ICEありスキャンで失敗するのはネガのみ ― 2010年02月04日 00時00分00秒
更新が遅れてすまん。Nikon SUPER COOLSCANを新しいPCの環境でDigital ICEありでスキャンすると失敗する件のつづき。興味ない人にはおもしろくなくてすまん。もう先月から家にいて時間のあるときは様々に設定を変えてフィルムスキャンしている。もう嫌になってきた…。
それで、ずっとネガカラーでのICE有効のスキャンを試していたのだが、リバーサルフィルムのスキャンを試してみたら、これはフィルム1本36コマまったく問題なしにスキャンできた。エラーがないとこんなにもスキャンが捗るのかと感激した(笑)。
そして、いままではICE有効のバッチスキャンに失敗して、1コマだけのICE有効のネガカラーは失敗したことがなかったのだが、昨晩初めて1コマのネガスキャンで「スキャンに失敗しました」が出た。うーん、何が原因なんだろう。ネガのときだけ出るというのも分からない。リバーサルと違って反転処理が必要だからか。分からん。そしてもう一度スキャンし直すと今度はちゃんとスキャンする。これはバッチスキャンでも同じ。ただ、バッチスキャンの場合は次のコマ以降でまた「失敗」が出るのだが。
そうすると、モノクロではICEはもともと使えないから、スキャンに失敗するのはネガカラーだけということになる。ネガカラーでの撮影が一番多いのだが、そのスキャンのためだけにもう1台PCを中古であれ買うのは、置き場所の問題やモニターの問題などもあってちょっと悩む。
もういちどVuescanを使って見たのだが、Vuescanではゴミ取り機能を有効にしたままネガフィルムをバッチ処理してもエラーにはならなかった。そして、フィルムのタイプをGENERICにしたままだと色も変にならずになんとかなりそうだ。ただ、PORTRAの場合はいかにも「ネガをスキャンしました」みたいなややパステルカラーっぽい色になる。Vuescanには色を補正するパラメーターはあるのだが、グラフィカルな操作ではなく、スライダーか数値入力なので使いにくい。カラーバランスの白点・黒点・グレーポイントといったものも見あたらない。使いにくいなぁ。しかし、PCをもう1台買うよりはネガのスキャンだけVuescanを使うことにした方が出費は少ない。どうしたものか。
PCを変える前は問題なく動いていてPCを変えたら発現した症状なので本体故障の可能性は非常に低いのだが、スキャン専用のPCを買う前に一度ニコンのサービスステーションでフィルムスキャナ自体を点検してもらった方がいいかもしれない。ああ、面倒だなぁ。
写真は記事とは関係ない。
函館・金森赤レンガ倉庫:Nikon F100、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F11絞り優先AE、+1 1/3補正、Kodak PORTRA 400VC、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED
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