ペンタックス、ゴミ除去機能搭載の有効1,020万画素デジタル一眼レフ「K10D」キター!2006年09月14日 00時00分00秒

ペンタックス、ゴミ除去機能搭載の有効1,020万画素デジタル一眼レフ「K10D」 ~防塵・防滴ボディやリチウムイオン充電池を採用(デジカメWATCH)

ペンタックスは、APS-Cサイズの有効1,020万画素CCDを搭載するデジタル一眼レフカメラ「K10D」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12万円前後の見込み。

おお、しかも、「CCDシフト方式手ブレ補正機構『SR』(Shake Reduction)を利用した、ローパスフィルター表面のゴミ除去機能『DR』(Dust Remobal)と、これを搭載する」んだそうだ(なんか日本語変だが「」内は原文のまま)。 ボディは防塵・防滴に。

ガラスペンタプリズムを使用したファインダーは視野率約95%。倍率は0.95倍。なんと!フォーカシングスクリーンは交換式。ニコンD200は交換できないのに。これで、12万円前後かぁ。うう。ニコンももう少しがんばれ。

ペンタックスのKマウントは、フランジバックの関係でアダプターを使ってニコンFマウントのレンズを使うのが難しい。そのままでは無限遠が出ず、無限遠が出るマウントアダプターは、補正レンズが入っている。補正レンズ無しのアダプターで、ニコンFマウントレンズが使えるのならば、K10Dに飛びついてしまいそうだ。

【追記】
見落としていたのだが、

マウント内には、今後発売を予定している超音波モーター内蔵レンズのための電源供給接点を新たに設けた。

な、なんだってー!【追記ここまで】

もうひとつ、魅力的で個性的な単焦点交換レンズもキター!
ペンタックス、デジタル専用の単焦点中望遠レンズ「DA 70mm F2.4 Limited」(デジカメWATCH)
DA40mmF2.8 LimitedやDA 21mmF3.2AL Limitedといい、小型の単焦点レンズの新製品を頑張って出すペンタックスは偉い!

K10Dレンズキット(DA 18-55mm F3.5-5.6 AL付き-店頭予想価格は13万円台半ば)と単焦点DA 21mmF3.2AL Limited(ヨドバシドットコムで税込52,500円)を買うと楽しそうだなぁと思えてきた。危ないぞ(笑)。

【追記】
ペンタックス、実機に触れる「K10D体感&トークライブ」
東京と大阪だけで1日ずつかぁ。広告宣伝費きついのかなぁ。10月下旬発売というから、ヨドバシの店頭で触れれば十分。ああ、触ったら最後のような気が(笑)。触りに行くときは、「オレはニコンユーザーなんだ」と自分に言い聞かせてから行こう(笑)。【追記ここまで】

コメント

_ なると ― 2006年09月14日 12時40分09秒

スペックだけ見ると、D80がK10Dに勝っているのは、大きさと軽さだけですかね。
ニコンでは、coolpix S10がCCDシフト方式手ブレ補正ですから、そのうち一眼レフにも搭載してくるかもしれないですね。広角はCCD、望遠は光学シフトなんて使い分けるようになるかな?

_ Haniwa ― 2006年09月14日 14時41分49秒

なると様
そうですね、D80は苦しい立場のような気がします。
K10Dはしゃきしゃき動くのか気になりますね。はやく実物に触りたいですね。

ニコンはかつてAFで、F3AFでレンズ内モーター、F-501AFでボディ内モーター、F4でこっそりレンズ内モーター(AF-Iレンズ)対応、AF-IはAF-Sにという、両刀使いの前例がありますから、ボディ内手ブレ補正もいずれ出そうですね。

煮詰めて出してくるニコンは手堅いと思うのですが、このデジタルカメラ界のめまぐるしい動きに、のんびりしていていいのか、と思います。最後に笑うのは、どのメーカーなのか。というよりは、どのメーカーも生き残って選択肢を増やして欲しいですね。

_ CaskStrength ― 2006年09月14日 15時43分23秒

おおむね噂のスペック通りで来ましたね。
D70と所有レンズを売り払ったら、K10Dとどのレンズを買えるのか、すでに皮算用をはじめております。
Haniwa様のように年季が入ったニコンユーザーではないのでレンズ資産もほどほどでしかないですが、思い入れもほどほどなもので(^^;

_ Haniwa ― 2006年09月14日 17時08分14秒

CaskStrength様、コメントありがとうございます。

いえ、私は年季が入っているというよりは、なかなか買わないかわりに一度買ったものはしつこく使う性質なだけです(笑)。

K10D、よさそうですね。デジタル時代になってから、乗り換えやすい雰囲気になっていますよね。ニコン機、高く売れるといいですね。もしK10Dをお買いになられたら、インプレをお聞かせくださいね。

ペンタックスのLimitedシリーズはなかなかそそられますが、DAのものは135フルサイズになったらどうするんでしょうね。そのへんが気にかかります。でもいつでるかわからないフルサイズよりも、いまのAPS-Cサイズ用に薄型21mmレンズを出してくれる方が親切ともいえますが。

_ りー ― 2006年09月14日 17時15分54秒

おー。賑わってるぅ。
PENTAX元気だなあ。
AWBがどのくらい正確なのか知りたいです。

_ Haniwa ― 2006年09月14日 17時34分36秒

りー様
本当にペンタックス元気ですねぇ。こんなカメラをあんな値段で出して大丈夫なのかと思ってしまいます(笑)。

デジカメのAWBって、カラーメーターみたいにすんなりと行かないのですかね。単体カラーメーターほど金を掛けていないということなんでしょうか。よくわからないところです。

_ なると ― 2006年09月14日 18時53分08秒

少し前の話題ですが、現像関係の薬品について富士フイルムに問い合わせたところ、
「黒白ネガフィルムの現像液は、”ミクロファイン”、”スーパープロドール”の2種類となります。また、定着液は、新製品の”スーパーフジフィックス−L”の1種類となります。”富士QW水洗促進剤 2L用”は、現在のところ、継続販売する予定でございます。」
との返事でした。いつまで続けるとか具体的なことは書いてませんでした。
以上、ご報告まで〜。

_ りー ― 2006年09月14日 19時07分47秒

おお。ここを訪れるといつもなると様とタイミングが合う。
お問い合わせご苦労様でした~。

現像液は2種類だけ!困る人もいるでしょうね。
定着液は硬膜処理を嫌って、スーパーじゃない方をお使いの人も多いでしょう。
QWは継続販売しない!?
他社製品で代わりのものを探さないといけませんね。
フィルムの水洗で30分も流しっぱなしにしたら、木村伊兵衛さんの家のように、近所の銭湯よりも水道代がかかってしまう(笑)。

でも、そんなに言うほど現像してないけど。

_ CaskStrength ― 2006年09月14日 19時47分38秒

Haniwa様
一応、実機が出回ってインプレッションが出揃うまでは様子を見ようと思っていますが。その間にNikonがゴミ対策と手ぶれ補正内蔵機を発表すればNikonユーザーのまま…、って期待薄ですね(^^;
Pentaxは135フルサイズのデジタル一眼機開発を断念したことがあったはずなので、今後も出ない可能性が高いのではないでしょうか。マウントのサイズとか、技術的な制約が大きそう。まあ、フルサイズ機が仮に出てきても、中級機以下はAPS-Cで出続けて、DAレンズは無駄にはならないだろうと楽観視してます。
なんというかこう、DAレンズで単焦点を出すPentaxの心意気が、今は非常に好ましく思えますです。Nikonがちょっとそういうやる気を見せてくれれば、使い続けようという気がグッと高まるのに…。

_ Haniwa ― 2006年09月15日 08時42分04秒

なると様
貴重な情報ありがとうございます。りー様が仰ってたように粉モノを整理して、残すものも液体タイプにするという方針のようですね。http://haniwa.asablo.jp/blog/2006/09/11/519716の記事の方に情報を追記させていただきますね。

りー様
定着液は選択肢が減るみたいですが、富士QWの100L用がなくなって、2L用は残るようですよ。頼みの綱はイルフォードなのでしょうか。木村伊兵衛の話は有名ですよね(笑)。

CaskStrength様
お気持ちよく分かります。せっかくニコンのデジタル一眼レフシステムを導入されたのですから、できればニコンで使い続けたいですよね。手ブレ補正は急には無理でも、ゴミ対策ぐらいはすぐになんとかしてほしいものです。

135フルサイズは、マウントの制約との関係でどうやって周辺の光束を撮像素子に導くかが課題なんでしょうね。コストを掛ければ小さめのマウントでも135フルサイズで周辺までなんとかなるのでしょうが、それだと誰も買えない値段になってしまう、というのがニコンFマウントの現状だと推測しています。なにか撮像素子側のレンズとか構造とかにブレークスルーがあればいいのですが。

135フルサイズに時間がかかるのならば、ペンタックスの薄型単焦点シリーズは、いいところを突いて来ていると思います。ニコンの今の経営方針が、写真愛好家向けを排除してホームユーザー・ファミリーユーザー向けに専念するような感じなので、単焦点レンズは出そうにないとみています。その方針は裏目に出ると私は思っていますが(笑)。社長が変わればまた違ってくるかもしれませんが。

_ りー ― 2006年09月15日 08時59分04秒

失礼しました。「”富士QW水洗促進剤 2L用”は、現在のところ、継続販売する予定でございます。」でしたか!現在のところ~まで読んで、継続しないと思い込みました。NikonのMFやMinoltaのメーター以来、そういう発表に慣らされてしまいましたね。

Nikonはファミリーユーザー向けでは、CanonやSONYに勝てっこないんだから、プロや愛好家向けに頑張れとあれほど言ってるのに「わからんちん」だな。NikonからPENTAXに乗り換える時代が来るとは思わなかった。

_ りー ― 2006年09月15日 09時11分59秒

あ、それともうひとつ。
AWBは本当によく分からない。

EOS10Dを使ってた時は、白が白く出てすぐに使えたんですが、何となく空気感のない描写でした。
D70を使ったら、色が転びまくるのにビックリ。でもプリセットでしっかり合わせると、EOSよりもフィルムの時のような調子が出せる。

Nikonの撮りっぱなしのダメさ加減をちゃんと言ってる雑誌やネットの記事は少ないですね。掲示板等で罵り合ったりしてるのは見ますが。Nikon好きの私が言うんだから間違いないです。

_ Haniwa ― 2006年09月15日 14時33分36秒

ニコンは余裕がないんでしょうかねぇ。その割にはペンタックスよりは宣伝に金掛かけてますよね。わくわくするようなレンズ出してくれ~。ペンタックスみたいな薄型広角レンズがあればとっくにD50とセットで買っていたのに(←マニアにそんな安いボディを買われたら商売にならないから、あえて出さないのかも。でもそれだとずーっとニコンのデジタル一眼レフ買わないぞぅ。)

Nikonは素材重視と撮りっぱなし重視と切り替えられるようにして、1台のカメラの中に大胆に設定の違う画像を複数提供すればいいと思うんですよ。できないんですかねぇ。写真雑誌ではなぜかニコンに正面から文句いうことはないですね。田中希美男氏は、ブログで言いたいこと言っておられるようですが。赤城耕一氏も、新製品が出たばかりのときは書かないのですが、しばらくするとちょこちょこと欠点を書かれていますよね。

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