GR DIGITALのファイル削除機能2006年07月15日 23時00分00秒

コオニユリ GR DIGITAL 28mm相当

今日は、中央線方面に出掛けてきたのだが、暑くて死にそうだった(笑)。早めに切り上げて帰ろうと思ったら、中央線が落雷で1時間ほど不通で、足止めを食らった。

今日は、出掛けにSDカード内の転送済み画像データを消してくるのを忘れたので、途中で残りの撮影可能枚数が気になってきた。そこで、既にPC等に転送済みの画像データを消そうと、GR DIGITALの削除ボタンを押すと、「1ファイル削除」と「全削除」しかない。100枚以上消すのに「1ファイル削除」だと非常に手間が掛かる。「全削除」は、家を出てから既にかなり撮っているのでできない。以前何かの拍子に選択画像のみを削除する方法を見つけたのだが、出先で焦っているので見つからない。そうこうしているうちに、さっき撮ったばかりの画像を1ファイル削除してしまった。ふぎゃー!

結局、選択した画像を複数まとめて削除するには、画像を表示させた状態でズームボタンの下を押して、画像のマルチ表示の状態から削除ボタンを押すとできることが分かった。これは使いにくい。メニューから削除に入って、選択画像削除か全削除という発想はないのだろうか。リコーの方式は、今表示されている画像を削除するという発想しかないのだ。まず、画像を削除すると決めて、次にどれを削除するのかという発想にも対応して欲しい。というか、画像表示状態から削除ボタンを押したら「1ファイル削除、選択画像削除、全削除」または「選択画像削除、全削除」というメニューにはならないのだろうか。表示されている画像に対するアクションに拘りすぎているように思う。

また、削除するときにもう一回「この画像を削除しますがいいですか?」という確認もないのだ。ただし、複数選択で削除するときには「選択したファイルを削除します。いいえ はい」という画面が出る。しかし、何枚選択したのか、何を選択したのか表示されず分からない状態で聞かれても困る(聞かれないよりはマシだが)。このあたり、リコーの方は、ニコンのデジカメ(コンパクト機含む)のメニューをよく研究して欲しい。

それで、間違って消してしまった画像だが、無事サルベージした。これは、「復元」というフリーソフトで可能だ。データを削除してもその瞬間にまったくなくなってしまうのではなく、最初はデータに削除したものという印がつけられるだけで、上書きされてしまうまでは残っているのである。今回は消去後に2枚撮影したが、上書きされていなかった。間違って消去後に、不要な画像データを削除して、SDカード内に空きを作ったので、新しく撮った2枚は、その空きに保存されて、間違って削除したデータの上には書かれなかったのだろう。

従って、間違って削除したデータが絶対に必要なものであるならば、そのメモリカードにはそれ以上絶対に書き込まないで持ち帰って、「復元」で復元すれば、復元できる確率はかなり高いだろう。この「復元」というフリーソフトはすぐれものなのだ。ファイルも大きくないし、レジストリに書き込まない、Windows 95やWindows NTといった古いOSにも対応しているという点も優れている。

【追記】
「復元」は、メモリカードだけでなく、ハードディスクやフロッピーディスク、MOなど様々な記録媒体で復元できるので念のため。USBメモリに「復元」を入れて持ち歩くのもいいかもしれない(昔はフロッピーディスクに入れて持ち歩いている人が多かった)。

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)