富士フイルムMy Photo Factory2007年11月09日 00時00分00秒

富士フイルムのオンラインショップ内に、My Photo Factory というものがある。 これは、フィルムと現像料プリント料とを込みで販売するものだ。大昔の写真フィルムは現像料込みで発売されていたそうだが、その原点に返ったような企画だ。

現在販売されているのは、

  • NATURA1600 36枚撮+当社技術者による同時プリント 2,751円
  • Venus400 36枚撮+当社技術者による同時プリント 2,646円
  • REALA 36枚撮+当社技術者による同時プリント 2,772円
  • PRO400 36枚撮+当社技術者による同時プリント 2,820円
  • PRO400H 36枚撮+当社技術者による同時プリント 2,820円
  • ナチュラル写ルンです 27枚撮+当社技術者による同時プリント 2,649円

で、なんかちょっと高い(笑)。「当社技術者による同時プリント」というところがウリなのだろうが、 現像代600円でプリント代 37円×36枚=1,332円にフィルム代が乗ってこの価格のようだ。プリント代が高いですな。値段に見合うプリントなのだろうか。

ヨドバシ経由で私がアナログプリントを頼む場合(いまのところデジタルプリントと値段は同じ)、コダック純正アナログ処理の場合、現像代とプリント代(36枚撮り1本分で37枚でも40枚でも同じ)がセットで798円ぽっきりだ。富士の純正アナログ処理の場合は、現像代が420円でプリント代が一枚24円で、例えば36枚プリントした場合420 + 24×36 = 1,284円だ。やっぱりMy Photo Factoryは高いなぁ。あっ、でも料金には返送の郵送料も含まれているから、そう考えるとそんなに高くないか。
(*すべてLサイズプリントの場合)

でもいずれ現像できるところが少なくなってくると、フィルムの現像やプリントはこんな感じになってくるんじゃないだろうか。それを見越してこのようなサービスをしているという感じがする。

もう一つ注目点は、「PRO400H」(*)というネガフィルムだ。これは日本国内では発売されておらず、「フィルムテイストチャート」によれば、国内販売されているPRO400よりも軟調で低彩度ということになっている。値段は高いが、PRO400Hは一度使ってみたい気がする。軟調というのはいいが、あまりに低彩度だったら嫌だけど(笑)。わがままだなぁ(笑)。

【追記:2008年9月22日】
(*)リンク切れに付きリンク先を変更した。

【関連:2008年9月22日】
富士フイルム PRO 160C、PRO 400H、PRO 800Zネガカラーフィルム ― 2008年09月22日

独Carl Zeiss、ZF-I レンズとZF-IR レンズを発表2007年11月09日 00時00分01秒

Carl Zeiss Industrial version of the Distagon T* 2.8/25 ZF-I (c)Carl Zeiss

独Carl Zeissは、現地時間の11月6日、ニコンFマウント用一眼レフ交換レンズにZF-I シリーズとZF-IRシリーズを追加した。
High-quality Optics: Zeiss Introduces ZF-I Lens Series
Near Infrared Range: Carl Zeiss Announces Special Series of ZF

ZF-I レンズは産業用のZFレンズのようで、防塵防滴でシルバー仕上げ。かつ、絞りリングとピントリングを固定するネジがついているようだ。Distagon T* 2,8/25 ZF-I とDistagon T* 2/28 ZF-I とDistagon T* 2/35 ZF-I の3本がラインナップされるようだ。

シルバー仕上げや固定ネジはどうでもいいが(笑)、防塵防滴というのは気になる。まあ、コニカ現場監督並みの防塵防滴は望めないだろうから、どうでもいいか(笑)。

しかし、ZF-I とか言うから、ニコンのAF-I レンズみたいにレンズにAFモーター内蔵したのかと思ってしまった(笑)。

ZF-IRレンズは近赤外線撮影用のレンズらしい。IRはinfrared か、infrared rangeの略だろう。距離目盛も近赤外線撮影用に補正してあるようだ。Planar T* 1,4/85 ZF-IR とDistagon T* 2,8/25 ZF-IRの2本が用意されるようだ。Macro PlanarなんかもZF-IRにすればいいと思うのだが、そういう予定はないのだろうか。

ニコンのAi Micro Nikkor 55mm F2.8Sが多くの産業用機械に使用されているという話をよく聞く。ZFレンズならば、それらの機械のニコンFマウントにそのまま装着できるという読みなのだろうか。ニコンFマウント恐るべし。

写真はクリックすると大きくなるが、1.1MBもあるので注意。Carl Zeissのサイトからダウンロードしたものを無加工でアップしているのだが、Exifの画像タイトルにDistagon T* 2/28 ZF-I とあるが、Distagon T* 2.8/25 ZF-I の間違いだと思う。

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