Zaurus用位置情報取得ソフト「ざうもに」とYahoo!地図情報の仕様変更2007年09月01日 00時00分00秒

シャープのPDA、ZaurusのPHSカードを使って位置情報を取得してYahoo!地図に場所を表示できるフリーソフト「ざうもに」は以前紹介した(Zaurus SL-C3200にインストールしたフリーソフト ― 2006年11月14日)。ところが、何ヶ月か前にYahoo!地図情報が仕様変更して、「スクロール地図」をデフォルトの地図表示にしてからは、ざうもにでうまく地図表示ができなくなった。

Yahoo!地図情報の「スクロール地図」というのは、ザウルスのブラウザであるNetFront3.1やOpera7.25では表示できない。以前の仕様の地図は「標準地図」として用意されているのだが、標準地図をクリックしても緯度経度を含んだURLが上手く渡らないらしく、太平洋上の地点が表示されてしまう。ざうもにがブラウザに渡すURLがYahoo!地図の「標準地図」の方であればうまく表示できるはずなのだが、Yahoo!地図のデフォルトが「スクロール地図」なのでうまくいかない。

自分だけかと思って検索してみると、ちらほら同じような人がいる。しかし、ざうもにのサイトに行ってみても新しい書き込みで使えている報告がある。自分はざうもにを使えないまま数ヶ月が経過した。

昨日たまたまブラウザのCookieを有効にして「ざうもにを使ったら、一旦は「スクロール地図」になってそこから「標準地図」をクリックしてもうまくいかなかったところまでは以前と同じだが、2回目にざうもにを使ったときにはCookieから「標準地図」がデフォルトで呼び出されて一発で地点が地図上に表示された。

要するにブラウザのCookieを有効にして一旦「標準地図」を表示させてそれをCookieに保存させた後にざうもにを使えば、うまく行くということなのだった。世間の人はCookieを有効にしてる人が多いので、ざうもにで上手く表示できないという人が少なかったのだ。

ざうもに」がバージョンアップするときには、Yahoo!地図情報以外のGoogle MapsやMapFanやMapion、goo地図などにも対応して欲しい。

【追記】
フリーソフトなのだから、作者様にお礼を書いておかないといけなかった。
せらくん様、便利なソフトをありがとうございます。\(^o^)/
【追記ここまで】

【さらに追記:2008年3月11日】
朗報だ!ざうもにを改良してくださった方がいた!
PHSの位置情報で地図表示「ざうもに」改変版 ― 2008年03月11日
【さらに追記ここまで】

ニコン、my Picturetownを無料開放でニコンオンラインアルバムはどうなるのか2007年09月03日 00時00分00秒

大豆の花:GR DIGITAL、28mm相当、1/143sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

ニコンが写真共有サービス「COOLPIX CONNECT」を「my Picturetown」に改め、ニコンユーザー以外にも無料で開放することにした。
ニコンデジタルカメラ「COOLPIX S51c」の発売および画像保存・共有サイト「my Picturetown(マイピクチャータウン)」サービスの開始について(2007年8月30日 株式会社ニコン)

my Picturetownは、フリーアカウント(無料)で2GB、ゴールドアカウント(月額350円※(税込))で20GBの画像保存が可能、とのことで、以前からあったニコンオンラインアルバムの無料会員50MB、プレミアム会員の無料で100MBよりもはるかに多い保存容量だ。

my Picturetownは写真「共有」ということで、写真を公開するニコンオンラインアルバムとコンセプトが違うのかもしれないが、ニコンオンラインアルバムの先行きが不安だ。

ニコンオンラインアルバムは、写真の公開や仲間内だけでの公開に利用してきた。パスワードを掛けて身内だけに公開とかできるからだ。ただ、もう何年も前になるが、ニコンオンラインアルバムの仕様変更で、アルバムの表示方法が写真一枚ずつになってしまってデフォルトで画像一覧表示ができなくなったのが残念だ。一枚ずつめくっていかないといけないのは閲覧者にとって苦痛だろう。閲覧者にとっては、見たい画像に直接アクセスしてさらに見たければ拡大画像を見るというのがいいと思う。だからニコンオンラインアルバムの以前の仕様の時は私はできるだけ多くのサムネール画像を1ページ目に置いてきた。それができなくなったので、仲間内で写真を公開すると1枚目だけを閲覧して帰ってしまう人が結構いる。次の写真へのリンクが小さいし、画像の一覧ボタンも小さいので使い方が分からないのだ。大きな三角ボタンが画像の下にでも付いていればわかるのだが、ニコノンラインアルバムのサイトデザイナーはそういうセンスはないらしい。1枚目の画像のコメントのところに次の画像へのボタンや画像一覧ボタンがあることを書いておくと2枚目以降にもアクセスしているので、1枚目の画像で嫌になって帰ってしまったわけではないみたいだ(笑)。

と、ニコンオンラインアルバムの不満を書いてしまったが、あとでmy Picturetownの登録をして、使い勝手を試してまた報告したい。パスワードを掛けられて、入った最初の画面でサムネール画像を並べられるのなら、ニコンオンラインアルバムからmy Picturetownに移行してもいいと思っている。

【追記:2007年9月4日】
ニコンmy Picturetownはニコンオンラインアルバムの代わりにはならなかった ― 2007年09月04日
【追記ここまで】


写真は記事とは関係ない。
大豆の花:GR DIGITAL、28mm相当、1/143sec、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE
ベランダで大豆を実らせて枝豆にして食べようというもくろみ。

トキナー、デジタル専用35mmマクロレンズ発売を12月に(デジカメWATCH)2007年09月03日 00時00分01秒

トキナー、デジタル専用35mmマクロレンズ発売を12月に(デジカメWATCH)
だそうだ。

APS-Cサイズだと50~60mmのマクロレンズが75~90mm相当になってしまうので、135(35mm)システムの50~60mm相当の画角のマクロレンズが欲しいところであった。このトキナーの35mmマクロレンズだとDXフォーマットでは約52mm相当の画角で使える。こういうボディメーカーがなかなかやらないことをレンズメーカーがやってくれるのはありがたい。しかし、ニコンがFXフォーマットを発表してからDXフォーマット専用単焦点レンズの発売発表というのもなんだかタイミングの悪いような。まあ、FXフォーマットのカメラが普及するのはまだまだ先だし、FXフォーマットが普及するとは限らないからこれでいいのだろう。

前にも書いたかもしれないが、このトキナーのAT-X PRO 35mm F2.8 DX Macroレンズは、ピントリングのところが不恰好なのはなんとかならないのだろうか。フィルターサイズ52mmというのは、ニコンユーザーとしては大歓迎なのだが。それ以外のデザインやAF-MFワンタッチフォーカスクラッチ機構などは大満足だ。

レンズメーカーは、APS-Cサイズの撮像素子を持つカメラ用の広角単焦点レンズをもっと発売してくれないだろうか。DX 18mm F3.5とか。単焦点レンズは売れないから駄目か…。シグマの20mm F1.8、24mmF1.8、28mmF1.8は135フルサイズ対応で素晴らしいのだが、もう少しコンパクトでAPS-C専用のものがあればわたしもデジタル一眼レフユーザーになれる日が近づくかもしれない(笑)。でもAPS-Cサイズの先行きも不透明だから、やはり普及版フルサイズボディ待ちになるのかなぁ。

APS-Cサイズのデジタル一眼レフはコンパクトでリーズナブルなのだが、広角レンズのラインアップがイマイチなので、例えば28mm F1.8に相当するレンズが使いたい場合コンパクトなAPS-C用の18mm F1.8レンズとか存在しないのでシグマの20mm F1.8(30mm相当でフィルター径82mm、520g)を使わざるを得なく、結局大きなレンズを使わなければいけなくなるところがなんだかちぐはぐだ。

ニコンmy Picturetownはニコンオンラインアルバムの代わりにはならなかった2007年09月04日 00時00分00秒

ニコンが2GBもの容量を無料開放した写真共有サービスmy Picturetownだが、ニコンオンラインアルバムの完全な代わりにはならないということがわかった。

まず、最初に不具合の報告だ。my Picturetownに新規登録をして、画像をアップロードしようとして「クイックアップロード」のInternet Explorer用のActiveXアドオンQuickUploadをインストールしたのだが、一向に画像がアップロードされずタイムアウトしてしまう。環境はWindows XP Professional SP2 + Internet Explorer 6で最新のアップデートをしている。ファイヤーウォールやアンチウィルスソフトを無効にしても一向に画像がアップロードされない。Internet Explorerのセキュリティレベルを下げたりしても駄目。Cookieもすべて許可したが駄目。

おまけにInternet ExplorerがフリーズしてMicrosoftへの報告ダイアログが出る始末。OS再起動後にInternet Explorerは一部の信頼済みサイトへのリンクをクリックしてもリンク先へ移動しなくなってしまった。またFlashPlayerの最新版がインストールされているにもかかわらず、Flashを使ったサイトに行くと「インストールされていないからインストールしろ」といわれるようになってしまった。言われるままにインストールボタンを押すと、前提条件を満たしていないと言われ、前提条件のサイトを見に行くと真っ白で何も表示されない。FlashPlayerのバージョン確認サイトも同じく真っ白。とほほ。これもAdobeのサイトを信頼済みに登録しているので、アクセスできなくなったのだと思われる。なんかInternet Explorerがおかしくなったみたい。

しかたないので、Internet Explorerを削除したらなぜかOutlook Expressのショートカットが効かなくなってしまった。何度かコントロールパネルからInternet ExplorerやOutlook Expressを入れたり削除したりして再起動して、さらにQuickUploadを無効にしたらなんとか元通りになった。このQuickUploadはなんか地雷っぽい。作成元も不明と表示されているし。

QuickUploadを無効にするだけでは飽き足らず削除もした。Windows XPの場合、デフォルトではC:\WINDOWS\Downloaded Program FilesにQuickUploadがあるのでこれを直接削除した。ああ、すっきり。

それで気を取り直して、普通に「シングルアップロード」を使ってテスト画像をアップロードした。

テスト用のアルバムを作って「共有」にしてみたのだが、「共有」をクリックするとメール作成画面が出て、宛先アドレスなどが要求される。仕方ないので自分宛に送ってみる。メールが届いてそこにアルバムのURLが書かれている。しかしメールの送信者がmy Picturetownのニックネームになっている。そのニックネームを知っている人にはいいが、そうでない人に、例えば"Haniwa"さんからメールが来たら読まずに捨てられてしまうだろう。かといって本名をニックネームとして登録するのも怖い。送信者のメールアドレスは登録した時のメールアドレスになっている。なんだかイマイチの共有通知方法だ。一旦自分宛に送って、アルバムのURLを取得した後に自分のメーラーから共有アルバムを通知した方がよさそうだ。

さらにそのURLをクリックすると写真が見られるのかというと、そうではない。my Picturetownのログイン画面が出てくる。これってmy Picturetownの会員同士でないと共有できないのだろうか。自分のニックネームとパスワードを教えてしまうと今度は勝手に写真をアップロードしたり削除したりされてしまう。アルバムごとにパスワードを掛けられないようだ。これじゃ本当に家族など信頼できる人にしか公開できない。

パスワードを掛けてかなりゆるい人々(たとえば同窓会とか会社の多くの人、何かの会合の参加者全員など)に公開するということは不可能なシステムのようだ。

また、ログインしないと共有アルバムの閲覧すらできないので、ログインのできない非推奨ブラウザでは閲覧すらできない(推奨ブラウザは、Windows:Microsoft Internet Explorer 6 以上、Macintosh:Apple Safari 2.0 以上のみ)。たとえばLinuxザウルスのOpera 7.25ではログインすらできないので閲覧できないし、NetFront 3.1ではログインはできるがアルバムの一番最後の画像しか表示されない。写真のアップロードや削除にブラウザの制限があるのは我慢するにしても、共有アルバムの閲覧すらもブラウザの制限があるなんて、こんなくs(略)システム誰が考えたんだ。これは本当に画像の権利を「共有」するサービスなんだな。

ただ、個別の写真を格納する場所としては使える。個々の画像へのURLがあってそこへリンクを張れば写真を表示することはできる。でもアサブロの写真はかなり大きな写真でも表示できるようになったし、あんまり使い道ないかもなぁ。

結論として、my Picturetownは、いままで自分がニコンオンラインアルバムを使っていたような使い方の代替にはならないということだ。my Picturetownは要するにオンラインストレージなのだ。私はニコンオンラインアルバムのデフォルト画面でのサムネール表示復活と容量アップに期待したい。

【関連】
ニコン、my Picturetownを無料開放でニコンオンラインアルバムはどうなるのか ― 2007年09月03日

富士フイルムと三菱製紙とが写真事業に関して提携2007年09月05日 00時00分00秒

送電線:GR DIGITAL、28mm相当、1/620、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

ちょっと前のニュースで恐縮なのだが、他のネタを優先していたのでご容赦を。

富士フイルム 三菱製紙 写真事業に関して提携(2007年8月28日 富士フイルム株式会社 三菱製紙株式会社)
だそうだ。

(略)
近年のデジタルカメラの普及に伴い、お客さまの写真に関する楽しみ方は、従来の写真印画紙を使った銀写真プリント(*1)だけでなく、パソコンで見る・インターネットを通じて送るなど多様化していますが、その一方、デジタルカメラで撮影されるショット数は、従来に比べ大幅に増え、今後、高画質で色あせない銀写真プリントの需要もさらに増えることが見込まれています。
(略)
*1:支持体上にハロゲン化銀と発色剤を含む写真感光材料に露光した後、現像処理して得られた写真プリントのこと。

「銀写真プリント」という耳慣れない言葉が出てきているが、いままでフィルムで撮ってプリントしていたものは「銀写真プリント」であったのでわざわざそう呼ばなかったのだが、家庭用プリンターの顔料インクや染料インクでプリントしたものが増えてきたので区別する必要が出てきたのだろう。以前は「フィルムカメラ」とか「銀塩」とかわざわざ言わなかったのに言うようになったのと同じだろう。

呼び名はよいとして、どこで得られるプリントが「銀写真プリント」で、そのメリットは何なのかをもっときちんとアピールすべきなのではないか。たとえば、店頭にあるデジカメ用のプリンターは「銀写真プリント」なのかそうでないのか、DPE店にデジタルデータを持って行って何も指定せずにプリントを頼んだ場合はどうなのか、リバーサルフィルムをスキャンして得られたデジタルデータをもとにプリントする、富士の「フジクロームスーパーデジタルプリント(SDR)」はどうなのか、など。

フジクロームスーパーデジタルプリント(SDR)」は「銀写真プリント」のようだ。富士フイルムのサイトには用紙にカラーネガペーパーを使うと書いてあるからだ。このあいだヨドバシカメラのDPEで無料サービス券をもらったので富士のSDR-LLというのを試してみたが、フィルムの階調や色がきちんと再現されていてデジタル臭くなかった(笑)ので、小さいサイズに関してはリバーサルフィルムダイレクトプリントよりはいいと思う。大きなサイズだとダイレクトプリントの方が用紙を選べて見栄えがすると思う。ところで、「フジクロームスーパーデジタルプリント」ってなんで略称がSDRなんだろう。SDPじゃないんだ。それだと「社会民主党」みたいだから?

ともかく、私はプリントが数年で色褪せてしまうのが我慢ならないので、「銀写真プリント」はなくならないで欲しいし、もっとアピールして欲しい。もっとも、家庭用のプリンターでプリントしたものでもプリントの耐久性(耐光性)のあるものはあるのだが。


写真は記事とは関係ない。
送電線:GR DIGITAL、28mm相当、1/620、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE

おじいちゃん、おばあちゃんを撮ってみよう赤城耕一式「美しい老人の撮り方」(デジカメWATCH)2007年09月06日 00時00分00秒

写真家・赤城耕一氏が珍しくデジカメWATCHに執筆している。
おじいちゃん、おばあちゃんを撮ってみよう赤城耕一式「美しい老人の撮り方」(デジカメWATCH)

なんか最近文体が変化しつつある赤城耕一氏であるが、カメラ好きの視点からの写真撮影指南はうれしい。

「けっ、いまさら、親なんか撮れるかよ」って言ったあなた、それは正しい、じゃない、大きな間違いです。

だいたいにして年齢の順番からすれば、そう遠くない未来に、ご両親は先に天に召されることになっている。となれば、必ず遺影も必要になろう。しょっちゅう高価なデジ一眼を買っているクセに、葬式の祭壇に飾られる遺影が15年前のショボい旅行記念写真のボヤボヤの拡大複写だったとしたら、あなたのカメラ趣味を知っている身内にも、弔問に来てくれた会社の上司にもまったく格好がつかないというものである。

ですから、元気なうちにご両親はきっちりと美しく撮影しましょう。もちろん遺影のためだけではありません。あなたのため、あなたのお子さんのため、立派な記録となるはずだ。この撮影のきっかけとなる最良の日、これが「敬老の日」なわけですな。

うんうん、そのとおりですな。親戚の葬儀に行ったら遺影がむっつりとしたボヤボヤ拡大写真で、「それならば私が以前撮った写真にいいのがあったのに…」なんて思ったことがある。

 今回に限らず、室内撮影において大切なのはその場にある「美しい光」を見つけることだ。

ここが大事なところですな。アベイラブルライトで撮るためには、やはり大口径単焦点レンズですよ、奥さん!と機材の方へ話をそらしてしまうが(笑)、やはり50mm F1.4や35mm F2といった単焦点レンズはズームレンズとは違って撮った画像になんだか透明感があるように思う(特にフィルムの場合)。ああ、ニコンの35mmフルサイズデジタルが待ち遠しいなぁ。85mm F1.4が従来の画角で使えるわけだから(持ってないけど-爆)。

全然関係ないが、タケカワユキヒデ氏って最近赤城耕一氏と似てきてるような気がする(笑)。
オタクの真骨頂が作曲の原点-タケカワユキヒデ氏(朝日新聞・どらく)(要Flash)
【追記】<赤城耕一>第4回 ペンタックス「SP」(日経WagaMaga)【追記ここまで】

Zaurusのタスクバーに日付と曜日を表示する(追記あり)2007年09月07日 00時00分00秒

タスクバーの標準時計を置き換え

レッドとザウルスの甘い生活のサム様が、シャープのPDA、ザウルスSL-Cシリーズの標準時計を置き換えて年月日や曜日をタスクバーに表示させるバイナリファイルを公開してくださった。
タスクバーの標準時計を置き換えてみる(09/06修正版)

さっそく私のSL-C3200の標準時計と置き換えてみた。日本語の曜日と年月日のものである。おお、これは使いやすい、便利だ。腕時計や携帯電話を見れば日や曜日は分かるのだが、ザウルス使っているときにすぐに分かるのがいい。

置き換えたときの自分用メモ。「/home/QtPalmtop/plugins/applets/のものと置き換えてください。オリジナルはコピーしておいたほうがよい」とのことだが、libclockapplet.so.1.0.0をZeditor(root)で開くことができなかったので、結局Windows PCと接続してザウルスドライブでWindows側からオリジナルのlibclockapplet.so.1.0.0をリネームした。そしてザウルスドライブで置換え用のlibclockapplet.so.1.0.0をザウルスにコピーした。再起動したら年月日と曜日が表示されていて万歳\(^o^)/。サム様ありがとう。

ちなみにザウルスで画面のハードコピー(スクリーンショット、WindowsのPrintScreenに相当)を撮るのは、Shift + Fn + Cだ。カシャという音がして(ミュートしていると鳴らない)、SDカードが入っていればSDカードの中のScreen_Filesフォルダの中にScrn001.bmpという名前で順にBMPファイルで格納される。SDファイルが入っていない場合は内蔵HDD内に格納されるらしい。

【追記】
サム様がさらに改良してくださり、設定ファイルで自由にフォントや書式を設定できるようになった。さらに簡単に置き換えできるようにipkにしてくださった。
日付表示対応標準時計置き換えアプレットqpe-clockapplet1.0.0リリース
時間がないので今夜入れ替えてみよう。
注意点は「インストールする際には、昨日までのおためしバージョンを入れている人はオリジナルlibclockapplet.so.1.0.0に戻しておいてからインストールしてください。」だ。
ありがとう、サム様。\(^o^)/
【追記ここまで】

【さらに追記】
おお、秒表示ができるようになってる。
日付表示対応標準時計置き換えアプレットqpe-clockapplet1.0.1リリース
【さらに追記ここまで】

【さらにさらに追記:2007年9月14日】
標準時計置換アプレットqpe-clockapplet1.0.3リリース(9/13修正)
【さらにさらに追記ここまで】

ソニー、T*コーティングのレンズフィルターなどα用アクセサリー(デジカメWATCH)2007年09月07日 00時00分01秒

Nikon L37C filters and Y48 filter

ソニー、T*コーティングのレンズフィルターなどα用アクセサリー(デジカメWATCH)
なのだそうだ。

T*コーティングのフィルターと聞いて、こ、これは欲しい、と思ってしまった。京セラの旧CONTAXブランドから出ていたものは、モノコートのものだったからだ。

しかし、旧ミノルタの一眼レフを引き継いだソニーは銀塩はやらず、デジタルのみだから、フィルターもプロテクトフィルターはあっても紫外線フィルターはラインナップにない。とほほ。L37のT*コーティングがあれば買うのになぁ。これはコシナに期待するしかないのか。

別にL37の代わりにプロテクトフィルターでもいいではないか、と思うかもしれないが、いや、ほんのちょっとでも紫外線をカットして欲しいのだ。気分の問題というか、コニカミノルタのネガフィルムや各社のモノクロフィルムの場合、やはりL37フィルターは使いたい。というわけでソニーのCarl Zeiss T*フィルターは買うことはないだろうなぁ。ニコンはL37フィルターを生産終了してしまったので、今後はKenkoのL37 Super PROを買うことになる。KenkoはノーマルのL37を生産終了にしたっぽい。値段の高い方だけ残したな(笑)。

ちなみに、フィルターはおまけの記事で、本体はα700なのだが、αマウントには全く縁がないので触れない。敢えて言わせて貰うと、私はミノルタのαシリーズカメラのデザインは好きではない。とくにペンタ部のデザインは削って粘土を盛りたくなってしまう(笑)。グリップも気に食わない。ファンの方ごめんなさい。ソニーの一眼レフは旧ミノルタのデザインを引きずっていてソニーらしくない。以前からのユーザーへの配慮なのだろうか。伝統的にファインダーはいいし、ソニーになってからの新シリーズはCarl Zeiss レンズも加わってレンズはさらに魅力的なんだけどなぁ。ああ、そういえばレンズのデザインもあまり好きじゃない。重ねてファンの方すまん。光学系は好きなんだけどなぁ(フォローになってないか…)。

写真はニコンのL37CフィルターとY48フィルター。

オンラインラボを久々に使った2007年09月10日 00時00分00秒

忙しくて更新が遅れてすまん。

会員になっていたのだが最近すっかりご無沙汰していたオンラインラボ(旧コニカミノルタオンラインラボ)。カメラのキタムラに譲渡されてから初めて使った。

まずは、受け取り方法が変わっていた。以前はヨドバシカメラをはじめ、全国のDPE店やローソンを受け取り場所に指定でき、その場合は送料は掛からなかったのだ。しかし、宅配便とメール便による受け取りだけになって前者は送料500円後者は送料100円掛かることになった。ヨドバシカメラ受け取りだとポイントも溜まったのになぁ。改悪だぁ。せめて全国のカメラのキタムラでは無料で受け取れるようにすればいいのに。しかも、メール便だと郵便受けに入らない時は近くに放置されるから宅配便をお勧めするなんて書いてあるし。怖くてメール便を選択できないじゃないか(笑)。

受け取り方法の変更に伴って支払い方法も変更になった。お店で直接支払いができなくなり、代引きも不可。クレジットカードのみになった。

改良点は、EXIFから読み取ってプリントに撮影日付が入るようになったこと。これはコニカミノルタ時代に改良された点だったように思う。オンラインラボをあまり使わなくなった理由の一つに、プリントに日付が入らないこと、というのがあったので、これはいい。

ただ、画像のアップロードはまだまだ便利とは言い難い。ローカルの複数のフォルダにある画像はフォルダごとに一旦アップロードして「次へ」でアップロード確認画面に行き、次のフォルダにある画像は「画像の追加」で戻って処理しないといけない。アップロード画像選択中に途中でローカルフォルダの選択を変えると今まで選択していた画像は何の予告もなくキャンセルされる。結果、一番最後に選択したフォルダとその中の画像しかアップロードされないことになる。たくさん選んだつもりなのに少ないなぁ、と気付いた。何か警告画面とか注意書きぐらい選択中に出ればいいのに(FAQには書いてある)。だから、あらかじめローカルで一つのフォルダにアップロードする画像を集めておいた方がいい。

アップロードする専用ソフト「オンラインロボ君」も入れてみたが、ソフトが常駐する上にアップロードする画像が途中で確認できない。どこまでアップローダーに放り込んだか分からなくなった。最後までやっていないので分からないが、途中でアップロードをやめようとしても、画像も表示されないまま「以上をアップロードしていいですか?」みたいな表示が出るだけだったので、キャンセルした。アンインストールしたのは言うまでもない(笑)。

アップロード関係では、あまり大きな画像は、回線にも寄るが、アップロードに時間が掛かるという問題もある。私はLサイズの場合はリサイズした小さい画像をアップロードすることにしている。下準備しないとオンラインラボは使いにくいのである。

オンラインラボは、書かれていないが、フジフイルムの言う「銀写真プリント」だから、耐光性もあるし、キャンペーン中は1枚15円になるので、キャンペーン中はお勧めだ。送料が掛かるようになったのが残念だ。

一眼レフはファインダーが命2007年09月11日 00時00分00秒

アイスバイン:GR DIGITAL、28mm相当、1/34sec、F2.4開放、ISO64、-0.3EV。プログラムAE、AWB

写真家の那和秀峻氏が「徒然なるままに」の2007年9月7日(金)の項で、一眼レフのファインダーについて書かれている。

一眼レフはフィルムであろうと、デジタルであろうと、ファインダーが生命線である。ファインダーが良くないと、ほかが良くても一眼レフとしては落第なのだ。ライブビューがいまデジタル一眼レフで流行しているが、これはあくまでもちゃんとした一眼レフファインダーがあってこそ、なのである。ライブビューがあるから、一眼レフファインダーはどうでもいい、などと考える設計者がいたら、それは主客転倒しているのだ。きちんとした一眼レフファインダーがあって、その補助としてライブビューがあるのであって、ライブビューがあるから一眼レフファインダーが補助的なものではないのだ。ところが、一眼レフファインダーというのは手間もコストもかかるし、フルサイズの撮像素子でないかぎり、ファインダーの見やすさを改善すると言っても限界がある。こうなると、ライブビューに力を入れて、という考えがよぎるのも無理はないと思う。しかし、それならいっそのこと、一眼レフファインダーをやめてしまったほうがいいのだ。私は一眼レフファインダーの付いたカメラが皆無になってしまったら、デジタル一眼レフをやめる、と以前から宣言してきた。だから、そうなるとフィルム一眼レフしか選択肢はなくなるのだが、まあそれでもいいと思っている。

全くその通りだと思う。たくと。様の情報によればソニーのα700はファインダーがすごくいいんだそうである。ミノルタ時代からアキュートマットのファインダースクリーンで定評がある。ニコンもデジタル一眼レフのスクリーンをもっとマニュアルフォーカス向けにしてもらえないだろうか。

もっとも、アキュートマットならいいというわけではなくて欠点もある。アキュートマットは言わば目の細かい全面マイクロプリズムなので、スクリーンの明るさがレンズを通ってきた明るさと比例しない。完全にマイクロプリズムにしてしまうと暗いレンズで翳ってしまうので、アキュートマットは錐面を荒らしてマット面としての性質も残してある。それでも、暗いレンズだとマット面よりも暗くなってしまう。そうするとReflex Nikkor 500mm F8やレンズメーカーのF6.3のズームとかでマニュアルでのピント合わせが困難になってしまう。なかなかこれ一つで万能というスクリーンはないのだ。

アキュートマットが万能でないとしても、明るい(大口径)レンズを使う人にとっては使いやすいスクリーンの一つであることは間違いない。ニコンもFM3AやF6のスクリーンのマット面でマニュアルフォーカスに向いたいいスクリーンを作れるのだから、デジタル一眼レフでももう少し改善して欲しい。ペンタックスにも負けていると思う。

時間を作って、銀座でα700のファインダーを体験してきたいと思う。


写真は記事とは関係ない。
アイスバイン:GR DIGITAL、28mm相当、1/34sec、F2.4開放、ISO64、-0.3EV。プログラムAE、AWB

つばめグリルのアイスバイン。写真を撮る前にウェイターにバラされてしまった(笑)。つばめグリルのアイスバインは豚の後脚を使っていてつばめキッチンのアイスバインは前脚を使っているとの説明をつばめキッチンで受けた記憶がある(間違っているかもしれない、すまん)。

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