AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G ED で… ― 2010年02月18日 00時00分00秒
二日続けてフィルムスキャンの等倍の話は疲れるので(笑)、今日は別の話題で。
AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G EDの発売が発表されたが、私は絞りリングがないのでがっかりした。多くのフィルムカメラ、それもファインダーのいい多くのカメラで使えないからだ。
しかし、他方でDXニッコールでなかったことを残念だという人もいるようだ。DXにすればF1.4でもっと小型のレンズにできたはずなのに、と。
まあ、デジタルしか使わなくてそれもDXフォーマットのカメラしか使わない人はそう思う人もいるだろう。
DXフォーマットについてはもう随分不満を書いてきたのでもう書かないが、D300がコストパフォーマンスが高くて手の届く価格であっても私がDXフォーマットに行かないのは、広角側の単焦点レンズのラインナップがほとんど無いからだ。
おお、そうすると、AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G EDがDX専用でなかったと不満を持つ人と同じやん(笑)。でも24mmは36mm相当だから、もっと広角・超広角になる焦点距離のレンズでないと…。
私は、F1.4クラスの大口径広角レンズはどうせ小型化するにしても限界があるから、FXフォーマット用でよいと思う。それよりもDX専用の小型の(F値はそこそこ暗くてもいい)超広角・広角単焦点レンズが早くから揃ってればなぁ、と思う。もうDXにはほとんど興味がないからいいのだが。
しかし、ニコンも大変ですなぁ(笑)。私のようなフィルム派からは「絞り環がないのはけしからん」と言われ、DXフォーマットだけの人からは「なんでDX専用の小型レンズにしなかったんだ」と言われ、左右だか前後だか分からないが両方から揺さぶられて(笑)。そして同じように「キヤノン化」とか言われる(笑)。不憫よのぅ(笑)。
まあ、中途半端だし、少しずつ方針をずらしていくから常にこう言われるんだよね。一気に方針を変えると一時は文句言われるが離れる人はさっさと離れるのであとは支持するユーザーしか残らない。ニコンは少しずつシフトしていくから常に両面から文句言われることになる。
フィルム派の私としては、高いレンズや単焦点レンズはプロや「特定のカメラ趣味」の人が使うんだから、絞り環付けてAi連動にしておいて欲しい。その一方でDXフォーマット用にはパンケーキや小型のDX専用単焦点レンズを用意すればいいのだ。DX派の人は「無駄に」でかいFX用の単焦点レンズを使うのは嫌なんだろうか。まあ、Ai派の人が「爪が邪魔だなぁ」(*)というのと違って、レンズ自体が大きく重く値段も高くなるんだから我慢できないよなぁ。* 私はAi連動のカメラしか持っていないが、爪が邪魔だとは思わない。
まあ、フォーマット増やしたんだから責任持って両方のフォーマット用のレンズラインナップを充実させるしかないんじゃないかな。「DXで十分」と言った過去の発言もあるし。
写真は記事とは関係ない。
北海道庁旧本庁舎:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F11(絞り優先AE)、+1.0EV、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED
赤い星がいいですなぁ。ミグ戦闘機が飛んできそうですな(違)。そしてレンズの抜けがいいですなぁ。ネガなのにポジっぽい感じがある。シグマ28mm F1.8 I型も好きなレンズだが、シグマ28mm F1.8はコーティングがアレなので、こういう逆光シーンではすっきりしないのだ。
最近のコメント