135フルサイズデジタル一眼レフ ― 2005年08月30日 00時00分00秒
キヤノンから135フルサイズデジタル一眼レフEOS 5Dが発表されて、キヤノン方面は騒がしいようだ。ニコンはしばらくはNikonDXフォーマットで行くと宣言しているので、当面フルサイズデジタル一眼レフはでなさそうだ。フルサイズのなにがいいって、広角側の撮影がしやすいこと。ニコンDXフォーマットだと画角が1.5倍の焦点距離のレンズ相当になってしまうので、例えば28mmレンズが42mmレンズ相当になってしまう。対応レンズがたくさん揃っていれば良いのだが、現状では広角側はズームで何とかするしかない。望遠側をよく使う人はいいかもしれないが、私は困る。
135フルサイズデジタル一眼レフなら28mmは135フィルム28mmの画角だ。ただ、問題は135フルサイズの場合周辺部の描写は大丈夫なのかということだ。従来レンズと新設計のレンズとでは違うだろうが、それでも気になる。 インプレスのデジカメWatchに【1st Shot】キヤノン EOS 5D(β機) 実写画像【速報版】が載っていたので画像を見ると、レンズはEF 24-105mm F4L IS USMなのだが、例えばhttp://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/29721-2180-4-1.html(注意:約4.9MBあります)の画像だと、左右の白いポールに色収差のようなズレが生じている。レンズのせいなのか、どのレンズを使っても大なり小なり出るものなのか、気になるところである。ただしこの記事のテスト機はベータ版だそうである。 ニコンも135フルサイズは検討しているはずだから、このあたりを十分克服して製品化して欲しい。
しかし、これがフィルムカメラなら許せないようなレベルだと思うのだが(「写ルンです」でもこんな色ずれはでない)、40万円とかするカメラなのにデジカメなら許されるんだろうか。よくわからないところである。私はパソコンも好きで新しいものは大好きなのだが、なかなかデジタル一眼レフには踏み切れないでいる。困ったものだ。技術が枯れてくるまで待つしかないのだろうか。その前に銀塩フィルムやMFレンズが淘汰されそうないやーな予感もするのだが(苦笑)。
しばらくは、デジタル一眼レフのことは気にしないでNikonScanの使い方をマスターしようっと。
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