ロモグラフィーのフィルムカメラ「LomoApparat」21mm F102023年04月20日 00時00分00秒

ハニワニワのイモカタバミ:Nikon Z6、コシナ・フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F2.5開放、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4490K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

ロモグラフィーのフィルムカメラ「LomoApparat」に“Chiyoda Edition”…直営店の拠点にちなんだ“千代田区”モデル(デジカメWatch)が登場だそうだ。

21mm F10のレンズで、角形のフードもいい感じですな。カメラ自体は、フラッシュ内蔵で、シャッタースピードは1/100秒とバルブのみ、ISO設定などは無し、というスペックだ。レンズ付きフィルムの写ルンですやWaiWaiワイドがフィルム交換できて21mmになったみたいな感じ。

超広角好きなので、ちょっとそそるが、 LomoApparat Chiyoda Editionの作例を見ると、解像力はイマイチだしF10なのに周辺光量低下も大きい。実質的には24mmとかの画角で実用的なんだろうな。

ロモグラフィーはフィルム関係で頑張っているのだが、私が踏み込めないのは、こういう画質がよいと思っている風だからだ。フィルムだから写りが悪くてもいいとかフィルムだからこんな変な写りだとかいうことはない。そんなのはあとからいくらでも加工ができる。ピシッと写っていて初めて土俵に乗るんだと思っている。

フィルムや現像代が安かった時代は、こんな写りのレンズやカメラでもまあええやんで済んだかもしれないが、これだけフィルムの値段が高くなって品薄になったら、こんな写りに貴重なフィルム消費するんかと思ってしまう(貧乏性)。

だったらCONTAX G1にBiogon T* 21mm F2.8付けて撮ればいいやん、となる。ちなみにCONTAX G1の出番があまりないのは、嵩張るし、いざ使おうと思ったらCR2×2本の電池がなくなっているから。CONTAX G1は電池入れっぱなしにしていると電池が減る。でも、ニコンZ6にBiogon T* 21mm F2.8付けても周辺部の色被りが完全にはなくならないから、そのうちCONTAX G1で撮り比べてみたい(今はG1の電池抜いて保管している。いざというときにCR2電池はすぐに手に入らないから)。

まあフィルム代が気にならない人はこのロモグラフィー LomoApparat Chiyoda Editionでバシバシ撮ればいいと思う。

ということで、ニコンはZマウントのコンパクトでピシッと写る超広角レンズを出して欲しい。20mm F3.5とか18mm F4とかでいいので(全然フィルム撮影ちゃうやん)。


ハニワニワのイモカタバミ:Nikon Z6、コシナ・フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL、マウントアダプターFTZ、絞り優先AE(F2.5開放、1/320秒)、ISO-AUTO(ISO 100)、ピクチャーコントロール:AUTO、AWB(4490K)、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影

ハニワニハに増殖するピンク色のイモカタバミ(泣)。これ、抜いても細い根が残るので、しばらくするとまた生えてくる。イモカタバミは第二次世界大戦後に日本に導入された園芸種の逸出らしい。花はきれいでよいのだが葉っぱが大きくてかなり目立つのでやっぱり抜きたい。除草剤とかは使いたくないので、抜いたあとに地面にケルヒャースチーム噴射かなぁ(駆除にはやかんでお湯を掛けるとよいとあったので)。

コメント

_ タロウカジャ ― 2023年04月20日 18時04分10秒

Zマウントレンズの広角単焦点は、過去にも提案しましたが、ニコンは安価なプラマウントシリーズで40mmf/2と28mmf/2.8を発売してから一転して金属マウント26mmf/2.8を発売しています。
ただFマウント時代でも安価なf/2.8クラスレンズはDタイプに任せて新設計の20mm以下の単焦点レンズは発売がなかったと思います。
プラマウントレンズは、専用フードの発売がないか有っても別売りとなっています。あまり製品として大事にされていないのかと思います。逆にDXのズーム4本の全てに手振れ補正が搭載されているので安価でコンパクトな製品が発売されてもごみ取りの無いのを承知して付けっ放しで一日中撮影するといった使い方が考えられます。
Zマウントは、今回発表されたDX版12-28mmf/3.5-5.6の様なズームレンズを発売するのではないかと思います。
おそらくF/4クラスの広角単焦点を発売しても販売数量が稼げないと判断しているのでしょう。
Zマウントで優秀な14-30mmf/4を既に発売していますと言ったところだと思います。
それと開発マンパワーを売れ筋の望遠系ズームに投入したいのではないかと思います。

_ Haniwa ― 2023年04月20日 22時41分58秒

タロウカジャ様
>Zマウントレンズの広角単焦点は、過去にも提案しましたが、ニコンは安価なプラマウントシリーズで40mmf/2と28mmf/2.8を発売してから一転して金属マウント26mmf/2.8を発売しています。
>ただFマウント時代でも安価なf/2.8クラスレンズはDタイプに任せて新設計の20mm以下の単焦点レンズは発売がなかったと思います。

FマウントのDタイプF2.8のレンズは、安価でしたがそんなに解像力は悪くはなく、絞ったら文句はない感じでした。他方でNIKKOR Z 28mm f/2.8は絞ってももう一息の解像力で…(泣)。絞ったらパキパキのレンズにしてほしいです。安価なレンズにこそニッコール魂が宿るのAF Zoom-Nikkor 28-80mmF3.3-5.6Gなどは絞るとかっちりくっきりです。

>プラマウントレンズは、専用フードの発売がないか有っても別売りとなっています。あまり製品として大事にされていないのかと思います。逆にDXのズーム4本の全てに手振れ補正が搭載されているので安価でコンパクトな製品が発売されてもごみ取りの無いのを承知して付けっ放しで一日中撮影するといった使い方が考えられます。

そうなんですよねぇ、ニコンZのDXはカメラにゴミ取りがついていないのですよねぇ。手ぶれ補正もカメラ側にはなく、レンズ側のみ。

ただ、コンパクトで安価な広角ズームレンズはうらやましいです。

>Zマウントは、今回発表されたDX版12-28mmf/3.5-5.6の様なズームレンズを発売するのではないかと思います。
>おそらくF/4クラスの広角単焦点を発売しても販売数量が稼げないと判断しているのでしょう。
>Zマウントで優秀な14-30mmf/4を既に発売していますと言ったところだと思います。
>それと開発マンパワーを売れ筋の望遠系ズームに投入したいのではないかと思います。

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sはいずれ買うつもりです。NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sも…。ただ、これらのレンズは大きくて重いのです。Biogonぐらいの大きさ重さの単焦点レンズがほしいのです。コシナさん、どうですか?

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2023年04月22日 17時08分26秒

>まあフィルム代が気にならない人はこのロモグラフィー LomoApparat Chiyoda Editionでバシバシ撮ればいいと思う。

安く手を出せるものがあれば良いのでしょうが…、
関心があっても手を出せないと人口も増えず需要が作れないので遺憾です、
このままだと財務大事すぎて国民が踏みつけられてる日本国みたいな末路を迎えるかも。

>除草剤とかは使いたくないので、抜いたあとに地面にケルヒャースチーム噴射かなぁ(駆除にはやかんでお湯を掛けるとよいとあったので)。

お湯だと下の方まで浸透するのでしょうがスチームで土の下の方まで届くのでしょうか?、
いっそ非破壊検査に使う不思議なボールペンの様な金属で………

_ Haniwa ― 2023年04月22日 17時33分12秒

ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下

>安く手を出せるものがあれば良いのでしょうが…、
>関心があっても手を出せないと人口も増えず需要が作れないので遺憾です、
>このままだと財務大事すぎて国民が踏みつけられてる日本国みたいな末路を迎えるかも。

まあこのぐらいの値段で21mmのフィルムカメラが買えるのはある意味貴重なんですけれどもね。

日本は、まず円安誘導をやめるべきだと思いますね。どうして自国通貨の価値を落とす必要があるのかわかりません。日本には輸出業者しかいないんですか。

>お湯だと下の方まで浸透するのでしょうがスチームで土の下の方まで届くのでしょうか?、
>いっそ非破壊検査に使う不思議なボールペンの様な金属で………

やはりやかんでお湯の方がいいですかねぇ。スチームはかなり強く噴射されますが、やってみないことにはわかりません。今日の関東地方南部は涼しくて曇りがちだったのでご近所では草抜きの方を見かけました。うちはまだ手つかずです(泣)。ノラ猫軍の隠れるところを残しているわけではないですからね(泣)。

_ めがねのパイロット ― 2023年04月22日 20時43分15秒

 Haniwa様

 これ、私も気になりました。
 1台買ってコレクションして、数年後に倍になって売れるかなぁって?
 数年後にはフィルムが今の倍になって、成金好事家以外からは関心すら向けられない、という未来が見えてカートから出しました(爆)

 ゆるゆるを良しとする製品ですが、おっしゃる通り、フィルムが1本300円くらいで買える時代ならばのことであって。
 現代としてはやや?と感じる気がします。

_ Haniwa ― 2023年04月23日 11時52分53秒

めがねのパイロット様
>これ、私も気になりました。
>1台買ってコレクションして、数年後に倍になって売れるかなぁって?
>数年後にはフィルムが今の倍になって、成金好事家以外からは関心すら向けられない、という未来が見えてカートから出しました(爆)

投機目的ならなかなか微妙かも知れませんね。
ただ21mmというのはそんなにないですから、撮影するのなら買ってもいいと思います。
もうちょっとシャープなら買いたいところなんですが、うーんという感じですねぇ。
レンズがよければのちにそのレンズを移植するような動きも出てくるかもしれません。
もうちょっと作例がみたいですね。

>ゆるゆるを良しとする製品ですが、おっしゃる通り、フィルムが1本300円くらいで買える時代ならばのことであって。
>現代としてはやや?と感じる気がします。

そうなんですよねぇ。かつてワゴンセールでコニカJX400が100円だった時代なら迷わず買うんですけれども。

F-501やF100にぎょぎょっと20を詰めて持ち歩いた方がいいような気もしてきました。
そう考えますとCONTAX G1にBiogon T* 21mm F2.8ですね。
ただ、CONTAX G1はピント外していることがわかりにくいのとピントが合わなくて意地でもシャッターが切れないことがある(カメラを叩きつけたくなります)のがなんか積極的に持ち出したくない感じです。MFもしづらいカメラですし。

そう考えますと何も考えないで即シャッターが切れて軽いこのロモグラフィーの21mmはいい線を突いているのかもしれません。もう少し作例を…。

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