ようこそ、大人の世界へ「Ai Nikkor 45mm F2.8P」(矢野渉の「金属魂」)2010年10月25日 09時47分43秒

Ai Nikkor 45mm F2.8P + HN-35 + 52mm NC Filter for 45mm f/2.8P+ Nikon F3

ITmediaデジカメプラスの連載でようこそ、大人の世界へ――「Ai Nikkor 45mm F2.8P」(矢野渉の「金属魂」)がアップされた。

先生は、「年を取るとだんだん写真を撮らなくなる。でもお前らは若くて下手くそなのだから、たくさん写真を撮らなくちゃならん」と言って上着のポケットから小型の一眼レフを取り出す。写真を撮るわけではない。ニコニコしながら手でカメラの感触を確かめるようになで回し、ファインダーをちょっとのぞいては、またカメラをポケットへと戻すのだ。

今思えば、そのカメラはコンタックスの139クオーツ(CONTAX 139 QUARTZ)にテッサー45mm F2.8を付けたものだった。ストラップなどという無粋なものは外してある。139クオーツはカメラ本体とワインダーがセパレートになっているタイプで、ワインダーを外せばかなり小型になる。それにテッサーという組み合わせは、僕の目から見ても「大人の粋な選択」という感じがした。僕もいい歳になったら絶対にやってやろうと思っていたのだ。テッサーの似合う大人になることが目標になった。

CONTAX 139 QUARTZにTessar T* 45mm F2.8を付けていつもポケットに入れている写真学校の講師。いいなぁ。

二コンユーザーだったら、Nikon EMにAi Nikkor 45mm F2.8Pあたりがいいかなぁ。Nikon EMは以前から気になっていて、どうせだったら程度のいいやつでMD-Eと一緒になったのがいいなぁ(MD-E単体で出ることが少ないので)と思っているとなかなか巡り会わない。それに、やっぱりNikon EMならAi Nikkor 45mm F2.8PじゃなくてAi Nikkor 50mm F1.8だろうなぁ。

Ai Nikkor 45mm F2.8Pは専用フィルターや専用のフジツボ型フードがいいのだが、矢野渉氏の記事の写真のようにフードもフィルターも付けないのがかっこいい。フードもフィルターも薄いものなのだが、レンズが薄いだけにその薄いフィルターやフードでさえ分厚く感じてしまう。しかし、ポケットに突っ込むんならフジツボ型フードぐらいは付けたいなぁ。軟弱か。

Ai Nikkor 45mm F2.8Pは、薄くて小型で写りもいいレンズだが、開放F値がF2.8なので薄暗い飲み屋で撮るのにちょっと不利だ。こういうときNATURA 1600を詰めておくといいのかもしれない。

【関連】
Ai Nikkor 45mm F2.8P入手 ― 2005年12月22日
Ai Nikkor 45mm F2.8P用フード、フィルター入手 ― 2006年01月10日

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