コニカミノルタ、フィルムスキャナーや双眼鏡・露出計も撤退2006年01月20日 00時00分01秒

コニカミノルタの前身のひとつ、ミノルタは、フォトメーター(露出計)でも有名であった。今回のカメラ/フォト事業の撤退で、露出計がどうなるのか心配する声もあったが、日経によると露出計も生産終了だそうだ。今後のメンテはフォトメーターとフィルムスキャナーについてはソニーが引き継ぎ、双眼鏡についてはコニカミノルタフォトイメージングが窓口となる模様。

ちょっと表現は悪いがもうこれは「夜逃げ同然」という感じだ。はぁ…。

コニカミノルタ、フィルムスキャナーや双眼鏡も撤退(2006年1月20日 日経IT PLUS)

【追記:2006年1月24日】
りー様がコニカミノルタに直接確認なさったところ、フォトメーターも3月で終了と回答を得られたそうです。セコニックやポラリスが買い取ってくれないかなぁ…。

コメント

_ りー ― 2006年01月22日 17時24分10秒

ミノルタのフラッシュメーターと言えば、プロの必需品です。これをもし完全にやめてしまうとすれば責任感が無い話です。
数年前にFujiが6×9を生産中止にして、集合写真を撮るカメラマンが右往左往しましたが、それに近いものを感じます。
最近は営業写真やスタジオもデジタルになってきて、中判もメーターも要らないのでしょうか。
今日、ヨドバシに行ったら、愛用のKodakのモノクロフィルムとILFORDの印画紙が値上げされていました。特に印画紙は凄い上げ幅です。
従来の写真の撮り方や楽しみ方が否定されつつあるような、嫌な感じです。


_ Haniwa ― 2006年01月23日 09時16分24秒

カラーメータとか、フラッシュメータは、デジタルになっても必要ですよね。
セコニックに資産売却してくれないかなぁ。

モノクロ用品の値上げも痛いですね。
モノクロフィルムは、カラーに比べて製造しやすいらしいので最後まで残りそうですが。
そのうち、マイナーな東欧のモノクロフィルムで撮影→薬局で買った薬品で自家現像→フィルムスキャナ→画像処理→PCでプリント、という形でしか銀塩を楽しめなくなったりして…

_ りー ― 2006年01月23日 10時41分42秒

私が何故、フィルムで撮るモノクロにこだわってるのかは、最初から最後まで「手で触れられる」からだと、いま気がつきました。画質うんぬんよりもその方が大きい。
デジタルでもモノクロモードがあって、最初からモノクロだと決めて撮影することもできますが、それでは満足できない。過程も含めての事なんですね。

印画紙の値上げは本当に凄いです。段階的にではありますが、計算してみたら、5年前よりプラス38パーセント上がってます。

それから「ニコン全面撤退はせず」の有力情報は頼もしい限り。「もし銀塩フィルムが復調してきたら、またメカニカルカメラやフィルムカメラを出すかもしれない」というのは、私たちの希望的観測?としてもそう願いたいもの。
どうか技術を絶やさないで欲しい。
F6も絞りの直読窓さえ付いていたらいいカメラなんだけどなあ。なんで付けなかったのかなあ。

_ Haniwa ― 2006年01月23日 12時32分45秒

「手で触れられる」というのは大事な要素ですねぇ。
お触り禁止のお店よりも触れる方が…(違

話題が逸れそうになりました(笑)。
プロセスを楽しむということが許されなくなるのは困ったものです。白黒もヨドバシにだしている私がいうのもなんですが。

たしかに、一般の人にとってデジカメで撮りっぱなしだとお金が掛からないから懐に優しいのでしょうが。なんとかならないものでしょうかねぇ。
コニカミノルタの廉価フィルムがなくなると私も写真の撮り方を考えないといけなくなってきました。フジのFinepixF11でも買って、日常の写真は全部デジタルにしようかとも思ってしまいます。いっそD50でも買って…
いかん、いかん。物欲がフィルムの銘柄変更に名を借りて出てきてしまう(笑)。

F6の絞り直読窓は欲しかったですねぇ。MFレンズも登録すればファインダー内に絞り値が出るから廃止したそうです。あの仕組み結構コスト掛かりそうですからね。
ニコンはそう簡単に過去の蓄積は捨てませんよ。ただ、今後フィルムカメラは復刻SPのような値段になるかもしれませんが…。

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