GR DIGITALがついに生産終了に2007年10月15日 00時00分00秒

Ricoh GR Digital ,GV-1,GW-1and Kodak Kodachrome 200 Film

ついにリコーのGR DIGITALが生産終了になった。
製品情報 / デジタルカメラ | Ricoh Japan

発売以来2年間、コンパクトデジタルカメラとしては長寿であった。GR DIGITALのライバル機がほとんどない状況では、まだまだ現役も可能とは思うのだが。後継機種の発表のない中での生産終了は寂しい。

もしかしたら、1/1.8型 813万画素のCCDがもう手に入らなくなってきたのかもしれない。20年以上発売され続けたニコンF3も最後は部品の供給が厳しくなって来たことが挙げられていた。新陳代謝の激しいデジタルカメラにあっては2年が限界なのか。

生産終了になっても、カスタマイズサービスやファームウェアのアップデートはしばらく続けて欲しい。

GR DIGITAL プレミアムリング赤 and ケーブルスイッチCA-1

【追記:2007年10月20日】
リコー、「GR DIGITAL」の生産を終了(デジカメWATCH 2007年10月19日)

鉄道博物館行ってきました2007年10月15日 00時00分01秒

鉄道博物館:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度

さいたま市に昨日10月14日にオープンした、鉄道博物館に行ってきた。物好きですなぁ(笑)。なにもオープン初日に行かなくてもいいと思うのだが(笑)>自分。

10時開館というので、9時半ごろ到着したら、既に多くの人の行列が。駐車場に順番にジグザグに並ばされた。しかし、最後尾を案内する警備員はいるが、それ以外の誘導の人は少ない。ジグザグに並ぶのもなにか柵があったり、ロープが張られたり、線が引かれているわけではない。そんなものは全くないし、誘導員が随所にいるわけでもない。子供連れが多く、善男善女は秩序だって静かに開館を待っていた。10時過ぎ、行列が動き始めたと思ったら、入館方向と直角にジグザグに並んだ列が順に前に進むのではなく、入館方向に横に一斉に動き出した。私の周囲の人は皆「えーっ!?なんで?」「並んでるのが意味ないじゃないか」といって一瞬躊躇していたが、全体が入り口方向に動くので仕方なく皆は入り口方向に進んだ。この時点で列は失われ、入り口方向を向いた集団となってしまった。

この間、博物館側からは何の説明もない。聞こえるのは「Teppa倶楽部」会員は別口から優先で入館できるという案内だけ。Teppa倶楽部会員専用入り口には職員が多数配置されているが、一般客の群集は放置。その後1時間たってもほとんど列は動かなかった。ときおり列の前のほうで怒号が聞こえるが何が起こっているのか分からない。そうしているうちに鉄道博物館の駐車場に人が入りきらなくなり(多分3000人を超えているだろう)、行列がさいたま新都市交通鉄道博物館駅(旧大成駅)の改札まで歩道上を塞ぐようになってきた。

ここで埼玉県警機動隊が動き出した。しかし、機動隊は自らは群集を指揮せず、博物館側に列を失った群衆の切り出しをさせた。鉄道博物館の黄色いゼッケンをつけた人が群衆の中に入って手をつないで群集を2,3人列ずつ切り出してジグザグに並べ始めた。自分も切り出されて列に並んでから、黄色いゼッケンの背中側を見て驚いた。「鉄道博物館 Volunteer」と書かれている。鉄道博物館は、長時間放置してぐちゃぐちゃになった群集の中に入って群衆の切り出しを行うという危険な業務をボランティアの人々にやらせているのだ。なんという卑劣な博物館だ。一つ間違えば群衆の暴力に晒される危険のある仕事をボランティアの人にやらせて、博物館職員は出てこないのだ。

ようやく1時間半かかって入り口まできたら、渋滞の原因が分かった。ICチップの入館券販売機が8台しかなく、人を捌ききれないのだ。ここでおかしいのは、券売機には1000円、500円、200円のボタンがあるだけで、何の表示もないのだ。大人が1000円で小人が500円で幼児が200円なのだが、そんなことはどこにも書いていない。区分の定義も書いてないのだ。

そして機械で捌ききれないので、人が販売する机を出しているのだが、大人だけのグループは人の発売する臨時ブースで買えるが、幼児がいるグループは機械でないと買えないというのだ。長蛇の列のお父さんお母さんを尻目に大人だけのグループがどんどん先に入館していく。すると11時半ごろになって、幼児もこっちの臨時販売所で買えます、といい始めた。しかし、自動券売機の前にはロープが張ってあって、前のほうに既に並んでいる家族連れは、臨時発売所のほうへ行けない。後に並んでいた家族連れがどんどん臨時発売所で入館券を買って入っていく。まさにJR東日本クオリティ。見せ付けられましたよ、JR東日本グループの底力を。

鉄道博物館2:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度

入館すると、今度は飲み物の自動販売機が全館で1箇所の1台しかないという素晴らしい世界。日本食堂は長蛇の列。持ち込み弁当を食べられる場所は、2両の屋外の電車内のみ(*)。以前の交通博物館では、自動販売機が多数あったし、団体が入れるほどの休憩所があったのに。1台しかない自動販売機は、Suicaが使えるもので、現金で買うとお釣りキーを操作していないのに、じゃらじゃらとお釣りが出る仕様だ。連続して買うときに何回も小銭を入れなおさないといけないという凝った作りだ。日本食堂で飲み食いしろ、それが嫌ならSuicaで買え、と。素晴らしい商売魂。あれ、ここは「博物館」じゃなかったのか。ああ、レジャーランドなんだね。鉄道の歴史が学べるだけでなく、かつての「ソビエト」で何をするにも行列という体験学習ができるコンセプトだ。この自動販売機は売り切れになると補充もされずにいた。子供連れのお父さんが、出口のところで再入場不可と書いてあるところで、「自動販売機が1台しかなくて売り切れで補充されないから外に買いに行かせて貰うぞ!」といいながら子どもを抱えて出て行くところを目撃した。お父さんカッコイイ!

【追記:2007年10月16日】
* これは当日の館内の警備員の説明。鉄道博物館のサイトのよくある質問(**)によると、
Q.お弁当を持っていって食べるところはありますか?
A.館内にベンチやテーブルをご用意しております。 屋外ではパークゾーン、屋上パノラマデッキにベンチ、フレンドリートレインなどご利用いただけます。屋内では3Fビューデッキをご利用いただけます。

と、書いてあるので、展示物のすぐ脇にあるような館内のベンチでは飲食可能のようだ。ベンチの前で警備員に聞いたんだがなぁ(苦笑)。屋根のあるところで飲食できるのは、館内のベンチ・テーブル、フレンドリートレイン(前述の2両の電車)、3階のビューデッキということになる。鉄道博物館の警備員や職員は当てにならないので、サイトで事前によく確認したほうがよさそうだ。ただしいまでもアクセス過多でサーバーは不調だが。
【追記ここまで】
【追記:2007年10月17日】
** 今日見たら、FAQのURLが変更になっている。しかし、URL変更後の食事利用についてQ.お弁当を持っていって食べるところはありますか?をクリックすると、「Q.荷物を預ける場所はありますか?A.コインロッカーをご利用ください。エントランス1F総合インフォメーションの横にございます。」が出てくる。なんか批判を避けるために小細工してるのかと疑ってしまう。信用ならないな。WEB魚拓取っておかないと駄目なのか。サイト一つとってみてもこんな有様だから、運営は推して知るべし。
【追記ここまで】
【さらに追記:2007年10月17日17時25分】
今見たら、Q.お弁当を持っていって食べるところはありますか?が直っているのだが、内容が以前と書き換えられていた。
A.フレンドリートレインをご利用ください。。
結局、持ち込み弁当は2両の電車の中でしか食べられないのか。電車の入り口が1箇所しかなくて利用しにくいんだよ。入る人と出る人が同じところから出入りしないといけないんだよ。座席も少ないし。意地でも館内のレストランで食べさせようという魂胆だな。「。。」っていうのもなんかふざけてるよなぁ。ああ、交通博物館は良かったなぁ。
【さらに追記ここまで】

2階の特別展示室に、かつて交通博物館が所蔵していた細かなものが展示されていたが、展示というか、棚に並べているだけだし、大きなものは、フォークリフト用のパレットの上に陳列されていた。素晴らしい。ここはディスカウントストアドンキホーテだ。ちっとも安くないのだが。

ああ、本当に楽しかった。また是非行きたいなぁ。JR東日本グループの皆さん、「オレは今日は動員されてきてるんだからよくわかんねーよ」という感じの責任感あるお仕事ぶりを拝見させていただいて、よいこのみんなも将来は是非鉄道員鉄道会社員になりたいと思ったことでしょう。入館者の自己規律と優秀なボランティアにもたれかかった運営はコストダウンの鑑です。素晴らしいお仕事ぶりをありがとう!また見に行くよ!

写真は、上が鉄道博物館:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度。下が鉄道博物館2:GR DIGITAL、21mm相当、1/14sec、F2.4、ISO100、絞り優先AE、マニュアルISO感度。

【関連追記:2007年10月29日】
マップカメラ鉄道倶楽部RailMapで超広角に萌え ― 2007年10月29日
【関連追記ここまで】

コシナ、Distagon T* 2/28 ZFを10月31日発売と決定2007年10月15日 00時00分02秒

コシナ、「ディスタゴンT* 2/28 ZF」など発売日を決定(デジカメWATCH)だそうだ。

コシナは、10月発売としていたニコン用の交換レンズ「Distagon(ディスタゴン) T* 2/28 ZF」の発売日を31日に決定した。また、ペンタックス用「Distagon T* 2.8/25 ZK」を同じく31日に発売する。
(中略)
なお15日現在、同時発表のペンタックス用「Distagon T* 2/28 ZK」は12月発売のままで、具体的な発売日は決まっていない。

キター!!!ぎりぎり10月発売の約束を守ったぁ。あと半月節約だぁ(笑)。

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