スイッチングハブGREEN HOUSE GH-EHS8MIN ― 2008年02月21日 00時00分00秒
何ヶ月も前に自宅のLAN用にスイッチングハブを買ったのだが、記事にしていなかった。今日はカメラネタもなさそうなので、PCネタで行くことにする。
購入したのは、グリーンハウス(GREEN HOUSE)のGH-EHS8MINというスイッチングハブだ。これは、VCCI Class Bで金属筐体で電源内蔵タイプで、8ポートあるが100Mbpsまでのものだ。
選定のきっかけは、どのような基準でスイッチングハブを買えばいいのか検討してみる - GIGAZINEという記事だ。それによると、
- VCCI クラス Aはだめ、VCCI クラス Bのものを選ぶ
- 金属機体の方が当然ながら信頼性が高い
- 温度は通常のものは40度程度までしか耐えられないが、50度まで耐えるものが存在する
- 消費電力は可能な限り少ないものを選ぶ
- ポートは必要な数よりも多めに必要
なのだそうだ。
日本の狭い家庭なら10m以内にテレビやラジオが存在する可能性が高く、これはVCCI Class Bの方がいい。また、金属筐体の方が熱がこもらずに安定して稼動しそうだ。こういうネットワーク機器は使わないときは電源を切るという使い方をしないので(家庭ならやってもいいと思うが面倒)、熱がこもらないというのは結構大事。モデムやルータ、無線LANのアクセスポイントなどはプラスチック筐体のものが多いが、かなり熱い。それと関連して気温40度ぐらいまでしか対応していないものは、夏の閉め切った室内で稼動することも考えると心配だ。
そこでGREEN HOUSE GH-EHS8MINをみると、VCCI Class Bであり、温度0℃~50℃であり、消費電力が2.5Wで、金属筐体かつ電源内蔵という優れたスペックだった。
グリーンハウスのオンラインショップよりもamazonの方が安かったので、amazonで買った。
1Gbps(1000Base-T)に対応したものにしようか迷ったのだが、当面そんな速さで使うことはないし、1000Base-T対応のスイッチングハブは消費電力が大きいので(GH-EHG8MRXは9W)、屋内で配線したケーブルも100Mbpsのもの(カテゴリー5e)にした。1000Base-Tが必要になったらそのときにケーブルとスイッチングハブを買えばよい。ケーブルは管の中を通すのがやや面倒なのだが、既に通っているものを置き換える際は端をつないで引っ張ればいいから簡単だ。
そしてこのGH-EHS8MINの優れたところは、電源内蔵なのに筐体が全く熱くならないということ。この季節なら筐体はひんやりしている。2.5Wという消費電力もかなり低くてよい。【追記:2008年2月23日】ひんやりしているのは電源入れっぱなしでもデータが行き来していないときだけのようだ。記事を書いた時はひんやりしていたのだが、あとで確認すると、接続したPCが何時間か稼動するとスイッチングハブの金属筐体が若干暖かくなっていた。【追記ここまで】
GH-EHS8MIN、1000Mbpsが必要ない人ならお勧めである。1000Mbpsが必要な人はGH-EHG5MRXかGH-EHG8MRXがよさそうだ。
【追記:2021年9月30日】
リンク切れのようなので、Internet Archiveのキャッシュを貼っておく。
GH-EHS8MIN(Internet Archive 2012年1月21日のキャッシュ)
GH-EHG5MRX(Internet Archive 2011年3月13日のキャッシュ)
GH-EHG8MRX(Internet Archive 2011年3月13日のキャッシュ)
【関連追記:2021年9月30日】
全部屋にLANケーブルを通した ― 2021年09月27日に書いたが、YAMAHAのSWX2110-8Gに買い換えた。GH-EHS8MINは、13年間故障も無くまだ使えるが、WAN側が光ファイバーになったので100MbpsのGH-EHS8MINだとそこがボトルネックになるので。ちなみに、SWX2110-8GはVCCIクラスAなので、そこはちょっと残念。
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
警備員:Nikon F3、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF、F8、1/250sec、富士Sensia III (RA III)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED
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