無線LANサービス「ホットスポット」がニコンの新製品メディア ポート「UP(ユー・ピー)」に対応2008年12月18日 00時00分00秒

ニコン メディア ポート「UP(ユー・ピー)」

ニコンから発売されるメディア ポート「UP(ユー・ピー)」というものがある。何にどう使えるのかよく分からないし、ニコンウォッチャーはやめた(笑)ので、ちょっとスルーしていたのだが、NTTコミュニケーションズのニュースリリースが出たので取り上げることにした。
無線LANサービス「ホットスポット」が株式会社ニコン新製品メディア ポート「UP(ユー・ピー)」に対応(NTTコミュニケーションズ)

NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)の無線LANサービス「ホットスポット」は、株式会社ニコン(本社:東京都千代田区、取締役社長兼社長執行役員兼CEO兼COO:苅谷道郎)が平成20年12月19日より発売するヘッドホン型映像再生装置メディア ポート「UP(ユー・ピー)」(以下、メディア ポート「UP」*1)に対応します。製品にあらかじめホットスポットの設定情報がプリインストールされているため、お客さまは「ログインID」「パスワード」を一度入力するだけで、簡単にホットスポットをご利用いただけます。

公衆無線LANサービスに対応ということは、メディア ポート「UP(ユー・ピー)」はブラウジングできるということか。あらかじめダウンロードした音楽や映像を再生するだけかと思っていたのだが、これは何か将来性がありそうだ。メディア ポート「UP(ユー・ピー)」って何ができるのかいまひとつよく分からないんだよねぇ。
http://www.upxup.jp/
ってニコンのメディア ポート「UP(ユー・ピー)」の公式サイトらしいのだが、うるさくてチカチカしてるだけで必要な情報が得にくい。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/mediaport/up/index.htmの方がまだましだ。

「ログインID」や「パスワード」をメディア ポート「UP(ユー・ピー)」でどうやって入力するのかとか知りたい(上のサイトで探すのはメンドイ)。

あと無線LAN以外の通信手段があれば電車の中でネットが見られる。たとえばCFカードスロットに通信カードを挿入してデータ通信ができるとありがたい。またメーラーもあればいい。要するにザウルスの液晶画面とスピーカーがメディア ポート「UP(ユー・ピー)」になった感じだ。これはニコンに期待するよりもシャープに期待した方がいいのかもしれない。

さらにキヤノンの視線入力技術とか加われば、液晶画面(というのか)に表示されたソフトウェアキーボードを睨むだけで文字が入力できたりするかもしれない。実際に使うとストレス溜まりそうだが(笑)。

これはPDA方面のユーザーも期待していいのかもしれない。インプレスのリポートに期待したい。

富士フイルム、新設計の「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売!2008年12月18日 00時00分01秒

フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400

DNPセンチュリアが生産終了かと危惧されているこの時期に、富士フイルムが新しい写真フィルムを発売するようだ。
「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」新発売(富士フイルム)

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は写真フィルムの新しいラインアップとして、新設計の感光層により、ラチチュード(撮影露光寛容度)(*1)を広げることで露光オーバー時(*2)でも色をクリアに再現し、また、日本人の肌色をいきいきと美しく再現できる、35mmカラーネガフィルム「フジカラー SUPERIA PREMIUM(スペリアプレミアム)400」を平成21年3月初旬より発売します。

昨今デジタルカメラが急速に普及し、以前に比べて人々が写真を撮る機会が増え、写真がよりいっそう身近なものになっています。そのような中、「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」といった特長を持つ写真フィルムはその良さが評価され、今も多くの方々から高い支持を得ています。また、アナログならではの味のある写真を楽しむトイカメラなどのブームにより、今までフィルムカメラを使ったことがなかった若い人たちにも、写真フィルムの魅力が浸透し始めるなど、新しい需要も生まれています。

今回発売する「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」は、新設計の感光層の特性により、カラーネガフィルムの最大の特長であるラチチュードの広さをさらに拡大し、露光オーバー時でも色をクリアに再現し、表現力を高めることに成功しました。また、一般的な日本人の肌色に合わせて発色層のバランスを調整することで、日本人の肌色をいきいきと美しく再現することが可能となりました。さらに、高感度でありながら優れた粒状性とシャープで鮮やかな色再現も兼ね備えた、カラーネガフィルムです。

なお、一部のレンズ付フィルム「写ルンです」に使用している写真フィルムも、順次、「フジカラー SUPERIA PREMIUM400」に切り替えていきます。

富士フイルムはイメージング分野のリーディングカンパニーとして今後も写真文化の発展に貢献していくとともに、写真のすばらしさ、写真の楽しさを伝え続けていきます。

気になるのは値段なのだが、写ルンですの中身にも使うということはそんなに高いフィルムではなさそうだ。これは次の常用ISO400ネガ候補になりそうだ。

特長の「幅広いラチチュード」大歓迎。「 いきいきとした肌再現」、これは私がコニカのネガを使っていた理由だからこれも大歓迎。ネガカラーフィルムはスキャンしたときに粒状が目立つから、「きめ細やかな粒状性」これも歓迎。でもマネキンみたいに写るのはやめてね(笑)。「シャープで鮮やかな色再現」、や、やめてくれ。派手派手はデジタルカメラに任せて、フィルムは忠実再現系にしておくれ。最後の部分が心配だ。そして、12枚撮りがあるのがすごい。

でも、こんな時代に新フィルム発売の富士フイルムを応援するぜ!

【追記】
富士フイルムって、コニカミノルタがフィルム事業撤退の時もすかさずアナウンスしたし、今回の新フィルム発表もDNPセンチュリアフィルム生産終了の噂に合わせて写真フィルムがもう終わりのような雰囲気を打ち消すためにアナウンスしているような気がしてならない。頼むぞ、富士フイルム!

>「階調が豊かでプリントがキレイ」「奥行き感がある」「アナログならではの味のある写真を楽しむ」
分かってるんなら、アナログプリントを維持しなされ。デジタルプリントのコントラストパキパキ、彩度ガビガビのプリントをやめるようにきちんと指導しなされ。
【追記ここまで】

【関連追記:2009年7月3日】
富士フイルム SUPERIA PREMIUM 400 ゲット ― 2009年03月17日
富士SUPERIA PREMIUM 400を使ってみた ― 2009年07月03日

【関連追記;2009年9月25日】
Ai Nikkor 50mm F1.2 + 富士SUPERIA PREMIUM 400作例 ― 2009年09月25日

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