Kodak プラスXパンモノクロフィルム(125PX) ― 2010年02月08日 00時00分00秒
新しいCore i5 750のPCでNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDのICE有効ネガカラースキャンでエラーが出るので疲れて、エラーのでないモノクロフィルムを使ってスキャンしてみた。フィルムは、さきごろ製造終了になって流通在庫のみのKodak PLUS-X PANフィルム(コダックプラスXパン、125PX)。
1本撮ってみただけでいうのは非常におこがましいのだが、これは感度ISO125のTRI-Xのようだ。力強い描写の感じだ。現像は外注にだしているのでどういう現像処理かはわからない(笑)。そういうテキトーな印象なので参考にならないかもしれない。
コダックにはまだT-MAX100(TMX)があり、富士フイルムにはネオパンアクロス100があるのでまだ選択肢はあるとはいえる。しかし、TMXもアクロスももう少し軟調な感じなので、こういうガツンとした感じのISO100付近のモノクロフィルムの選択肢は減ったことになる。最初のプラスXフィルムは1938 (昭和13)年発売、プラスXパンは1941 (昭和16)年発売とある(どちらも映画用)ように、非常に歴史のあるフィルムだった。まあ、硬調のフィルムで階調を出すのは難しいが、軟調のフィルムを硬調にすることは可能なので、仕方ない整理統合なのかもしれない。しかし、こういうカリッとした写りもいいなぁ。
ちなみに、ヨドバシカメラで現像とL版の同時プリントを頼んだら合計税込1840円(現像405円+L版機械焼きプリント1枚41円×35枚)だった。処理は中1日であがってくる。ネガカラーの同時プリントはコダック純正処理の同時プリントパックでプリント枚数に関係なくで税込898円なので、モノクロの方は結構高く感じてしまう。モノクロのプリントの方が安かったのは昔の話だ。
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京浜急行電鉄(仲木戸-神奈川・間):Nikon F-301、Ai Nikkor 28mm F2.8S、F8、1/250sec、Kodak Plus-X PAN(ISO125)、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED
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