フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SL II (Ai-S)今日発売 ― 2007年12月28日 00時00分00秒
コシナのフォクトレンダーブランドのニコンFマウント用交換レンズ、NOKTON 58mm F1.4 SL II が今日から発売される。定価は52,500円(税込)だが、中野の某カメラ店では税込で4万円をかなり切っているようだ。しかし、コシナのサイトはなぜ税抜表示なのか(笑)。少しでも安くみえるようになのか。でも5万円だと思ってカメラ店に行くと値引き無しの5万2千5百円だったりすると、かえって買うのを躊躇するように思うのだが。あんまり深く考えてなさげ(笑)。
このフォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SL II は、以前限定復刻生産品として生産されたTopcor 58mm F1.4の光学系を採用していて、かつCPU内蔵のAi-Pレンズ相当の機能を持つレンズである。D40やD80といった、非CPUレンズでは露出計が働かない最近の機種(ボディ)では重宝するだろう。フォトミック連動爪がないのが残念。マニュアルフォーカスレンズなのだから、フォトミック連動爪は必須だと思うのだが。
まあ、ちょこちょこと仕様を変えて少量の新製品を売りさばくコシナ商法なのだから、あんまり目くじらを立ててもいけないのかもしれない。ニッチな物欲を刺激してくれてそういう製品を出してくれるだけでも十分にありがたい。しかも性能の割りにリーズナブルだし。
ただ、そういう場合に気になるのはアフターサービスだ。マイナーチェンジであっても製品が違うことになると、製造終了後○年という部品保有期間終了が早く来てしまう。ニコンのMFレンズのように20年以上も「同じ製品」ということになっていると、80年ごろに買った人もいまだに現行品としてサービスを受けられる。まあ、ニコン製品でも最近のデジタルカメラやズームレンズはすぐにモデルチェンジするのでコシナが特別に悪いわけではないのだが。
コメント
_ 通りすがり ― 2008年01月01日 12時20分21秒
_ Haniwa ― 2008年01月02日 22時25分51秒
コメントありがとうございます。
Ai Nikkor 45mm F2.8Pのときにニコンの人がそのように言っていましたね。でも、おそらくそれはPタイプだからカニ爪が付けられないのではなく、Ai Nikkor 45mm F2.8Pに関しては絞り環の関係(絞り環が薄い)から付けられないという発言だったと思います。
たとえば、Ai Nikkor ED 500mm F4P(IF)の場合、絞り環にカニ爪装着用の位置決めポンチが打ってあります。
http://www.mir.com.my/rb/photography/companies/nikon/nikkoresources/telephotos/500mm.htm
だから、SL II シリーズのAi-P相当のCPUレンズも最初からカニ爪を付けることは技術的には可能だと思っているのですが。私の理解が間違っていたらどなたかご指摘ください。m(_ _)m
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