「福山雅治効果」 ― 2008年12月01日 00時00分00秒
日経BPの記事によると、「福山雅治効果」で「東芝の液晶テレビ『REGZA(レグザ)』が量販店店頭で台風の目となっている」んだそうである。
「福山雅治効果」でシェアを上げる東芝「REGZA」――他社が悔しがるキャスティング(日経BP)
これまで3位、4位のポジションだった東芝の浮上は特筆に値する出来事だ。ゲームに例えれば逆転も可能な点差まで追い上げてきた。
(中略)
だが、今年は、こうした機能面の評価に加えて新たな要素が加わった。今年9月からREGZAのイメージキャラクターに起用した福山雅治さんによる認知度向上効果である。
家電量販店からも、それを裏付ける声があがっている。
「いままで女性にはまったく認知度がなかったREGZAだが、来店され、気にいってもらえる」(広島)、「いままでにない女性のお客様(若年層から40代までの層)が格段に増え、関心を持っていただけている」(東京)、「お客様から福山雅治がCMに出演している液晶テレビを見せてほしいとの声がある」(北海道)というように、店頭からの評価も高い。
うう、福山雅治氏にそんな効果があったのか。だとすれば、富士フイルムは、写真フィルムの宣伝に力を入れて福山雅治氏をもっと起用してくれ。クラッセと富士のフィルムの組み合わせでがんがん宣伝してくれ。あるいは福山雅治氏愛用のライカM2で撮った作品をあちこちにポスターにして貼るとか。それでフィルムの需要を喚起して欲しい。
最近紅葉の季節や年賀状の季節でもあるのか、ヨドバシのDPEコーナーも賑わっていて嬉しい限りである。一時は閑散としていたし、フィルムのパトローネやネガシートをDPE窓口で出している人がほとんどいない感じだったのだが、このところかなり復調しているように思える。ここに「福山雅治効果」を!
【関連】
「PHOTO IS/福山」篇 TVCM放映のご案内(富士フイルム2006年)
写真は記事とは関係ない。
雑木林:GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/760sec、-0.3EV、プログラムAE
写真フィルムの宣伝を!なんていいながらデジカメ画像ですまん。でも、ちゃんと富士のリバーサル(センシアIII)でも撮っているので。ああ、平地の紅葉も終わりそうだなぁ。またまた「フォルティアSP」を使う機会を逸しそうだ…。
ニコン D3X 発表 ― 2008年12月01日 00時00分01秒
ついにニコンD3Xの発表がありましたな。ニコンの新製品はもう買わないと言いつつ、一応(笑)。
デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3X」の発売について(ニコン)
・ニコンFXフォーマット、新開発CMOSセンサー(撮像サイズ 35.9×24.0mm)搭載
・有効画素数約 24.5メガピクセルの高画素
・中判デジタルカメラ同等の高精細、高画質
・24.5メガピクセル(FXフォーマット時)または20.4メガピクセル(5:4時)で約 5コマ/秒、10.5メガピクセル(DXフォーマット時)約7コマ/秒の高速連続撮影※1
・ISO 100~1600の広い常用撮像感度と優れた低ノイズ性能
・[手持ち撮影]、[三脚撮影]の2種類のライブビュー機能
・世界最多※2の高密度51ポイントAFシステム
商品名:デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3X」
価格:オープンプライス
発売予定日:2008年12月19日
高画素化で描写や高感度のノイズがどんな感じなのか興味ありますな。ファインダーの見え具合はD3同等なのかなぁ。選択肢が増えるのはよいことだ。
【追記】
ニコン、フルサイズ2,450万画素の「D3X」(デジカメWatch)
店頭予想価格は90万円前後の見込み。
\(^o^)/
これでは、D3やD700が安くはならないねぇ。うまいこと価格設定するなぁ…。D3Xは、常用ISO感度がISO100~1600だし、連写もフルサイズ時に約5枚/秒だし、この価格だから、D3やD700の値打ちが下がるわけでもない。
【さらに追記】
AF-S NIKKOR 50mm F1.4 Gの前玉付近の写真をD3Xの写真で初めて見たのだが、フィルター径58mmだけれども、前玉は大きくないねぇ。近距離補正機構は入っていないはずなのだが、前玉枠付近になにか仕掛けがありそうな感じだ。まあD3XもAF-S NIKKOR 50mm F1.4 Gも私には縁のない製品なんだが…。
香港に売却された「ヤシカ」ブランドでコンパクト型35mmフィルムカメラ3機種新発売 ― 2008年12月02日 00時00分00秒
昨日せいじん様のコメントで教えて戴いたヤシカのコンパクト35mmフィルムカメラ、今日の日経トレンディネットに記事になっている。
Yashica、コンパクト型の35mmフィルムカメラ3機種(日経トレンディネット)
エグゼモードは、「Yashica」ブランドからコンパクト型35mmフィルムカメラ3機種を販売する。オープン価格で、予想実売価格は12月上旬発売予定の焦点距離38mmレンズ搭載モデル「MF-2 super DX」が7980円前後。また11月下旬から販売している簡易AF付き2倍ズームレンズ搭載モデル「EZ Zoom60wide」が実売8980円前後、28mmレンズ搭載モデル「EZ Junior MK2」が同3980円前後。いずれも単3形乾電池2本で使える。
38mm F3.8(3群3枚)と28-60mm F5.0-9.5(4群4枚)と28mm F5.6(3群3枚)の3機種のようだ。38mm F3.8はまだいいとして、60mm F9.5って「暗黒ズーム」やん(笑)。28mm F5.6ってズマロンですか(笑)。いやどうせならズマロンのデッドコピーだと面白いんだが。なお、日経の記事中では28mmはF5.6とあるのだが、香港のヤシカのページには28mm F3.8って書いてある。なんかいい加減(笑)。
しかし、「フィルム感度はISO100―400を自動設定する。」というのはいけませんな。DXコード対応なんかいらないから、手動設定でISO25-1600ぐらいにしておいてくれたらいいから(笑)。
この「ヤシカ」はもはや京セラではない。ヤシカは1983年に京セラに吸収合併されたが、京セラは2005年にカメラ事業から撤退を表明し、2007年に香港のJNCデイタム・テック・インターナショナル株式会社に「ヤシカ」商標権を売却したようだ。今回の「ヤシカ」はこの香港企業の企画なのだろう。調子に乗ってもっとおもしろいカメラ出してくれないかなぁ。
しかし、この販売元のエグゼモードっていう会社はキティちゃんデジカメを販売してるんだよなぁ。これはキティラーのぱにー様を召喚しなくては(笑)。σ)Д`)ぷに<3
ハローキティデジカメはテッサー搭載? ― 2007年12月24日
最後になりましたが、せいじん様情報ありがとうございました。
【関連】
Yashica MF-2 Super
Yashica EZ ZOOM60wide
Yashica EZ Junior MK2
写真は記事とは関係ない。
紅葉:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、プログラムAE、マルチパターン測光、L37C、富士フイルムセンシア100 III (RA III)、Nikon Super COOLSCAN 5000ED
ニコンViewNX Ver.1.2.2(Windows 版)リリース ― 2008年12月03日 00時00分00秒
ニコンViewNX Ver.1.2.2(Windows 版)がリリースされたようだ。
ViewNX Ver.1.2.2(Windows 版)ソフトウェアのダウンロードについて
普段は前のバージョンのNikon Vew 6を使っているのだが、一応VewNXはインストールしてある。それで「Ver.1.2.1 から Ver.1.2.2 における変更内容」に気になる記述が。
NEF 形式および NRW 形式の RAW ファイルにて、[RAW]ボタンを押して RAW 現像しても、倍率色収差補正がかかるようになりました。
ニコンのフィルムスキャナでスキャンした画像はNEF形式でも保存できるのだが、もしかしてCOOLSCANでスキャンしたフィルム画像でも倍率色収差補正ができるようになったのか。
今度フィルムをスキャンしてNEF形式で保存してVewNX Ver.1.2.2で試してみよう。
【追記:2008年12月10日】
SUPER COOLSCAN 5000EDでフィルムをスキャンしてNEF形式で保存したものは、ViewNXの画像編集タブをクリックしてもパラメータがグレーアウトして編集できない。倍率色収差補正どころかなにもいじれない。残念。
ViewNXクラッシュしまくり、COOLSCANのNEFデータは編集できず ― 2008年12月10日参照。
【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
紅葉2:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、プログラムAE、マルチパターン測光、L37C、富士フイルムセンシア III (RA III)、ISO100、Nikon Super COOLSCAN 5000ED
なんかこういう空の多い写真だと気づきやすいのだが、同じPCとディスプレイなのに、使うブラウザによって色が微妙に違って見えるなぁ。
SONY ICF-R350(FM/AM・TVアナログ1-12ch)PLLシンセサーザーラジオ(現行品ICF-R351) ― 2008年12月04日 00時00分00秒
なんかカメラネタもなさそうなので、小物ネタでとりあえず更新。すまん。
SONYのカードサイズラジオ、ICF-R350を少し前に買った。FM/AMにアナログの1-312chTV音声が聞けるPLLシンセサーザーラジオだ。
普段ラジオを聞くわけではないのだが、これは常にカバンに入れて持ち歩くようにしている。災害等非常時用なのだ。
以前は同じくSONYのICF-EX35という小型のラジオをカバンに放り込んでいた。ICF-EX35は多分買って20年になると思う。キャンプやハイキングなどの山歩き、バイクツーリングなどに活躍した。最近は鞄の底で眠っていた。このあいだロッジに宿泊する機会があって久々に取りだしたらどうもAMの感度が悪いというか音が大きくならない。電池の問題かと思って帰宅してから新品電池に替えてみたが同じ。それで思い返してみれば買って20年なので、新しいのを買うか、となった。
新しく買ったICF-R350は小さくて軽い(乾電池込みで約71g)。ICF-EX35が単4電池2本で作動するのに対してICF-R350は単4電池1本で作動する。ICF-R350は感度も悪くない。この時期だと関東南部で夕方には大阪のAM局が普通に聞こえる。壊れる前のICF-EX35よりも感度はいい。ICF-R350にはノイズカットボタンもある。イヤホンも巻き取り式で邪魔にならないし、それ以外にミニジャックのイヤホン端子も装備されている。
表示部分は液晶だが、オレンジ色のバックライトがついている(バックライトはバックライトボタンを押したときのみ点灯する)。バックライトは5秒ほどで消えるが、選局操作中などは操作が終了するまで継続して点灯する。
あと、時計機能があって、アラーム機能もある。電池交換を3分以内にすると時計を合わせ直さなくてもいいようだ。電池はアルカリ/マンガン乾電池以外に、ニッケル水素充電池にも対応している。単4形ニッケル水素を入れて、別売の充電スタンドBCA-TRG2KITを買うと、電池をICF-R350に入れたまま充電できるようになっている。しかし、説明書によると、この充電台は電池の充電状態を把握しておらずいつも充電開始から3時間充電するようになっているとのこと。充電池によくないので、これは単4形ニッケル水素電池を取りだして充電状態を把握しつつ充電する充電器で充電したほうがよさそうだ。というかこんな充電台要らないだろう(笑)。
AMは日本国内対応の9kHzステップのみ。ただし、なんらかの10kHz対応がなされているようで、FAQに、
Q エリア設定ができないです。
A AMの周波数ステップが「10kHz」に切り替わっていませんか?
電池を抜いて1時間程放置してください。
工場出荷状態に戻りまして、「9kHz」になります。※ 時計の設定や、記憶させた周波数がクリヤーされますので再度設定してください。
http://www.faq.sonydrive.jp/faq/1040/app/servlet/qadoc?003200
とあるので、なんらかの裏コマンドで10KHzステップにすることができるのかもしれない。
あらかじめ各地方の主な放送局とJR東海道新幹線・山陽新幹線の車内ラジオの周波数ががプリセットされている。それとは別に自分で好きな放送局を登録するマイメモリー選局も記憶させておくことができる。私はマイメモリー選局を既定にしている。
ほかに、ホールドボタンというスライドスイッチがあって、これをホールド状態にしておくと一切のスイッチ操作が受け付けられなくなる。これはICF-EX35にはなかったのでいいと思う。以前、バイクで走っていたらずっとNHK第一の音が聞こえるのでこのあたりの町は町内有線放送でNHKを流しっぱなしにしているのかなぁと思いつつ山の中に入ってもまだNHK第一が鳴っているのでこれは変だとバイクを止めたら、カバンの中で自分のICF-EX35が鳴っていたということがあった(笑)。ICF-R350ではそういうこともなさそうだ。
購入時の比較対象は「山ラジオ」こと、SONYのICF-R100MT。これはICF-R350の色違いで、「ジャストケース」と山の名前から選局が簡単にできる機能が加わっただけのようだ。ケース好きの私は少し心が揺らいだが(笑)、ICF-R100MTのケースは大きくて、普段カバンに入れっぱなしにする用途向けじゃなさそうのでやめた。なお、ビニール製のカバー(キャリングケース)はICF-R350にも付属している。「山エリア一覧カード」もなくしそうでイマイチ。それで値段は大幅にアップするので、ここは基本性能が全く同じICF-R350の方がお得と判断した。
あと、ICF-R350にあったらよかったと思う機能は、サーチスキャンぐらいだろうか。
この手のラジオの難点は、警察関係者と間違われたりする可能性があることだ(笑)。駅頭で人と待ち合わせするときは無表情で視線を左右に走らせたりしないように気をつけなければならない(笑)。
【追記:2013年2月15日】
TVの地上波アナログ放送が終了したので、TV音声(アナログ1-312ch)受信機能を削ったICF-R351が現行品となっている。それ以外の機能はICF-R350とICF-R351とで同じと思われる。
【追記訂正:2014年9月3日】
いまごろになって気づいたのだが、ICF-R350はFMバンドでアナログテレビの1-3ch、テレビバンドでアナログテレビの1-12chを聴けたのだった。タイトルと記事中の1-3chを1-12chに訂正した。地上波アナログテレビが終了して、こんどはAM放送局がFMでのサイマル放送を90MHzよりも上の周波数で行うことになったようだ。TBSラジオ(954KHz)が90.5MHzで、文化放送(1134KHz)が91.6MHzで、ニッポン放送(1242KHz)が93.0MHzで、東京スカイツリーから7KWで2015年春から送信するようだ。
ICF-R350(ICF-R553V/R550V)やICF-R351(ICF-R353)ではFMのバンドが76-108MHzまで対応しているので、これらのFM補完中継局も聴ける。
関東広域AMラジオ3社のFM補完中継局に予備免許(総務省関東総合通信局)
無線LAN内蔵のSDカード、「Eye-Fi Card」 ― 2008年12月05日 00時00分00秒
無線LAN機能を搭載したSDカード、「Eye-Fi Card」の国内発売予定が告知されたようだ。
撮影即ネットにアップ! デジカメが無線LAN対応になるSDカード「Eye-Fi Card」(日経トレンディネット)
アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」を国内発売(デジカメWatch)
アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」販売を開始(BB Watch)
色々と便利なのは分かるし、それはあちこちに書かれているので私は触れない。気になるのはセキュリティとその設定だ。
残念ながら、使い勝手については若干良くない部分があった。それは最初の想像していたのが、デジカメで撮った写真がその場でどんどんアップロードされていくというのものだったからかもしれない。いや、その想像自体は間違ってはいなかったのだが、最初に設定をするという手間を考えていなかったのだ。
いったんWEPキーなどの設定をしてから使えるようになるため、例えば友人の家に遊びに行ってその場で写真を撮り始めると、その場ですぐにアップロードというわけにはいかない。まず登録作業が必要になる。またこの登録作業があるため、Webブラウザーで認証してから使えるようになる公衆無線LANは、利用できないのが残念なところだ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080201/1006684/?P=6
無線LANでセキュリティ設定無しに繋げるのは非常に危険だから、こういう設定が必要なのは仕方がないと思う。あとは、簡単設定の「らくらく無線スタート」みたいなのに対応するとか。
それで、その設定が面倒だということなのだが、設定するためにはなんらかのWindows機やMac機に繋げなければならないのが一番のネックだろう。
そこで提案なのだが、このEye-Fi Cardの無線設定専用機を別売すればいいのではないだろうか。Eye-Fi Cardを差し込んで、小さな液晶画面とソフトウェアキーボード(あるいは小さなキーボード搭載でもいい)とで、無線LAN設定ができるものがあればいい。Internet Explorer互換のブラウザを搭載しておけば様々な無線LANサービスに対応できる。そうすればEye-Fi Cardの設定ソフトウェアに対応していないOS(Windows Vista/XP、Mac OS X(10.3/10.4/10.5)以外)を使っている人やノートPCを持っていないときでも出先で無線LAN親機に接続する設定が可能になる。個人的にはZaurusのSDカードスロットに差し込んで設定が可能ならば狂喜乱舞するのだが、まあそれはあり得ないだろう(笑)。
SDHCではなくSDカードにしてあるあたりもよく考えていると思う。
日経トレンディネットやデジカメWatchでは、肝心の無線LANセキュリティについて触れられていないのが残念だが、BB Watchの方ではちゃんと「64/128bitのWEP、WPA、WPA2をサポート」と書いてある。WPA2で使うのを基本としたい。
単3形電池で作動する「Eye-Fi Card」設定専用機で簡単にどこでも無線LAN設定ができるようになれば、、「Eye-Fi Card」は飛ぶように売れると思う。
CONTAX G1 + Biogon T* 28mm F2.8が気になる今日この頃 ― 2008年12月08日 00時00分00秒
今日もカメラニュースネタが無さそうなので、物欲悶々ネタで(笑)。
京セラが発売していた高級「レンジファインダー」カメラCONTAX GシリーズのBiogon T* 28mm F2.8は、使ったことがないのだが、雑誌などの作例でいつも「これはいい」と唸ってしまうレンズなのであった。印刷するとレンズの癖などは分からなくなってしまうものなのだが、CONTAX G用ビオゴン28mmだけはなんだか他と違うような気がしてずっと気になっていた。
そのビオゴンは元々の定価がそんなに高くなかったので中古価格もあまり高くなかった。しかし、ボディのG1やG2の定価が高かったので、買う機会がなかった。京セラがカメラ事業から撤退し、G1のサポートも終了した関係か、G1は異常に安く売られている。もっともボディの脆弱なことで有名だった京セラのカメラなので、そういう意味でも安いのかもしれない。
それで、CONTAX G1 + Biogon T* 28mm F2.8の中古はコンパクトデジタルカメラの売れ筋並みの値段で買えてしまうのだ。このところ、CONTAX G1 + Biogon T* 28mm F2.8が気になって仕方がない。
そんなに安いのなら買ってしまえばいいのだが、躊躇する理由は、
1.マウントを増やしたくない(この歯止めがなくなるとヤバい-笑)
2.G1は安いがピント精度の不満をよく聞く、G2はまだ少し高いしボディが大きい。結局両ボディを買ってしまいそう。
3.Biogon T* 28mm F2.8だけで満足するはずはなく、絶対にPlanar T* 45mm F2は買ってしまうだろうし、Biogon T* 21mm F2.8も欲しくなるに決まっている。見ないようにしているが、最終的にはHologon T* 16mm F8も欲しくなるに決まっている。Planar T* 35mm F2も捨てがたいし、90mmはシリーズ中唯一のSonnarだから抑えておきたい。結局Vario-Sonnar T* 35-70mm F3.5-5.6以外全部揃えたくなるに決まっている。
なんていう展開が見えてくるのだ。ダムに小さな穴が開くと決壊する感じ(笑)。
そしてせっかくレンズを揃えてもボディが壊れたら他でこの最高のレンズが使えないのも悲しい。そういう人のためにライカマウントに改造してくれるところがあるようだ。だとすれば、最初からライカマウントに改造してもらって、なにかライカマウントのボディを買った方が後々のためにいいのではないかとも考える。しかし、そうすると最初に数万円でCONTAX G1 + Biogon T* 28mm F2.8買えるという出発点から離れていつの間にか予算が拡大してしまう。どうせライカマウントのボディを買うのなら、ライカ互換じゃなくてライカそのものを…とかどんどん欲望が(笑)。まさにダム決壊である。CONTAX Gはパンドラの箱なのだ(笑)。 うーむ。
【追記:2010年2月25日】
CONTAX G1 + Biogon T* 2.8/28 ゲット ― 2010年02月24日
潜伏期を経て1年後に発病しました…。
【追記:2010年2月26日】
増殖中…Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8 ― 2010年02月26日
Nikon View 6 を愛用しているプロの方がいた ― 2008年12月09日 00時00分00秒
このあいだニコンのViewNXのアップデートの記事(ニコンViewNX Ver.1.2.2(Windows 版)リリース ― 2008年12月03日)でも書いたが、いまだにその前のバージョンのNikon View 6を愛用している。
それで、水辺の写真家・武田晋一氏のブログにNikon ViewとView NXについて書かれているのを見つけた。
NikonView / ViewNX(水の贈り物 撮影日記ブログ版)
機能の面から考えると、TIFF画像やJPG画像を整理する際に、僕にとって一番使いやすいのはNikonViewだ。
NikonViewのいいところは、上の画像のようにマウスでドラッグしながら複数の画像を取り囲むと、それらを一括してすべて選択できる点だ。
ところがNikonViewは、最近のニコンのカメラのRAW画像に対応していない。
そして問題なのは、それらの画像を表示できないだけでなく、今開いているフォルダーの中に、最近のニコンのカメラのRAW画像が含まれていると、不具合が生じてソフトが終了してしまう点だ。
そうなのだ、私も以前ニコンD50をキャンペーンで借りて、家のNikon View 6で撮影してきたJPEG画像を開いたら、Nikon View 6がクラッシュして終了したことがあった。Nikon View 6をD50対応の当時の最新版にしたら問題なく開けたのだが。あれはたまたまではなく、そういう仕様だったのだろうか。そうか、もう最新版に対応しなくなったNikon View 6(最終版は6.2.7)はそれ以後にリリースされたニコンのカメラのRAW画像があるとクラッシュしまくりで使えないのか。
武田晋一氏はキヤノンのカメラで撮影したRAW画像があっても大丈夫だと書かれているが、リコーのGR DIGITALで撮ったJPEG画像やDNG画像のあるフォルダをNikon View 6.2.7(Windows用)で開いてもやはりクラッシュはしない。ニコンのカメラで撮ったRAW画像だけがニコンのビューアーで開けないだけでなくクラッシュするというのは、ニコンのレンズなのにニコンのカメラでAE撮影ができず、キヤノンのカメラにマウントアダプター経由でだとAE撮影ができるのと同じで、なんだか情けない。しかし、開発の終わったNikon Viewだからいまさら対応があるはずもない。後継のViewNXの方をもう少しブラッシュアップしてNikon Viewでできたことは全部できるようにして欲しいものだ。
さらに、ViewNXで開いているフォルダーは、同時にキヤノンのソフトでは開くことができない。
うちにはキヤノンのソフトがないので試せないのだが、うちの環境ではViewNXで開いているフォルダでもNikon View 6.2.7やエクスプローラやAdobe Photoshop Elements 5.0.2やNikon Capture 4.4.2で開くことは可能だった(いずれもWindows XP SP2で)。
Nikon Viewを愛用しているプロの方がいて、なんかちょっとうれしくなってしまった(笑)。
【関連】
ニコンのViewNXを使ってみた ― 2007年09月12日
ニコンSecurity Updater 2(Windows 用)ソフト ― 2008年11月19日
【関連追記:2008年12月10日】
ViewNXクラッシュしまくり、COOLSCANのNEFデータは編集できず ― 2008年12月10日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。キジ目だけれども(笑)。
ギンケイ:Nikon F100、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、F4.5開放(105mm)、1/6sec、L37C、富士センシアIII(RA III)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
Nikon SUPER COOLSCAN 5000EDでスキャンしたTIFF画像をNikon View 6で閲覧すると撮影情報欄にスキャン時の設定などが表示される。
ViewNXクラッシュしまくり、COOLSCANのNEFデータは編集できず ― 2008年12月10日 00時00分00秒
昨日の話の続きなのだが、昨日紹介した水辺の写真家・武田晋一氏のブログには、ViewNXを使わずにNikon Viewを使う理由を以下のように書かれていた。
ならば、NikonViewNXを使えばいいじゃないか?ということになるのだが、ViewNXは、やたらにバグが多くて、こちらは何の前触れもなく、終了してしまうことが多々ある。
新しいフォルダーを開いた時に終了するなど、何か画面が変わったときにトラブルが生じるのならよく分かるのだが、ViewNXの場合は、開いてしばらく放置してある画面で突然に終了してしまうなど、理解不能。
http://takedashin.blog10.fc2.com/blog-entry-179.html
私はViewNXをほとんど使っていないので、「まあ環境が違うからViewNXのせいとは限らないしな」と、この部分はスルーしていたのだ。
しかし、昨晩家でViewNX 1.2.2でSUPER COOLSCAN 5000EDでスキャンしたTIFF画像の撮影情報はどう表示されるのか見ようとしたら、いきなりクラッシュして勝手に終了してしまった。もう一度起動してもまた「メタデータ」をクリックすると今度は無反応に。タスクマネージャーから強制終了させてやっとなんとかなった(Windows XP Professional SP2で昨日までのMicrosoftUpdate済み)。念のためOSを再起動させると、今度はスキャンしたTIFF画像を選択して「メタデータ」クリックしても大丈夫だった。しかし、こんどは、「画像編集」を選択して「コントラスト」つまみを左右に動かしていたらまたクラッシュして終了。なんだこれは。
また、ViewNX Ver.1.2.2で追加された「NEF 形式および NRW 形式の RAW ファイルにて、[RAW]ボタンを押して RAW 現像しても、倍率色収差補正がかかるようになりました。」の件だが、SUPER COOLSCAN 5000EDでスキャンしてNEF形式で保存したファイルは「画像編集」をクリックしてもそこでのパラメータがすべてグレーになっていて操作できないので、少なくともCOOLSCAN 5000EDでフィルムをスキャンしてNEF形式で保存したものは、ViewNXで編集できないようだ。残念。
しかし、ViewNXの不安定さ、これなんとかならないのか…。こんな不安定なソフト久々に見たよ。
【追記】
ViewNXでググってみたら、下の方に「他のキーワード: ViewNX」として、「ViewNX 不具合」、「ViewNX エラー」、「ViewNX 重い」、「ViewNX バグ」なんて並んでいる(笑)。どうも不具合の多いソフトのようだ。困ったものだ。
向谷実の聴く鉄道(日経トレンディネット) ― 2008年12月11日 00時00分00秒
不覚にも(笑)、最終回になるまで気がつかなかったのだが、日経トレンディネットに「向谷実の聴く鉄道」が連載されていた(動画)。
「向谷実の聴く鉄道」一覧(日経トレンディネット)
日経トレンディネット、いい記事も多いのになんか探しにくいんだよねぇ。もう少しインプレスを見習った方がいいと思う。
向谷実氏はフュージョンバンドのカシオペアのキーボードを担当していたミュージシャンだ。鉄道ファンらしく、鉄道博物館の展示品「国鉄D51形蒸気機関車運転シミュレータ」の開発にも携わったらしい(「タモリ倶楽部」に出演していた)。
それで、今回京阪電車の発車メロディを制作したようだ。その関連の連載のようだ。
京阪電車は京都・大阪間でよく利用した。うちや親戚の墓参りが京都五条の西大谷(正式名称「大谷本廟」-清水寺の入り口のところにある)が多い関係で電車で行くときは京阪の五条駅から歩くのが便利だからだ。それに京阪は、阪急やJRに比べて京都大阪間に若干時間が掛かるため着席できる率が高いのだ。乗り心地もいい。ただ、JR京都駅からはストレートに京阪に行けないのが欠点か。
と、今日のネタは、MANA様のコメントつながりです。MANA様惜しかったです。ニコンの鉄道博物館でのD90のイベントは、京都の梅小路蒸気機関車館か、大阪の交通科学博物館でやってほしかった(笑)。梅小路の蒸気機関車をD90の動画で撮るなんて素晴らしいじゃないですかぁ。と無理矢理繋げてみる(笑)。
写真は、京都・大谷本廟(西大谷)。GR DIGITAL、21mm相当、F3.5、1/930sec、-0.3EV、ISO64、プログラムAE。
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