ソニー、35mmフルサイズでの「α900」を発売-“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載 ― 2008年09月11日 00時00分00秒
ついにソニーからも35mmフルサイズのフラッグシップが発売される。
ソニー、フルサイズで2,460万画素の「α900」~“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載
おお、35mmフルサイズキター!\(^o^)/
わたしが、35mmフルサイズを熱望し続けた理由はもう何年も前から書いているが、広角単焦点レンズの問題とファインダーの見えの問題だ。どちらもDXフォーマットだから改善不可能というわけではないのだが、なぜかDX用の(超)広角単焦点レンズをニコンは出さないし、ファインダーもピントの見やすいものになかなかならなかった。FXフォーマット(ニコンの35mmフルサイズの名称)だと、従来の(超)広角単焦点レンズがそのままフィルムのときの画角で使えるし、ファインダーも同じ倍率ならフルサイズの方が大きく見えるのでピントがみやすい。
そのフルサイズがついにソニーαシステムにもラインアップした。αユーザーじゃないけれどもうれしい。そして一番うれしいのは、「“世界最高レベル”の光学ファインダーを搭載」だ。
やっぱり一眼レフはレフレックスカメラなのだから、光学ファインダーがきちんとしていて欲しい。MFのしづらい一眼レフなんて嫌だ。
ファインダーはペンタプリズム式で、視野率約100%、倍率0.74倍、アイポイントは最終光学面から約20mm。光学ファインダーの見やすさに定評のあったミノルタ製一眼レフカメラ「α-9」を超える性能を目指して開発したという。
観察系レンズのすべてを高屈折率ガラスで構成し、焦点面以降のすべての入射、射出面に多層膜ARコートを施した。ファインダーの明るさはα700比で0.25EV以上、α-9比で約0.3EV明るく、デジタル一眼レフカメラでは最も明るいとしている。
同社が持つデータベースを活用し、ペンタプリズムの余裕量を極限まで削減した。これによりペンタプリズム内の光路長を最短化し、対角視野角34.3度を達成。デジタル一眼レフカメラとして世界最高レベルを謳う。
これだけファインダーにコストを掛けて店頭予想価格は33万円前後だというのだから、αユーザーはα900買うしかないだろう。わたしも買いたいぐらいだ。本当にうらやましい。
ソニーがこれだけの機能のカメラをこの値段で出せるのは、おそらく撮像素子を外販することで単価を下げることができるからなのだろう。D3X(仮称)もこの撮像素子を載せてくるのだろう。しかし、D3とD3Xとで撮像素子が全然違うと絵作りとか大丈夫なのだろうか。ちょっと心配。ちなみにD3X(仮称)の発表は、キヤノンEOS 5D後継機の発表の翌日だと予想する(笑)。
それで、このα900のファインダーの影響なのだが、キヤノンはともかく、ニコンは黙ってみているのだろうか。D700では、撮像素子が高いとか色々言い訳していたが、フルサイズセンサーの価格が下がってくれば、ファインダーの方にも力を入れて欲しい。しかもニコンの場合はボディ内手ぶれ補正じゃない分ファインダーにお金が掛からないはずだ。明るい単焦点レンズでもピントの山がきっちり見えるファインダーをお願いしたい。FM3AやF6のマット面のようなファインダーを。F4のようなファインダーを。やればできるはずでしょ。
MANA様大当たりです。おめでとうございます。\(^o^)/
写真は記事とは関係ない。
交通博物館鉄道模型パノラマ(2006年2月撮影):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8開放、1/8sec、Kodak Kodachrome 200 (KL)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
何の脈絡もなく古い画像を(笑)。やっぱり超広角はいいよねぇ、比較的廉価でF2.8の超広角画像が味わえるのはいいよねぇ、との意味(笑)。コダクローム200も懐かしい。蛍光灯被りしないポジフィルムだった。マゼンタ被りがひどいのの裏返しなのだが(笑)。左上方の蛍光灯がマゼンタなのは被っているのではなく、もともとそういう照明。
写真は今は亡き交通博物館のパノラマだが、鉄道博物館になってからはパノラマも見づらくなった。場所が大宮で遠くなったのもそうなのだが、パノラマ見るのに事前に列に並ばないといけないし、おまけに観覧席からは遠くて何が走っているのかわからん。Oゲージぐらいにしないと見えないぞ(笑)。未就学児のみ最前列に行けるのはいいことだと思うが、鉄道博物館ができたときには既にオッサンだった者にはなんか不公平な気が(笑)。
戴いたコメントにすべてお返事したつもりなのですが、もしお返事がまだのコメントがありましたらお教えください。m(_ _)m
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