1961.Oct.15~21 KURENAI-MARU(くれない丸/むらさき丸) ― 2008年04月02日 00時00分00秒
今日もカメラニュースネタはなさそうなので、かねてから用意してあったネタを(笑)。
私の父が撮ったネガの中から人物が写ってないものをピックアップしてみた。ネガには日付が入っていないのだが、ネガシートの余白に「1961.Oct.15~21 KURENAI-MARU」と書かれている。ほかのコマには、船内の写真が写っているので「くれない丸」という船に乗ったときの写真のようだ。上の写真は「くれない丸」ではなさそうで、「くれない丸」から撮ったほかの船のようだ。ほかのコマの写真に写っている浮き輪に「KURENAIMARU OSAKA」とあるので、大阪の船なのか。
【追記】
くれない丸で検索したところ、関西汽船の客船で大阪と別府の間を結んでいた船のようだ。し、しかも、くれない丸は横浜港で「ロイヤルウイング」としてまだ現役だという。ロイヤルウイングには乗船したことがあるので、びっくりした。もういちどロイヤルウイングに行かねば。
くれない丸/むらさき丸 モデルアート 日本の客船シリーズ No.003
【追記ここまで】
【さらに追記】写真を拡大してみたところ「むらさき丸」とある。むらさき丸も大阪・別府間を結んでいた同型姉妹船のようだ。タイトルに「くれない丸/むらさき丸」を追加。
【さらに追記ここまで】
ネガは、35mmハーフ判ではなく35mmフルサイズだ。カメラは不明。フィルムは、SAKURA FILM KONIPAN SSだ。ああ、さくらフィルム。ああ、コニパンSS。この時代、父親はKONIPAN SSとNEOPAN SSを使っていたようだ。
ネガの保存状態は一見よさそうに思えたのだが、スキャンしてみると傷やらカビやらいろいろぼろぼろだ。モノクロ(黒白)フィルムにはDigital ICEは使えないので、汚い画像だがご容赦を。
ネガシートはいまのようなビニール石油製品ではなく、硫酸紙でできている。あの岩波文庫や岩波新書に昔カバーしてあったような紙だ。シートのコマの上には35mmハーフ判用のコマ数が、下には35mm判(フルサイズ)用のコマ数が書かれているのも時代を感じさせる。
KURENAI-MARU OSAKAより(くれない丸から見たむらさき丸):Nikon SUPER COOL SCAN 5000ED、KONIPAN SS、1961年10月
【関連追記:2008年4月3日】
くれない丸のその後の姿「ロイヤルウイング」の写真をアップしておいた。
http://haniwa.asablo.jp/blog/2008/04/03/2944657
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