世界的大流行のDownadup,ポイントは感染後の素早い対応策(日経IT PRO)2009年02月02日 00時00分00秒

「エクター現像」の謎がたんだん解けてきたので、ここらでまとめをしたいのだが、ちょっと面倒くさいので、PCネタに逃げてみる(笑)。

このところ、USBメモリ経由のコンピューターウィルスが蔓延しているらしい。知り合いの会社もやられて、業者に駆除を頼んで1日PCが使えず困っていたようだった。
世界的大流行のDownadup,ポイントは感染後の素早い対応策(IT PRO)

問題は、
1.昨年10月にMicrosoftUpdateで修正されたMS08-067のぜい弱性を修正していない(パッチを当てていない)
2.自動再生機能を有効にしている
の2点にあるように思う。

自宅のPCはすべて自動再生機能が無効化されている。これは以前Norton Internet Securityをインストールしたときに勝手に無効化されたものだ(笑)。以前のノートンはかなり厳しい基準でセキュリティ設定していたので私は好きだったのだが。今のノートンは軽いがその分設定が甘い。まあ自動再生機能が無効にされていると、なにかのインストールCDを入れても何も始まらず、うちの家族なんか困っていたようだが(笑)。ドライブを開いてsetup.exeといった実行ファイルを自分で実行させないとインストールが始まらないのだ。

でもこれって当たり前のことじゃないかと思う。だってウィルス入りのCDを自動実行したらウィルスに感染するのって当然じゃないか。自分の意思でこれを実行したいと思って実行するのが筋だと思う。だから不便とは思わない。

自動再生機能の無効化については、IT PROの上記記事に設定の方法が書いてあるので、無効化した方がいいと思う。

また、MicrosoftUpdateが自動化されて久しいのに、いまだに何ヶ月も前のパッチを当てていないPCがあるなんて信じられない。どうなっているんだ。危険な自動実行機能は残しておいて、必須のMicrosoftUpdateは自動化していないのか。ちなみに私はMicrosftUpdateは完全に自動にはしていない。「更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する」にしている。たまに不具合のあるパッチを自動実行で適用されて起動不能になったり、、間違ったパッチが自動実行で適用されることがあるからだ。ダウンロードは自動にしているから、パッチが来ていることは通知されるので忘れることはない。あとで不具合の情報がないか確認してからパッチを適用する。これでいわゆる「地雷パッチ」に当たったことはない。

どのPCにもずっとアンチウィルスソフトは入れて最新状態にしてあるが、その定義ファイルですべてのウィルスが見つかるわけではないので、二重三重の対策は必須だと思う。またファイヤーウォールソフトもアウトバウンドをきちんと検出して警告してくれるものを使うべきだろう。そういう意味でもNortn Internet Securityの最近のバージョンはデフォルトでは自動でアウトバウンドを許可してしまうので、以前のバージョンに比べて軽いがセキュリティ的にはどうなのかなと思ってしまう(設定を変えればいいが変えようとするとセキュリティが低下すると警告される-笑)。

「日本ジャンボー」の思い出2009年02月02日 00時00分01秒

Vaio typeP(JR品川駅構内):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/64sec、ISO64、プログラムAE、-0.3EV

「エクター現像」という謎の特別現像料金を取ることで注目を集めているケイジェイイメージングであるが、会社概要をみると、「株主:コダック株式会社、日本ジャンボー株式会社」とある。
http://www.kjimaging.co.jp/company.html

おお、日本ジャンボー!思い出したぞ。あのプリントを。そうなのだ、わたしは以前日本ジャンボーのプリントショップにネガのプリントを依頼してひどい目に遭い二度と日本ジャンボーには現像・プリントには出さないぞと心に誓ったのだった。しかし、このケイジェイイメージングの株主構成と、ヨドバシカメラの「コダック純正処理」からすると、わたしは二度と使うまいと心に誓った日本ジャンボーをコニカミノルタ純正処理の末期から利用していたことになるのではないか。非常に鬱だ。

その酷い目とはこうだ。10年以上前になるだろうか、親戚の結婚式があり、写真を135のネガカラーで撮った。その当時よく通りかかったところに日本ジャンボーのDPE店が開店した。試しにと思って同時プリントを依頼した。そこまではよかった。同時プリントから焼き増しを頼んだ。7~80枚くらい頼んだように思う。あがりを取りに行って家に帰ってみたら絶句した。

すべてのプリントに黒い柱が真ん中に写っているのである。写真好きの方ならすぐに想像が付くだろうが、ネガのコマ間がプリントの真ん中にきているのである。柱の位置はプリントによってあちこちに動いてはいたが、ほとんど全部のプリントに黒い柱は写っていた。

次の日にプリントを持ってその日本ジャンボーのお店に行った。「これを見てくださいよ。」受付のおばちゃんはプリントを見ても分からないらしい。「全部のプリントに柱が写っているでしょう。これは柱じゃないんですよ。」「えっ、窓枠じゃないんですか。」「冗談じゃない。よく見てくださいよ、これは全部ネガのコマとコマの間の部分なんですよ。」私はネガを取りだしてコマ間を示しながら言った。はじめて事態が飲み込めたらしい受付のおばちゃんは「はっ」と息を飲み込んだまま黙ってしまった。仕方ないので私が続けて話した。「焼き直しして戴けますよね?」「は、はい」

天体写真や花火の写真みたいに夜空でコマ間が分かりにくい写真ではないのだ。それにその「柱」は物体としての柱じゃないのは見たら分かるはず。おまけに柱の左右に同じ顔をして同じ服を着た人が何枚にも写っているのである。

要するにまったく目視も検品もせずにプリンターからでたプリントをそのまま袋に詰めているのだろう。袋に入れるときだって一番上になっているプリントも派手に「柱」が写り込んでいるのだから気づきそうなものだ。たった一度の失敗だろうが、こんなミスを見逃す体制は信用ならないと、二度と日本ジャンボーは使うまいと思ったのだ。

それが、コニカミノルタ純正処理が、コニカミノルタのフィルム事業撤退間近に「コダック純正処理」に委託になった。そのころからわたしは知らずに日本ジャンボーを利用していたことになるのだろう。非常に鬱だ。今回の「エクター現像」の件で久々に思い出した。どうも筋の悪いような気がする。DPEはヨドバシをやめてビックカメラを利用することにしようかなぁ…。ビックカメラも不適切な会計処理の問題でアレなのだが。あと、プロ野球の応援チームの問題もあったなぁ(笑)。ちょっと鬱。

【関連】
Kodak 新Ektar 100(エクター100)フィルムゲット! ― 2009年01月26日
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルムを現像に出してきた ― 2009年01月30日

【関連追記:2009年2月3日】
懐かしのコニカインプレッサ仕上げ ― 2009年02月03日
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルム試写その1 ― 2009年02月03日

【関連追記:2009年2月4日】
Kodak Ektar 100(エクター100)フィルム試写その2 ― 2009年02月04日

【追記:2009年2月18日】
Kodak EKTAR 100 に120サイズ登場! ― 2009年02月18日
【関連追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
Vaio typeP(JR品川駅構内):GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/64sec、ISO64、プログラムAE、-0.3EV

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