カメラ雑誌「日本カメラ」が2021年5月号で休刊、会社清算のため ― 2021年04月16日 00時00分00秒
アサヒカメラが休刊してまだ1年経っていないが、「日本カメラ」も2021年4月20日発売の2021年5月号で休刊だそうだ。しかも、ただ日本カメラが休刊になるだけではなく、日本カメラ社そのものが精算するということだ。
カメラ雑誌「日本カメラ」が休刊。会社清算のため(デジカメWatch)
タロウカジャ様情報ありがとうございます。m(_ _)m
【日本カメラ休刊のお知らせ】
「日本カメラ」は、この2021年5月号をもって休刊いたします。
1948年10月の「アマチュア写真叢書」、1950年3月に「日本カメラ」と改題して創刊以来、長きにわたり、ご愛読いただきました皆様に、心より、お詫びと御礼を申し上げます。
創刊当初より、多くの写真家、アマチュア写真愛好家にご愛読いただき、カメラの最新情報、第一線で活躍する写真家の作品紹介とともに、写真コンテスト等を実施してきました。
カメラの魅力と写真撮影の楽しさを多くの方に伝えたいとの思いから、これまで力を尽くしてまいりましたが、雑誌媒体の出版を継続することが困難となり、通巻964号となる今号をもって、残念ながら休刊することになりました。
73年間、「日本カメラ」を愛読してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
(以下略)
https://www.nippon-camera.com/news.php?i=40
ご案内
書店様各位
日頃は弊社出版物にご高配をいただき、誠にありがとうございます。
このたび、弊社は4月30日をもって会社を解散させていただくこととなりました。
長年にわたり多大なるお力添えをいただきました書店の皆様には心よりお礼申し上げます。
また、この度の事業終了に伴い、ご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解をたまわりますようお願い致しますr。ご注文や返品につきましては下記の通りとなります。
◇ご注文について
4月14日の弊社承り分までで出荷を終了しております。◇ご返品について
返品入帳については、下記の通りとさせていただきます。書店様におかれましては、店頭の在庫をご確認いただきますようお願い申し上げます。書籍:常備寄託品「常備A 一括常備セット25点25冊」がございます。
返品期限はトーハン様、日販様は2021年6月30日取次会社様必着分まで、楽天BN様は2021年7月31日取次会社様必着分までです。
※2021年度に出荷予定だった常備セットは中止します。
・上記商品以外の返品はお受けできませ。定期雑誌 :各号ごとの返品期限、取次会社枚到着分まで。委託期間外商品は受付けません。
ムック :継続してご販売をお願いいたします。
上記期限終了後のご返品についてはお受けできませんのでご了承下さい。抹式会社日本カメラ社
https://www.nippon-camera.com/news.php?i=41
書店様へのご案内以外には会社清算に関する説明は見あたらないようだ。
日本カメラという月刊誌は存続は難しくても、写真関係の出版でも存続は難しいのだろうか。まあよく考えると、自分も月刊「日本カメラ」はときどき買うことはあっても、カメラ関係のムックは長いこと買っていない。ただ、これから写真を始める人には写真の入門書などは必要なので、日本カメラ社が精算してしまうのは惜しい。これから写真業界はどうなってくのだろうね。
唐田えりかさんの連載が見られなくなるのも寂しい。
【関連追記】『アサヒカメラ』が2020年7月号で休刊 ― 2020年06月01日
アサヒカメラ2020年7月号で休刊、広告収入激減で終わる ― 2020年06月22日
【関連追記ここまで】
「DO NOT THROW ROCKS 石を投げるな」(横浜市中区・米軍住宅門前):Huawei P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm(35mm版26mm相当)、F2.2開放、1/593.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB、トリミング
コメント
_ みっち ― 2021年04月16日 11時06分11秒
_ いつもとおりすがり ― 2021年04月16日 14時06分31秒
>唐田えりかさんの連載が見られなくなるのも寂しい
日本カメラ休刊で「唐田えりか」に心配の声 連載開始したばかり...本格復帰に暗雲?
4/15(木) 20:25
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/a462094f27569ce28ed3a718ac5d113b87c8583c
_ いつもとおりすがり ― 2021年04月16日 14時32分03秒
話題はそれますが、これもまた衝撃的なニュース:
佐川急便、宅配車両7200台を中国製EVへ 軽自動車から順次転換
4/13(火) 20:00
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/c9a5b5ee9887006a46a3e4631a363cb42237151b
抜粋ここから
ベンチャー企業のASF(東京・港)と共同開発し、中国自動車大手、広西汽車集団(広西チワン族自治区柳州市)がOEM(相手先ブランドによる生産)供給する小型商用車のEVに置き換える。
本村社長は記者団に対して、車両のEV化について「(日本政府が推進する)2050年のカーボン・ニュートラルに向けた施策の一つ」と説明。荷主や投資家の環境意識が高まる中、二酸化炭素(CO2)排出量を削減するため「30年までにはすべての(軽自動車の)車両をEV化したい」と述べ、ドライバーが使いやすい車両にし、業務の効率化や安全性も高めていくとした。
佐川とASFはEVを昨年6月から共同開発。広西汽車が今年9月から量産をはじめ、来年9月以降に各営業所へ順次納車する。EVは1回の充電で200キロ走行できる軽自動車サイズの商用バン。EVの導入費用は、現在利用している配送車の軽自動車のリース費用よりも安く抑える。
EVの開発・生産で日本の大手自動車メーカーを選択しなかった理由について、本村社長は、宅配専用車は車両の特性や生産規模の点から「非常に難しいところがあった」と話した。
抜粋ここまで
「脱炭素」化におけるEVの本格導入で、とうとう日本国内市場にも風穴が。デジカメがスマホに喰われた背景や老舗カメラ雑誌廃刊などとも重なる部分が大きいというか、市場の動向を見誤った日本勢がどう悪あがきしても、この流れは止まりません。
_ タロウカジャ ― 2021年04月16日 14時49分44秒
消費者の欲求が生産現場に伝わらない、毎日組み立てている工員さんとカメラ消費者とが別の地域にいる。大昔なら大井の近くであんたニコンの人かなぜこんな製品が出ないんだなんて会話が日常的にされていたのでしよう。
現在の経済規模は世界が相手だから町内の声は参考にならないというがコストカットで海外に生産拠点を移しているメーカーの未来はどうなるんでしようね。いつもとおりすがり様のコメントを読んで感じました。
_ いつもとおりすがり ― 2021年04月16日 14時52分23秒
またカメラの話に:
カメラ持たない理由「スマホで十分」「ほしくても値段がネック」【日本トレンドリサーチ調査】
4/16(金) 9:01
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/1233234a503dba59fe9599cadf314973dc85d81d
抜粋ここから
日本トレンドリサーチは、事前調査で「スマホを持っている」と回答した男女1,500名を対象に、「カメラ」についてアンケートを実施した。
カメラ「持っている」全体で6割、20代以下では「持っていない」5割
カメラを持っているか尋ねると、63.3%が「持っている」と回答した。多くの回答者がスマホ以外のカメラを持っていることがわかった。
この回答を年代別に集計した結果、70代以上では85.7%が「持っている」と回答するなど年代が上がるにつれて「持っている」の回答が多くなった。
一方、20代以下は半数以上の53.2%が「持っていない」と回答。若い生活社ほど「スマホのカメラ」で代用していると考えられる。
カメラを持っている理由は「子どもや家族のイベントのため」
カメラを「持っている」と回答した人に、持っているカメラの種類について尋ねた。複数回答可の結果、「コンパクトデジタルカメラ」が74.5%で最も多く続いて「デジタル一眼レフカメラ」(23.5%)、「一眼レフカメラ(フィルム)」(18.3%)だった。
抜粋ここまで
記事には回答者の声もありますが、若者のあいだで根強い近年のフィルムカメラ人気は含まれていないようです。
_ いつもとおりすがり ― 2021年04月16日 16時31分17秒
このあいだのアグファに続くイルフォードの同様機種:
設定するところないじゃん! アンダー5,000円で買えるお手軽35mmフィルムカメラ
4/15(木) 19:00
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/682fa17b04aa9d382a815effcea3bdbd53d7aae2
抜粋ここから
レンズは1枚構成で、焦点距離31mmの絞りはF9固定。シャッタースピードは1/120秒固定。フラッシュが内蔵されており、単4電池1本で光ります。
もう、設定しようにも設定するところがないほどシンプル。ファインダー覗いてシャッター押して終わり。でも、いいですよね、こういうの。36枚撮りのネガフィルム入れて、これだけ持ってどこか行きたいなー。
店頭実勢価格は4,620円。これなら僕でも買える! よし、これ買って、どこかにドライブ行くかなー。
抜粋ここまで
メーカー側は、先に紹介した「スマホで十分」「ほしくても値段がネック」【日本トレンドリサーチ調査】 にあるような需給の穴埋め的役割を十分担えると見ているのでしょう。
_ いつもとおりすがり ― 2021年04月16日 18時02分51秒
>海外に生産拠点を移しているメーカーの未来はどうなるんでしよう
遠く離れた宇宙から人々の生活を見届けることになるのでは:
ニコン、宇宙航空機部品を手がける米Morf3Dを子会社化--中小型衛星をターゲットに
4/6(火) 15:25
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad40d5c560729b70f02dea4bff7d2eb7ddcda2f9
抜粋ここから
同社は欧米の主要な宇宙航空機メーカーの多くを顧客として持ち、必要な宇宙航空機関連の認証も取得済みとしており、Morf3D株式の過半数取得後、Morf3Dが保有する事業基盤を活用し、材料加工事業の拡大を目指す。
特に、インターネット接続や地球観測画像の取得・分析の需要などから市場が急拡大している中小型衛星向けに、Morf3Dが持つ顧客基盤と同社の精密加工技術を組み合わせた受託加工ビジネスを展開する計画だとしている。
ニコンでは、中期経営計画にて注力する成長領域のひとつに材料加工事業を掲げている。2019年7月には、材料加工事業をはじめとする新事業立ち上げを加速する目的で、次世代プロジェクト本部を設立。複数のユースケースにおいてその分野をリードする企業への戦略的投資や提携を通じた材料加工事業の拡大などを企図。今回のMorf3Dへの出資もその戦略に基づくものだという。
抜粋ここまで
他社に負けじと「ビッグブラザー」ビジネスを戦略的展開。抜け目がない!笑
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2021年04月17日 15時33分59秒
スマホが持っていきましたからねぇ、
もう趣味として気軽に入れない価格ですし、
ネットで活動とかで存続も不可と判断したのでしょう、
しかも消費税増税でとどめが新コロナ、
まあ駄目なんでしょうね…。
>「DO NOT THROW ROCKS 石を投げるな」(Haniwa家前)
大人から幼児まで野良猫を排外するHaniwa氏に対して石を投げて抗議をしよう!、
という事を言いたいのですが…直接的な表現はアレなので、
ダチョウ俱楽部の「押すなよー絶対押すなよ!」という事に誘導する看板。
_ タロウカジャ ― 2021年04月17日 18時03分16秒
古くからニコンを使っている人、或いは若い人がおいそれと手が出ない。他のメーカーでも大差ないでしょう。これからそういう時代なんですね。
_ めがねのパイロット ― 2021年04月18日 20時30分00秒
去年に続き、思いのほか早い終焉ですね。
買わない人間がいうのもなんですが・・・
9年前に買ったオンキョーのFR-7系のコンポも、CDが不調をきたし始めてそろそろ買い替えサイン。
オーディオも壊滅的、このクラスのラインナップはほとんどなくなりましたね。
カメラにしろオーディオにしろ、まさにスマホに入っているものはすべからく衰退という現実が重いですね。
私もZレンズをいくつか買いましたが、これも独身ゆえのこと。
近隣の子持ち家族からは、カメラは買っても(レンズ含めて)5万円以内の予算で、と言われてしまう中では、各社頑張っているカメラは別世界ですね。
でも、じゃあお金があったらスマホのほかに買うのか、と言われると案外そうでない気もします(汗
やはり、集約ってそういうことなんだな、って感じます。
カメラ雑誌はネット記事に、ということなのかもしれませんが、月刊誌がスピード感でネット記事に追い付けるはずもないので、もう広告収入で成り立っている雑誌という媒体自体の終焉、ということで片づけられてしまう気がします。
やや悲観的に言うと、商売ってお金のある人を相手にしないとやっていけない、という当たり前を突き付けられている気がします。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 14時52分02秒
>『3大カメラ雑誌』って、何と何か、皆さん分かるんでしょうか。ぜったい『月刊カメラマン』のことだと思ってる人いるな。(笑)
CAPA、デジタルカメラマガジン、月刊カメラマンですね(違)。
>むかし、むかし、半世紀は前の頃、アサヒカメラはちょっと権威主義的な主流派、カメラ毎日がちょっと違う路線を行く野党派、そして日本カメラは「ポンカメ」とか馬鹿にしていて、ちょいと圏外という感じでした。その頃の日本カメラの口絵には、ゴミ捨て場の汚い人形を写した写真みたいなのが主流だったんです。おーっ、ひょっとして日本カメラ最終号の表紙は、そのオマージュなんでしょうか。だったら、よく似合っていると思います。(笑)
>カメラ毎日最終号表紙は浅井慎平の撮ったジョン・レノンの写真でした。あれは格好よかったなぁ、時代を映す鏡だと思います。
最終号は値打ちありそうですね。図書館で探してみます。
カメラ毎日は随分前に休刊でしたよね。今調べましたら1985年だそうで、もう36年も前ですよ。ただ、最近までカメラ毎日別冊というのはあったように思います。本誌がなくなっても何十年かは別冊が残るという不思議。
アサヒカメラは戦前からありますよねぇ。私はニューフェース診断室が好きでした。執筆者が変わってから厳しさがなくなってちょっと寂しかったりしましたね。
日本カメラがゴミ捨て場の汚い人形の写真というイメージはなかったです(笑)。ゴミ捨て場の汚い人形ってなんか怖いと言いますか何かの象徴なんでしょうね。できれば今日ポンカメ最終号を買いたいと思います。ネットで世界2021年5月号と一緒に買おうと思ったら、紀ノ国屋ウェブショップにはもう「世界」売ってませんでした。
>それにしても、日本カメラは会社も清算なんですね。残存者利得なんて言葉がありますけど、カメラ雑誌業界には、そういうのも残ってないようですね。
そうなんですよ、休刊は分かるとして、会社清算ってすごいなぁ、と。
そう考えますと、バイク関係なんかはまだマシなんでしょうね。
バイク雑誌もまだ複数ありますし、事実上復活したGo RIDEみたいな雑誌もありますし。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 14時59分34秒
>日本カメラ休刊で「唐田えりか」に心配の声 連載開始したばかり...本格復帰に暗雲?
>4/15(木) 20:25
CAPAに「移籍」したらどうでしょうか。あるいはデジカメWatchで連載とか。
>佐川急便、宅配車両7200台を中国製EVへ 軽自動車から順次転換
1台40万円だそうで。安すぎますね。私も1台欲しいぐらいです(笑)。遠くへ行くのでなければこれで十分じゃないですかねぇ。APtrikes125が面白いと思いましたが、APtrikes125までやられてしまいそうな値段と性能です。
>「脱炭素」化におけるEVの本格導入で、とうとう日本国内市場にも風穴が。デジカメがスマホに喰われた背景や老舗カメラ雑誌廃刊などとも重なる部分が大きいというか、市場の動向を見誤った日本勢がどう悪あがきしても、この流れは止まりません。
日本企業、何やってるんですかねぇ。法人税や社会保険料の負担が国際的にもかなり低くて優遇されていたのに、肝心の従業員が搾取されまくってまったく能力を発揮できなかったということなんですかねぇ。こんな待遇だと優秀な人材が世界中から集まって来るはずもないですし。国の産業政策の失敗だと思いますよ。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 15時17分30秒
>ニコンが生産拠点をすべてタイに移管するのが象徴です。
>消費者の欲求が生産現場に伝わらない、毎日組み立てている工員さんとカメラ消費者とが別の地域にいる。大昔なら大井の近くであんたニコンの人かなぜこんな製品が出ないんだなんて会話が日常的にされていたのでしよう。
そういう意味では「ゼネラル後藤」さんはユーザーの中に入っていって偉かったですね。ご自身もカメラが好きなんでしょうね。
>現在の経済規模は世界が相手だから町内の声は参考にならないというがコストカットで海外に生産拠点を移しているメーカーの未来はどうなるんでしようね。いつもとおりすがり様のコメントを読んで感じました。
コストカットといえば思い出すのは1 NIKKORの絞り故障でしょうね。私は実用的には1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6を直したいと常々思うのですが、直してもまたすぐ壊れるだろうから我慢して直さないでいます(笑)。Ai Nikkor 180mm F2.8Sは戴いてすぐにこれはメンテナンスに出さねばと思いました。一度直しておけばすぐに壊れることはないからです。実用的には絶対に10-100mmの方が便利でよく使うのに。こういう声ってニコンには伝わっていないんでしょうかねぇ。伝わっていて従業員の方もなんとかしようと思ってももっと強い力が働いてどうしようもないんでしょうかねぇ。あんな製品をまき散らして総括も無しに事業を継続するとまた同じことを何度もすると思いますよ。日本は政府も企業もどこもかしこもトップが責任を取らないですよね。取ったフリをしてもしれっと復帰したりします。
あと精算拠点もとい生産拠点が海外だと、なにかあったときに生産だけでなく部品の供給や製品の輸入などに問題が生じますよね。タイは比較的安定した国ですが、今の国王はほとんどを海外で過ごしハーレムを作っていると聞きます。国民の信頼を得ていません。政府はクーデタで奪取した軍事政権です。いつどうなるかわかりません。水害の件もありましたしウィルスの流行もありますし。色々と心配です。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 15時28分21秒
>一方、20代以下は半数以上の53.2%が「持っていない」と回答。若い生活社ほど「スマホのカメラ」で代用していると考えられる。
20代以下でも半分近くは持っているんですよね。いつ買ったどんなカメラを持っているのか気になりますね。
>カメラを持っている理由は「子どもや家族のイベントのため」
やはりスマホだとイベント写真が撮りにくいということですよね。需要はあるんですよねぇ。
運動会でスマホで撮っている人などが多いですが、あれ、辛いと思いますよ。
>カメラを「持っている」と回答した人に、持っているカメラの種類について尋ねた。複数回答可の結果、「コンパクトデジタルカメラ」が74.5%で最も多く続いて「デジタル一眼レフカメラ」(23.5%)、「一眼レフカメラ(フィルム)」(18.3%)だった。
フィルムカメラは死蔵でしょうね(笑)。どのくらい使っているのかを年代別でみたいですね。
>記事には回答者の声もありますが、若者のあいだで根強い近年のフィルムカメラ人気は含まれていないようです。
率にすればごくわずかなんだと思います。ただ、影響力のある人がフィルムを使っているということなんでしょう。
>設定するところないじゃん! アンダー5,000円で買えるお手軽35mmフィルムカメラ
>4/15(木) 19:00
>ttps://news.yahoo.co.jp/articles/682fa17b04aa9d382a815effcea3bdbd53d7aae2
ありがとうございます。レンズが1枚構成というのがやや不安要素ですね。もうフィルムは安くないので、せっかく使うのならばよいレンズで使いたいと思います。ただ、よいレンズのコンパクトカメラはいまはかなり高いです。なんだかうまくいきませんね。
>メーカー側は、先に紹介した「スマホで十分」「ほしくても値段がネック」【日本トレンドリサーチ調査】 にあるような需給の穴埋め的役割を十分担えると見ているのでしょう。
ティアラIIとかリコーのR1みたいなカメラが安価に出ないですかねぇ。日本メーカーには期待できませんね。
>ニコンでは、中期経営計画にて注力する成長領域のひとつに材料加工事業を掲げている。2019年7月には、材料加工事業をはじめとする新事業立ち上げを加速する目的で、次世代プロジェクト本部を設立。複数のユースケースにおいてその分野をリードする企業への戦略的投資や提携を通じた材料加工事業の拡大などを企図。今回のMorf3Dへの出資もその戦略に基づくものだという。
他で儲けてくれてカメラ事業続けられるんならそれはそれで企業としてはよいのでしょう。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 15時38分40秒
>スマホが持っていきましたからねぇ、
>もう趣味として気軽に入れない価格ですし、
>ネットで活動とかで存続も不可と判断したのでしょう、
>しかも消費税増税でとどめが新コロナ、
>まあ駄目なんでしょうね…。
本当は買えれば単体のカメラ買いたい人はいると思いますよ。
やっぱり望遠レンズできれいに撮りたいじゃないですか。
でもいまのデジカメは高くなりすぎましたし、ミラーレスは運動会に向いてるとは限りません。なんかニーズと違う方向に行ってるんじゃないかという気がします。根本は、消費者の財布が軽くなったことに尽きると思いますが。
>>「DO NOT THROW ROCKS 石を投げるな」(Haniwa家前)
>
>大人から幼児まで野良猫を排外するHaniwa氏に対して石を投げて抗議をしよう!、
>という事を言いたいのですが…直接的な表現はアレなので、
>ダチョウ?楽部の「押すなよー絶対押すなよ!」という事に誘導する看板。
これは米軍住宅の門前から、低い位置に立つ日本人の住宅を見下ろす場所に立っています。おそらく酔っ払って帰って来た米兵がそこから石を投げていたんでしょうね。門前には以前は機関銃を持った衛兵が立っていましたから、さすがに米軍住宅の中に石を投げる人はいなかったと思います。本当に機関銃で撃たれると思います。撮影場所の米軍住宅もほぼ撤退しているので、この看板が無くなる日も近いと思います。
糞をする野良猫にはホースで放水攻撃をしたいところですが、ハニワニワがあまりに狭いのでお隣の車や洗濯物に掛かってしまいそうで思いっきりできません(泣)。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 15時43分19秒
>Fマウントの一般的なレンズの価格が5-10万円、Zレンズは殆どのレンズが10万円超です。将来は普及価格帯が発売されるかもしれませんが、現在ですとZ6Ⅱに交換レンズ3本で50万円超が必要です。
高いですよねぇ。そんなに値段が高いのならばカメラ会社が何社も必要ないと思いますよ。クルマも超高級車メーカーはほんの少ししかないです。大衆車があるからクルマメーカーがたくさんあるんだと思います。
>古くからニコンを使っている人、或いは若い人がおいそれと手が出ない。他のメーカーでも大差ないでしょう。これからそういう時代なんですね。
ニコンって昔は高かったと思いますが、いまそれだけの値段を出さなくてもスマホである程度までの写真は撮れてしまいますからね。そこがかつて高級カメラレンズで君臨できた時代との違いです。頑張って買わなくても代替手段があります。そしてニコンに拘る理由も希薄になっていきます。ニコン自身が過去と決別したいみたいですし。
_ Haniwa ― 2021年04月20日 16時00分00秒
>去年に続き、思いのほか早い終焉ですね。
>買わない人間がいうのもなんですが・・・
雑誌が無くなるだけじゃなくて会社までもなくなるのがちょっとびっくりですよね。
>9年前に買ったオンキョーのFR-7系のコンポも、CDが不調をきたし始めてそろそろ買い替えサイン。
>オーディオも壊滅的、このクラスのラインナップはほとんどなくなりましたね。
手軽なジャンルが壊滅なんでしょうね。そのジャンルだと採算が取れないから皆撤退して、採算の取れる値段の高いところだけをやるようになるんでしょうね。
>カメラにしろオーディオにしろ、まさにスマホに入っているものはすべからく衰退という現実が重いですね。
そうですね。パソコンもやろうと思えばなんでもできたはずなのに、スマホだとあっという間に被るジャンルが衰退しますね。PCとスマホだと普及率と層が違うんでしょうね。
>私もZレンズをいくつか買いましたが、これも独身ゆえのこと。
>近隣の子持ち家族からは、カメラは買っても(レンズ含めて)5万円以内の予算で、と言われてしまう中では、各社頑張っているカメラは別世界ですね。
かつてEOS KissやD3000シリーズ辺りだとなんとかそのニーズに応えようというところでしたね。
>でも、じゃあお金があったらスマホのほかに買うのか、と言われると案外そうでない気もします(汗
>やはり、集約ってそういうことなんだな、って感じます。
この30年で日本の労働者の実質賃金は下がっているのにカメラは高くなっていますから、まあ集約しますよね。好事家が趣味でなければ買わない製品になってしまっています。必需品でなくなってしまったということです。
>カメラ雑誌はネット記事に、ということなのかもしれませんが、月刊誌がスピード感でネット記事に追い付けるはずもないので、もう広告収入で成り立っている雑誌という媒体自体の終焉、ということで片づけられてしまう気がします。
ネット記事は儲かるんでしょうかねぇ。私なんか広告ブロックしていますし(笑)。
>やや悲観的に言うと、商売ってお金のある人を相手にしないとやっていけない、という当たり前を突き付けられている気がします。
本当はそうではないはずなんです。資本主義は大衆社会なので、資産を持たない労働者がなけなしのお金でも買えるものをどんどん作ることで車輪が回っていくんです。労働者が買えないようになると作る必要がなくなり労働者も解雇されますます売れなくなり…。
金持ちしか商売にならないというのは、今の社会の崩壊を意味するんだと思いますよ。分野によってはそういう金持ちしか相手にならない商売ってあると思いますが、多くの分野でそうなってしまうと、もう大衆社会は崩壊して、ごく一部の富裕層と圧倒的多数の無知でお金もない貧民のいる社会になってしまいます。それでいいのかが色々な局面で問われているんだと思います。スマホやカメラのこういった変化はそれらの一部が見えているんだと思います。大衆消費社会は環境問題の面からも対応を迫られていますから難しいところではありますね。
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まぁ、正直なところ、アサヒカメラ休刊の時ほど衝撃はないです。すみません。どこかの記事で、『3大カメラ雑誌がついに消える』とかあったのですが、『3大カメラ雑誌』って、何と何か、皆さん分かるんでしょうか。ぜったい『月刊カメラマン』のことだと思ってる人いるな。(笑)
むかし、むかし、半世紀は前の頃、アサヒカメラはちょっと権威主義的な主流派、カメラ毎日がちょっと違う路線を行く野党派、そして日本カメラは「ポンカメ」とか馬鹿にしていて、ちょいと圏外という感じでした。その頃の日本カメラの口絵には、ゴミ捨て場の汚い人形を写した写真みたいなのが主流だったんです。おーっ、ひょっとして日本カメラ最終号の表紙は、そのオマージュなんでしょうか。だったら、よく似合っていると思います。(笑)
カメラ毎日最終号表紙は浅井慎平の撮ったジョン・レノンの写真でした。あれは格好よかったなぁ、時代を映す鏡だと思います。
それにしても、日本カメラは会社も清算なんですね。残存者利得なんて言葉がありますけど、カメラ雑誌業界には、そういうのも残ってないようですね。