Kodak T-MAX P3200 Professional(TMZ) 1段増感2010年11月18日 00時00分00秒

カタツムリ:Nikon F100、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、F2.5開放、1/10sec、Kenko L37 Super PRO、Kodak T-MAX P3200 Professional(TMZ)、ISO6400(1段増感)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなし、GEMなし)

去年製造販売終了になったKodak T-MAX P3200 Professional(TMZ)の最後の1本を1段増感(ISO6400)で撮ってみた。

ISO6400であることを考えると意外とざらざらではない。気になる場合にはスキャン時にGEM(粒状性低減)を掛けるとざらざらは気にならなくなってくるが、このフィルムに関してはこの粒状感を残した方がいいように思う。

カタツムリ:Nikon F100、Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、F2.5開放、1/10sec、Kenko L37 Super PRO、Kodak T-MAX P3200 Professional(TMZ)、ISO6400(1段増感)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなし、GEMなし)

作例はうちに3年ぐらいいるカタツムリ。カタツムリは動いているときは案外速く動くので、動きの速い角を撮るのは難しく殻の方を撮った。このコマのネガはやや薄い。後ろの明るさに引かれてややアンダーなネガになったようだ。GEMを掛けたりコントラストを上げたりすればもっと見栄えのする写真になると思うが、あえてデフォルトでスキャンしたままの画像をアップしてある。

作例以外は、薄暗い体育館のようなところでのイベント撮影に使った。Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>(Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>)との組み合わせできれいに撮れた。これもISO6400、F2.8開放で1/30秒という苦しい露出だった。F100やF3はISOの設定が6400までしかないからもっと増感して内蔵露出計を使いたいときは、少し工夫が要る。

これで持っていたKodak T-MAX P3200 Professional(TMZ)は全部使ってしまった。もっと買っておけばよかったという感じだ。ちなみに今回の現像代とプリント代は、合計3511円だった。内訳はTMZの現像が1994円(TMZノーマルは997円)、プリント代が41円×37枚で1517円だ。もっと買っておけばよかったと書いたが、自分で現像プリントしない場合はちょっとコスト掛かり過ぎかも。フィルム代が135-36で700円だったので、現像だけでも1本あたり2694円掛かることになる。TMZを70本程撮ったらD700が新品で買えてしまうなぁ…。でもフィルムで撮りたいのだ。

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