イーストマン・コダック社がBÖWE BELL + HOWELL社のスキャナー部門を買収 ― 2009年01月27日 00時00分00秒
1週間ほど前のニュースなのだが、今日はネタもなさそうなので取り上げることにする。イーストマン・コダック社がBÖWE BELL + HOWELL社のスキャナー部門を買収するのだそうだ。
イーストマン・コダック社がBÖWE BELL + HOWELL社のスキャナー部門を買収(コダック)
ビジネス用のフラットベッドスキャナがメインのようなのだが、BÖWE BELL + HOWELL社の技術をも含めて、新しい写真愛好家用フィルムスキャナを出してくれないかなぁ。フィルムスキャナは、ニコンがなんとか頑張っているだけで、そのニコンも新製品はもう出さない感じなのだ。
フィルムのことを知り尽くしているフィルム製造会社であるコダックが、フィルム文化を継続させるために、写真愛好家用のフィルムスキャナを出してくれてもいいように思う。もちろん、コダクロームでもDigitalICEが効くのである。DigitalICEそのものがコダックの技術だから当然か。
フィルムの種類を指定することによって細かく標準スキャン設定が変わるとか、標準ドライバもフィルム会社ならではのものにして欲しい。
あんまり売れないかもしれないけれども、ここはフィルム文化を維持するためということで、細く長く売り続けて欲しいのだ。そうすればニコンにも刺激になるかもしれないし。
35mmフィルム専用機から中判まで可能な上級機など、価格や対応フォーマットのバリエーションがあればいいなぁ。スキャナー部門を買収と聞いてちょっと夢想してみた。早く景気がよくなれ。
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