ニコンF3誕生40周年記念ストラップ ― 2020年11月01日 00時00分00秒
もう11月なんですね。はやいなぁ。さて、金曜の夜に小さな小箱が宅急便で届いた。中身は…。「ニコンミュージアム ニコンF3誕生40周年記念ストラップ 」である。
10月27日(火)からニコンダイレクトでも発売されていたようなのだが、知らなかった。たまたま10月28日(水)の夜は遅くまでパソコンを触っていて、日付が変わって29日(木)になり、たまたまデジカメWatchをみたら、「ニコンF3誕生40周年記念ストラップ」が数量限定発売 ミュージアム館内とニコンダイレクトで ほか新グッズもという記事を見つけた。
ニコンダイレクトに見に行くと、10月27日から発売で500本限定と書いてあるのにまだ買えるみたいだ。ポチッとした。
ニコンミュージアム ニコンF3誕生40周年記念ストラップ(ニコンダイレクト)
それが10月30日金曜夜に届いたというわけだ。
Nikon F3には、ニコンオンラインショップ(現ニコンダイレクト)で買ったプロストラップ(黒)をつけているので、別に必要なかったのだが、なんか買ってしまった。ストラップだけだと送料が掛かるので、なにか一緒に買おうかとも思ったが、「開館5周年アクセサリーシューカバー」は金ぴかで趣味じゃないし、そもそもアクセサリーシューカバーはどのカメラでも外している。D300もD300Sも滅多にアクセサリーシューにスピードライトなどを装着することはないが、いざ使うときに邪魔になるので外している。Ricoh GRのアクセサリーシューカバーも外している。こちらはワイコン使用時に内蔵フラッシュだと影ができてしまうので、ニコンのSB-30(場合によってはSB-28も)をつけることがある(狭いところの集合写真で)。トートバッグももっと質感のいい奴使ってるしなぁ。ということで、送料が無料にならないが、「ニコンF3誕生40周年記念ストラップ」だけを買った。
まだ開封していないので、裏側の滑り止めがどんな素材で、またストラップのしなやかさはどうなのかなどは未確認だ。
なお、ニコンミュージアムはまだ行ったことがない。行く予定も今のところない。どこにあるんだっけ?みたいな状態だ。東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟2Fで品川駅の港南口にあるんだ。
ニコンミュージアム > アクセス
ニコンミュージアムに行ってないのは、このところのニコンの方針にずっと失望していて楽しくないからだ。新しいレンズも光学性能はすごいのかもしれないが、絞り環もないし電磁絞りだったりでいずれ互換性がなくなったり下手したらボディがなくなって使えなくなるんだろうなと思ったら、ワクワクしない。光学設計者はどういう気持ちで設計しているんだろう。とっとと廃番になったり互換性なくなった方が新しいレンズを設計できてうれしいと思っているんだろうか?会社が続いていれば、ね。
【追記】
いまニコンミュージアムでは「記念展示『システムカメラF3の魅力』」をやっているようだ。ニコンF3誕生40周年記念展示「システムカメラF3の魅力」(デジカメWatch)
株式会社ニコンが運営するニコンミュージアムは、記念展示「システムカメラF3の魅力」を8月4日から12月下旬まで実施する。なお同館は現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにWebページからの入館予約制としている。
絞り優先オートの採用や、電子化と信頼性の両立などにより、多くのプロやアマチュアに愛用されたという銀塩一眼レフカメラ「ニコンF3」(1980年発売)に関する展示。ファインダー、スピードライト、モータードライブ、ベローズ、リモコンなど60種類以上のアクセサリーと組み合わせたF3を約20点展示し、そのシステム性や多用途性をアピールするという。
皮肉ですなぁ。そういうシステム性が失われてきたから失望しているのに。ベローズだってもう販売終了になって久しいし、絞り環ないレンズだとベローズ使って絞り操作できないじゃない。それともニコン社内の絞り環撤廃反対派による企画なのだろうか?
なお、引用中の「入館予約制」は「予約不要の入館登録制」に変更されている。ニコンミュージアムのサイトで確認して欲しい。
【追記ここまで】
コメント
_ 片戸郁也 ― 2020年11月01日 10時11分59秒
_ タロウカジヤ ― 2020年11月01日 20時00分40秒
ただF2からFM2になり、コンタックスS2に浮気をしていたのでF3はご縁がありませんでした。
会社の規模に比べて大赤字を積み上げているニコンに応援をしたいですが、Zシリーズへの移行はボディにレンズ2本で40万円-50万円必要なのとZレンズはFマウントのカメラに装着できないのでなかなか踏ん切りがつきません。
Zマウントとニコンの将来に不安が付きまとっている。
最大の理由は、Zシリーズが無くても写真が撮れるということかもしれません。
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2020年11月02日 14時29分05秒
記念ストラップはよさそうですね、F-2用…
>ニコンミュージアムに行ってないのは、このところのニコンの方針にずっと失望していて楽しくないからだ。
>皮肉ですなぁ。そういうシステム性が失われてきたから失望しているのに。ベローズだってもう販売終了になって久しいし、絞り環ないレンズだとベローズ使って絞り操作できないじゃない。
ほんとですねぇ、後にこうして互換性が損なわれていきました…とか、
そういう注釈でもつけておいた方が……。
>それともニコン社内の絞り環撤廃反対派による企画なのだろうか?
仮に居たら排斥されてるんでしょうか?、それとも意見は言える雰囲気なんでしょうかねぇ、
まあ言ったところで…………
_ Haniwa ― 2020年11月04日 10時22分27秒
■ 片戸郁也様
基本は昔のアローストラップイエローのデザインですね。
あとから見ましたら、予約受け付け終了になっていますね。
ただ、私が買ったときは「予約」ではなかったです。
どこか途中から予約になって発送が11月16日になったんでしょうね。
早く気づいたのは幸運でした。普段そんな時間にデジカメWatchみないのに。
>それにしてもニコンもAi-Sレンズを全て廃番にしておいて、今更F3ストラップとはどういう発想なんでしょうかねぇ……。
そこがなんとも皮肉なんですよね。あんまり考えていないんでしょうね。
ミュージアムはミュージアムで「ニコンの伝統」の企画を考えていて、ニコン本体は「合理化」を考えていて、総合的にニコンブランドをどういう方向に持って行くかみたいな発想はないんだと思います。
>F3は今でも一番よく使うカメラです。
>ただ最近お手軽撮影にはU2を使うことが増えてしまいましたが。
>でもやっぱりじっくりMFの方が撮影自体は楽しいですね。
>AEもあまり使っていなくて、シャッタースピードダイアルをカチカチ回してます。
F3は露出補正があまり使いやすくないので、マニュアル露出で表示を見ながら絞りで細かく調整するのが向いていますね。あとはネガでAモードAEロックとか。
>アクセサリーシューカバーは必ず着ける派です。
>理由は一度指をひっかけて怪我したことがあるから(泣)
それはおつけになった方がよいです。手の大きさやつかみ方などは人それぞれですので、撮影しやすい方怪我のない方にするのがよいです。たしかにアクセサリーシューは、取り出すときに一番引っかかる部分ですね。
>しかしニコンの別売りアクセサリーシューカバーってなんかセンス悪いの多くないですか(笑)
そう思います。以前あったシルバーでゴルフボールのような凹のあるものの方がまだマシだと思いました。と、いいますか、電気流れる部分だからプラスチックの黒でいいやんと思いますが(笑)。
_ Haniwa ― 2020年11月04日 10時35分53秒
■ タロウカジヤ 様
ありがとうございます。
>ただF2からFM2になり、コンタックスS2に浮気をしていたのでF3はご縁がありませんでした。
CONTAX S2 よいですねぇ。メカニカルでS2bとともに最後まで人気がありました。
最近中古で見かけないので皆さん愛蔵されているのではないかと思います。
>会社の規模に比べて大赤字を積み上げているニコンに応援をしたいですが、Zシリーズへの移行はボディにレンズ2本で40万円-50万円必要なのとZレンズはFマウントのカメラに装着できないのでなかなか踏ん切りがつきません。
>Zマウントとニコンの将来に不安が付きまとっている。
まさに仰るとおりだと思います。
フィルムカメラ時代よりも高価になったカメラとレンズに、先行き不透明さ。
35mmフルサイズ(CX)が出る前は、APS-C(DX)で十分なんだと言っていたのにあっさりと35mmフルサイズ出すし、不変のニコンFマウントとか言ってて互換性失っていくうちにZマウントですからね。他のマウントでも今持っているニコンのレンズが使えますから、Zマウントに突っ込む理由がありません。
「ZレンズはFマウントのカメラに装着できない」のはフランジバック的に当たり前ですが困りものですね。私はどこのマウントに移行するにしても、標準ズーム(または広角ズーム)と望遠ズームぐらいしかそのマウントのレンズは買わないようにしようと思っています。スポーツ撮らないのであればそのマウントの望遠ズームも要らないかも。
>最大の理由は、Zシリーズが無くても写真が撮れるということかもしれません。
そうなんですよね。スマホではかなりきれいに写りますからスナップ用途ではかないません。あとはAFですよね。スポーツフォトグラファーがどこまでミラーレスに移行するのかもポイントかもしれませんね。
_ Haniwa ― 2020年11月04日 10時42分20秒
■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
>記念ストラップはよさそうですね、F-2用…
F2の企画展が始まったら発売されるのかもしれませんよ。
だんだんとこういう解雇モードもとい懐古モードで売っていく路線かもしれません。
>ほんとですねぇ、後にこうして互換性が損なわれていきました…とか、
>そういう注釈でもつけておいた方が……。
第三者の博物館ならそういう解説もありかもしれませんが、企業内ミュージアムですからね…。
>>それともニコン社内の絞り環撤廃反対派による企画なのだろうか?
>
>仮に居たら排斥されてるんでしょうか?、それとも意見は言える雰囲気なんでしょうかねぇ、
>まあ言ったところで…………
アクセサリーとかすぐに終売になるのはもう17~8年近くそんな感じですから、どうなんでしょうね。皆隠れキリシタンみたいにこっそりと絞り環を柱の中に隠したりしているかもしれません(違)。
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このストラップ、シンプルでいいですね。
ニコンダイレクトではすでに予約終了していました。確保されたHaniwa氏がうらやましいです。
それにしてもニコンもAi-Sレンズを全て廃番にしておいて、今更F3ストラップとはどういう発想なんでしょうかねぇ……。
F3は今でも一番よく使うカメラです。
ただ最近お手軽撮影にはU2を使うことが増えてしまいましたが。
でもやっぱりじっくりMFの方が撮影自体は楽しいですね。
AEもあまり使っていなくて、シャッタースピードダイアルをカチカチ回してます。
アクセサリーシューカバーは必ず着ける派です。
理由は一度指をひっかけて怪我したことがあるから(泣)
しかしニコンの別売りアクセサリーシューカバーってなんかセンス悪いの多くないですか(笑)