アサヒカメラ2008年9月号予告より ― 2008年08月18日 00時00分00秒
皆様お休み中にたくさんのコメントを戴きありがとうございました。少しずつお返事させて戴きます。m(_ _)m
さて、アサヒカメラの次号(2008年9月号)予告がアップされている。気になるものをピックアップ、といいたいところだが、気になるものがあんまりないぞ!
- 表紙=水越 武 撮影地=石垣島・白保 ニコンF100・24~85ミリF2.8~4・ベルビア
- ニコンD700 最速使い倒し術!プロ実写インプレッション/モード別撮り較べ/設計者は語る 築地 仁、山口高志、竹中隆義、赤城耕一
- 休眠レンズを救え! マウントアダプターの悦楽 飯田 鉄
- 男は黙って「ブラックボディー」 赤城耕一
- 銀塩買物學 コーイチ百貨辞典 ニコマート 赤城耕一
- 新製品ニュース&試用速報■シグマ 50ミリF1.4 EX DG HSM 赤城耕一
- ニューフェース診断室 シグマDP1 田沼武能/辻内順平/深堀和良/川向秀和/志村 努/編集部
表紙の水越武氏はF100にベルビアだ。前にも中村征夫氏の表紙の件で書いたが、水中こそデジタルなのではないかと思っていたのだが、水中写真でプロがフィルムを使っているのは心強い。
デジタルカメラについては、カメラの種類ごとに撮影した画像の調子が異なり、長期に渡って作品を撮り続ける際に不都合だと言われ始めている(MANA様のコメントを参照)。以前はDXフォーマットで単焦点広角レンズが揃ってないし、ファインダーでピントが見えないからデジタル一眼レフを買わないでいたのだが、ようやくFXフォーマットのカメラがニコンでも2種類出てきたと思ったら、そういう重要なご指摘が。私の場合は作品作りなんてたいそうなものではないのだが、気に入った絵作りが次の機種ではがらりと変わってしまうのは困る。フィルムのように「どのカメラで撮ってもそのフィルムを使う限りは同じ調子」というのはデジタルでは無理なのか。
そういえば、GR DIGITALについてはGR DIGITAL II で随分と改善されていてちょっとそそられたのだが、GR DIGITAL II の方は、初代と違ってシャープネスが強く掛かった針金みたいな描写傾向で、また青空の色も違っていたので買わなかった。撮像素子が同じでその他が改善されたものなら買ってもよかったのだが。撮像素子は同じものが長く作られることがないので、デジタルカメラで10年のロングセラーとか無理なのだろう。
デジタル一眼レフ欲しい病に掛かって5年以上になるが、もう興ざめだ。FXフォーマットのカメラがもっと早く出ていれば、あるいはDXフォーマット用の単焦点広角レンズが出ていれば、余計なことを考えずにデジタル一眼レフ沼に浸かっていただろうに。でも、まあ、いずれデジタル一眼レフは買いますよ、たぶん(笑)。
というわけで、シグマDP1も「今頃診断室に?」という感じだ。デジタルカメラは新製品が次々と出るので、興味の対象から去るのも早い。こんなんでいいのか。
写真は記事とは関係ない。
無題:GR DIGITAL、28mm相当、1/15sec、F2.4開放、ISO100、マニュアル露出
コメント
_ yutakachan ― 2008年08月18日 23時01分01秒
_ Sakura ― 2008年08月18日 23時15分43秒
_ Haniwa ― 2008年08月19日 09時31分50秒
そうなんです。デジタル一眼レフのように撮像素子が大きなものは高感度が優れています。室内競技とか卒業式といった場面では、デジタルが有利です。
私は失敗したくないと思ったときは、ISO400のネガです(笑)。でもデジタル一眼レフのISO3200の方が失敗は少ないでしょうねぇ。そのうちデジタル一眼レフも買います。でもフィルムも使い続けるつもりです。
重複投稿になっていたものは消させて戴きました。たぶんアサブロのサーバー不調のせいだと思います。ご迷惑おかけします。
Sakura様
>上の子が生まれた頃は写真の枚数は多いが画素数は少ないが、下の子が生まれた頃はその逆で(笑)、画像ファイルの総メガバイト数としてはバランスが取れてます
笑いました。たしかにいつの写真なのか、どのデジカメで撮ったかすぐに分かっていいかもしれません。
デジタルの描写の違いは、フィルムの種類の違いによる描写の違いよりも格段に違いますよねぇ。ある一定の幅に落ち着くことはないのでしょうかねぇ。
結局、フィルムとそのときのデジタルとの併用というのがいいんでしょうかねぇ。
_ やまろ ― 2008年08月19日 22時32分35秒
まさしく最近D300でぶち当たってる壁でして、この前は緑の多い場所での撮影で、突然緑の彩度が極端に下がってしまう現象が発生しました。
ホワイトバランスとかいろいろ弄ってもダメで、とりあえずRAWでしのぎましたが。
途中まではプレビュー画面で見ても普通に撮影できていただけに、なんら設定が変わっていないのに、ちょっと構図を変えただけでここまで変化するのかと驚きました。
恐らく海中での撮影も、周りの青に引っ張られてしまうのではないでしょうか。
経験者の方が実際どうやって撮影されているのか興味がわきますね。
デジタルカメラは内部でいろいろパラメーターを自動調整したりしているのか、どうも思ったとおりにならない不安定さがまだありますね。
フィルムであれば経験さえあれば、変に色が転ぶと言うことはそんなにないわけで、この辺がデジタルカメラの難しさだと感じています。
まだまだ模索している状況です。
_ Haniwa ― 2008年08月20日 08時56分45秒
同じ色が占めているときに色が転ぶという現象は、前にも書きましたが、EPSONの古いフィルムスキャナ(KonicaのOEMと言われていました)でもありました。撮像素子固有のものなのかアルゴリズムの問題なのか分かりませんが。RAWというのは、そういうときに助かりますね。
水中撮影の第一人者がこぞってフィルムというのもなにか秘密がありそうですね。ただ単に前からそうだったからという理由じゃなさそうです。
自動調整と言えば、店頭プリンタの自動調整も何とかしてほしいものです。OFFにするオプションがあればいいのですが。
_ MANA ― 2008年08月20日 23時41分23秒
28mm好きのHaniwa様は必読…かな?
_ Haniwa ― 2008年08月21日 09時01分56秒
情報ありがとうございます。未チェックでした。
Ai AF Nikkor 28mm F1.4DとAi Nikkor 28mm F2Sもあれば完璧だったのに(笑)。
さっそく見てみます。ありがとうございました。
_ MANA ― 2008年08月21日 22時36分16秒
AF28mm F2.8DはシリーズEと同じ光学系と考えるとやっぱり、Ai28mm F2.8Sの方が、結果が良くなってしかるべきなのでしょうね。
Ai28mm F2.8Sの光学系でAF化するのは、レンズが多すぎる(重すぎる)ということなのでしょうか?それとも、単純にコスト/売価の問題?
_ Haniwa ― 2008年08月22日 09時39分30秒
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/nikkor/n12j.htm
Nikon Lens Series E 28mm F2.8 は5群5枚なので、Ai AF Nikkor 28mm F2.8S や Ai AF Nikkor 28mm F2.8S <NEW>が後継だと思います。5群5枚の28mm F2.8の評判が悪いので、Dタイプにするときに6群6枚に変更したみたいです。
コストの問題じゃないでしょうか。AFは最初はファミリー向けのような発想だったと思います。だから最初のAFレンズはシリーズEと同じ光学系で十分みたいな。それで、シリーズEと同じにして低コストで製品化したので、光学系を変えたときに大幅価格アップはできなかったからMF28/2.8と同じにはせず、6群6枚にしたとか。
あと、ニコンは28mm始まりのズームのラインナップが他社よりも遅かったので、AF単焦点28mmを安く供給する必要があったという気もします。
_ Haniwa ― 2008年08月25日 09時04分00秒
「カメラマン」誌、購入しました。なかなか興味深い結果ですね。正直あそこに書かれているほど、Distagon T* 2/28ZFとAi Nikkor 28mm F2.8Sの違いを感じていませんでした。まだまだマニア度が足りないですね(笑)。記事に載っていないSIGMA 28mm F1.8(I型)との違いはすごくよく分かるのですが(笑)。
_ MANA ― 2008年08月25日 21時38分28秒
28mmをあのような形で特集するというのは、かなりマニアックだなと思います。それだけD700の存在は大きいのでしょうか?
あのカメラマン誌の連載は、使っているボディがわからなかったので、不満だったのですが、今月号はちゃんと書いてあったので良かったです。
でも、レポーターがどちらかというとC社よりの人で、そんな結果を(他のレポートで)書いているんじゃないかと思うようなこともあって、何となくビミョーな感じが個人的にすることも無くはなかったりするのですが。
_ Haniwa ― 2008年08月26日 09時13分27秒
>レポーターがどちらかというとC社よりの人で
そうなんですか。今月号ではあまり感じなかったです。でもなんとなくNikkorに厳しめのような気はします(笑)。作例が小さくて、レポーターのテキスト記述の主観的な「結果」しか我々には分からないですからね。今日のネタに使わせてもらいます。\(^o^)/
_ MANA ― 2008年08月26日 22時57分21秒
まぁ、ある意味、我々もN社に(厳しくも)甘いですから(笑)
ネタにして下さい(^^
_ Haniwa ― 2008年08月27日 09時44分26秒
そうです(笑)。Ai AF Nikkor 28mm F1.4Dがディスコンになったからと言って、キヤノンに乗り換えたりしませんし、F3のファインダースクリーンが早々とディスコンになってもテロに走ったりしませんから(笑)。
ファインダーにケチ付けるのも、ニコンのカメラがよくなって欲しいからです。
月刊カメラマンの28mm対決は記事にさせて戴きました。ありがとうございました。
http://haniwa.asablo.jp/blog/2008/08/26/3711104
次は、
>ある意味、我々もN社に(厳しくも)甘いですから(笑)
をネタにさせて戴きますか(笑)。
_ MANA ― 2008年08月27日 21時47分20秒
28mm対決の記事はもちろん、読んでいました。
新しいネタの方にも期待しています。
でも、明日のネタはD90の動画機能だと読んでいる私です(笑)
我々には興味がない動画機能かもしれませんが、ファミリー層には、訴える力が大かもしれません。あとは、豊富な交換レンズ群であり得ない映像が撮れそうで、動画な作家な方々も注目下もしれませんね。やるな、ニコン。
_ Haniwa ― 2008年08月28日 09時04分45秒
ご期待に応えて、そうします。ありがとうございます。
明るい単焦点レンズで動画が撮れるのがなんか魅力ですね。
今日は、記事の更新は若干遅れます。m(_ _)m
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
最近、最近さびしいと感じるのは、「失敗したくない」と思ったときに、デジタル機を手に取っていることです。昔は、デジタルなんてなかったのに。。。