Zaurusの無線LANでWPA/WPA2 接続に成功した方が!2008年12月12日 00時00分00秒

DE10(1978年頃)、:Asahi Pentax SV、Super Takumar 55mm F1.8、Sakuracolor II、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

以前CF型無線LANカードGW-CF54GのZaurus用ドライバを作ってくださったbucchi様が、Zaurus + GW-CF54G で WPA/WPA2 接続に成功したとのこと。
ついに zaurus で WPA/WPA2 接続!!(ぷちのいず)

す、すごい!ザウルスで無線LANを使う場合の最大のネックが、いまやセキュリティ的に問題があるとされているWEPしか使えないことだったから、これは朗報だ。

いまのところ、SL-Cxxxのいわゆる3桁機でしか作動しないらしいのだが、SL-Cxxxxのいわゆる4桁機もチャレンジ中とのことなので、SL-C3200ユーザーの私としては期待して待っていたい。【追記:2008年12月14日】4桁機では動いたり動かなかったりとされていた081211版でWPA/WPA2接続ができたそうだ。うちの環境でもWPA(AES)接続可能なのを確認した(SHARP Zaurus SL-C3200、スペシャルカーネルv18j、GW-CF54G、WPA-AES、親機側ESS-IDステルス・MACアドレスフィルタリング有効)。ただし、WPA-AES設定の親機には64桁の英数字が入っていたのだが、wpa-supplicantの方で63桁までしかだめだとメッセージが出たのでキーを63桁にして接続した。これで安心してザウルスで無線LANが使える。PHSカードに比べて電池の消費が大きいのだけが難点だが。bucchi様ありがとうございました。4桁機でも WPA/WPA2 接続できました(ぷちのいず)参照。【追記ここまで】

WPAやWPA2が使えると、家庭の無線LAN親機のセキュリティをWPAやWPA2からWEPに下げずにZaurusが無線LANで使えるのでありがたい。これでGW-CF54Gを買った意義もあるというもの。bucchi様期待していますよ!

【参考追記】
「WEP」はもう危険? 家庭の無線LANセキュリティ対策を考える(BB Watch)
【参考追記ここまで】

【関連】
CF型無線LANカードGW-CF54GのZaurus用ドライバ ― 2008年11月17日


写真は記事とは全く関係ない。
DE10(1978年頃)、:Asahi Pentax SV、Super Takumar 55mm F1.8、Sakuracolor II、絞り・シャッタースピード不明、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED。

昨日めだか猫様とZARDファン様から戴いたコメントで話題になったDE10の「旧塗装」の写真。場所が思い出せないのだが、奈良県の国鉄桜井駅のような気がする。違っていたら、すまん。

アサヒカメラ2009年1月号予告から2008年12月15日 00時00分00秒

寳玉(宝玉)稲荷(横浜・反町):Nikon F3、ニコンおもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(Nikon AMUSING LENSES Fish-eye Type 20mm F8)、F8AE、富士センシアIII(RA3)、専用フードTI.HK-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

アサヒカメラの次号(2009年1月号)予告から気になるものをピックアップ。

  • 是か? 非か? デジタル一眼レフに動画撮影機能は必要か? 山田久美夫、編集部
  • 2460万画素 ニコンD3X 登場! 赤城耕一
  • ニューフェース診断室再読 今も使える名機・名セット5選 飯田 鉄
  • フォビオン買収の理由 シグマ山木社長インタビュー 大浦タケシ
  • [特別付録] 岩合光昭カレンダー「猫にまた旅2009」
  • [木村伊兵衛のこの一枚]東京・浅草の正月/大阪・今宮戎の正月 選・田沼武能
  • 阿部秀之の旅写真! ハッセルブラッドが作られる質実剛健の国(スウェーデンウェーで王国)
  • 懐かしのぞっこん鉄道 櫻井 寛 山手線----原宿駅
  • 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 赤城耕一 ビューファインダー
  • Q&A 藤 光一、小林義明 二線ボケはどうして起こる? ほか
  • ニューフェース診断室 ニコンD700+AF-S VR ズームニッコールED 24~120ミリF3.5~5.6G(IF) 田沼武能/辻内順平/深堀和良/川向秀和/志村 努/編集部

うーん、岩合さんの猫カレンダーがあるから必ず買うけど、なんかそそる内容はそれほどない。おそらく予告にレンズの話がほとんどないからだろう。

私は結局ボディよりもレンズが好きなんだろうと思う。このレンズで撮ったらどうだろう?とかそういう興味なのだろう。だからレンズに絞りリングがないのも嫌だし、ボディ側に変な制限があったりするのも嫌なのだろう。ボディはレンズの性能が発揮できるようになっていればいいのであってあんまり出しゃばってレンズの領域を侵して欲しくない、と。だから、大口径(単焦点)レンズでピントが見えない一眼レフとか論外だと思うのだろう。新しい機能が入るのはいいのだが、今まで普通にできていたことができなくなるのはおかしい。

さて、ピントが分からない(笑)「レンジファインダー」AF機のCONTAX G1を探している話だが、まだ購入に至っていない。なかなか納得のいく個体がないのだ。ある程度の値段を出すと程度のいいのがあるようなのだが、そうするとG2の安いのと近づいてきて、G2の方がいいか、と思ってしまうのだ。しかし、G2はG1よりもボディが大きいのでちょっとG1の代わりに買うものではない。それに、名玉Biogon T* 28mm F2.8を使いたいがために安くなったG1で楽しむという出発点なのであった。ここはリーズナブルでコンパクト?なG1とビオゴン28mmでいきたい。紆余曲折あるかもしれないが、もう少しお待ちくだされ。


写真は記事とは関係ない。
寳玉(宝玉)稲荷(横浜・反町):Nikon F3、ニコンおもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(Nikon AMUSING LENSES Fish-eye Type 20mm F8)、F8AE、富士センシアIII(RA3)、専用フードTI.HK-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

【関連追記:2022年11月27日】
Nikon MB-15(ニコンF100用マルチパワーバッテリーパック)登場! ― 2007年02月19日
アサヒカメラ2009年1月号予告から ― 2008年12月15日
富士フイルム、カラーネガフィルム(135・APS)とケータイプリンタ「Pivi(ピヴィ)」専用フィルムを2009年3月に値上げ ― 2008年12月26日
ニコンおもしろレンズ工房どどっと400(400mm F8)(追記あり) ― 2010年05月17日
赤城耕一氏がブログ再開(赤城耕一写真日録) ― 2012年09月18日
35mmフルサイズで探る「カール ツァイスレンズ」の実力(デジカメWatch) ― 2013年04月05日
ピンクムーン(おもしろレンズ工房どどっと400 + ニコンZ6) ― 2022年04月17日
Nikon テレコンバーターTC-301S + おもしろレンズ工房どどっと400 ― 2022年11月09日

今月のシドニー(笑)2008年12月16日 00時00分00秒

横浜・反町:Nikon F3、ニコンおもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(Nikon AMUSING LENSES Fish-eye Type 20mm F8)、F8AE、富士センシアIII(RA3)、専用フードTI.HK-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

毎月第4土曜日の午後2時から、アローカメラで写真家・田中長徳氏のトークが開催されていて「シドニートーク」と呼ばれている(第「四」「土」曜日「二」時)。

それに加えて、今月(12月27日)は以前紹介したマウントアダプター本『オールドレンズパラダイス』の監修者の和田高広氏、著者の澤村徹氏が田中長徳氏の前に登場するようだ。時間は「午後イチくらい」だそうだ。詳細は以下のリンク先からどうぞ。
今月のがらくた市は!(アローカメラ&我楽多屋)
アローカメラで講演会!(metalmickey's blog)

私も行きたいのだが、その日は既に用事が…。はあ…。


写真がないとなんか寂しいので追加。写真は記事とは関係ない。
横浜・反町:Nikon F3、ニコンおもしろレンズ工房ぎょぎょっと20(Nikon AMUSING LENSES Fish-eye Type 20mm F8)、F8AE、富士センシアIII(RA3)、専用フードTI.HK-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED

DNPセンチュリアフィルム生産終了らしい2008年12月16日 00時00分01秒

DNP CENTURIA 400 Films

某巨大掲示板で数日前から情報が流れていたのだが、DNPが発売するセンチュリアフィルムが生産終了らしい。ウラが取れなかったので記事にしていなかったのだが、今日ヨドバシカメラのフィルム売り場で聞いてみた。

それによると、「DNPセンチュリアフィルムは生産終了の方向で検討していますが、まだ決定はしていないそうです。在庫はまだまだあります。」とのことだった。実際、ISO400も含めてヨドバシカメラにはまだかなりあった。ただISO400が一番最初になくなりそうな感じではある。とりあえず自分の必要量は確保した。

売られていたDNPセンチュリア400フィルムの消費期限は02/2010と04/2010、05/2010、06/2010だった。

DNPセンチュリアは、コダックのOEMであると言われていて、中身は Kodak GOLD だろうと推定されている。今回の生産終了が、Kodak GOLD の生産終了によるものなのか、OEM打ち切りだけなのかはわからない。またOEM打ち切りだとした場合、それがコダック側に終了のきっかけがあるのか、DNP側が取りやめたいとしたのかなども分からない。フィルムの需要が先細りの中、あんまり安くたくさん売られると製造元のコダックとしても黙って見ているわけにはいかなくなったのだろうか。いずれにしても、低価格で高品質であったから、ヨドバシ情報によるとまだ確定ではないにしても、なくなるのは残念だ。せっかく常用400ネガにすると決めたのに…。

当分使える量は確保したが、またこの先常用ネガISO400探しの旅(笑)に出なければならないのか。とほほ。Kodak PORTRA 400NCはちょっと色が好みじゃなかった。Kodak ULTRA COLOR 400UCは顔色がシアンがかることがあるのがちょっと難点。PORTRA 400VCは悪くないが、私は彩度の高いフィルムが好きなわけではないのだ。富士New PRO 400はかなりいいと思うが、ちょっと値段が高い。富士 SUPERIA X-TRA 400 は安く売られているがまだ使ったことがない。これは一度使ってみる必要がある。まあ、まだ選べるうちが華なのかもしれない。

【追記:2009年1月28日】
ついにDNPフォトルシオの製品ページにすべて「生産終了」文字が…。
DNPセンチュリアフィルムシリーズは生産終了確定 ― 2009年01月28日
【追記ここまで】

【関連追記】
大日本印刷株式会社、CENTURIA FILM(センチュリア フィルム)シリーズを発売!!(2007年04月20日)
大日本印刷株式会社 CENTURIA FILMの中身は?(2007年04月24日)
DNPセンチュリア100/200フィルムは5月29日発売(2007年05月24日)
DNPセンチュリア100/200フィルムはMADE IN USA(2007年05月30日)
DNPセンチュリア400が発売されていた&DNPセンチュリア200報告(2007年06月15日)

値付け間違い(アローカメラ&我楽多屋)2008年12月17日 00時00分00秒

今日も我楽多屋ネタですまん。回し者じゃないです(笑)。

今日はCONTAX G1、G2用のストラップが載っていたので引き寄せられた。
値付け間違い(アローカメラ&我楽多屋)

まあ、ストラップに1万2千円とか値札付いていたら、誰も買わないでしょうな(笑)。間違って買う人がいないのは健全だということだ(笑)。うんうん、G1買ったらストラップは我楽多屋に見に行こう。って早くG1買えよ>オレ。

それで、記事にしようと思ったのは以下の部分。

↑そんな時に、ついついなのかもしれませんが「高いな!」なんて口走ると、お店の人は嫌な気持ちになることは間違いないでしょう。これはうちの店に限った話ではないですよ。

これ、みんなやってるよ(笑)。実際、相当高いときにそう口走ってますな。私も中古カメラ屋さんで横の人が「高いな」とつぶやいてるのを聞いて心の中で「そうそう誰がこんな値段で買うんだ」とか相槌打ってるもの(笑)。高いものは高いんだから、お店の人の機嫌を損ねても仕方ない(笑)。実際高いと思ったものはしばらくして同じお店に行ってもまだ残っている(笑)。

たまに「高いな」とつぶやいた人が高い理由を知らなくて、別のお客さんに「これは○○が付いていて珍しいから高いんですよ」と教えられているのも見る。心温まる風景である(笑)。

ただ、何かを買う気満々のときは他に高いものがあっても口走りません(笑)。余計なこと言って本来買いたいものが不利になると損だし(笑)、狙いを定めているもの以外が高かろうが関係ないからだ。買うものがなくて、そそるものがないときに異常に高い値付けのものがあると「高いな」とつぶやいてるんだと思う。その辺、中古カメラ屋さんに来ている人は分かってつぶやいてますぜ。「高いな」というのは買う側の牽制でもあるのだ。刀の柄に手を伸ばす直前の緊張したあの雰囲気なのだ(笑)。

無線LANサービス「ホットスポット」がニコンの新製品メディア ポート「UP(ユー・ピー)」に対応2008年12月18日 00時00分00秒

ニコン メディア ポート「UP(ユー・ピー)」

ニコンから発売されるメディア ポート「UP(ユー・ピー)」というものがある。何にどう使えるのかよく分からないし、ニコンウォッチャーはやめた(笑)ので、ちょっとスルーしていたのだが、NTTコミュニケーションズのニュースリリースが出たので取り上げることにした。
無線LANサービス「ホットスポット」が株式会社ニコン新製品メディア ポート「UP(ユー・ピー)」に対応(NTTコミュニケーションズ)

NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)の無線LANサービス「ホットスポット」は、株式会社ニコン(本社:東京都千代田区、取締役社長兼社長執行役員兼CEO兼COO:苅谷道郎)が平成20年12月19日より発売するヘッドホン型映像再生装置メディア ポート「UP(ユー・ピー)」(以下、メディア ポート「UP」*1)に対応します。製品にあらかじめホットスポットの設定情報がプリインストールされているため、お客さまは「ログインID」「パスワード」を一度入力するだけで、簡単にホットスポットをご利用いただけます。

公衆無線LANサービスに対応ということは、メディア ポート「UP(ユー・ピー)」はブラウジングできるということか。あらかじめダウンロードした音楽や映像を再生するだけかと思っていたのだが、これは何か将来性がありそうだ。メディア ポート「UP(ユー・ピー)」って何ができるのかいまひとつよく分からないんだよねぇ。
http://www.upxup.jp/
ってニコンのメディア ポート「UP(ユー・ピー)」の公式サイトらしいのだが、うるさくてチカチカしてるだけで必要な情報が得にくい。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/mediaport/up/index.htmの方がまだましだ。

「ログインID」や「パスワード」をメディア ポート「UP(ユー・ピー)」でどうやって入力するのかとか知りたい(上のサイトで探すのはメンドイ)。

あと無線LAN以外の通信手段があれば電車の中でネットが見られる。たとえばCFカードスロットに通信カードを挿入してデータ通信ができるとありがたい。またメーラーもあればいい。要するにザウルスの液晶画面とスピーカーがメディア ポート「UP(ユー・ピー)」になった感じだ。これはニコンに期待するよりもシャープに期待した方がいいのかもしれない。

さらにキヤノンの視線入力技術とか加われば、液晶画面(というのか)に表示されたソフトウェアキーボードを睨むだけで文字が入力できたりするかもしれない。実際に使うとストレス溜まりそうだが(笑)。

これはPDA方面のユーザーも期待していいのかもしれない。インプレスのリポートに期待したい。

富士フイルム、新設計の「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売!2008年12月18日 00時00分01秒

フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400

DNPセンチュリアが生産終了かと危惧されているこの時期に、富士フイルムが新しい写真フィルムを発売するようだ。
「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売(富士フイルム)

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は写真フィルムの新しいラインアップとして、新設計の感光層により、ラチチュード(撮影露光寛容度)(*1)を広げることで露光オーバー時(*2)でも色をクリアに再現し、また、日本人の肌色をいきいきと美しく再現できる、35mmカラーネガフィルム「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」を平成21年3月初旬より発売します。

昨今デジタルカメラが急速に普及し、以前に比べて人々が写真を撮る機会が増え、写真がよりいっそう身近なものになっています。そのような中、「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」といった特長を持つ写真フィルムはその良さが評価され、今も多くの方々から高い支持を得ています。また、アナログならではの味のある写真を楽しむトイカメラなどのブームにより、今までフィルムカメラを使ったことがなかった若い人たちにも、写真フィルムの魅力が浸透し始めるなど、新しい需要も生まれています。

今回発売する「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」は、新設計の感光層の特性により、カラーネガフィルムの最大の特長であるラチチュードの広さをさらに拡大し、露光オーバー時でも色をクリアに再現し、表現力を高めることに成功しました。また、一般的な日本人の肌色に合わせて発色層のバランスを調整することで、日本人の肌色をいきいきと美しく再現することが可能となりました。さらに、高感度でありながら優れた粒状性とシャープで鮮やかな色再現も兼ね備えた、カラーネガフィルムです。

なお、一部のレンズ付フィルム「写ルンです」に使用している写真フィルムも、順次、「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」に切り替えていきます。

富士フイルムはイメージング分野のリーディングカンパニーとして今後も写真文化の発展に貢献していくとともに、写真のすばらしさ、写真の楽しさを伝え続けていきます。

気になるのは値段なのだが、写ルンですの中身にも使うということはそんなに高いフィルムではなさそうだ。これは次の常用ISO400ネガ候補になりそうだ。

特長の「幅広いラチチュード」大歓迎。「 いきいきとした肌再現」、これは私がコニカのネガを使っていた理由だからこれも大歓迎。ネガカラーフィルムはスキャンしたときに粒状が目立つから、「きめ細やかな粒状性」これも歓迎。でもマネキンみたいに写るのはやめてね(笑)。「シャープで鮮やかな色再現」、や、やめてくれ。派手派手はデジタルカメラに任せて、フィルムは忠実再現系にしておくれ。最後の部分が心配だ。そして、12枚撮りがあるのがすごい。

でも、こんな時代に新フィルム発売の富士フイルムを応援するぜ!

【追記】
富士フイルムって、コニカミノルタがフィルム事業撤退の時もすかさずアナウンスしたし、今回の新フィルム発表もDNPセンチュリアフィルム生産終了の噂に合わせて写真フィルムがもう終わりのような雰囲気を打ち消すためにアナウンスしているような気がしてならない。頼むぞ、富士フイルム!

>「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」「アナログならではの味のある写真を楽しむ」
分かってるんなら、アナログプリントを維持しなされ。デジタルプリントのコントラストパキパキ、彩度ガビガビのプリントをやめるようにきちんと指導しなされ。
【追記ここまで】

【関連追記:2009年7月3日】
富士フイルム SUPERIA PREMIUM 400 ゲット ― 2009年03月17日
富士SUPERIA PREMIUM 400を使ってみた ― 2009年07月03日

【関連追記;2009年9月25日】
Ai Nikkor 50mm F1.2 + 富士SUPERIA PREMIUM 400作例 ― 2009年09月25日

ニコンは絞りリング無くすな!赤城耕一先生万歳!2008年12月22日 00時00分00秒

右から時計回りにAi Nikkor 35mm F2S、NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改) 、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

今月(2009年1月号)のアサヒカメラを買ったら、写真家の赤城耕一氏がニコンAF-S NIKKOR 50mm F1.4Gの「新製品レビュー」を書かれていた(232頁)。そこには、次のように書かれていた。

しかし、ひとつ苦言を呈しておきたいのは、こうした汎用性の高いレンズにおいてもニコンは絞り環を省略してしまったことだ。これは、事実上MF一眼レフユーザーだけでなくF90などの旧AF一眼レフユーザーも切り捨ててしまったということなのである。

偉い!こんなことをはっきり書いてくれるのは赤城耕一先生だけです。もっとあちこちで言ってください。しかもこの記事の本文は全部で32行しかないのに、この苦言を呈した部分は9行もあるのだ。全体の約28%を絞りリングがないことへの苦言に費やしている。赤城先生万歳!\(^o^)/

何度も書いているが、絞りリングがないと、MF一眼レフや旧AF一眼レフだけでなく、ベローズに付けても使えないし、接写リングを付けても使えないし、リバーズリングで逆向きに付けても使えないし、各種工業用機器にも付けて使えない。NHKがときどき超高速撮影のカメラを公開しているが、あれはどうやらニコンFマウントのようだ。そのNHKの超高速撮影にこのAF-S NIKKOR 50mm F1.4Gは使ってもらえないということだ。このレンズを設計した人は悲しくないのだろうか。せっかくの32年ぶりのリニューアルで渾身の光学設計なのに使い道が制限されているのは。さらにもっと言うと、絞りリングがないとキヤノンEOSにマウントアダプターで使えないじゃないか(爆)。

ちなみにアサカメのこの記事の赤城氏の作例はニコンF100とプロビア400Xで撮られている。「あえてフィルムによる再現性をみてみた」そうだ。うう、赤城耕一先生、ありがとうございます。\(^o^)/


写真は、右から時計回りにAi Nikkor 35mm F2S、NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4 (Ai改) 、Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF


皆様、たくさんのコメントありがとうございます。少しずつお返事させて戴きます。m(_ _)m

富士「GF670プロフェッショナル」は「お目見え間もなく」2008年12月24日 00時00分00秒

FILM&amp;IMAGE Vol.14 08-09 Winter

富士フイルムが米国PMAにプロトタイプを出品した6×6判兼6×7判のスプリングカメラ「GF670プロフェッショナル」の記事が、届いたばかりの「FILM&IMAGE Vol.14 08-09 Winter」に載っていた。

それによると、

昨年の米国PMAにプロトタイプが出品され、カメラ好きの話題を呼んだこのモデル。発売日・価格とも未定とはいえ、ネーミングが決まり、仕様もほぼ固まり、お目見えするのは間もなくです。

中略

発売日は次号で明らかになるはず。ご期待ください。

とのこと。

Photokina 2008(フォトキナ2008)のときは価格30万円ということで引いてしまった人が多かったが、「発売日・価格とも未定」とうことは、なんらかの練り直しが行われているのだろうか。そして、発売日がFILM&IMAGEの次号で明らかになるということは、季刊の次号であるからあと3ヶ月で発売日が明らかになるということか。値段が下がって買いやすくなればいいと思うのだが。無駄遣いせずに待て!(笑)

【関連】
PMA08で富士フイルムが67判スプリングカメラ「GF670フォールディング」を参考出品 ― 2008年02月04日
6×7判のフィルム中判カメラ「GF670」の価格 ― 2008年10月10日

【追記:2009年1月21日】
富士 GF670 Professional のアサカメ表4広告版下がリーク ― 2009年01月20日
【追記ここまで】

ニッコール千夜一夜物語第三十八夜 Nikkor-S Auto 35mm F2.8からNEW Nikkor 35mm F2.82008年12月25日 00時00分00秒

ニッコール千夜一夜物語の第38夜がアップされている。
ニッコール千夜一夜物語第三十八夜 Nikkor-S Auto 35mm F2.8からNEW Nikkor 35mm F2.8~35mm F2.8改良の歴史~(ニコン)

この連載のいいところはレンズ設計者がレンズについて解説しているところ。そして、レンズ構成図がついているところ。そのレンズ構成について解説してくれるところ。

今回の連載でちょっとNEW Nikkor 35mm F2.8が欲しくなった。というのは、NEW Nikkor 35mm F2.8の構成図の厚肉レンズがなんか物欲を喚起するのだ。中古屋さんで見たときは、F2.8だし前玉が小さいしでなんか物欲が湧かなかったが、この厚肉レンズが詰まっているかと思うとハアハアしてしまう(笑)。Ai Nikkor 35mm F2.8もNEW Nikkor 35mm F2.8と同じ光学系なのだろうか。ハアハア(笑)。【追記】すくなくともAi Nikkor 35mm F2.8Sは5群5枚で厚肉レンズを使っているのではないようだ。残念。【追記ここまで】

Nikkor-S Auto 35mm F2.8も梅鉢ピントリングなど、モノとしても魅力にあふれるが、レンズ構成図をみるとものすごく古い一眼レフ用広角レンズという感じがする。厚肉を想像してハアハアするか、金属の鏡筒の造りの良さにハアハアするのか。結局両方買ってしまうのかもしれない。

このニッコール千夜一夜物語って現行レンズの紹介が少ない。それ自体はニコンの技術力をアピールすることになってブランドに繋がるとは思う。さらに現行レンズももう少し取り上げたら、ニコンの売り上げに繋がるような気もする。しかし、現行品の欠点とかあからさまに書けないし、企業秘密もあったりで難しいのだろう。いまではどのメーカーのレンズでも当たり前になっているが当時はニコンしかなかったとかニコンが最初にそうしたとかいうのは後から詳しく書けるけれども、今現在ニコンだけが誇る技術は結果は書けてもその中身についてはなかなか詳細に書けないだろうから。

この連載、まだまだ書く対象が尽きないだろうから末永く続いて欲しい。

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