Nikon D3、D300の発売日決定&Ai AF-S 500/4DIIとAi AF-S 28-70/2.8Dの生産終了2007年11月01日 00時00分00秒

ニコンはNikon D3とNikon D300の発売日を決定した。
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」「ニコンD300」などの発売日決定のお知らせ(ニコン)

  • デジタル一眼レフカメラ「ニコンD3」発売予定日:2007年11月30日
  • 一眼レフカメラ「ニコンD300」発売予定日:2007年11月23日
  • AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR発売予定日:2007年11月30日
  • AF-S NIKKOR 500mm F4G ED VR発売予定日:2008年1月予定
  • AF-S NIKKOR 600mm F4G ED VR発売予定日:2008年1月予定
  • ワイヤレストランスミッター WT-4発売予定日:2007年11月30日
  • リモートコントロールソフトウェア「Camera Control Pro 2」発売予定日:2007年11月23日

また、

  • Ai AF-S Nikkor ED 500mm F4D II(IF)
  • Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

の2本が生産終了リストに加わった。

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFファーストインプレッション2007年11月01日 00時00分01秒

Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

今週は忙しいのにそういうときに限って、ニコンがなんか発表したり、長年欲しかったレンズが発売されたりする(笑)。オマケに朝からアサブロサーバーが落ちてるし。アサブロはスパム対策機能を追加してからちょくちょく短時間落ちている。スパム処理のシステムに負荷が掛かっているのだろう。

さて、念願のCarl Zeiss Distagon T* 2/28 ZFを手にした。まずはピントリングの感触だが、世界の中古カメラ市で試作品を触らせてもらっときと同じで、非常滑らかだが少し重め。鏡筒やピントリングにガタなどはまったくない。

絞りリングも滑らかで、開放絞りのF2から最小絞りのF22まで半段ごとにクリックがある。これは好みの問題だが、一段ごとの方が、ファインダー内で絞り値が確認できないボディーの場合、カチカチという開放絞りからのクリック段数で即座に絞り値がわかるのでいい。半段ごとのクリックだと段数が多くて分からなくなってしまう。それに1/3段の微妙なリングのずらしも、1段ごとのクリックの方がやりやすい。

また「がちゃがちゃ」フォトミック等用の連動爪はF5.6の「.」に中心があるのではなく、若干最小絞り側に寄っている。爪がずれている理由についてはちゃーりー様のコメント参照。ちゃーりー様ありがとうございました。

レンズのコーティングはT*コーティングを名乗っているだけあって、反射も少ない。何枚ガラスが入っているのか分からない感じ。ただし、レンズを通してみた場合若干黄色がかっているように思う。実写でのカラーバランスは追って報告したい。

重さは、カタログ値で530gもあるのだが、不思議と持った感じは重くなく、カメラにつけても重いレンズをつけている感じがしない。バランスの関係なのだろうか。大きさの割りに重いレンズではあるのだが。

Nikon F-301 and Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF

フードはDistagon T* 2.8/25と共用のようで、裏側に「1:2,8/25 1:2/28」と刻印してある。これはプリントではなく、金属を彫ってその窪みに白い塗料を入れてあるものだ。フード、レンズともに文字はすべて刻印。フードの内側は反射防止の植毛が施されている。フードは装着すると撮影者側から見て正面上側にCarl Zeissの文字が来るようになっていて、いやでもZeissのレンズを使っていることを意識させられる(笑)。

先端のメッキのピカピカ部分だが、フードを装着してフィルターを付けるとほとんど見えなくなる。ちなみに、カメラ店がサービスで付けてくれたマルミのDHGプロテクトフィルターを付けると、前から見たときにCarl ZeissとかDistagon 2/28 ZFとかT*とかが少し見えにくくなってしまう。これは大問題だ(笑)。

とりあえず、報告第1弾はここまで。

【追記】
フードを付けた写真を追加した(Nikon F-301)。

コダック、再度コダクロームフィルムの国内処理終了を告知(追記あり)2007年11月01日 00時00分02秒

Kodak Kodachrome 64 Professional (PKR)

忙しいといいつつ、今日3つ目の記事(苦笑)。
唯一の外式リバーサルフィルム、コダクロームの国内現像処理が12月20日受付分で終了することは既に何度も書いた。10月30日にコダックが再びコダクロームフィルムの国内処理終了を告知した。
コダクロームフィルム国内処理終了のお知らせ(コダック)

再度告知したのは、期限が迫ってきたことと、「延長はないよ」という念押しだろう(笑)。堀内カラーのK-14現像システムが故障して修理したので、「せっかく修理したのだからこの際延長するのでは」という甘い望み(笑)は絶たれた。

新しい情報としては、

同21日以降は、米国Dwayne'sラボが全世界で唯一コダクロームフィルム処理が可能な現像所となりますが、コダック株式会社では関連会社KJイメージング株式会社の仲介により、2008年6月末日まで、要望されるユーザーに対して同社での現像処理サービスを受け付けます。

の、アメリカでの現像を国内で取り次ぐ期限が2008年6月30日と明確になったことだろう。最初のプレスリリースでは、「国内販売分で有効期限内」とあり、国内で販売されたコダクロームの一番最長の有効期限のものがいつかは分からなかったからだ。ちなみに私が最後に買った手持ちのKodachrome 64 Professional (PKR)は期限が2008年6月であった。

ただ、KJイメージングがアメリカに取り次いでくれることは確かだが、ヨドバシなどのカメラ店DPE店でも取り次いでくれるのかや、価格や納期もはっきりしない。ともかくも来年6月まではなんとかなりそうなので、手持ちのコダクロームはがんがん使うことにする(現像料1本1万円ね、とか言われて即死したりして(^ ^;)。ちなみに2年も前に国内販売終了になったコダクローム200(KL)もまだ持っていたりする(苦笑)。

【関連】
コダクローム国内現像危うし(追記あり) ― 2007年10月24日
コダクローム64・コダクローム64プロ、ついに国内販売終了 ― 2006年12月13日
コダック コダクローム200フィルムが国内販売中止(追記あり) ― 2005年12月21日

【追記:2007年11月4日】
コダクローム、現像受付明日11月5日から再開 ― 2007年11月04日
【追記ここまで】

【ちょっとうれしい追記:2008年6月16日】
コダクロームの海外現像仲介業務を2008年9月末まで延長 ― 2008年06月16日
【ちょっとうれしい追記ここまで】

久々にコシナフォクトレンダーSLの新レンズキター!2007年11月01日 00時00分03秒

しかし、忙しいといっているのになんでこんなにニュースが(笑)。今日4つ目の記事だ。明日の更新はないかもしれません(笑)。
さて、このまま縮小傾向なのかと思われていたコシナのフォクトレンダーSLシリーズ(一眼レフ用レンズ)だが、久々に新レンズである。
ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical
NOKTON 58mm F1.4 SLII

なんとSL II シリーズはCPU内蔵だ。これで最近の普及機でも露出計が働くということになる。個人的にはレンズにCPU内蔵よりも、ボディが非CPUレンズに対応すべきだと思うが、コシナは頑張った。しかも今度は前枠がピカピカじゃない。

とすると、マクロアポランター125mm F2.5SLも II になってCPU内蔵になるのだろうか。そうなると、旧型暴落。とほほ。/(^o^)\

CPUを内蔵したかわりに、がちゃがちゃ用の連動爪はなくなっている。ニコンのCPUレンズで絞りリングのあるものは一部の例外を除いてニコンで爪付けのサービスを受けることができる(有料)が、そうでないコシナは最初から爪をつけておいて欲しい。一つ何かついたら一つ外すというのはよくない。

ULTRON 40mm F2 SLII Asphericalは前にULTRON 40mm F2 SL Asphericalがあったから II というのは分かる。しかし、NOKTON 58mm F1.4 SL II ってなんで II なんだろう、と思ったら、これはCOSINA Auto-Topcor 58mm F1.4の光学系なのか。前のTopcorは全然Topcorと関係なかったからなぁ。それをいえば、今のフォクトレンダーのネーミングもかつてのそれとは全然違うのだが(笑)。

それにしても少量多品種のコシナ、ちょこちょこといろんなところをくすぐってきますなぁ。


しかし、他方でサービスルームを閉鎖するというのはいかがなものか。
フォクトレンダーサービスルーム閉鎖のお知らせ

コシナのレンズは高性能だが、ちょっと調子を見てもらいたいときにサービスルームがないというのがどうもよくない。告知は例によってGIFだ。なんだかなぁ。

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