シン・秋葉原駅(Ai Nikkor 45mm F2.8P,Nikon Z6作例) ― 2022年05月12日 00時00分00秒
3月末頃からJR秋葉原駅構内に変なオブジェが置かれるようになった。なんだろうと思ったら、「シン・秋葉原駅」とか書いてある。新横浜駅とか新大阪駅とかとどう違うのか。
バーチャルアキバ誕生でコラボ「シン・秋葉原駅」、BEAMSリアル展開も(Impress Watch 2022年3月23日)によると、バーチャル空間「Virtual AKIBA World」(バーチャルアキバワールド)が3月25日からオープンしており、その宣伝オブシェのようだ。
Virtual AKIBA World | WORLD紹介
オッサンには何が面白いのかよくわからんし、バーチャル「シン・秋葉原駅」の駅のホームに立ってみたが、階段にさしかかると上に上がれないようで飽きてすぐにやめた。Firefoxだったからかもしれないが、ほかのブラウザで試してみる気もしないのでそのままだ。
ということで、楽しい人には楽しいのだろう。楽しんでくれ。
Virtual AKIBA World オブジェ(JR秋葉原駅構内):Nikon Z6、Ai Nikkor 45mm F2.8P、絞り優先AE(F5.6、1/50秒オート)、ISO-AUTO(ISO 125)、AWB、ピクチャーコントロール:AUTO、マルチパターン測光、マニュアルフォーカス、手ぶれ補正ON、高感度ノイズ低減:標準、手持ち撮影、Nikon 専用52mmNCフィルター(シルバー)、専用フードHN-35(フジツボ型)、Nikon FTZマウントアダプター、NX Studio Ver. 1.2.0でRAWから現像、アクティブDライティング(より強め1)
オートで撮ったら手前のオブジェが暗かったので、RAWファイルからアクティブDライティング(より強め1)を適用してみた。
Ai Nikkor 45mm F2.8PはCPUチップ内蔵なので、FTZで使うときは絞りを最小絞りに絞り込んでカメラ側で絞り設定をする使い方になる。最小絞りにしないと、FTZの最小絞り検知スイッチが働いて最小絞りにするように警告が出る。Exifにはレンズ名や開放F値とともに絞り値も書き込まれる。
【追記】Ai Nikkor 45mm F2.8PとFTZの絞り検知スイッチ付近の写真を追加した。↓D300sのISO3200なのでカラーノイズとか出ていてすまん。
ただ、Ai Nikkor 45mm F2.8Pは、PタイプであってDタイプのように距離情報はないので、自動ゆがみ補正は、カメラ側もNX Studio側もグレーアウトしていてONにはできない。というかご覧のようにAi Nikkor 45mm F2.8Pの歪曲収差はほぼ無いに等しいので、ゆがみ補正する必要もないが。
Ai Nikkor 45mm F2.8Pは、歪曲収差もほとんどないし、シャープでパンケーキの小型レンズなので、興味のある方は是非。ダブルヘリコイドという複雑な仕組みらしいが、マニュアルフォーカスの感触はほかのMFレンズと変わらないというか、むしろ感触はいいぐらいだ。
ニコンZ6で使っていて残念なのは、FTZでニコンZボディに付けると50mm F1.4の標準レンズぐらいになってしまうことだ。Zボディは、撮像素子基準面よりも後ろ側が出っ張っているためだ。まあ仕方がない。
【関連追記:Ai Nikkor 45mm F2.8P作例等】
Ai Nikkor 45mm F2.8P入手 ― 2005年12月22日
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