町駅構内:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、F5、1/100秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO400、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

35mm用レンズを実焦点距離で使用できるマウントアダプター(デジカメWatch)が発売されるそうだ。

ジュエは、METABONES(メタボーンズ)製のマウントアダプター「SPEED BOOSTERマウントアダプター・シリーズ」を1月下旬に発売する。直販サイト「デジタルホビー」で扱う。

価格は、「SONY Eマウント用電子接点付SPEED BOOSTERキャノンEFアダプター」が6万2,800円、「SONY Eマウント用SPEED BOOSTER Leica Rアダプター」と「FUJIFILM X用SPEED BOOSTER Leica Rアダプター」が4万3,800円、「SONY Eマウント用SPEED BOOSTER ALPAアダプター」と「FUJIFILM X用SPEED BOOSTER ALPAアダプター」が4万6,500円。

マウントアダプターって楽しそうに見えるのだが、結局レンズの元々のフォーマットよりも小さいフォーマットのデジタルカメラに装着する例が多いので、広角派の私としてはなんだかイマイチな感じがしていた。

マウントアダプター内にレンズを備えており、装着したレンズの焦点距離を0.71倍にできるというマウントアダプター。APS-Cサイズ相当のセンサーを搭載した対応カメラに対して、35mm判の実焦点距離と同じ画角で使用できるという。開放F値も1段分明るくなる。

また、内蔵レンズによりMTF値、シャープネス、コントラストも向上するとしている。

これだと画角の問題は解決ですな。しかし、1段明るくなるというのはどういう理由なんだろう。

あと、最大の問題は歪曲収差でしょうな。画角を広げたらこれだけは簡単には修正できないと思われる。

それによく見たら、使えるレンズがキャノンEFとLeica RとALPAだけじゃないか。ライカMマウントをGXRのライカMマウントで35mm判の画角で、とかやって欲しいな(笑)。あるいはCONTAX GレンズをGXRで35mm判の画角で、とか。でも、歪曲が酷ければBiogonとか使う意味がないからなぁ。作例を早く見たい。


写真は記事とは関係ない。
JR桜木町駅構内:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、F5、1/100秒、プログラムAE、-0.3EV、ISO400、VR-ON、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、HK-2、Nikon NCフィルター

JR桜木町駅(初代横濱駅)構内に、国鉄時代桜木町駅や現横浜駅(3代目)の写真がプリントされている。大人初乗り30円というのもすごいが、30円の切符しか売れない券売機というのもすごいよなぁ。あと、改札口の駅員さんの切符さばきがすごかったなぁ。自動改札はつまんないよねぇ。無賃乗車を追いかける姿も少なくなったし(笑)。

リバーサルが1本あがってきているのだが、まだスキャンできていない。すまん。

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