銀塩プリントのススメ(コマーシャルフォト:Shuffle) ― 2009年12月16日 00時00分00秒
そうだったのか!デジタルフォトの色第6回 銀塩プリントのススメ(コマーシャルフォト:Shuffle)という記事を見つけた。写真プリントの種類が説明されている。
一般的に、レンズを通して光学的に露光したフィルムから、薬剤を使いケミカル処理によって像を得る方法を銀塩プリントと呼びます。一方、画像データをレーザーなどで印画紙に露光するものを「デジタル銀塩プリント」(*1)と呼び、フルアナログタイプと区別しています。デジタル銀塩プリンタには、レーザーで露光するタイプとLEDを使うタイプがありますが、現在は大きなサイズまで対応出来るレーザー方式が多いようです。印画紙にはネガカラープリント用をベースにデジタルプリント向けにチューニングされたものを使用します。
印画紙プリントは、意外と早い時期からデジタルデータに対応していました。まだフィルムが主流だった頃から、KodakのEプリントのようにフィルムスキャニングをしてデジタルプリントをするシステムがありました。DPEショップなどで使用されているミニラボ機も、10年ほど前からプリント部分はデジタル化されていたのです。皆さんが何気なくネガカラー現像&プリントを頼んだものは、すでにデジタルプリントだったかもしれません。
本来こういうのは富士フイルムとかコダックがちゃんと説明して、プリントを見たら分かるようにしたり、お店で頼むときにちゃんと区別できるようにすべきなんだと思うんだけどなぁ。富士フイルムなどは、銀写真プリントに替わってこっそりインクジェットプリントを普及させてたりするので誤魔化したいのかなぁ。
記事中の「1200dpiでスキャニングした部分比較」は被写体が同じじゃないから比較しにくいけれども、粒状感はないけれどもぼやけた感じの[デジタル銀塩プリント]よりは、[ネガカラーフィルムから光学的にプリント]の方がいいように思うのは慣れの問題なのかなぁ。この例のフィルムからのプリントはそんなに「粒状性が良くない」とは思えない。
写真は記事とは関係ない。
カシオペアスイートのモックアップ(上野駅)2:GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/23sec、ISO154、プログラムAE、-0.3EV
昨日の記事の写真と反対側の上方から見たところ。この場所から撮るのは空いているときでないと色々アブナイ。
コメント
_ MANA ― 2009年12月16日 20時09分44秒
_ ノーネームしたん ― 2009年12月16日 22時00分06秒
まあ、そうなんですが、インクジェットプリントプリントだとコストが安いとか色々有るんでしょうか・・、頼む時に聞くしかないんでしょうねぇ・・。
>カシオペアスイートのモックアップ(上野駅)
後ろから入れるんでしょうか、入って楽しめるようにした方が・・・、JRのグッズを売るとか(笑)。
>この場所から撮るのは空いているときでないと色々アブナイ。
色々・・・、普段の行いも・・・
_ Haniwa ― 2009年12月17日 21時52分27秒
わたしも常々そう思っていました。皆がお店プリントに期待していることが何なのか分ってないんですかねぇ。それともどうせ一般大衆には違いなんて分らないと思っているんでしょうかねぇ。
この悪条件のなかでちゃんと頑張っているDPE屋さんに背後から弾打ってるようなものです。
■ ノーネームしたん様
頼むときに聞いたら違いの分らないバイトさんで「えー、他と同じなんじゃないすか」とか言われて10年もしないうちに色が抜けてきたりとか…。そうか、色が抜けても大丈夫なように最初から彩度を上げてあるんだ(笑)。
うしろに入り口らしきものがありますね。入って楽しめるようにすると、ずっと入っている人とか出てきそうなので…。住み込んでイーモバイルとネットブックがあれば仕事もできそうですね(笑)。構内にはコンビニもラーメン屋さんもパン屋さんも本屋さんもあるし(笑)。たまに外に出て動物園とか博物館で気分転換もできますし、寝台列車はすぐに写真撮れる位置にあるし、最高のお部屋ですね(笑)。
エスカレーターでデジカメを取り出して撮影するのは昨今非常に危険です…。
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ちょっとしたものは、家庭でインクジェットでも良いのですが、大事にしたいものはお店プリント(銀塩プリント)で安心という方程式が成立しなくなってしまいそうです。
FUJIFILMは何を考えているんでしょうね。