コダック製品の現状を知る!(アサヒカメラ2012年3月号)2012年02月22日 00時00分00秒

大橋ジム(2006年2月撮影、スキャン):Nikon F3、Ai Nikkor 45mm F2.8P、Kodak Kodachrome 200 (KL)、F8AE、NCフィルター、HN-35フード、コダックダイヤミック(おそらく関内)で現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなしROCなし)

20日発売のアサヒカメラ2012年3月号に「コダック製品の現状を知る!」(取材・文:沖本尚志)という特集があった。

そのなかに、フィルム製品の製造場所の情報があった。

主力工場は創業地の米国ロチェスター

それではコダックのフィルムやケミカル、印画紙などの製造はどこでどのように行なわれているのか。現在、コダックの銀塩製品の製造拠点は、創業地・米国ニューヨーク州ロチェスターにあるロチェスター工場(フィルム、ケミカル)、米国コロラド州のウィンザー工場(印画紙)、メキシコのグアダラハラ工場(135フィルム組み立て)、英国エセックス州のハーロー工場(印画紙)、中国・福建省の厦門工場(印画紙)の計6カ所。かつては豪州、ブラジルにも拠点があったのだが、銀塩写真の需要激減のためリストラされた。発表によれば、同社は2003年以降、13の工場と130のフォトラボを閉鎖、4万7千人にもおよぶ人員削減を行なったとしている。

(中略)

ただし、135フィルムは労働集約的な工程が必要なため、カッティングしてパーフォレーションを開けたあと、フィルムをパトローネに詰める作業を人件費が安いグアダラハラ工場で行なっている。135フィルムは国ごとに表記や言語が異なり、品種も多いのでパッケージのデザインと印刷もメキシコで行なっているそうだ。

なお、映画用フィルム(VISION3ファミリーなど)は、すべてロチェスターで製造を行なっている。コダックは映画用フィルムで市場シェアの80%近くを占めており、おかげで写真向けカラーネガフィルムの需要が下支えされている、という事情もある。

(アサヒカメラ2012年3月号140~141ページ)

なんとかフィルムを使い続けるので、頑張って生産して欲しい。

加賀ハイテックによれば、1月末の時点でフィルムを中心にコダック製品の動きは激しく、前年同月比で予定数の2倍を超える製品が売れたという。

(アサヒカメラ2012年3月号146ページ)

「なくなるかも」というのもあるが、2月から値上げが予告されていたからねぇ。私もちょっと買い増しした。

1月の報道以降は駆け込みで買いにくるお客さんが多かったですね。「買えなくなるのでは?」と考えた人、特にまだフィルムでの仕事をこなしているプロの方が危機感を持ったようで、アシスタントの人が大量に買いに来ましたよ。(以下略)(ヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ総合館マネージャー・浜田敏行さん)

(アサヒカメラ2012年3月号146ページ)

あと、赤城耕一先生からありがたいお言葉を。

それにしてもフィルムや銀塩写真をめぐるマイナス報道が出るたびに興味本位に騒ぐのは、メディアに関わる人も含めて、フィルムを使用していない人が大半だ。私たちフィルムユーザーは、こうした人々の言動に惑わされないようにしたいものである。

(写真家・赤城耕一氏、アサヒカメラ2012年3月号147ページ)

御意にござります。

「私事」の写真を制作するのに「仕事」とまったく同じつまらない色気のないデジタルカメラを使って撮影し、パソコンのモニターを長時間見つめ続け、画像処理でキレイな調子と彩色の高品位プリントを作り、画像データの保管を心配するなんてことは、私には耐えられそうにありませぬ。

なんとしてもがんばってほしいぞコダックさん!

(写真家・赤城耕一氏、アサヒカメラ2012年3月号147ページ)

カメラメーカーの人は、どうして「つまらない色気のないデジタルカメラ」なんて言われるのかよく考えてみてよ。一眼レフのファインダー、絞り環、せっかく一定の域にまで達したオートフォーカス(AF)をまたミラーレス機で性能逆戻りしたり、歪曲収差のひどいレンズ、デザインだけオールドなカメラ…。このブログのネタをいつまで提供し続けてくれるんでしょう(笑)。


大橋ジム(2006年2月撮影、スキャン):Nikon F3、Ai Nikkor 45mm F2.8P、Kodak Kodachrome 200 (KL)、F8AE、NCフィルター、HN-35フード、コダックダイヤミック(おそらく関内)で現像、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなしROCなし)

これがKLのマゼンタ被りだ。あえて修正しないでそのままにした。ヨドバシ経由コダックダイヤミックでの現像だとコダクローム200(KL)はいつもこんな色合いだった。しかし、コダックダイヤミックのコダクローム現像が終わって堀内カラーの現像になったらもう少しマゼンタは弱くなった。それが最後世界でただ一つのコダクローム現像所米国Dwayne's Photo社で現像したらまったく普通のカラーバランスだったので驚いた。日本でコダクロームの需要が落ちたのは結局現像がアレだったからなのではないかと思った。いまさら遅いが。

コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表、デジカメから撤退2012年02月10日 00時00分00秒

コダックが、コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表 消費者、店頭および現像所におけるプリント製品・サービスに注力 コマーシャルビジネスに変更なしというアナウンスをだしている。

2012年2月9日

コダック株式会社
[リリースNo. 12-007GE]

コダック コンシューマービジネスにおける収益力向上のための戦略を発表 消費者、店頭および現像所におけるプリント製品・サービスに注力 コマーシャルビジネスに変更なし

2012年2月9日、米国 ニューヨーク州、ロチェスター発:イーストマン・コダック社(以下、コダック)は本日、収益力向上のために、コンシューマービジネスの焦点を消費者、店頭および現像所における出力製品とそのサービスに当てることを発表しました。コダックは、コンシューマービジネスにおいて利益を伴う成長をもたらす最大のビジネス機会である店頭およびオンラインでの消費者向け写真プリント、婚礼、学校、観光写真等のコマーシャルプリントビジネスに注力します。結果、コダックは、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフレームという消費者向けデジタルキャプチャー製品の販売から2012年上半期中に撤退する予定です。

コダックは第1四半期でデジタルカメラ、ポケットビデオ、デジタルフレーム製品の生産を中止しますが、小売チャネルパートナーと緊密に連携して、これらの製品の保証、技術サービス及びサポート提供を継続します。

コンシューマービジネスのプレジデント 兼 チーフ・マーケティング・オフィサーであるプラディープ・ジョットワニは、「これまで製品ポートフォリオ、販売地域、そして販売店数の縮小という戦略をとることによってデジタルキャプチャービジネスの利益改善を行ってきました。本日の発表は、この戦略の延長であり市場トレンドの分析の結果です」と述べています。

コダックはコンシューマービジネスセグメントに加えて、デジタルプリンティング、ファンクショナルプリンティング、企業向けサービス&ソリューション、グラフィックス、エンターテインメントフィルム、コマーシャルフィルムを含むコマーシャルビジネスセグメントを主要事業分野にしており、コダックのデジタルビジネスは現在、全売り上げの4分の3を占めています。

写真がスマートフォン等の多機能モバイルデバイスによって撮影される機会が増加する中、コダックはパーソナルイメージング市場において強いリーダーシップを発揮しています。コダックは消費者が、プリントからフォトブック、グリーティングカードそして個人作成のカレンダーなど多種多様な写真製品をいつでも、どこでも店頭、自宅そしてオンラインで簡単に作れることを可能にしています。

コダックは以下を含むコンシューマー製品およびサービスの供給を継続します。

●店頭フォトキオスクやデジタルドライラボ
コダックは店頭フォトキオスクやデジタルドライラボ市場において、世界のリーダーです。コダックは店頭フォトキオスク市場を開拓し、現在世界中に10万台以上のキオスクとドライラボシステムを設置しています。また、これらのうち3万台は世界で最も人気の高い写真シェアサイトにリンクされています。

●コダック・フェイスブック・アプリ
個人のフェイスブック・アルバムから写真製品を簡単に作成します。

●コダック・カメラアクセサリーおよびバッテリー
これらの製品にはスマートフォンの充電器などが含まれ、メーカに関わらず幅広いコンシューマー製品に使用できます。

●銀塩製品であるフィルムやペーパービジネス
高品質かつ革新的な製品やソリューションを消費者、写真家、小売店そして写真現像所に今後も提供し続けます。

●コンシューマーインクジェットプリンター*
コダックのインクジェットプリンターは、過去数年にわたって市場成長率を上回る成長を続けています。コダックのインクジェットプリンターは、消費者に最も経済的なインクコストで、高いプリント品質を提供します。ユーザーは、WiFi等を使ってどこからでも書類や写真をコダックプリンターに送ることができます。
(*日本を含むアジア・パシフィック・リージョンでは販売されていません)

※これは現地時間2012年2月9日、イーストマン・コダック社が発表したプレスリリースの抄訳です。

●銀塩製品であるフィルムやペーパービジネス 高品質かつ革新的な製品やソリューションを消費者、写真家、小売店そして写真現像所に今後も提供し続けます。」というのは非常にありがたいのだが、他方で「コダックは、コンシューマービジネスにおいて利益を伴う成長をもたらす最大のビジネス機会である店頭およびオンラインでの消費者向け写真プリント、婚礼、学校、観光写真等のコマーシャルプリントビジネスに注力します。結果、コダックは、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフレームという消費者向けデジタルキャプチャー製品の販売から2012年上半期中に撤退する予定です。」というのは、いいのかそれで。

プリントに注力というが、世間はあんまりプリントしなくなってるぞ。まあセンサー部門を売却した時点でなんか先は見えていたような気もするが…。

銀塩部門だけの小さな会社をスピンアウトしてしまうのならいいが、巨体を残して、先端部門をどんどん外に出していったら、残った事業で巨体を維持できないと思うんだけどなぁ。これでいいのかコダック。他の部門で思いっきり儲けて、遊びで銀塩部門維持するぐらいの会社になってくれよぅ。

【追記】
Kodak Focuses Consumer Business On More Profitable Growth Opportunities Plans to phase out dedicated capture devices business(Thursday, February 09, 2012 Kodak.com)

【さらに追記】
瀕死のコダックと飛躍する富士フイルム 2012.01.18(水)に、英エコノミスト誌 2012年1月14日号の記事の和訳がある。

フィッシャー氏は、コダックの「かみそりの刃」の事業モデルを時代に適応させることにも苦労した。コダックは安いカメラを販売し、高額なフィルムをたくさん購入する顧客に売り上げを依存していた(ジレットがかみそり本体ではなく、かみそりの刃で稼いでいるのと同じ)。

このモデルは明らかに、デジタルカメラでは通用しない。それでもコダックは、最終的にデジタルカメラを大規模な事業にしたが、この事業はほんの数年しか続かず、その後はカメラ付き携帯電話によって壊滅させられた。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34331?page=4

コダックの経営陣は一貫性がなかった。何人かの新しいCEO(最高経営責任者)が就任するたびに戦略が変わった。2005年に就任した現CEOのアントニオ・ペレス氏は、コダックをデジタル印刷の大手に変身させることに力を注いできた(ペレス氏が勤めたヒューレット・パッカード=HP=で学んだもので、コダックは今なお、これが自社を救ってくれると主張している)。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34331?page=4

米コダックが破産法適用申請2012年01月19日 16時27分14秒

Kodachrome

米コダックが破産法適用申請(NHK)だそうだ。

米コダックが破産法適用申請
1月19日 15時52分

アメリカの写真用品大手「イーストマン・コダック」が、19日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用をニューヨークの裁判所に申請したと発表しました。

まだだ、まだ終わらんよ…。

【追記:18:45】
米コダック、破産法申請 デジタル化に乗り遅れ(asahi.com)

2012年1月19日15時10分

米コダック、破産法申請 デジタル化に乗り遅れ

米映像機器大手イーストマン・コダックは19日、ニューヨーク州の米連邦破産裁判所に連邦破産法11条の適用を申請した、と発表した。デジタル化の波に乗り遅れ、創業130年の写真フィルムの名門が経営破綻(は・たん)に追い込まれた。

事業は継続する方針で、金融機関の支援を得てスポンサー探しなどを急ぐ。最近は経営危機説が強まって株価が1ドルを割り、今月初めにはニューヨーク証券取引所からこのままでは上場廃止になる、と警告を受けていた。

同社は1880年代に創業。写真フィルムで米国を中心に圧倒的なシェアをもっていたが、戦後は富士フイルムと競合。コダックの技術者が1970年代に開発したデジタルカメラが普及するにつれ、事業転換の遅れがたたり業績が低迷した。(ニューヨーク=山川一基)

うーん、やっぱり「デジタル化に乗り遅れ」の部分がよく分からない。何がいけなかったんだろう。米連邦破産法11条の適用申請は、事業を継続するためだから、なんらかのフィルムは継続すると思う。

【追記:2012年1月20日02:25】
長いが引用する。
イーストマン・コダック社および同社米国子会社がチャプター11に基づき任意で事業再建手続を開始(コダック株式会社)

2012年1月19日

コダック株式会社
[リリースNo.12-004GE]

イーストマン・コダック社および同社米国子会社がチャプター11に基づき任意で事業再建手続を開始

お客様への製品およびサービスの供給は、世界的に従来通り継続します。

米国外の子会社は米国でのチャプター11の申立ての対象外であり、裁判所の監督外です。

コダックは、米国内のDIPファイナンスにより9億5千万米ドルを確保します。

これは、コダックが有益かつ持続的な企業としての再興を促進するための処置です。

2012年1月19日、米国 ニューヨーク州、ロチェスター発:イーストマン・コダック社(以下、米国コダック)は、本日、米国コダック及びその米国子会社が、ニューヨーク南地区米国破産裁判所に対して米国連邦破産法第11章(以下「チャプター11」、日本の民事再生法に相当)に基づき事業再建手続の申立てを行ったことを発表しました。

この事業再建は、米国内外における手元流動性の強化、非戦略的知的財産の収益化、過去の経緯にかかわる債務の整理、最も価値のある事業分野への集中を目的としています。米国コダックは近年、デジタル製品および様々な材料へのイメージング技術開発を行い、これは2011年のデジタル事業の収益の約75%を生み出しました。

米国コダックは、手元流動性及び運営資金増強のため、シティグループから、フルコミットメント方式で満期を18ヶ月後とする9億5千万米ドルのDIP型与信枠を取得しました。当該与信枠は、裁判所の承認とその他の前提条件を充足することを前提としています。米国コダックは、チャプター11の手続中も事業を継続し、お客様への製品及びサービスの提供を、従来通り継続するために必要な手元流動性を十分確保していると確信しています。

米国コダックは、従業員への賃金の支払いを継続する予定で、お客様へのサービスも同様に継続します。米国外の子会社は再建手続に含まれず、サプライヤーに対する債務の履行は、その発生の時点にかかわらず、すべて行われます。米国コダックおよび同社米国子会社は、裁判所への申立後のサプライヤーに対する債務のすべてをこれまで通り履行します。

米国コダックCEO(最高経営責任者)のアントニオ ペレスは、次のように述べています。
「コダックは、その変革を完了するための重要な一歩を踏み出しました。私達は、デジタル事業を立ち上げたとほぼ同時期に、既に伝統的な事業からは効率的に撤退し、2003年以降、13の生産工場と130の研究所を閉鎖、47,000の人員を削減しました。今は、費用構造に着目し、主力ではない知的財産の効率的な収益化によって変革を完了しなければなりません。私達は、投資家の皆様と連携して効率的かつ世界クラスの、デジタル イメージングおよびマテリアル サイエンスの会社として再興することを目指しています。」

「今回、チャプター11の利用を検討するにあたり、取締役会および経営陣は全会一致で、これはコダックの将来のために避けて通れない措置であり、また、正しい選択であると確信しました。私達の目標は、従業員、退職者、債権者および年金受託者を含めた関係者全員の価値の最大化です。大切なお客様への責務を果たすことは、もちろんのことです。」

「チャプター11の適用は、私達の保有技術の中でも最も重要な2つの分野の価値を最大化する機会となります。その一つは、携帯電話やその他の消費者向け電子機器に不可欠な、2003年以来30億米ドルの収益を生み出したデジタル画像を保存する特許権です。二つ目は、成長を続ける米国コダックのデジタル事業において優位な競争力をもたらす画期的な印刷技術、および様々な材料へのイメージング技術です。」

最後にペレスは次のように述べています。
「取締役会および経営陣を代表して私から従業員の皆さんへ、その勤勉な姿勢と忠誠心に対し感謝の意を表したいと思います。コダックの文化では、協調と革新が掲げられています。従業員はこの文化を具現化してくれる、将来の成功にとってかけがえのない存在です。」

米国コダックは、関係者と事前に十分な討議を行った上でこの一歩を踏み出し、利害関係者の方々の利益を最大化するために、その同意の下での再建を目指します。なお、2013年中には米国内での経営再建を完了する予定です。

米国コダックおよびその取締役会は、Lazard, FTI Consulting Inc.およびSullivan & Cromwell LLPの助言を受けています。また、FTI Consultingの副社長であるDominic DiNapoli氏が、チャプター11の手続中の経営再建事項に関して経営陣を支援すべく最高経営再建担当役員に就任します。

米国コダックは、破産裁判所に対して月次実施報告を提出し、また、かかる月次実施報告書をコダックウェブサイトの投資家向け情報ページに掲載する予定です。米国コダックは、四半期及び年次報告書の米国証券取引委員会への提出を継続する予定であり、これらの情報も同様に投資家向け情報ページにおいて記載されます。


戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m

「コダックスナップキッズフラッシュ」で「規定枚数以降のコマでもシャッターが切れる」件についてアナウンス2011年11月25日 00時00分00秒

Kodak ProFoto XL 100 135-36+:Nikon D300、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、105mm、F4.5開放、1/30sec、ISO-Auto(ISO500)、AWB、ピクチャーコントロール:スタンダード、L37c

更新が遅れてすまぬ。コダックが「コダックスナップキッズフラッシュ」撮影枚数について(PDF 182KB)というアナウンスを2011年11月22日に出している。

お客様各位 2011年11月

コダック株式会社
コンシューマービジネス本部

「コダックスナップキッズフラッシュ」撮影枚数について

拝啓 平素よりコダック製品にお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。 「コダックスナップキッズフラッシュ」の「規定枚数以降のコマでもシャッターが切れる」件につきまして、ご案内申し上げます。
本年春以降の生産分から、当製品の生産工場変更に伴うフィルム送り機構の違いにより、規定枚数(27枚又は39枚)撮影後、数回シャッターが切れたのち空送りされる構造になっております。よって、規定枚数以降もシャッターを切れば撮影されることもございますが、フィルム末端部分となりプリントできない場合がございます。
そのため本体ラベルへ注意書の追記を行っており、改訂されたラベルでの出荷開始は2012年2月以降を予定しています。

以上、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

敬具


<対象商品>
・コダック スナップキッズ 27枚撮り
・コダック スナップキッズ 39枚撮り

<変更点>
本体上部ラベルに注意書を追加しました。

<当件についてのお問い合わせ先>
コダック お客様相談センター (電話番号)

おお、春から更なるコストダウンがなされているのか。フラッシュがチャージされていると、フラッシュボタンをOFFにしていても発光する現象とかどうなんだろう。DNP Torikkiri Do Shotではそういうコストダウンがなされていた(DNP Torikkiri Do Shot はコストダウンし過ぎ ― 2008年03月06日参照)。買って正月にでも使ってみるか。ああその前に伴天連の祭りがあったか(笑)。

春先からの仕様変更で問題になって注意書きを書くことにしたけれどもそれは2012年2月から出荷ということは、だいたい4か月分ぐらい在庫があるのかねぇ。

しかし、これ、注意書きされても巻けるんだから撮っていたらつい忘れてしまうように思う。毎回フィルムカウンターを見る癖を付けないといけない。撮ったつもりで写っていないというのが、写真で一番まずい状況だということがわからんかね。終わっとるな。センサー部門を売却して残ったのはコダックが愛してやまないフィルム部門だろう。レンズ付きフィルムの愛用者は数少ない写真フィルムユーザーの大切なお客様じゃないのかねぇ。

まあ、ニコンF-501もフィルムカウンターが36枚までしかなくて、フィルムが終わったときに巻き戻しクランクの近くの赤ランプが数回点滅するんだけれども、点滅しているときはファインダーを覗いているので見えない。それで36枚以上になるとまだ撮れるのか撮れないのかはシャッターボタンを押しきらないと分からない(半押しでランプ点滅なら良かったのに)。要するに35枚撮った後の36枚目直前と36枚撮った後以降の区別がつかない糞仕様だった。これが36枚撮ったのと37枚目以降の区別がつかないのなら許す。なぜならフィルムは36枚撮りとして売られているからだ。F-301とF-501のこの部分は腹が立つ。撮ろうとしてフィルム切れだったことを避けるにはフィルムカウンターが36になっていたら36枚目を撮ったか撮らないかに拘わらずフィルム交換をするしかない。結果35枚しか撮っていないということがよくあった。もったいない。カウンターが37まであれば問題ないのになんでこんなところケチるかね。ちなみにF3の方は40枚までカウンターがあった。手巻きだと巻けなくなるからフィルム終了は分かるけどね。【追記】そうそう、F-501・F-301は警告音をONにしておくとフィルム終了時に「ピピピピピピー」と鳴るので、30枚を越えたら警告音をONにするというやり方もある。ただ、警告音をONにするとAE撮影時に1/30秒以下になるとピーピーなるので、AE撮影時にはOFFにしたい機能だった。今のデジカメのように鳴らす機能をメニューで選択できるわけではなく、単にONとOFFしかなかったから。【追記ここまで】

そんなこんなで「規定枚数以降のコマでもシャッターが切れる」件は、レンズ付きフィルムの信頼性を失わせる改悪だと思うな。


写真はKodak ProFoto XL 100 135-36+フィルム。36枚以上撮れるフィルムらしい(すまん、まだ撮りきっていない)。こういうフィルムはF-501/F-301で使うとさらにフィルムがもったい状態になるなぁ。

Kodak ProFoto XL 100 135-36+:Nikon D300、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、105mm、F4.5開放、1/30sec、ISO-Auto(ISO500)、AWB、ピクチャーコントロール:スタンダード、L37c

写ルンです 25周年記念キャンペーン東京ディズニーシーパーク・ファン・パーティーご招待2011年10月27日 00時00分00秒

 写ルンです 25周年記念キャンペーン 東京ディズニーシーR パーク・ファン・パーティーご招待!!

昨日は結局更新できなかった。すまん。さて、富士フイルムがレンズ付きフィルム「写ルンです」の発売 25周年を記念して、写ルンです 25周年記念キャンペーン 京ディズニーシー® パーク・ファン・パーティーご招待!!というキャンペーンを2012年2月29日まで行うようだ。

バーコード2枚でペア300組600名を2012年5月20日(日)の東京ディズニーリゾート「パーク・ファン・パーティー」に招待、バーコード1枚で「ダッフィーぬいぐるみバッジ」100名プレゼントなのだそうだ。

「写ルンです」は、これからも思い出を、写真に残し続けていきます。

いまや「写ルンです」はフィルム需要の稼ぎ頭だから、皆さんこぞって応募しましょう。って写真趣味の人はあんまり写ルンです使わないんだよねぇ。案外きれいに写るし、なによりも意外にも過酷な条件で写真が撮れるので、滅多に行けない場所に撮影に行くときは予備に持っていくといいかも。
「僕にとって写ルンですは、最後の頼みの綱。最強ですね。」(写真家・石川直樹氏) ― 2011年08月02日参照

富士フイルムのサイトからリンクを辿っていくと、PORTRAユーザーばかりが…2011年08月24日 00時00分00秒

産寧坂(京都・三年坂):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8、F5.6AE、Kodak New PORTRA 160、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows XP上のVMWare Player上のWindows 2000でNikonScan4を作動)

昨日、写ルンですの詳細を調べようと、富士フイルムの写ルンですのサイトを見ていた。そこにあるリンクから以下のように辿っていった。
写ルンです写ルンです 25周年記念写真のことばFUJIFILM×Re:S オリジナル写ルンですしゅうかんRe:S写真機探訪

その写真機探訪は現在5回まで連載されている。
写真機探訪第5回 清島 新さん
写真機探訪第4回 松本慎一さん
写真機探訪第3回 伊野亘輝さん
写真機探訪第2回 長能豊一さん
写真機探訪第1回 井上能之さん

よくみると、愛用の機材のところのフィルムが全てKodak。しかもほとんどがPORTRA。富士フイルムが太っ腹と解すべきなのか、今どきフィルムに拘って写真撮っている人のカラーネガはPORTRAが多いと解釈すべきなのか、このRe:Sという冊子の編集部がPORTRA好きなのか、分からないがすごい偏りだ。

富士フイルムは、どうして自社のネガカラーフィルムをこういうこだわりの人たちが使っていないのかをよく考えた方がいいと思うぞ。まあ急にPORTRAみたいなフィルムに路線転換されたら、富士の派手傾向のフィルムを気に入っている人は困るかもしれないが。フィルムの問題もあるけれども、私は富士フイルムのプリントの傾向も問題があると思っている。フロンティアの階調のないベタ塗りのプリントをなんとかして欲しい。フィルムの階調が台無しじゃないか。富士フイルムのいう写真文化ってああいうものなのか。

で、結局「FUJIFILM×Re:S オリジナル写ルンです」というのは見あたらなかった。売り切れて販売終了なのだろう。またやって欲しいなぁ。プリントはコダック系に出してしまうけど…。


産寧坂(京都・三年坂):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8、F5.6AE、Kodak New PORTRA 160、GG-1、marumi DHG Super Lens Protect、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows XP上のVMWare Player上のWindows 2000でNikonScan4を作動)

写ルンですシンプルエースの作例2011年08月23日 00時00分00秒

太陽の塔(大阪・万博記念公園):富士フイルム「写ルンですシンプルエース27」、32mm、F10、1/140sec、富士フイルム SUPERIA X-TRA 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows XP上のVMWare Player上のWindows 2000でNikonScan4を作動)マウントアダプタMA-21にストリップフィルムホルダFH-3

更新が遅れてすまぬ。今度は富士フイルム「写ルンですシンプルエース27」の作例。例によって大阪・万博記念公園にて。ちなみに撮影者は私ではなく、Haniwa家族(笑)だ。

太陽の塔(大阪・万博記念公園):富士フイルム「写ルンですシンプルエース27」、32mm、F10、1/140sec、富士フイルム SUPERIA X-TRA 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows XP上のVMWare Player上のWindows 2000でNikonScan4を作動)マウントアダプタMA-21にストリップフィルムホルダFH-3

フィルムが富士フイルム SUPERIA X-TRA 400であることは、潜像情報に「H38」とあったことから判定した。
フジカラー SUPERIA X-TRA 400 データシート(PDF:310KB)にSUPERIA X-TRA 400のデータシートがあり、製造番号がH02~とある。なお、このデータシートは2011年8月12日に更新されたばかりのようだ。

作例では、無限遠でやや四隅のピントが来ていない感じだ。ただそのためか妙に林に立体感がある。写ルンですでは、四隅までちゃんとピントが来るようにフィルム圧板がレンズの像面湾曲を相殺するように湾曲しているはずなのだが、無限遠では補えないほどの量なのかもしれない。スナップで使うような1~5mぐらいでは四隅のピント甘は目立ちにくい感じだ。それと周辺光量はそんなに落ちておらず、プラスチックレンズ1枚にしてはたいしたものだ。もちろん35mmフルサイズだ(笑)。【追記】じっと見てるとちょっと前に流行ったミニチュア写真みたいに思えてくる。【追記ここまで】
※写ルンですシンプルエースのスペックは、フジカラー「写ルンです シンプルエース スティッチ Flash27枚撮」新発売参照。

プラスチックレンズのせいか、富士のフィルムにしては大人しい感じで、かえって好ましく思える。富士のフィルムの派手さは実は写ルンですのプラスチックレンズとの相性を考慮していたのだったりして(笑)。

この程度の甘さの画像でもL判のアナログプリントでは普通にみられる写真になる。補正ありまくりのデジタルプリントだともっとしゃきっとするんだろう。

結局Nikon F100 + 28-105mmは使わなかった2011年08月17日 00時00分00秒

清水寺:GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/810sec、ISO64、プログラムAE、-0.3EV

今回の関西旅行では、Nikon F100とAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、CONTAX G1とCarl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8とBiogon T* 21mm F2.8と外部ファインダーGF-21mm、Ricoh GR DIGITALとワイドコンバージョンレンズGW-1と外部ファインダーGV-1、ニコンスピードライトSB-30を持っていった。

しかし、マウントの違うフィルムカメラ2台とコンパクトデジタルカメラを同時に使うのは難しく、結局Nikon F100とAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)は一度も使わなかった。家族一緒でしかも撮影がメインではないので立ち止まって3種類のカメラのシャッターを切る時間はなかった。

CONTAX G1の方もせっかくBiogon T* 21mm F2.8を持っていったのにレンズ交換する暇がなくて、全部Biogon T* 28mm F2.8で撮った。

GR DIGITALの方もワイコンを付ける暇がなくてずっと28mm相当のままだった。

ああ、余分な荷物が多かった。最初からCONTAX G1 + Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8とGR DIGITALのみでよかった。まだまだ修行が足りない。【追記】あと、写ルンですシンプルエース2本も持っていった。【追記ここまで】


清水寺:GR DIGITAL、28mm相当、F3.5、1/810sec、ISO64、プログラムAE、-0.3EV

細かいものがたくさん写っているので、いつもと同じサイズで同じ圧縮率なのにファイルサイズがいつもの倍ぐらいある。

暑いのに清水寺はたくさんの参拝者で賑わっていた。あと墓参りの関係(浄土真宗本願寺派の大谷本廟がある)で東大路通が渋滞していた。

久々に写ルンですを買った2011年08月08日 00時00分01秒

富士フイルム写るんですシンプルエース、ディズニー・スティッチ版とサンリオ・キティちゃん版

「僕にとって写ルンですは、最後の頼みの綱。最強ですね。」(写真家・石川直樹氏) ― 2011年08月02日の記事がきっかけでアクセスが急増し、昨日はこのブログ開以来初のアサブロアクセスランキング2位にさせて頂いた。ありがとうございます。

それで、こんど関西に行くのでその時に使おうと写ルンですを久々に買った。それ以前はレンズ付きフィルムはDNPのTORIKKIRIが300円だったので使っていた。DNPの前はコニカの「撮りっきりコニカ」を使っていた。

割高だと思いつつもなんだかんだと結構レンズ付きフィルムは買っていたなぁ。

いまの写ルンですはストラップホールが付いてしまったので昔のラピタ特製クラシックカメラカバーが使えないのが残念なところだが、そんなカバーをいまも持っている人はほとんどいないから、ストラップホールがある方がいいと思う。

写真は写るんですシンプルエース(フラッシュ付き135-27、ISO400)のディズニー・スティッチ版とサンリオ・キティちゃん版だ。中身は同じなのにデザインが違うだけでスティッチの方は540円、キティちゃんの方は500円と40円も違いがある。ディスニーの版権は高いのだろうか。

そうそうキティちゃんネタなんだから、ぱにー様カテゴリに追加して召喚しなければ(笑)。

【関連】
「写ルンです」20周年、まだまだ頑張れ! ― 2006年06月15日
フジカラー「写ルンです 1600 Hi・Speed Flash 15枚撮」新発売 ― 2006年07月26日
究極のメカニカルカメラ、レンズ付きフィルムをラピタ特製クラシックカメラカバーで使う ― 2006年08月30日
富士フイルム「写ルンです」サイトリニューアル ― 2007年10月17日
DNP Torikkiri Do Shot はコストダウンし過ぎ ― 2008年03月06日
DNP撮りっきり(レンズ付きフィルム)がいつの間にか値上げ(追記あり) ― 2008年08月29日
『TSUBURAYA × Kodak コラボレーション 「ウルトラ・デザイン」シリーズ・レンズ付フィルム』いよいよ今週末発売 ― 2009年12月09日
『鬼太郎 × Kodak コラボレーション 「鬼太郎デザイン」シリーズ・レンズ付フィルム』新発売 ― 2010年08月09日
『鬼太郎 × Kodak コラボレーション 「鬼太郎デザイン」シリーズ・レンズ付フィルム』はオフィシャルショップで買えとな ― 2010年08月19日
「僕にとって写ルンですは、最後の頼みの綱。最強ですね。」(写真家・石川直樹氏) ― 2011年08月02日
アクセス急増 ― 2011年08月07日

レンズ付きフィルムカテゴリを追加した2011年08月08日 00時00分00秒

「写ルンです」のアクセス急増のため、レンズ付きフィルムカテゴリを追加した。サイト内検索で引っかかる範囲で記事に追加しておいたが、追加漏れもあるかもしれない。写ルンですカテゴリにしなかったのは、ほかのメーカーのレンズ付きフィルム(「使い捨てカメラ」ではない)もあるから。

レンズ付きフィルムカテゴリののアドレスは、
http://haniwa.asablo.jp/blog/cat/lenstukifilm/
だ。

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索