ペンタックスの簡易防滴機構を備えた「D FA MACRO 100mm F2.8 WR」 ― 2009年12月10日 00時00分00秒
今日は珍しくペンタックスの話題。ペンタックスが簡易防滴機構を備えた「D FA MACRO 100mm F2.8 WR」というマクロレンズを発売するようだ。
ペンタックス、簡易防滴機構を備えた「D FA MACRO 100mm F2.8 WR」(デジカメWatch)
35mmフルサイズをカバーするイメージサークルを持っていて、外装がアルミ削りだしだということで、かなり好印象のレンズだ。しかも「店頭予想価格は6万円台前半の見込み」とのこと。
ウリの簡易防滴機構は「雨天や霧中をはじめとした、水しぶきのかかる場所での耐久性と信頼性を向上した」ってなんかすっきりしない表現だなぁ。JIS防水保護等級(JISC0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード))のような定義のはっきりした表示じゃないのが気に掛かる。この簡易防滴機構に関してはペンタックス、簡易防滴仕様のズームレンズ2本(デジカメWatch)の図が参考になる。
さらにもっと気になるのが、絞り環がないこと。防滴にしようとしたらピントリングや絞りリングといった外部に露出した回転部はできるだけ少ない方が浸入の可能性が減りコストダウンになるからだろう。
しかし、どのくらい防滴なのかはっきりしない性能のために絞り環をなくしてしまうのは賛成できない。だいたい、防滴どころか防水カメラ(水中カメラ)のニコノスにさえ絞り環(というか操作ノブ)はあるんだから。
うーん、絞り環にとってこれから「防滴」というのも「敵」になるんだろうか。防滴と絞り環の両立は可能だし技術的にもすでに解決されていることなのに。
夜行列車「能登」「北陸」来年3月で廃止(北國新聞)とな ― 2009年12月10日 00時00分01秒
最近になって「北陸フリーきっぷ」を知った私は、いままでの損を取り戻すかのように今年になって寝台特急北陸に4回も乗ったのだが、その寝台特急北陸と前後して走る夜行急行能登が揃って来年3月で廃止になるのだそうな。
夜行列車「能登」「北陸」3月で廃止 乗客減、役目終え(北國新聞)
金沢と上野を結ぶ急行「能登」と寝台特急「北陸」が、来年3月のJR東、西日本ダイ ヤ改正で廃止される見通しとなった。今月中旬にも同社が発表する。旅情を誘う雰囲気と 国鉄時代の名車両で人気は高かったが、近年は夜行高速バス便の増加やビジネスホテルな ど安価な宿泊場所が普及し、乗客数は減少傾向にあった。北陸と首都圏をつなぐ定期運行 の夜行列車は姿を消すことになり、鉄道ファンや利用客からは惜しむ声が上がっている。
北陸のソロなどは平日でもほとんど埋まっていたように思う。これも高速道路1000円の影響なのか?北陸新幹線の金沢開業までは持つと思っていたのだが。残念。そしてさようならJR。誰が上越新幹線 + 「はくたか」なんか乗るものか。金沢・富山に用事あるときは元のように飛行機にするぜ(渋滞は嫌いなので車やバスはいやーん)。短いつきあいだったなぁ。残念。
【追記:2009年12月18日】
JR東日本の正式発表が出た。
2010年3月ダイヤ改正について [PDF/70KB]
ご利用の減少と車両の老朽化に伴い、寝台特急「北陸」(上野~金沢間)及び急行「能登」(上野~金沢間)の運転を取り止め、週末や夏休みなどお客さまのご利用の多い時期を中心に臨時列車を運転します。
その「臨時列車」が寝台列車である保証はないんだな…。
【追記ここまで】
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