Nikon D300SにもCHAエラーが… ― 2022年02月17日 00時00分00秒
荒野の故障ブログへようこそ(泣)。絞り環のないNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを買って喜んでいたら、Ricoh GRが故障したのに引き続き(Ricoh GRがマクロモードで光学群がガガガとなる(泣) ― 2022年02月14日参照)、こんどはニコンD300SにCHAエラーが出て、シャッターボタン押してもシャッターが切れず写せない状態に(泣)。
祟りじゃ、八つ墓村の祟りじゃー(違)。
前回のGRの故障記事で書いた「祟りじゃ、落ち武者様の祟りじゃ」というのは、2002年放送のTRICK2(第2シリーズ)episode 1 六つ墓村の中で、1977年の松竹映画「八つ墓村」(野村芳太郎監督、原作横溝正史)のオマージュないしパロディで、今回の「祟りじゃ、八つ墓村の祟りじゃ」の方はもとになった1977年の松竹映画「八つ墓村」の予告編で有名になったフレーズだ。
いや、そんなことを書いて気を逸らしても目の前のD300Sはシャッターが切れないわけで…。
それで、D300SはCFカードとSDカードのダブルスロットなので、CFカードスロットにはSanDisk Extreme CF 32GBを入れて、SDカードスロットにはToshiba(現キオクシア)FlashAir W-04 32GBを入れて、「順次記録」で主をCF、副をSDにしている。これは、FlashAirはWi-Fiでスマホなどに転送する目的で入れているだけで、撮影はCFカードのみで済ませている。スポーツ撮影などで速報的に仲間に数枚の写真を送るときにSDカードにその画像だけを送ってそこからスマホなどで仲間に送るというような使い方をしていた。
CFカードはD300Sの前にD300を買ったときにはお金がなくて、同じSanDisk Extreme CF 8GBの方をとりあえず買って使っていた。あとで余裕ができたときにSanDisk Extreme CF 32GBを買って、それからはずっとSanDisk Extreme CF 32GBを使っていて、D300がシャッターユニット交換後にも数十万回撮ってAFがずれるようになって、D300Sを買ってからもこのCF 32GBを使っていた。きっとこのCFカードが寿命なんだな、と、CFカードを抜いて、パソコンで画像を見てみた。特に問題なくCHAエラーが出る前の画像が入っている。復元ソフトでちょっと見てみたが、壊れている画像はなく、見つかったのは自分で削除した古い画像だけだった。
SDカードスロットにFlashAir W-04 32GBだけが入ったD300Sのシャッターボタンを押してみたが、やはりCHAエラーのままでシャッターが切れない。えーもしかしてカメラが壊れてるのか(泣)。
そこで、FlashAir W-04 32GBを抜き差ししてみたら、なんとシャッターが切れるようになった。CHAエラーも消えた。CFカードスロットにSanDisk Extreme CF 32GBを装着してもCHAエラーは再現しなかった。その後はCHAエラーは出ていない。
CHAエラーが何を表わしているのかよく分からないが、とりあえずSDカードの抜き差しでなおったのでよかった。
ちなみに、CHAエラーの対処方法としてSanDiskのサポートページに書かれていることを転載させていただく。
CFカードをNikonデジタルカメラにて容量一杯まで使用時「CHA」、「このカードは使えません」とエラーメッセージが出る(SanDisk)参照。
CFカードをNikonデジタルカメラにて容量一杯まで使用時「CHA」、「このカードは使えません」とエラーメッセージが出る
Nikon DSLRの液晶画面に「CHA」または「このカードは使用できません」というエラーメッセージが出るのはなぜですか?
コンパクトフラッシュカード をNikon DSLRにて容量一杯まで使用したとき、エラーメッセージ「CHA」と表示される事があります。
「CHA」エラーメッセージ表示中、再生ボタンを押すと「このカードは使用できません」というエラーメッセージが表示されます。
改善方法として以下の3つの方法があります。
解決方法1 - まず カメラの電源を切り、カードを装着しなおしてください。
注意: BUSYランプ点灯中はカメラの電源を切らないでください。解決方法2 - 「CHA」メッセージ点滅が止まるのを待ち(約30秒)再生ボタンを押します。
解決方法3 - データをバックアップ後パソコンにてフォーマットします。
自分は、解決方法1をやったことになるんだね。ちょっと細かいことをいうと、この文章は「Nikon DSLRの液晶画面に『CHA』または『このカードは使用できません』というエラーメッセージが出るのはなぜですか?」と書いているのに、なぜCHAエラーが出るのかには答えずに、CHAエラーが出なくなる方法だけを書いている。なぜCHAエラーが出るのかには答えず仕舞いだ。うう、気になって気になって眠気に襲われるじゃないか(違)。【追記】一応「コンパクトフラッシュカード をNikon DSLRにて容量一杯まで使用したとき、エラーメッセージ「CHA」と表示される事があります。 」とは書いてあるのだが、CFカードもSDカードも空きまくりで容量は一杯ではない。【追記ここまで】
まあ、ともかく以上のような解決方法があるらしいので、現場でCHAエラーが出てもびっくりせずに冷静に解決方法を試してほしい。
落ち武者様でも八つ墓村の祟りでもなかった。GRの故障はなおらないけどね(泣)。
CHAエラーを表示したNikon D300S:Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/33.3秒、ISO250、プログラムAE、AWB
コメント
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2022年02月17日 15時51分43秒
_ タロウカジャ ― 2022年02月18日 00時38分07秒
バッテリーとチャージャーになると益々混迷を増しますね。
D850とD500で十分だとか、フィルムカメラと言う方がたまに居られるようですが黄昏から日没のシステムですからメインとなるのは無理ですね。
Zの普及が今一なのはこんなところにも要因があるかもしれません。
_ みっち ― 2022年02月18日 12時01分00秒
北京でD300SとかリコーGRとかが故障すると、大変ですなぁ。(大違)
この「CHA」エラーは、かってニコンDSLRに起こった事象のようですな。
ネット検索してみると、海外では、早いものではDPREVIEWのフォーラムに2003年に投稿が見えます。
他のフォーラムにも、2009年とか2011年あたりの投稿があります。たいていのばあい、カードの挿し直しで直り、最悪は再フォーマットくらいですね。どの投稿も結論は出ておらず、ニコンもメモリーカード屋も自身の問題とは認めず、ウヤムヤになったようです。いまさらニコンに何か云っても、「もー済んだこと」扱いなのでは。
ということで、Haniwa氏はすっぱり諦めて、D6なりZ9なり、あるいはリコーGRIIIなり、新しいカメラを買いましょう。(笑)
別記事へのレスですが、
>Demi(半分の意味)のDを取ったという…
むかし、キャノン・デミってハーフサイズカメラありました。オリンパスのペンと比べると、レバー巻き上げとか、明るいレンズ採用とか、ちょいと高級路線でしたなぁ。その代わり、距離計なんてなくて目測ですから、明るい分被写界深度が浅くて、ピント合わせが難しいという、何だかなぁ仕様でありました。そーか、あのデミが復活かぁ…
_ Haniwa ― 2022年02月20日 16時45分26秒
>八つ墓村の祟りではなく野良猫の祟りです…、
>今回は警告なのです!、
>さぁ!超音波兵器撤廃をするのです!、
>そうでないとHaniwa氏の健康診断に重大なエラーを書き込まれる事態になりますよ!!、
>ついでに野良猫に餌もあげるのです!。
超音波発生器は電池切れにしておくとやはり糞をされますね(泣)。
尿酸値激増攻撃はやめろ!(泣)
猫の健康を害するチョコレートとか配っちゃいますよ(違)。
_ Haniwa ― 2022年02月20日 16時58分25秒
>記録メディアも色々あって大変ですね。今回は解決しましたけど、Haniwa殿の手元にSDカード、CFカード、そしてZ6導入でXQDカードあるいはCFexpressカードと3種類となり画像(映像)管理が大変ですね。
そうなんです。SDカードとXQDカード両方使えるカードリーダライタはたまにありますが、ちょっと高いです。CFカードとCFExpressカード両方使えるものは見当たらないような。結局複数のカードリーダライタをとっかえひっかえ使うのは面倒です。
新しいZボディがSDカードとのダブルスロットになっているのはそういう意味の救済なんでしょうかねぇ。
>バッテリーとチャージャーになると益々混迷を増しますね。
>D850とD500で十分だとか、フィルムカメラと言う方がたまに居られるようですが黄昏から日没のシステムですからメインとなるのは無理ですね。
>Zの普及が今一なのはこんなところにも要因があるかもしれません。
電池はなんとかならないんでしょうかねぇ。EN-EL3系統などは接点がむき出し故に廃番となった経緯もあるので、日本の法律も問題ですよね。EN-EL15系統はNikon 1 V1もNikon Z 6(機種名にスペース入れるのやめて欲しいです)も共通なので助かりますが。
今後はずっとEN-EL15系で行って欲しいですね。
_ Haniwa ― 2022年02月20日 17時22分15秒
>おや、もう北京から帰られたのですか。(違)
>北京でD300SとかリコーGRとかが故障すると、大変ですなぁ。(大違)
全裸で走り回ってスパイ容疑で拘束されたら困る(謎)ので逃げ帰ってきました(違)。
あちらでは日本では廃番の基盤の在庫が案外あってさくっと直ったりしそうな気もします。Aliexpressとかみてますと、修理用の純正部品がかなりありますから。1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞り故障の原因らしいピニオンギアも売っていますね。分解するのが怖いのでちょっと買う気がしなかったのですが、時間があったらチャレンジしてもいいかもしれませんね。
>この「CHA」エラーは、かってニコンDSLRに起こった事象のようですな。
>ネット検索してみると、海外では、早いものではDPREVIEWのフォーラムに2003年に投稿が見えます。
>他のフォーラムにも、2009年とか2011年あたりの投稿があります。たいていのばあい、カードの挿し直しで直り、最悪は再フォーマットくらいですね。どの投稿も結論は出ておらず、ニコンもメモリーカード屋も自身の問題とは認めず、ウヤムヤになったようです。いまさらニコンに何か云っても、「もー済んだこと」扱いなのでは。
D300~D300Sと長く使っていますが、今回初めてなりました。たしかに検索しますとD300Sが現役あたりがピークのようですね。SanDiskのサイトの写真もD300Sのようですし。撮影現場で再発するとちょっと嫌ですが(泣)。いまのところ大丈夫そうです。
FlashAirがフォーマットすると、SDカード内のファームウェアを再インストールしないといけないのが面倒くさいですね。そうするとパスワードも再設定になり非常に面倒くさいです。FlashAirは基本的に画像削除で使うものみたいです。
>ということで、Haniwa氏はすっぱり諦めて、D6なりZ9なり、あるいはリコーGRIIIなり、新しいカメラを買いましょう。(笑)
Z9はよさそうですが、大きくて重くてそしてなによりも値段が高いですよね(泣)。Nikon 1 V1みたいなコンパクトなシステムが欲しいところです。
>別記事へのレスですが、
>
>Demi(半分の意味)のDを取ったという…
>
>むかし、キャノン・デミってハーフサイズカメラありました。オリンパスのペンと比べると、レバー巻き上げとか、明るいレンズ採用とか、ちょいと高級路線でしたなぁ。その代わり、距離計なんてなくて目測ですから、明るい分被写界深度が浅くて、ピント合わせが難しいという、何だかなぁ仕様でありました。そーか、あのデミが復活かぁ…
キヤノン・デミたしかにありました。
ttps://global.canon/ja/c-museum/product/film44.html
オリンパスペンと似ていますね。
この当時の外部測光窓の工夫が似ている感じに見えるのでしょうか。
>被写体が明快に見える実像式ファインダーを採用し、28mm F2.8の明るい3群5枚構成の高性能レンズ、シャッターはビハインド式のライトバリュープログラムを搭載、適正露出を約束する追針合致式のセレン光電池露出計を内蔵
ってなんだかよいスペックですね。28mmは35mm判だと56mm相当になりますが、当時は55mmの標準レンズも普通でしたから、これは結構売れたのでしょうね。
いまよい個体があったら、フィルムの値段も高くなっていますから、ハーフサイズのコンパクトなフィルムカメラはよいかもしれませんね。
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今回は警告なのです!、
さぁ!超音波兵器撤廃をするのです!、
そうでないとHaniwa氏の健康診断に重大なエラーを書き込まれる事態になりますよ!!、
ついでに野良猫に餌もあげるのです!。