ロモグラフィー、防水ケースで10mまで潜れるレンズ付きフィルム(デジカメWatch) ― 2020年05月06日 00時00分00秒
今朝未明に緊急地震速報が鳴って目が覚めてしまい、なんだかすっきりしないHaniwaです。ただ、結果的にたいしたことが無かった揺れだったからと言って緊急地震速報がうるさいとか言ってはいけない。必要なものなので。
そういえば5月4日(月)の夜にも緊急地震速報があったんだよね。それで録画していたNHK総合の「アーカイブス秘蔵映像でよみがえる にっぽんの廃線100」が23分しか録れてないのでおかしいなと翌日再生したら、途中から緊急地震速報が被さって、スタジオからのニュースに切り替わっていた(泣)。今日の朝から再放送があったので録画したが、NHKのホームページには当初再放送が掲載されてなかったんだよね。再放送に気づいたからよかったけど、もっとはやくにサイトを更新して欲しい。
さて、デジカメWatchによれば、ロモグラフィー、防水ケースで10mまで潜れるレンズ付きフィルムが発売されるそうだ。
株式会社ロモジャパンは、「Analogue Aqua Simple Use Film Camera & Underwater Case」(アナログ アクア シンプルユースフィルムカメラ&防水ケース)の予約受け付けを4月29日に開始した。予約分の出荷開始は6月中を予定している。希望小売価格は税込4,680円(カメラ本体と防水ケースのセット)。
防水ケースとの組み合わせで水深10mまでの水中撮影が可能なレンズ付きフィルム。メーカー保証の対象外となるが、フィルムを再装填できる点も特徴としている。製品は初期装填フィルムの違いにより「Color Negative 400」(ISO 400。36枚撮り)と「LomoChrome Purple」(ISO 100-400。27枚撮り)の2種類を選べる。
レンズ焦点距離は31mm。撮影距離は1m〜∞。絞りはF9、シャッター速度は1/120秒で固定。
フラッシュを内蔵している。チャージ時間は約15秒。発光部前面に3色のカラーフィルターを備えている。
いいよねぇ、防水ハウジングが安価でかつフィルム再装填可能というところがよい。これだと欲しいなと思う。
レンズ付きフィルムの防水ハウジングはあっても、その中に入るレンズ付きフィルムの仕様が変わったり販売終了になってしまうとせっかくの防水ハウジングが使えなくなってしまう。
このロモグラフィーの場合は、フィルム再装填可能だから、中に入るレンズ付きフィルムが壊れない限りは、仕様が変わったり販売終了になっても、フィルムを入れ替えて使い続けられる。いい発想だと思う。
フィルムの話ではないが、RicohのGRシリーズも安価な(2万円ぐらいまで)の防水ハウジングを出せばいいのにとずっと思っている。防水ハウジングって、水中に潜るだけじゃないんだよね。水しぶきの飛んでくるような状況たとえば優勝祝賀パーティのシャンパンやビール掛けの際に広角レンズで寄って撮るとかそういうのにリコーGRを使えるわけだ。ほかにも色々と用途はあるはずだ。なんで発売しないかなぁ。リコーもある意味頑なだよね。
ということで、今回の10m防水のロモグラフィーのレンズ付きフィルムは欲しくなってしまう製品であった。
写真は記事とは関係ない。
鎧武者姿のカーネル・サンダース(ケンタッキーフライドチキン伊勢佐木町店:横浜市中区):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/50秒、ISO50、プログラムAE、AWB
端午の節句と言うことでカーネル・サンダースが鎧武者姿になっていた。段ボールでうまく作ってあったが、お店の人の手作りなのかしら。
【追記】そういえばコロナ騒ぎで2ヶ月ぐらい散髪に行かないでいたら落ち武者みたいになってきた(違)。
月刊カメラマンが2020年5月号で休刊 ― 2020年04月21日 00時00分00秒
写真家・赤城耕一氏のツイートで月刊カメラマン誌が休刊になることを知った。
突然の「月刊カメラマン」休刊の報せ。細々と続いていた連載も消滅。それはまだいい。ただ「カメラ売れず、出稿減少、書店減少、新コロ騒動」と、書籍雑誌は四重苦、打ちのめされた。最終号になる月刊カメラマン5月号の拙連載は、マミヤセコールマクロE50mmF3.5を取り上げました。すげーよく写ります。
— 赤城耕一 (@summar2) April 21, 2020
月刊カメラマンは何度かしか買ったことがなかったが、最終号となる2020年5月号は買うかと思った。
月刊カメラマン2020年5月号は総力特集「ハダカが好きです!」
おい!それはないだろう。いやハダカは嫌いじゃないけれども(笑)、家に持って帰れないからこういう特集はやめれ(泣)。
いまは大型書店も休業中が多いので、近所の本屋さんで買うか通販になると思うが、近所の本屋さんでこれレジに持って行くの嫌だなぁ(笑)。
ということで、月刊カメラマンの事実上の最終号を買うかどうか迷う。
ねこのいる鉄道風景「ねこ鉄」1(デジカメWatch) ― 2020年04月12日 00時00分00秒
なんか毎日雨降ってませんか(泣)。どばっと降ったらしばらく晴れるみたいな天気ではなく、毎日夕方から夜にかけて雨が降りますとかいう天気だとどうもすっきりとしない。
さて、デジカメWatchにねこのいる鉄道風景「ねこ鉄」①という記事が挙がっている。丸数字って環境依存文字だけど使っていいのかね。自分は使わないようにしているが。
1枚目の高島貨物線はヨコハマビオゴンモノクロ計画その7 ― 2011年04月14日の作例と同じ場所だろう。たしかここは昔三菱の造船所の正門があった踏切で、手前の旧東横線(横浜ー桜木町間は2004年1月に廃線)とJR根岸線のガード下の踏切に通じる開口部を半分フェンスで囲んで狭くしていたのでそこに猫やホームレスの人が住み着いていたように記憶する。それ以外に餌をやりに来ている人もいたようだ。
この記事の中井精也氏の写真のキャプションを見るとニコンのちょっと前のデジカメがたくさん記されていて、まだ中井精也氏がニコンをメインで使っていた時代だったんだなと思った。中井精也氏はもう7~8年ぐらいはSONYをメインにしているのではないだろうか。
この記事は撮影場所の地図も付いていてよいですな。新型コロナウイルス感染症(COVIT-19)が収まったら撮影に行きたいですな。
写真は記事とは関係ない。
小湊鐵道上総鶴舞駅前(2020年4月):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、11mm(35mm判換算16.5mm相当)、F10.0、1/400秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF(周囲9点加味) 、高感度ノイズ低減:標準
このあいだの小湊鐵道ちょこっと撮影シリーズのつづき。上総鶴舞駅はドラマのロケなどにも使われているいい雰囲気の駅なので、平日にもかかわらず結構な人がいた。駅舎の雰囲気もよくて色々撮りたかったのだが、小さな人形をいろんなところに乗せて写真を撮っている30代ぐらいの女性二人組がいてなかなか撮影が終わらないのでうまく撮れなかった。小さな人形があちこち旅をする設定のブログをやっている人なんだと思うが、もうちょっと周囲に配慮してほしいな。それぞれ犬を連れていて、その人たちが人形の撮影に夢中になっていると犬がどこかに行きそうになる。そのたびに「これ、危ない!」とか叫んでいてそれも嫌だった。子どもに対していうのならともかく、リードを離しておいて犬に「そっち行ったら危ない!」とか言っても通じないと思うぞ。とっとと次の駅に向かうことにした(泣)。写っている手前の外車は習志野ナンバーだった。
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店で販促員が新型コロナウイルスに感染の件、対応が遅いのではないか ― 2020年04月10日 16時55分00秒
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店で販促員が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)陽性反応が4月7日に出て、4月10日から横浜店を休業にするそうだ。
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について(株式会社ヨドバシカメラ 2020年4月9日)
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における
同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について2020年4月9日
各位
株式会社ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(横浜市)における
同店滞在者の新型コロナウイルスの感染について当4月9日に、弊社「ヨドバシカメラマルチメディア横浜店(以下同店)」(横浜市西区北幸1丁目)に、販売商品のメーカーから販売促進員として同店の売り場に来て前3月まで活動されていた方の1名が、PCR検査で新型コロナウイルスの陽性反応が出た、という事実が判明いたしました。
弊社は、お客さまと従業員の安全を最優先に考え、あり得る感染の拡大の抑止に努めるため、所管保健所などと連携し、上記の陽性反応がでた感染者が滞在していた売り場及び同店において、現時点で次の対応を取っております。
・同売り場と同店における感染者の行動歴ならびに感染者との濃厚接触者の調査
・濃厚接触の可能性のある同店従業員及び同店の長時間滞在者への本日から2週間の自宅待機指示及び要請、並びにその者らの健康に関する経過確認
・同店の消毒作業の実施
・同店を当分の間、休業とすること
※その他についても保健所の指示に従い対応してまいります。当感染者の方は3月末を最後に同店には来ておりませんが、翌4月1日に発熱の症状があり、4月2日に医療機関へ受診。その後4日にPCR検査を実施、4月7日に新型コロナウイルス陽性判定が出たという経緯です。
今後も、同店外での可能性のある感染の拡大の抑止と安全確保を最優先に、関係各所と連携し対応してまいります。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
また、休業中の同店の再開につきましては現在のところ未定でございます。
以上
ヨドバシカメラ横浜店で感染者が出ているというのは、そこの従業員と称する方がTwitterで内部告発しているのは知っていた。しかし、証拠がないので静観していた。昨日付のヨドバシカメラの発表で事実であることが確認された。
https://twitter.com/9fG6oYnMbVSNuql/status/1247768223300194304
https://twitter.com/9fG6oYnMbVSNuql/status/1247776868549324801匿名希望 @9fG6oYnMbVSNuql
私はヨドバシの従業員です。
営業妨害をする気は有りませんが、事実を広めたいのでアカウントを作成しました。
先日、ヨドバシ横浜でコロナ感染者を確認していますが、公に出ないように隠蔽しています。
ヨドバシ横浜は緊急事態宣言にも関わらず、本日も通常営業しております。
午後3:08 · 2020年4月8日·Twitter for iPhone
匿名希望 @9fG6oYnMbVSNuql
ちなみにヨドバシ横浜でコロナの感染が確認されたのは、家電コーナーのメーカースタッフです。
そのメーカーに限らず、関わった多くのスタッフが出勤停止の状態になっています。
午後3:42 · 2020年4月8日·Twitter for iPhone
別にヨドバシカメラの実店舗で感染者が出たことが問題なのではない。4月7日に感染者が出たことが明らかになって内部的に従業員も知ることになっているのに、それを直ちに公表せず、その後2日間も平常営業していたことが問題なのだ。
公表された文書には、4月9日に判明したとあるが、内部告発のツイートでは4月7日に結果判明としており、それにもかかわらず会社がきちんと公表しないので4月8日にTwitterで暴露ということになっている。本当にヨドバシカメラが知ったのが4月9日なのか。これが一番の問題点。
そのほかには、「同店滞在者」としていかにも自分ら会社には関係ないように装っているが、実際には「販売商品のメーカーから販売促進員として同店の売り場に来て前3月まで活動されていた方」である。これは以前から問題になっていたものである。買い物客からすれば店員さんのように対応している人がよく見ると「入店証」を提げている人だったというやつである。それだけでなく、形式的には「メーカーから販売促進員」としながらも、実際にはヨドバシカメラの指揮監督の下ヨドバシカメラの販売業務を手伝わせているといった元販売促進員の声はよく聞くところであった。この形式と実質の乖離が今回の発表の「遅れ」とどう関係あるのかもジャーナリストには突っ込んでいただきたいところである。
ほかにもhttps://twitter.com/yodobasi_korona/status/1247536803264905216というツイートが4月7日時点であった。
ヨドバシコロナ @yodobasi_korona
ヨドバシカメラは緊急事態宣言がでても通常営業です。社員にも家族、大切な人がいます。マスクを禁止してる店舗もあるし横浜の店舗ではコロナ陽性がでたのにも関わらず隠して営業するそうです。もう外からの声がないと休みにはなりません。拡散お願いします。#ヨドバシカメラ#緊急事態宣言
午後11:48 · 2020年4月7日·Twitter for iPhone
マスコミ各社の続報を待ちたい。ヨドバシカメラはCMや広告をたくさん出してくれてるから…なんていうのはないよね。
【関連追記:2020年4月10日20:54】
ヨドバシカメラ従業員から相次ぐ悲鳴 新型コロナ対応に不信感、「内情」暴露...会社側は反論も(2020/4/10 19:52 J-CASTニュース)
ヨドバシ、コロナ感染で休業…発表前から「感染者確認でも通常営業」との指摘相次ぐ(2020.04.10 17:55 Business Journal)
ロモグラフィーから ISO 8のモノクロフィルム「Fantôme Kino B&W」発売 ― 2020年03月29日 00時00分00秒
ロモグラフィーから ISO 8のモノクロフィルム「Fantôme Kino B&W」が発売されるそうだ。
ロモグラフィー、ISO 8のモノクロフィルム「Fantôme Kino B&W」(デジカメWatch)
ロモグラフィーは銀塩フィルムに拘っているようで頼もしいですな。
ただ、フィルムは継続的・安定的に発売してほしい。いいフィルムだなと思って次に買おうとしたらもう売ってないとかだと困る。継続的に作品撮影に使う人も困るし、私のように「作品」というほどのものを撮っていない人だって困る。数年は売っている感じでお願いしたい。このご時世難しいとは思うが、次いつ入るかわからないようだとそもそも買う気が起きない。
関東地方南部も今日は雪が降っている。昨日は20℃以上あったのに…。
ガーデンバリアミニ(旧型):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/100秒、ISO80、プログラムAE、AWB
HARMAN Technology、イルフォード120フィルムの"斑点"について情報収集中(デジカメWatch) ― 2020年03月19日 00時00分00秒
イルフォードの120(ブローニー)フィルムにおいて、ネガ上に斑点が発生しているとの報告がSNS上などの投稿で増えているとのことで、製造元のHARMAN Technologyが情報収集を行っているそうだ。
HARMAN Technology、イルフォード120フィルムの"斑点"について情報収集中(デジカメWatch)
イルフォードフォト120フィルムについてのお知らせ(サイバーグラフィックス株式会社)
フィルムに斑点といえば放射性物質によるものが頭をよぎったのだが、以下のように低感度のフィルムで見られるということやシートフィルムでは見られないというので、放射性物質が原因ではなさそう。
これらの報告は2020年2月末までの18か月間にユーザーから届けられ、その割合はフィルム1万本に対し1.5件だという。主にPAN Fのような低感度の120フィルムで発生が見られ、135(35mmカメラ用)フィルムやシートフィルム製品では発生がないとしている。
2011年の3.11の後に富士フイルムが原発事故によって放出された放射性物質によってフィルムに黒点が発生する事象を報告していた。
X線フィルム撮影画像に黒点が発生する現象について ― 2011年04月20日参照
今回のはそれとは違うっぽいですな。
HARMAN Technologyでは、この現象の発生が湿度、温度、フィルムの経年などの要因に大きく影響されることがわかってきているとし、リスクを最小限に抑えるための管理方法を案内している。
写真は記事とは関係ない。
いすみ鉄道上総中野駅ホーム上の自販機:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB
中国政府 臨床試験で富士フイルム富山化学開発のアビガンに治療効果 治療薬として使用へ ― 2020年03月18日 00時00分00秒
毎日新型コロナウィルス(COVID-19)関連で不安ですな。そんななか、NHKニュースで 中国政府 臨床試験でアビガンに治療効果 治療薬として使用へ 2020年3月17日 21時01分という一筋の光明が。
中国では、16日新たに21人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、感染者は合わせて8万人を超え、死者も3226人となりました。
こうした中、北京で17日開かれた記者会見で、科学技術省生物センターの張新民主任は、国内の2つの医療機関が行った臨床研究の結果、日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」、一般名「ファビピラビル」に、新型コロナウイルスによる肺炎などへの治療効果が認められ、明らかな副作用もみられなかったと述べました。
アビガンという医薬品は一般名「ファビピラビル」で、白木公康・富山大学医学部教授と富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(現:富士フイルム富山化学)が共同研究で開発した核酸アナログでRNA依存性RNAポリメラーゼ阻害剤なのだそうだ。
富士フイルム富山化学の新薬開発状況では国内開発のファビピラビルは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)治療薬で開発段階はPhaseIII とのことだ。また海外開発のT-705 favipiravir は抗インフルエンザウイルス薬で PhaseIII(米国)とのことだ。
富士フイルム富山化学 新薬開発状況
富士フイルムは儲けたお金で銀塩写真フィルムの拡充を(違)。
【追記】ファビピラビル(アビガン)は、ヒトで行う臨床試験前に実施した動物による安全性試験で胎児に奇形が生じる可能性が認められたため条件付き承認になっているようだ。「めったなことでは使わないクスリ」だったのだが、今回のパンデミックで日の目を見た形になるのかな。条件付き承認で普及に足かせ 富山化学インフル薬の“無念”(ダイヤモンドオンライン 2014.2.25 0:16)参照。【追記ここまで】
【さらに追記:2020年3月19日】
中国での「アビガン有効」を喜べない富士フイルム(日経ビジネス 2020年3月19日)
しかしながら、このニュースが富士フイルムHDの業績に直接影響することはなさそうだ。ファビピラビルの物質特許は中国では既に切れており、臨床試験では中国の製薬企業が製造したジェネリックが使われた。富士フイルム側は16年6月に中国の大手製薬企業である浙江海正薬業とファビピラビルの特許ライセンス契約を締結して、開発・製造・販売する権利を供与していたが、その契約は既に終了している。浙江海正薬業など、現地の製薬企業が製造するファビピラビルが仮に中国で広く使われたとしても、富士フイルム側にライセンス料などが入ってくるわけではないのだ。
そもそもアビガンは14年に抗インフルエンザ薬として日本で承認されているが、通常の医療用医薬品とは扱いが大きく異なる。「他の抗インフルエンザウイルス薬が無効または効果不十分な新型または再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合にのみ、患者への投与が検討される」とされ、厚生労働大臣の要請がない限り販売はできない。
【さらに追記ここまで】
写真は記事とは関係ない
JR東日本久留里線久留里駅:Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/528.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB
このあいだ上総中野駅(小湊鉄道・いすみ鉄道)と大原駅(いすみ鉄道・JR東日本外房線)に行ったときに立ち寄った久留里駅。ちょっと変な筋状のゴーストが出てますな(泣)。この駅は中間駅だが日中の列車はほとんどが久留里どまりだ。駅員はいないように見えるし窓口も開いていないように見えるが、いつも自動車(社用車と自家用車)が駅舎の駐車場に止まっている。ここに通ってくるJR社員がいるのだろうか。千葉支社 2駅外注化と5駅の窓口閉鎖等提案(国鉄千葉動力車労働組合「日刊動労千葉」2017年7月3日のアーカイブ)(久留里駅(Wikipedia)からリンク)によると2018年10月1日からみどりの窓口閉鎖をしたようだ。「※窓口は閉鎖するが、要員については削減しないとしている。」とあるので、駅舎の中に人がいるのだろう。
映画『Fukushima 50』はなぜこんな「事実の加工」をしたのか?(中川右介氏) ― 2020年03月08日 00時00分00秒
なんか寒くて天気悪いですなぁ(関東地方)。
さて、映画『Fukushima 50』はなぜこんな「事実の加工」をしたのか? 観客をミスリードする作り(現代ビジネス)という記事がアップされている。
筆者は、編集者・評論家の中川右介氏。フィルム写真機愛好家の人なら思い出すのではないだろうか、あの、「チョートクのカメラジャーナル」の編集長でアルファベータ社の社長だった中川右介氏だ。
そういえば「チョートクのカメラジャーナル」でも編集長は元「選挙のプロ」とか書かれていたな。
映画『Fukushima 50』はなぜこんな「事実の加工」をしたのか? 観客をミスリードする作り(現代ビジネス)の記事の内容とは別で済まないが、「チョートクのカメラジャーナル」を引っ張り出してきて読んでみよう。
信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」3月4日放送 ― 2020年02月29日 12時47分44秒
新型コロナウィルス流行のため家にいるのだが、なんかつまらないので、おにぎりでも持ってバイクで走りに行こうかと思った。道路交通情報をみたら、週末なのに高速道路が全く渋滞していない。逆にいつも週末は空いている首都高速道路が渋滞している。何が起こっているんだろう。ということでやっぱり出かけないでブログを更新している(笑)。4年に1回しかない2月29日だし。
さて、NHKのPRによれば、2020年3月4日(水)22時00分~22時59分にNHK BSプレミアムで信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」が放送されるらしい。なぜこれに興味を持ったかというと、舞台が諏訪で予告編にヤシカエレクトロ35が映っていたからだ。
信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」|NHK長野放送局
物語の舞台は、かつて「東洋のスイス」と呼ばれ、世界に誇るフィルムカメラの生産地として一時代を築いた長野県・諏訪地域。東京で働く斉藤裕介(28)は、祖母の介護を口実に仕事をやめ帰郷したが、早々に祖母は亡くなってしまう。遺品から見つけたフィルムカメラを手に、裕介は祖母の面影を求め、写真探しに出かける…
デジタルカメラやスマホが台頭する現代。今なお、フィルムカメラで築いた誇りと文化が残るこの諏訪地域を舞台に、一人の青年が亡き祖母の写真を探す過程で人々とふれあい、忘れていた大切な“家族の記憶”を取り戻す、オリジナルストーリー
主演の泉澤祐希の役柄は「周囲に流され、なんとなく東京の大学に進学しそのまま東京で就職した平凡な青年。祖母の晴代の介護を口実に仕事を辞めて諏訪に帰ってくるも、早々に祖母がなくなり、今は諏訪湖の貸しボート屋でアルバイトをしている。遺品整理で祖母が愛用していたカメラを見つけ、祖母に対するある想いを胸に、祖母の写真探しに奔走する。」というものだ。
注目すべきは、柄本明が「下諏訪町のフィルムカメラの修理工房、タムラリペアリングの技術者兼経営者。元々はカメラメーカーの修理部門で働いていたが、カメラ事業の撤退とともに退職し独立。自身は写真を撮ることを好まず修理一筋。裕介から、フィルムカメラの修理を依頼される。」というヤシカ・コンタックスユーザーならなんか聞いたことのある役柄なのだ。
これは楽しみだ。諏訪ってあんまりじっくり滞在したことがない場所なんだよね。諏訪って諏訪市があって下諏訪町があって上諏訪駅がある上に茅野市とか岡谷市とかカメラで有名な場所があってなんだかよくわからないのだ(勉強不足)。
ちなみに柄本明氏は20世紀の終わりごろに世田谷区と渋谷区と目黒区の境目付近(ってピンポイントやん)でお子さん(たぶん今俳優をされているどちらか)と歩いているところを見かけたことがある。なんか惹かれる俳優の一人だ。
ロモグラフィー、5年ぶりの新フィルム採用で再使用可能なレンズ付きフィルム「Simple Use Film Camera」を発売 ― 2020年02月28日 00時00分00秒
ロモグラフィーが5年ぶりの新フィルム採用で再使用可能なレンズ付きフィルム「Simple Use Film Camera」を発売するそうだ。
ロモグラフィー、5年ぶりの新フィルムを装填した「Simple Use Film Camera」(デジカメWatch )
株式会社ロモジャパンは、レンズ付きフィルム「Simple Use Film Camera LomoChrome Metropolis」の一般販売を2月19日から開始した。販売価格は、税込2,580円。
"ロモグラフィー5年ぶりのオリジナルフィルム"として2019年にクラウドファンディングを実施したカラーネガフィルム「LomoChrome Metropolis ISO 100-400」(27枚撮り)を装填したフィルムカメラ。
いわゆるレンズ付きフィルム(使い切りカメラ)のパッケージングだが、保証対象外となるものの撮影後にフィルムを入れ替えて再使用できる点が特徴。フラッシュ発光部に被せるカラーフィルター3枚(ピンク、ブルー、イエロー)も装備している。
注目すべきは、「保証対象外となるものの撮影後にフィルムを入れ替えて再使用できる点」でしょうな。
Simple Use Film Camera:使い方・フィルム交換方法をみると、「写ルンです」とは違って裏蓋が開くようになっている。プリワインド方式なので、フィルムを詰めたら、端まで巻き上げておく必要がある(撮影したコマがパトローネに入っていくタイプ)。
昔、富士フイルムが「写ルンです」と同じレンズや機構を使ってフィルム交換式の3千円ぐらいのカメラを出していたのを思い出した。【追記】フジフイルム「スマートショット」という名前だったことを思い出した。いくつかバージョンがあるようだ。【追記ここまで】
この「Simple Use Film Camera」はフィルム圧板は湾曲しているのだろうか。「写ルンです」の場合は少ないレンズで周辺まできちんと解像させるためにフィルム圧板が凹型になっていた。なってなければ周辺は流れる感じになるのかもしれない。ロモグラフィーだからそれも「味」と言ってしまいそうで怖い。
主な仕様
使用フィルム:35mmフィルム
レンズ焦点距離:31mm
シャッタースピード:1/120秒
絞り:f/9
撮影距離:1m~無限遠
フラッシュ:内蔵フラッシュ(長押しでON)、再チャージ時間約15秒
バッテリー:単3形電池(内蔵)
外形寸法:115×60×33mm
フジカラー写ルンですシンプルエース27枚撮りがヨドバシカメラで1,370円(税込)なので、「Simple Use Film Camera」が2,580円(税込)なのは高いようにも思えるが、フィルム交換可能だと考えると妥当な値段ではないだろうか。フラッシュの電池交換が難点かもね。なお、フィルム交換は自己責任なのだそうだ。フィルム交換すると保証も切れる。
あと、昔コニカが出していた「撮りっきりコニカWaiWaiワイド」相当の17mmの超広角レンズが付いたフィルム交換可能なレンズ付きフィルムを売り出したら結構売れると思うけどなぁ。少なくとも自分は買いたい。
といいつつ、一昨年の秋から撮りきっていない写ルンですがまだ手元にある…。早く撮りきって現像に出さねば。
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