コンパクトデジカメに見る、ニコンとオリンパスの関係2009年02月09日 00時00分00秒

平沼橋:Nikon F3、Ai Nikkor 105mm F2.5、F8、1/250sec、L37c、Kodak EKTAR 100、エクター現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

色々お騒がせしております。m(_ _)m

このブログの先行きをご心配戴いて恐縮です。くだらないブログですが続けていくつもりですので、よろしくお願いします。

と言ったはいいが、ネタ切れ気味(笑)。エクター100をもう1本撮りきったのだが、まだ現像に出していない。今度は「エクター現像」以外に出してみるつもりだ。

ということで無理矢理ネタを…。ニコンが2月3日に発表した24倍ズームとチルト式液晶のコンパクトデジカメ「COOLPIX P90」をみて、「へー、26mm相当始まりかぁ。変わった画角だなぁ。しかも600何ミリ相当の望遠端かぁ。」と思っていた。
ニコン、24倍ズームとチルト式液晶の「COOLPIX P90」(デジカメWatch)

そうしたら2月5日になって世界最大26倍ズームの「SP-590UZ」がオリンパスから発表された。
オリンパス、世界最大26倍ズームの「SP-590UZ」(デジカメWatch)

おや、これも26mm相当か。ん?600何mm?どっかで聞いたなぁ。あれ、ニコンのCOOLPIX P90と同じ?そうか24倍ズームと26倍ズームで違うのか。

いやいやちょっと待て。ニコンCOOLPIX P90とオリンパスSP-590UZの製品写真のレンズ部分がまったく同じじゃないか(笑)。こ、これはどちらかか両方ともOEMなのか。仕様が微妙に違っているところを見るとカタログスペックの勝るオリンパス側に主導権があるような気がする。ニコン側がズーム倍率をわざと小さくしているように思う。それとも鏡胴じゃなかった共同開発なのか。あるいはどこかから光学系を買ってきてそれぞれの味付けで出しているのか。うーむ。意外な関係を見つけてしまったが、業界では常識なのかもしれない。

いえ、それだけなんだが(苦笑)。先週から気になっていたのだが、今日はネタ切れなのでこんな記事ですまん。


写真は記事とは関係ない。
平沼橋:Nikon F3、Ai Nikkor 105mm F2.5、F8、1/250sec、L37c、Kodak EKTAR 100、エクター現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

エクター100というフィルム、赤だとなんでも派手に写るのかというとそうではなさそう。標識の赤や発光している信号やブレーキランプは鮮やかだが、赤い電車(京浜急行)の赤は落ち着いた感じである(実物も深い赤色である)。傾向がよく分からないのでまたまた買って使ってしまう。そういう作戦なのか、やるなコダック(笑)。

なお、画像はDigital ICEやGEMといった処理はしていない。フィルムスキャナーのほとんどデフォルト設定出たままの画像を縮小したもの。

ちなみに、万延元年3月(1860年)の平沼橋は↓こんな感じ。
横浜平沼橋ヨリ東海道神奈川台并カルイ沢茶店又遠ク大師河原ノ裏ヲ見ル(川崎市立図書館)
私の写真(平沼橋上から撮影)よりももっと後方から同じ方向(絵の方がやや左寄りか*)を見て描いた絵になる。
* この橋の下(写真には写っていないが右下)に、元平沼橋という橋があり、その橋がこの絵の当時の平沼橋の位置や方向に近いようだ。だからここに写っている建物はほんとんど万延元年には海中だったはずだ。現在の平沼橋のもう一本右側にある平沼商店街の道がこの絵に描かれている道のようだ。元平沼橋と平沼商店街の間にはJR東海道線と相模鉄道線が横切っていて「横浜道」と交差する部分に踏切があったのだが、この踏切は数年前に廃止されてしまっている。

コメント

_ めだか猫 ― 2009年02月09日 13時27分40秒

ヤバイすよ!
このことを記事にすると消されますよ。
業界の裏の裏です。
ヤバイすよ・・・
もうある筋が動いてるようです。
行方不明になってもブログ続けてくださいね。

_ Haniwa ― 2009年02月09日 15時32分10秒

えー、女子高生なので大丈夫ですぅ(違)。
ま、まじですか。(^ ^;

行方不明になっても更新したいですが、携帯やPHSの電波から居場所が特定されそうですぅ(笑)。

_ Eddie ― 2009年02月09日 18時45分30秒

靖国神社の酒樽をエクター100で撮影した時もデハ赤ではなかったので戸惑いました。朱色については赤味を抜く傾向にあるのでしょうか。

_ MANA ― 2009年02月09日 21時37分02秒

うーん、coolpixがOEMであることは、有名というか、良く聞きますよね。
実際、SANYOが(coolpixがそれであるかどうかはわかりませんが)デジカメの巨大なOEM元であるという事も良く聞きますし。

あ、めだか猫様は「裏の裏」といっているので、表なんですね(笑)

_ Haniwa ― 2009年02月10日 16時20分27秒

■ Eddie様
>靖国神社の酒樽
もしかしたら某所で拝見した写真かも知れません。違っていたらすみません。(^ ^;

エクター100は、赤色が面白いですよね。どのあたりの赤色がどうなるのかもう少し赤いものばかり撮らないといけないのかも知れません(笑)。だるま市とか消防車とか(笑)。

■ MANA様
そうですね、SANYOが巨大OEM元という話はわたしも聞いたことがあります。ニコンのコンパクトデジカメの多くがいまだに35mm相当あたりが広角端なのもその辺が関係しているような気がします。

まだ追っ手は現れていないようです(笑)。

_ kazu ― 2009年02月10日 17時15分16秒

こにかみのるた  あたりが元かも・・・(外れていたらごめんなさい)
http://konicaminolta.jp/opt/index.html
ここのオプトメカトロユニット部門です。

_ Haniwa ― 2009年02月10日 17時28分58秒

kazu様
情報ありがとうございます。
そうでした、コニカミノルタはカメラ部門を売却したと言っても、こういう組み込み用のカメラ部品は残していたんですよね。レンズもα用をソニーに供給していたはずです。

なかなか奥が深いですねぇ。

_ KenKen ― 2009年03月29日 10時37分18秒

ニコン、オリンパス、カシオ、ソニー、店頭のデジカメは電池フタの中の形状、レンズとストロボの位置、メモリーのセット位置が不思議と同じものが多いですよね、デザインが違ってもこれらの位置がまったく同じなんですよ。
これって何かの標準規格なんでしょうかね。みなさん是非店頭で確認してみるとおもしろいですよ。

_ ニコンファン ― 2009年03月29日 17時51分36秒

 お久しぶりです。昔、ニコンのコンパクトズーム35~80の光学ユニットをやったことが思い出しました。問題が極めて多くニコングループ関係者総動員でやった懐かしい思い出があります。

 その後は、製造部長の方針等でコンパクトは受注しない会社方針になりました。そして交換レンズと半導体製造装置(ステッパー)に特化しました。(最近のことはわかりません。)

 それから私の経験からコンパクトはどのメーカーでも相当、コストは相当厳しいと推察されます。製品を見れば原産地がわかります。、必ず原産地は製品に表示するのが法律で決まっており、自分の買った製品の原産地を調べるのも楽しいものです。

_ Haniwa ― 2009年03月30日 12時38分16秒

■ KenKen様
標準規格と言うよりは、中身が同じなんでしょうね(笑)。メーカーが違っても専用電池が実質的に同じということもありますね。

■ ニコンファン様
お忘れになりましたか?
http://haniwa.asablo.jp/blog/2008/09/16/3766565#c3767276

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