久々にコシナフォクトレンダーSLの新レンズキター!2007年11月01日 00時00分03秒

しかし、忙しいといっているのになんでこんなにニュースが(笑)。今日4つ目の記事だ。明日の更新はないかもしれません(笑)。
さて、このまま縮小傾向なのかと思われていたコシナのフォクトレンダーSLシリーズ(一眼レフ用レンズ)だが、久々に新レンズである。
ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical
NOKTON 58mm F1.4 SLII

なんとSL II シリーズはCPU内蔵だ。これで最近の普及機でも露出計が働くということになる。個人的にはレンズにCPU内蔵よりも、ボディが非CPUレンズに対応すべきだと思うが、コシナは頑張った。しかも今度は前枠がピカピカじゃない。

とすると、マクロアポランター125mm F2.5SLも II になってCPU内蔵になるのだろうか。そうなると、旧型暴落。とほほ。/(^o^)\

CPUを内蔵したかわりに、がちゃがちゃ用の連動爪はなくなっている。ニコンのCPUレンズで絞りリングのあるものは一部の例外を除いてニコンで爪付けのサービスを受けることができる(有料)が、そうでないコシナは最初から爪をつけておいて欲しい。一つ何かついたら一つ外すというのはよくない。

ULTRON 40mm F2 SLII Asphericalは前にULTRON 40mm F2 SL Asphericalがあったから II というのは分かる。しかし、NOKTON 58mm F1.4 SL II ってなんで II なんだろう、と思ったら、これはCOSINA Auto-Topcor 58mm F1.4の光学系なのか。前のTopcorは全然Topcorと関係なかったからなぁ。それをいえば、今のフォクトレンダーのネーミングもかつてのそれとは全然違うのだが(笑)。

それにしても少量多品種のコシナ、ちょこちょこといろんなところをくすぐってきますなぁ。


しかし、他方でサービスルームを閉鎖するというのはいかがなものか。
フォクトレンダーサービスルーム閉鎖のお知らせ

コシナのレンズは高性能だが、ちょっと調子を見てもらいたいときにサービスルームがないというのがどうもよくない。告知は例によってGIFだ。なんだかなぁ。

コメント

_ MANA ― 2007年11月01日 20時56分00秒

スゴイですね、コシナ。やりますな。

ULTRON 40mm F2 SLII Asphericaは気になりますね。
私は、ULTRON 40mm F2 SL Asphericaを持っています。
デザインは、気のせいか初代の方が良いような感じがします。
でも、CPU内蔵、レンズ全長と最短撮影距離が短くなっているのは、好感が持てますね。
ちょっと、欲しいかも。

_ BlackCrane ― 2007年11月01日 21時14分04秒

私も、ULTRON 40mm F2 SL AsphericalをAi-sとM42の2マウントで持っていますが、MANAさま同様、今回発売されるSLIIより、初代はデザインは良いと思います。MANAさまご指摘のとおり、微妙にスペックが改善されているのは、物欲を刺激されますが、我慢我慢(笑)
フジヤで既に価格が出ているのが、危険な香りです。

それよりも、苦労して在庫を探したAuto-Topcor 58mm F1.4が、名前を変えてそのまんまで発売と言う方がショックです。最大径以外、まったくスペックが変わっていないというのが、慰めにはなりますが。デザインは賛否両論出るところでしょうが、今時シルバーの一眼用レンズはなかなかないので、これもAuto-Topcorのほうが好きです。

それにしても、両方ともAi-PとKAマウントと、以前のAi-SとM42のラインナップから微妙に変わっているあたり、売れ筋をちゃんと見ていると言うか小技の効いた戦略だなと思います。価格も、前モデルに比べて、2千円ほど上がっているところも含めて。
これで、ZeissもAi-Pなんかになると、暴動起きそうですけど(笑)

_ Haniwa ― 2007年11月02日 08時36分09秒

MANA様
たしかに先代の方がデザインはまとまっていましたね。フード用のメッキのバヨネットを廃止したのにフィルター径はそのままで周囲が余った感じがします。だからドーム型フードをつけても格好がよくないですね。

しかし、微妙にスペックアップというところがくすぐります。先代の新品がこのあいだまで安く売られていたのでちょっと欲しくなったりしたこともあったのですが、IIの方もそそられます。光学系は、どうせ非球面レンズ使うならもう少し絞り開放の描写を向上させて欲しい感じもします(雑誌の作例しか見てないのですが)。


BlackCrane様
お二方ともULTRON 40mm F2 SL Asphericalユーザーなんですね。それに加えてAuto-Topcor 58mm F1.4もお持ちとは。これはもう断然にAuto-Topcor 58mm F1.4の方がデザインはいいです。しかし、Auto-Topcor 58mm F1.4は数が少なかったので、光学系同じだとちょっと前のユーザーが不満に思うのではないでしょうかねぇ。

ZFにCPUが搭載されて、Distagon T* 2/28 ZF IIになったら、大暴れします(笑)。許さないからねっ(笑)。

_ Haniwa@Ultron40/2 ― 2007年11月07日 11時40分11秒

ウルトロン40mm F2 SLユーザーの方が気分を悪くされたかもしれないので、ちょっと補足させていただきます。

ウルトロンの絞り開放云々というのは、以前日本カメラの飯田鉄氏の使用リポートだったと思うのですが、作例に裸電球が写っているものがあり、絞り開放時のコマ収差がよく分かるものが掲載されていました。それがずっと頭に残っていて、「非球面レンズといえばコマ収差低減」と思っている私にとって、やや不可解であったので、そのあたりを新レンズで解消させてくれればよかったのにというつもりで書きました。

ユーザーの方にしてみれば、そういう特殊な状況でない限り問題ないのに使わないでコメントしたのは不快になられたことだと思います。お詫びします。できればそのあたりの情報も戴けたらと思ったのですが、ああいう書き方だと情報もいただけませんね。すみません。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
私がよく言う「ニコンはレンズの○○環を無くすな」の○○とは?
aperture(stop)の日本語

コメント:

トラックバック

_ BlackCrane's Photo Log - 2007年11月01日 22時23分52秒


Nikon D200 / COSINA Voigtländer ULTRON 40mm F2 SL Aspherical / SanDisk Extreme III
Developed by Adobe Photoshop Lightroom 1.2
at 東京都豊島区

生産が終わってしまって、消滅かと思っていたコシナのフォクトレンダー SLレンズシリーズだが、SLIIシリーズとして生まれ変わった。
そのラインアップは、ULTRON 40mm F2 SLII AsphericalとNOKTON 58mm F1.4 SLII。

ULTRON 40mm F2 SLII ...
Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)